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ケラリーノ・サンドロヴィッチ(Keralino Sandorovich、1963年1月3日 -)は、日本の劇作家、演出家、映画監督、音楽家、俳優。別名義、ケラ(KERA名義でも活動)。本名は小林 一三
・ 2009年 - 監督映画『罪とか罰とか』公開
・ 2014年 - 「有頂天」再結成
・ 2015年 - 連続テレビドラマ『怪奇恋愛作戦』の脚本・監督を担当。
・ 2018年11月 - 脚本家・演出家としての功績を認められ紫綬褒章を受章
・ 2019年 - 「2020年東京パラリンピック」開会式の演出を担当予定だと発表される。
・2020年 - 緒川たまきと演劇ユニット「ケムリ研究室」の活動を開始
・2020年12月 - 「2020年東京パラリンピック」開会式の演出の任務を離れた。
◎ 私生活
2007年5月のナイロン100℃『犬は鎖につなぐべからず〜岸田國士一幕劇コレクション〜』への客演から2008年4月の『どん底』、同年12月から2009年1月のオリガト・プラスティコ『しとやかな獣』と3作品に出演していた女優の緒川たまきと、2009年3月6日に婚姻届を提出して結婚し、同日に緒川と入籍したことを自身のブログで公表した。
● 人物
父親はジャズ・ミュージシャン。森川信が近所に住んでおり、小学校時代は喜劇役者になるのが夢だった。日本大学鶴ヶ丘高等学校で演劇部に入部。
喜劇映画を愛するあまり、渋谷区立広尾中学校在学中の1976年に「喜劇映画研究会」を創設。マルクス兄弟など当時の日本では、鑑賞不可能だったアメリカの古典コメディ映画の自主上映活動等を行い、1985年まで、同会の代表をつとめた。また、高校在学中でありながら、明治大学の映画・演劇サークル「騒動舎」にも参加していた。やがて小劇場での活動も開始させ、1985年に「劇団健康」、のち解散後の1993年に「ナイロン100℃」を旗揚げ。以来、主宰としてほとんどの作品の劇作・演出に携わっている。演劇分野では「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」名義を使用。近年は音楽活動を継続しつつも、舞台人としての動きが特に目立ち、劇団にとどまらず外部公演への演出・台本提供も活発である。また並行して、広岡由里子とのユニット「オリガト・プラスティコ」と、作品ごとに異なる出演者・趣向で企画されるユニット「KERA・MAP」(ケラマップ)もプロデュースしており、いずれも不定期に公演を行っている。岸田國士戯曲賞をはじめ舞台・戯曲での受賞歴も複数ある(下記参照)。2003年の『1980』を皮切りに、映画監督も数作務めている。
その一方、ケラの芸名で、バンド「有頂天」やインディーズレーベル「ナゴムレコード」の運営にあたる。芸名の由来は、学校の演劇部に入る際オーディションで自身が歌った「虫けらの歌」により「ケラ」のあだ名をつけられたからという。音楽関係においては、自ら参加する有頂天、空手バカボン、LONG VACATION、ケラ&ザ・シンセサイザーズでの活動に加え、ナゴムレコードから筋肉少女帯、死ね死ね団、たま、ばちかぶり、人生(電気グルーヴの前身)など、個性の塊の様なバンドを積極的に取り上げ、石野卓球・ピエール瀧・大槻ケンヂ・田口トモロヲなど多数の才能を見出し発掘、輩出した。現在もミュージシャン「ケラ」(KERA) として活動する。
イラストも得意としており、ナイロン100℃の所属女優犬山イヌコとの共作でポケモンえほんシリーズのひとつである『ニャースとつきみそば』の作画、ナゴムレコードで発売した音源や、電気グルーヴのシングル「少年ヤング」のジャケットイラストなどを手がけた。
2019年12月9日、2020年8月25日開催予定の2020年東京パラリンピックの開会式ステージ演出を務めることが発表された 際には、「2020年東京オリンピック」開催を巡るSNSでの過去の批判的な発言から物議を醸した。もともとはオリンピック大会の東京開催について強く否定的な姿勢を見せており、2013年の開催地選定投票の直前には「『こんなに放射能を撒き散らしている国なんかにオリンピックなんかやらせるわけにはいかない』と、世界からバシッと言って頂いた方がよい」という厳しい意見を自身のTwitterで述べ、東京オリンピックの開会式の演出については2013年に「大金を積まれればやる」「盛り下がっていいなら」と述べたのち、2018年4月には「何億積まれても断る」と明確に東京オリンピック関連の事柄に関わることを否定していたが、2019年8月に重度身体障害者が2名参院選に当選したれいわ新選組の政党支持率増加の報道を受け、「俺も競技場の超高額整備費問題については『本当にふざけんな馬鹿じゃなかろうか』と思う一方で、パラリンピックは応援したいと思い始めてる」と考え方を一部変化させていた。その後、大会が2021年に延期されたことに伴い、大会の開会式の演出から離脱した
・ 2000年 - 東京都千年文化芸術祭優秀作品賞(ナイロン100℃『ナイス・エイジ』)
・ 2002年 - 第1回朝日舞台芸術賞(2001年の活動全般に)。第5回鶴屋南北戯曲賞(『室温 〜夜の音楽〜』)。第9回読売演劇大賞優秀演出家賞(『室温 〜夜の音楽〜』)
・ 2007年 - 第14回読売演劇大賞・最優秀作品賞(「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」)
・ 2014年 - 第40回菊田一夫演劇賞受賞(ナイロン100℃『パン屋文六の思案〜続・岸田國士一幕劇コレクション〜」、KERA meets CHEKHOV『三人姉妹』の演出に対して)
・ 2016年 - 第23回読売演劇大賞・最優秀作品賞(「グッドバイ」)
・ 2016年 - 第66回芸術選奨・文部大臣賞(演劇部門)受賞(「グッドバイ」の成果)
・ 2016年 - 第51回紀伊國屋演劇賞・個人賞(「ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜」の作・演出、「キネマと恋人」の台本・演出に対して)
・ 2016年 - 第68回読売文学賞・戯曲・シナリオ賞(「キネマと恋人」の台本・演出に対して)
・ 2017年 - 第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞(作品「キネマと恋人」に対して)
・ 2017年 - 第24回読売演劇大賞・最優秀演出家賞(「8月の家族たち August: Osage County」)
・ 2018年 - 紫綬褒章受章
○ オリガト・プラスティコ作品
・ 2001年
・カフカズ・ディック(オリガト・プラスティコ Vol.1)作・演出
・ 2003年
・西へ行く女(オリガト・プラスティコ Vol.2、作:岩松了)演出
・ 2006年
・漂う電球 〜THE FLOATING LIGHT BULB〜(オリガト・プラスティコ Vol.3、作:ウディ・アレン)演出
・ 2009年
・しとやかな獣(オリガト・プラスティコ Vol.4、作:新藤兼人)演出
・ 2012年
・龍を撫でた男(オリガト・プラスティコ Vol.5、作:福田恆存)演出
○ ケムリ研究室作品
・ 2020年
・ベイジルタウンの女神(世田谷パブリックシアター、ケムリ研究室 no.1)作・演出(角野恵津子)作・演出
・ 2006年
・3(親族代表)脚本提供
・労働者M(Bunkamura)作・演出
・志村魂(志村けん一座)脚本提供
・ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?(シス・カンパニー、作:エドワード・オールビー)演出
・噂の男(パルコ、作:福島三郎)演出
・ 2007年
・禿禿祭(シス・カンパニー)演出・構成 ※岸田國士「命を弄ぶ男ふたり」の上演とゲストトーク
・狐狸狐狸ばなし(トム・プロジェクト、作:北條秀司)演出
・犯さん哉(キューブ)作・演出
・ 2008年
・どん底(Bunkamura、原作:マクシム・ゴーリキー)上演台本・演出
・ 2009年
・アンドゥ家の一夜(さいたまゴールド・シアター)作
・渋々(親族代表)脚本提供
・東京月光魔曲(Bunkamura)作・演出
・ 2010年
・2人の夫とわたしの事情(シス・カンパニー、作:サマセット・モーム)上演台本・演出
・黴菌(Bunkamura)作・演出
・ 2011年
・奥様お尻をどうぞ(キューブ)作・演出
・ 2012年
・祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜(Bunkamura)作・演出
・ 2013年
・かもめ(シス・カンパニー、作:アントン・チェーホフ)演出
・ 2014年
・夕空はれて〜よくかきくうきゃく〜(青山円形劇場、作:別役実)演出
・ 2015年
・三人姉妹(シス・カンパニー、作:アントン・チェーホフ)上演台本・演出
・せたがやこどもプロジェクト2015「子どもとおとなのための◎読み聞かせ『お話の森』」監修
・ 2016年
・ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜(キューブ)作・演出
・8月の家族たち August: Osage County(シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ)上演台本・演出
・ 2017年
・陥没(Bunkamura、キューブ)作・演出
・ワーニャ伯父さん(KERA meets CHEKHOV)上演台本・演出
・ 2019年
・LIFE LIFE LIFE~人生の3つのヴァージョン~(Bunkamura シアターコクーン、作:ヤスミナ・レザ)上演台本・演出
・ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜(KAAT神奈川芸術劇場)作・演出
・ 2020年
・ 桜の園(シス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV)上演台本・演出※上演中止
・ 欲望のみ(cube presents)作・演出※上演中止
・ PRE AFTER CORONA SHOW(cube presents)構成・総合演出
・ 2022年
・ 世界は笑う(COCOON PRODUCTION 2022+CUBE 25th PRESENTS,2022)作・演出
◎ 映画
・ 1980(2003年)
・ おいしい殺し方-劇場版-(2006年)
・ グミ・チョコレート・パイン(2007年)
・ 罪とか罰とか(2009年) - ナイロン100℃の1996年公演(9th SESSION)『ビフテキと暴走』を原案として映画化。
・ 星くず兄弟の新たな伝説(2018年) - 脚本参加
◎ テレビ
・ ギグギャグゲリラ(日本テレビ系)内ドラマ『オルタネイティブ・ブルー』 - 脚本・演出・出演
・ やっぱり猫が好き 「思い出せないこと」(2001年、フジテレビ) - 作
・ 少年タイヤ(2002年、フジテレビ)内ドラマ『室温 〜夜の音楽〜』 - 原作・脚本
・ 笑いの巨人(日本テレビ系)「ラサール石井編」 - 構成
・ ガールミーツガール(2005年、BSフジ) - 脚本・演出 全5話
・ RUN AWAY GIRL 流れる女(2005年、BSフジ) - 監修
・ 時効警察 第8話(2006年、テレビ朝日) - 脚本・監督
・ 帰ってきた時効警察 第4話(2007年、テレビ朝日) - 脚本・監督
・ 怪奇恋愛作戦(2015年、テレビ東京) - 脚本・監督
◎ ラジオドラマ
・ FMシアター「虫歯とタクシー、その他の不幸」(1997年、NHK-FM放送) -作
◎ イベント
・ 2020年東京パラリンピック 開会式(2021年) - 演出
・ 「12TH. STREET SWING 〜LIVE AT BILLBOARD TOKYO 20160313〜」 ※「Brown, White & Black」リリース後にビルボード東京LIVEで行われたライブ盤
・ 「LANDSCAPE」 ※「KERA」名義 、CD版13曲、アナログ盤17曲
・ 逃亡者K
◎ 空手バカボン
・ バカボンのススメ
・ 孤島の檻
・ バカボンの頭脳改革 〜残酷お子供地獄〜
・ ベスト
・ 空手バカボン ナゴムコレクション
◎ 楽曲提供など
・ 財津和夫「僕のEntrancement」(共同作曲)
・ 明石家さんま「涙のMY SEVENTEEN'S DANCING R&R」(作詞)
・ 松尾清憲「穴の中で僕たち」(作詞)
・ 大江慎也「FEELING EMPTINESS」(作曲)
・ いとうせいこう & TINNIE PUNKS「俺の背中に火をつけろ」(作曲)
・ チームしゃちほこ「無重力で~と」(作詞作曲)
・ テンテンコ「寝図美よこれが太平洋だ」(ゲストボーカル)
◎ その他の参加バンド・ユニットなど
伝染病、輪廻、クレイジーサーカス、健康、B-MOVIE、此岸のパラダイス亀有永遠のワンパターンバンド、IKARI、秩父山バンド、POP MUSIC RETURNS、Jトンプソン商会、エレキバター、ザ・ガンビーズ、No Lie-Sense、KERA & Broken Flowersなど
◎ 参加作品
発売日
収録先(アーティスト名 / タイトル)
参加曲
備考
1987年6月
人生『LOVE』
世界あの店この店
恐怖カメレオン人間
コーラス参加
2016年9月21日
いとうせいこう&リビルダーズ『再建設的』
JOE TALKS
いとうせいこうトリビュートアルバム
ユースケ・サンタマリア with KERA & 犬山イヌコ名義で収録
「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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