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は、日本の俳優・映画監督。作品により、山村 聡のクレジット表記もある。
生涯で出演した本数は195本に上る。第二次世界大戦後の日本映画史を代表する名優の一人であり、日本映画界の大スターの一人でもあった。本名:古賀 寛定(こが ひろさだ)。
● 生涯
奈良県山辺郡出身。神戸一中、旧制一高を経て東京帝国大学文学部卒業。
研究劇団「太陽座」に入団。戦前の劇団文化座等での舞台活動を経て、1946年(昭和21年)、『命ある限り』で映画初出演。1947年(昭和22年)、『女優須磨子の恋』で田中絹代演じる松井須磨子の愛人役・島村抱月役に抜擢され、1950年(昭和25年)には『宗方姉妹』で第1回ブルーリボン賞の主演男優賞を受賞。
『東京物語』など数多くの映画に出演する一方、1952年(昭和27年)には山田典吾とともに現代ぷろだくしょんを設立し、翌年には山村自身も多額の出資をして完成させた第1回監督作品『蟹工船』を発表、映画監督としても活躍した。
英語が堪能なので、1958年(昭和33年)にはアメリカ映画の『黒船』では下田奉行の田村左衛門守役で出演した。
トヨタ・クラウンのCMキャラクターを長年務め、1962年(昭和37年)の2代目から1979年(昭和54年)の6代目まで出演した。
1970年(昭和45年)に太平洋戦争劈頭の真珠湾攻撃を描いた日米合作の『トラ・トラ・トラ』では連合艦隊司令長官山本五十六で主演。同役を芦田伸介が降板したため(詳細はトラ・トラ・トラ製作を参照)、急遽、オファーを受けた。既に『あゝ忠臣蔵』の大石内蔵助を主演していたが、東京と京都を往復する新幹線で『トラ・トラ・トラ』の台本を読み、「日本側に忠実に書いてあり役柄に不満はない。どうしても出演したい」と意欲を燃やし、東映の了解を得て、二作を掛け持ちした。しかし『トラ・トラ・トラ』への参加は、同時期に鹿島守之助役のオファーを受けていた『超高層のあけぼの』を佐野周二と交代して降板するなどの影響が出ている。
1972年(昭和47年)、必殺シリーズ第1作の『必殺仕掛人』に仕掛人の元締 音羽屋半右衛門役で出演。代表作の一つとなった。
1976年(昭和51年)には『隠し目付参上』に元締的な役柄である松平伊豆守信明役には、必殺シリーズの元締役で人気のあった山村が内定していたが、これに本作のスポンサーの白鹿から待ったがかかった。山村は当時、白鹿のライバルメーカーである日本盛のCMに出演しており、自身が出演していたスポンサー絡みで降板を余儀なくされた。松平伊豆守信明役は三船敏郎の二役で行くことになった。
1978年(昭和53年)の『柳生一族の陰謀』にて主演・千葉真一扮する柳生十兵衛の父・柳生但馬守は当たり役となり、その後も千葉主演の『柳生あばれ旅シリーズ』でも同役を演じ、同時期の千葉主演『服部半蔵 影の軍団』では保科正之、『影の軍団II』では平賀源内、などそれぞれの作品で主要キャラクターを演じている。但馬守は1990年(平成2年)の『柳生武芸帳 柳生十兵衛五十人斬り』でも扮した。
1986年(昭和61年)、アメリカ映画の『ガン・ホー』に出演し、日本の自動車メーカーの重役・坂本を演じた。
2000年(平成12年)5月26日午後4時40分、急性心筋梗塞のため東京都杉並区の病院で死去。90歳だった。墓所は青山霊園にある。
● 人物
志村喬は旧制神戸一中の先輩で尊敬しており、三船敏郎とは親友だった。
熱心な釣り人として知られ、1974年には『釣りひとり』という著書も出版したことがある。東京・銀座に自身の釣具店「ポイント」を経営していた。旧制一高時代には東京湾でハゼに熱中し、長じては利根川下流の水郷地帯でヘラブナ釣りを楽しみ、一カ月滞在することがあった。
● 出演
◎ 映画
・ 命ある限り(1946年)
・ 女優須磨子の恋(1947年、松竹) - 島村抱月
・ 第二の人生(1948年)
・ 宗方姉妹(1950年)
・ 雪夫人絵図(1950年)
・ 帰郷 (1950年)
・ 情熱のルムバ (1950年)
・ 自由学校(1951年)
・ 武蔵野夫人(1951年、東宝) - 大野英治
・ めし(1951年、東宝) - 岡本隆一郎
・ ひばりの子守唄(1951年)
・ リンゴ園の少女(1952年)
・ 足にさわった女(1952年、東宝) - 小説家
・ 現代人 (1952年、松竹) - 荻野守利
・ 風ふたゝび (1952年、東宝) - 道原敬良
・ 安宅家の人々(1952年)
・ 吹けよ春風(1953年)
・ 縮図(1953年)
・ 東京物語(1953年、松竹) - 平山幸一
・ にごりえ(1953年)
・ 山の音(1954年)
・ 風立ちぬ(1954年)
・ どぶ(1954年)
・ 日本敗れず(1954年)
・ 黒い潮(1954年)
・ 真実一路(1954年)
・ 愛のお荷物(1955年)
・ あした来る人(1955年)
・ 青春怪談(1955年、日活) - 奥村鉄也
・ 楊貴妃(1955年)
・ 朱と緑(1956年)
・ 忘れえぬ慕情(1956年)
・ 真昼の暗黒(1956年)
・ 早春(1956年、東宝) - 阿合豊
・ 四十八歳の抵抗(1956年、大映) - 西村耕太郎
・ 魔の季節(1956年)
・ 満ちて来る潮(1956年)
・ 東京暮色(1957年、松竹) - 関口積
・ 穴(1957年)
・ 爆音と大地(1957年)
・ 夜の蝶(1957年、大映) - 白沢一郎
・ 智恵子抄(1957年、東宝) - 高村光太郎
・ 地獄花(1957年、大映) - 峡の馬介
・ 希望の乙女(1958年)
・ 紫頭巾(1958年) - 田沼意次
・ 黒船(1958年、20世紀フォックス)
・ 闇を横切れ(1959年)
・ 人間の條件 第一部 純愛篇・第二部 激怒篇(1959年、松竹) - 沖島
・ 忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻(1959年、東映) - 千坂兵部
・ 遠山の金さん たつまき奉行(1959年、東映)
・ 勝利と敗北(1960年、大映) - 峰岸謹平
・ 女は二度生まれる(1961年)
・ あれが港の灯だ(1961年)
・ 愛情の系譜(1961年)
・ 河口(1961年)
・ 世界大戦争(1961年、東宝) - 首相
・ 五人の突撃隊(1961年)
・ 安寿と厨子王丸(1961年、東映動画) - 藤原師実
・ わが恋の旅路(1961年)
・ 背徳のメス(1961年)
・ 八百万石に挑む男(1961年)
・ 涙を、獅子のたて髪に(1962年)
・ 香港の星(1962年)
・ 河のほとりで(1962年)
・ 夢でありたい(1962年)
・ 太平洋戦争と姫ゆり部隊(1962年)
・ 秋津温泉(1962年)
・ 山の讃歌・燃ゆる若者たち(1962年)
・ からみ合い(1962年)
・ 家庭の事情(1962年)
・ 瘋癲老人日記(1962年)
・ ギャング忠臣蔵(1963年、東映) - 立花
・ 続・忍びの者(1963年)
・ あの橋の畔で・第3部(1963年)
・ あの人はいま(1963年)
・ 花の咲く家(1963年)
・ 傷だらけの山河(1964年)
・ 肉体の学校(1965年、東宝) - 平敏信
・ 美しさと哀しみと(1965年、松竹) - 大木年雄
・ 太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年、東宝) - 川島
・ 東宝8.15シリーズ(東宝)
・ 日本のいちばん長い日(1967年) - 米内光政
・ 激動の昭和史 軍閥(1970年) - 米内光政
・ トラ・トラ・トラ(1970年、20世紀フォックス・東映) - 山本五十六
・ 子連れ狼 親の心子の心(1972年)
・ 必殺シリーズ(松竹)
・ 必殺仕掛人(1973年)
・ 必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973年)
・ 必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年)
・ ノストラダムスの大予言(1974年) - 総理大臣
・ 動脈列島(1975年、東宝) - 長田
・ 犬笛(1978年、東宝) - 遠藤
・ 影の軍団 服部半蔵(1980年、東映)
・ ウィーン物語 ジェミニ・YとS(1982年、東宝) - 文左衛門(ミスター・ブン)
・ 南極物語(1983年、日本ヘラルド映画・東宝) - 岩切竜雄
・ 二代目はクリスチャン(1985年、東宝) - 中津川勇吉
・ 山下少年物語(1985年、キネマ東京) - 松前重義
・ ガン・ホー(1986年、パラマウント映画) - 坂本
・ 吉原炎上(1987年、東映) - 大倉伊三郎
・ 橋(1988年) - 酒井太一郎
・ ゴジラvsキングギドラ(1991年、東宝) - 林田首相
・ さくら(1994年) - 笹部新太郎
・ GOING WEST 西へ…(1997年) - 川原正吾
◎ テレビ作品
・ ただいま11人(1964年 - 1967年、TBS) - 早乙女浩
・ 男ありて(1964年、日本テレビ) - 島村達郎
・ われら弁護士(1968年、日本テレビ) - 坂田五郎
・ 東芝日曜劇場(TBS)
・くるま宿(1968年4月21日) - 吉兵衛
・女と味噌汁 その16(1970年5月10日) - 森章吾
・ 縁(1984年2月26日) - 木庭秀豊
・ あゝ忠臣蔵(1969年、関西テレビ・東映) - 大石内蔵助
・ 江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎シリーズ(1970年、東京12チャンネル・東映) - 平井教授
・ 春の坂道(1971年、NHK) - 徳川家康
・ おらんだ左近事件帖(1971年) - 尾張大納言 ※第2話のみの出演
・ 24時間の男(1972年、TBS/大映テレビ) - 沢木
・ 必殺シリーズ(ABC)
・ 必殺仕掛人(1972年 - 1973年) - 音羽屋半右衛門
・ 助け人走る(1973年 - 1974年) - 清兵衛
・ 水滸伝(1973年 - 1974年) - 盧俊義
・ 非情のライセンス(1973年 - 1974年、1974年 - 1977年、1980年) - 矢部警視
・ 狼・無頼控(1973年 - 1974年、MBS) - 跡部和泉守
・ 事件狩り(1974年)
・ 華麗なる一族(1974年 - 1975年、MBS) - 万俵大介
・ ご存じ金さん捕物帳 (1974年 - 1975年) - 筒井和泉守
・ 日本沈没(1974年12月29日、1975年2月16日、1975年3月9日) - 松川首相
・ 氷紋(1974年 - 1975年)
・ はじめまして(1975年)- 妻子雄作
・ 虹のエアポート(1975年 - 1976年、TBS/松竹株式会社) - 大森
・ 白い秘密(1976年 - 1977年、TBS/松竹株式会社) - 藤森豪太郎
・ ほんとうに(1976年 - 1977年) - 上條祐人
・ ジグザグブルース(1977年) - 朝比奈署長
・ 新幹線公安官(1977年、1978年) - 芝辻啓介
・ 家族(1977年 - 1978年)- 外川伸介
・ 人間の証明(1978年) - 郡陽平
・ 柳生一族の陰謀(1978年 - 1979年、関西テレビ・東映) - 柳生宗矩
・ 午後の恋人(1979年)- 坪井東作
・ 赤穂浪士(1979年) - 千坂兵部
・ 女たちの忠臣蔵(1979年12月9日) - 小野寺十内
・ 影の軍団シリーズ(関西テレビ・東映)
・ 服部半蔵 影の軍団(1980年) - 保科正之
・ 影の軍団II(1981年 - 1982年) - 平賀源内
・ 心(1980年6月19日、6月26日 - 1981年)- 三條
・ 柳生あばれ旅シリーズ(テレビ朝日・東映) - 柳生宗矩
・ 柳生あばれ旅(1980年 - 1981年)
・ 柳生十兵衛あばれ旅(1982年 - 1983年)
・ ザ・ハングマンシリーズ - ゴッド
・ 「ザ・ハングマン」(1980年 - 1981年)
・ 「ザ・ハングマンII」(1982年)
・ うわさの淑女(1981年) - 鈴旗敬三
・ ちょっといい姉妹(1981年 - 1982年)
・ 出逢い・めぐり逢い(1983年)
・ 大奥 第27回「塵に咲く花」第28回「女帝への階段」第29回「渚の体験」(1983年) - 新井白石
・ 鬼龍院花子の生涯(1984年) - 須田宇市
・ 西部警察 PART-III 最終回(第70話)「大門死す 男達よ永遠に……」(1984年10月22日) - 亜細亜電機・佐伯会長
・ ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる (1984年) - 第4・7回ナレーター
・ 12時間超ワイドドラマ(テレビ東京)
・ 風雲 柳生武芸帳(1985年1月2日) - 真田幸村
・ 宮本武蔵(1990年1月2日) - 長岡佐渡
・ 一休さん・喝(1986年)
・ 氷紋(1986年)
・ 若大将天下ご免(1987年) - 水野忠邦
・ 土曜ワイド劇場
・ フランスグルメ殺人事件(1987年8月22日)
・ 西村京太郎トラベルミステリー14 アルプス誘拐ルート(1989年4月1日) - 田村医院院長
・ 高松-神戸ジャンボフェリー殺人海峡(1996年9月14日) - 大林永之助
・ さよなら李香蘭(1989年12月2日)※特別出演
・ 眠狂四郎(1989年、テレビ朝日) - 武部千十郎
・ 柳生武芸帳 柳生十兵衛五十人斬り(1990年、日本テレビ) - 柳生宗矩
・ しゃぼん玉(1991年11月21日 - 12月19日、フジテレビ) - 南条英輔(第七回から最終回まで出演)
・ 戦国最後の勝利者徳川家康(1992年1月3日、テレビ朝日) - 関口親永
・ 珠玉の女(1992年、読売テレビ)
・ ドラマ30 / 危険な再会(1993年4月 - 5月、CBC)
・ 新春時代劇スペシャル 弁慶 怪力無双の荒法師(1997年1月4日、テレビ朝日) - 藤原秀衡
◎ 演劇
・ 黄昏
・ 女たちの忠臣蔵
◎ OVA
・ 世界の光 親鸞聖人 第4巻(1992年) - 兵衛門(声の出演、特別出演)
◎ CM
・ トヨタ・クラウン(2代目 - 6代目まで)(吉永小百合と共演、4〜6代目)
・ 東芝・カラーテレビ・ときめきの色(1970年 - 1982年まで)
・ 日本盛(桂歌丸、三遊亭小円遊と共演。1973年)
● 監督作品
・ 蟹工船(1953年)
・ 黒い潮(1954年)
・ 沙羅の花の峠(1955年)
・ 母子草(1959年)
・ 鹿島灘の女(1959年)
・ 風流深川唄(1960年)
● 著書
・ 『釣りひとり』二見書房、1974年
・ 『迷走千里 年々歳々今を尊く生きる』廣済堂出版、1997年
● 親族
・ 祖父 古賀定雄(幕末の佐賀藩士で初代品川県知事)
「山村聰」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年6月1日17時(日本時間)現在での最新版を取得
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