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アヴィサウルス(Avisaurus、「鳥トカゲ」の意味)は、白亜紀後期に現在の北アメリカに生息していたエナンティオルニス類の鳥類の属の一つである。
● 属の特徴
アヴィサウルスは2025年時点でタイプ種のA. archibaldiともう一種A. darwiniの2種が知られている。両種とも単一の足の骨(足根中足骨)のみが発見されている。
アヴィサウルスの両種は西部内陸海路西岸の河川流域の湿度の高い低湿地、湖沼であった、最終的にはロッキー山脈が形成されたCordilleran Overthrust Belt領域にある乾燥した高原から発見されている。
この属はエナンティオルニス類のアヴィサウルス科に属しており、この科には他にソロアヴィサウルスや ネウクエンオルニスのような南アメリカの小型の種が含まれている。白亜紀後期においてはアメリカ州はまだテチス海の枝により分断された状態であった。
アヴィサウルス類の化石が南北アメリカの両方で発見されることは南アメリカの分類群が北に移動し、結果としてランス期に動物相の変化があったことの証拠となる。。
● 各種の特徴
◎ Avisaurus archibaldi
A. archibaldiの化石は1975年、アメリカ、モンタナ州 のガーフィールド郡にあるヘルクリーク層のUCMP V73097地点で収集された。この地層の年代は白亜紀後期マーストリヒト期(7000万年前-6600万年前)であり、A. archibaldi は最も新しい時代のエナンティオルニス類の一つでもある。
A. archibaldiはカリフォルニア大学古生物博物館(UCMP)の収蔵物である単一の足根中足骨に基づいている。この標本の標本番号UCMP 117600で、最初は1985年にBrett-Surmanおよびグレゴリー・ポールにより非鳥獣脚類の左の足根中足骨として記載された。1999年にChiappeによりエナンティオルニス類の鳥類の右の足根中足骨として再記載された。
標本の最大長は73.9 mmで、既知のエナンティオルニス類の足根中足骨としては最大のものの一つであるは、2018年にGettyia属に再分類されている。
● Brett-Surmanの論文
1985年のBrett-Surmanらによる論文ではA. archibaldiは明白にエナンティオルニス類であると考えられていた。筆者らはUCMP 117600を公式に命名、記載したものの、アルゼンチンで発見された中足骨PVL 4690など他のエナンティオルニス類の標本は見ていなかった。そして後にこの標本をAvisaurus sp.と分類した。このことによってアヴィサウルス属の種が白亜紀後期に南北アメリカに存在していたと結論された。さらに、これらの骨の長さ/幅の比と中手骨の融合の程度は鳥類より非鳥恐竜のものに似ていると結論付けた。両大陸の陸上の恐竜の属の分布からはBrett-Surmanによる両大陸間の連絡があったとする説が支持される。
さらなる発見とChiappeによる研究からPVL 4690を含むAvisaurus sp.とされた全てのエナンティオルニス類の化石は別属とされ、現在ではソロアヴィサウルスと呼ばれている。
● 参照
・ Cambra-Moo, Oscar
◇ Delgado Buscalioni, Ángela
◇ Cubo, Jorge
◇ Castanet, Jacques
◇ Loth, Marie-Madeleine
◇ de Margerie, Emmanuel & de Ricqlès, Armand (2006): Histological observations of Enantiornithine bone (Saurischia, Aves) from the Lower Cretaceous of Las Hoyas (Spain). C. R. Palevol 5(5): 685–691. PDF fulltext
「アヴィサウルス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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