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シヌソナスス
シヌソナスス(Sinusonasus)は白亜紀前期に生息した獣脚類の属で、化石は中国、遼寧省の義県層から発見されている。獣脚類の中でも特にトロオドン科に属するとされる。この属名はシノサウルスと混同しやすいので注意。
タイプ種Sinusonasus magnodens は2004年に徐星および汪筱林により命名、記載された。属名は正弦波(sinusoid)にちなむもので、鼻骨の側面の見た目に由来している。種小名はラテン語で「大きな歯の」という意味である 。後の論文でこの種はシヌケラサウルス("Sinucerasaurus")とされたが
、これは新参客観異名(同じ標本に別の新しい名前をつけてしまうこと)である。
ホロタイプ標本であるIVPP V 11527は義県累層ののオーテリーブ期の地層から発見された。この標本は頭骨、下顎の一部、尾の一部、骨盤と後肢を含む部分的な骨格で構成されている。上顎骨歯が大きかった。大腿骨の長さは141 mmで近縁のシノヴェナトルのものより大きかった。尾椎の血道弓は互いが接近するほど幅が広く、尾の下側に一連のプレートを形成していた。
● 参照
● 外部リンク
・ Troodontidae at Thescelosaurus
「シヌソナスス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年1月28日12時(日本時間)現在での最新版を取得
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