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株式会社トリガーは、日本のアニメ制作会社。株式会社ウルトラスーパーピクチャーズの子会社。日本動画協会準会員。
● 歴史
2011年8月22日、ガイナックスに所属していたアニメ演出家の大塚雅彦と今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也の3人により設立された。ガイナックスの制作チームが会社として独立する形であった。また設立と同時に、同年に組織された持株会社「ウルトラスーパーピクチャーズ」にもグループ企業として名を連ねている。
社名は「作品が弾丸だとしたら、それを打ち出す引き金でありたい」との想いで名付けた。
設立のきっかけは「これから今石作品をどうするか」というものだった。また当時すでにアニメ制作はセルアニメからデジタルアニメへと転換し、ネット配信が本格化し始めるというアニメーションの在り方が変わってきている時期であり、ビジネスやスタッフの育成、ファンとの接し方という点で新しいことをやるには新しい場所の方がいいのではないかという考えもあった。会社の展望については10年単位に分け、成長期・安定期・改革期の30年で見通しを立てている。
2022年、ポーランドのゲーム会社CD Projekt REDからのオファーで彼らが開発したオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』のスピンオフアニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』を制作、Netflixにてネット配信された。
● 特色
力強くスタイリッシュなキャラクター、パワフルな作画、大胆なカット割りや演出、怒涛のストーリー展開など、作品ごとに監督の色が強く出た個性的な作品群は高い支持を獲得、国内のみならず海外のアニメファンからも注目されるアニメスタジオとして確固たる地位を築いている。オリジナルにこだわっているのは、ユニークな監督たちの作りたいものを何とか形にしていくためと、作ったものをマネタイズしていくためであり、「自分たちでブランドを作り、自分たちが持っている原作権から得られる原作料を会社で働いてるスタッフやクリエイターに還元していく」という理念を掲げている。
設立の目的のひとつとして「ファンとのコミュニケーションの促進」を挙げている。またSNSで全世界とリアルタイムでやり取りができるようになり、ネット配信がどんどん広がって行くことも予想されたので、海外にも目を向けていく必要性も感じていた
プロモーションアニメーション制作
シャンティと7人のセイレーン
2020年
アイドリッシュセブン
「Crescent rise」MV制作
2021年
アズールレーン
コラボアニメーションPV制作
2023年
Omega Strikers
アニメオープニング映像制作
◎ 書籍
・ 『アニメを仕事に トリガー流アニメ制作進行読本』 (星海社新書) 発売日:2014年5月23日、舛本和也 (著)
◎ 制作協力
2011年
THE IDOLM@STER
A-1 Pictures
各話制作協力
2012年
ブラック★ロックシューター
Ordet
サンジゲン
制作協力
ソードアート・オンライン
A-1 Pictures
各話制作協力
マギ
2013年
戦勇。
Ordet
ライデンフィルム
ビビッドレッド・オペレーション
A-1 Pictures
各話制作協力、オープニング制作協力
SHORT PEACE
サンライズ
制作協力
夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜
タツノコプロ
各話制作協力、エンディング制作協力
2014年
テラフォーマーズ
ライデンフィルム
各話制作協力
ブラック・ダイナマイト
カートゥーン ネットワーク・スタジオ
N-BOMB SQUAD
MOIアニメーション
シーズン2オープニング
2015年
ハッカドール THE あにめ〜しょん
クリエイターズインパック
制作協力
2021年
シン・エヴァンゲリオン劇場版
カラー
2024年
ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉
CygamesPictures
作画協力
◎ その他
2013年
四百二十連敗ガール
ファミ通文庫プレ15周年企画プロモーションアニメーション制作
2014年
美少女Mobage モバミちゃん
プロモーションアニメーション制作
ハッカドール
2015年
イロドリミドリ
2019年
ダンジョン飯
アニメーションCM
2021年
グリッドナイトファイト
協力
● 不祥事
◎ 2016年のWeb限定CM公開停止問題
2016年にトリガーが制作し、8月2日にYouTubeで公開したキリンの缶入りチューハイ「氷結」のプロモーション動画について、アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)と主婦連合会は、発売販売元のキリンへ動画の非公開を求める要望書を提出した。内容上拘束するものではないものの、未成年が視聴することも勘案してほしい旨をキリンが汲み取り非公開化した。
一方で、翌2017年1月16日にアニメファンらは再公開を求め、change.orgにて署名を集める活動を始めた。
なお、同サイトによると2017年1月19日現在で2672名の署名を集めている。
◎ 長時間労働問題
2020年6月30日、「元従業員の長時間労働や裁量労働制の誤った運用による未払い残業代について元従業員と団体交渉を行っていました」と公式サイト内にて報告した。
元従業員は、自身が加入する労働組合「ブラック企業ユニオン」を通じて団体交渉を行い、無事解決した。
元従業員は、「大変でしたが、無事解決してよかったです。この業界で正しく裁量労働制が運用されることを願います」と話している。
株式会社トリガーは「弊社は今後も労働条件の改善に努めていきます。」と話している。
この団体交渉は今回合意に至り、円満解決となった。
● 関連人物
「トリガー (アニメ制作会社)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月14日7時(日本時間)現在での最新版を取得
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