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エクイジュブス(Equijubus、「ウマのたてがみ」の意味、発見地にちなむ)は白亜紀前期(アプト期)に中国北西部に生息したハドロサウルス上科の恐竜の属である。
● 発見と命名
タイプ標本である唯一の標本は2000年夏に中国-アメリカ共同調査隊により甘粛省の馬鬃山で発見された。2002年に尤海魯によりEquijubus normaniとして学位論文の中で命名、記載された。属名はラテン語で「ウマ」を意味するequusと「たてがみ」を意味するjubaから派生している。種小名は"normani"はイギリスの古生物学者デイヴィッド・ノーマン(en)に献名されている。しかしこのような学位論文での命名は有効な命名とならない。
タイプ種Equijubus normaniは2003年に尤海魯らによる論文で正式に命名された。眼瞼骨(en)がなく、 たいていの近縁種のように目が上部のリムに覆われてはいない。
● 系統
エクイジュブスはハドロサウルス上科ではないイグアノドンティアだと判明する可能性もあるが、基盤的なハドロサウルス上科として記載されている。発見者らはエクイジュブスが最古のハドロサウルス上科の種だと考え、ハドロサウルス上科の起源はアジアであると示唆している
。
● 参照
● 外部リンク
・ http://www.sinofossa.org/sinosaur/equijubus.htm
「エクイジュブス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月12日15時(日本時間)現在での最新版を取得
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