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ジャパニーズ・ボブテイル(Japanese Bobtail)は、いわゆる日本猫にその起源を有する、猫の一品種。丸まったその短い尻尾を最たる特徴としている。
● 歴史
ボブテイル―すなわち丸まった短い尾を有する猫は古来より日本に生息していた。 一説によると、アジア大陸から太古の日本へと移り住んだ猫らの中に、切り株のように切れた尾を持つ個体が混ざっており、その切れ尾の劣性遺伝子が、在来の限られた遺伝子プールに拡散していった。 ジャパニーズボブテイルのその歴史は、そうしたいわゆる日本猫の直裔として、20世紀のアメリカ合衆国の地に産声を上げたことに始まった。 基本的には短毛種であるとされていたこの種であったが、それらの中に長毛の個体が混入していたことで、1970年代の初めに長毛の遺伝子の存在が確認された。
やがて1976年に至り米国の猫種管理団体キャット・ファンシアーズ・アソシエーション (CFA) からの一品種としての認定を獲得。 キャット・ファンシアーズ・アソシエーションの開催するキャットショー 〔猫展覧会〕 における2004年度のグランドチャンピオンはジャパニーズボブテイルであったが、この猫は日本の北海道の街の路地から拾われた元野良猫であった。
一方で、いわゆる日本猫の第一人者でもある平岩由伎子は、いわゆる日本猫を原型としてはいるものの、その日本猫に特徴的な短尾と三毛とに着目したうえでいわば人為的に作り出されてきたのがこの品種ジャパニーズボブテイルであって、厳密には日本猫には該当しないものであるとしている。 あるいは言い換えるならば、「”欧米人の思い描く日本猫”の姿を目指して作られてきた」がゆえに、その様式が”本来の日本猫”のそれとは「微妙に異なる」のであるという。
その原産地たる日本でほとんど絶滅状態になってしまった「純粋な日本猫」たるものと対比させたうえで、純血種として国外で手厚く保護されてきた「日本猫以上に日本的な雰囲気を漂わせた猫」と表現した者もあった。 身体の各所が全体的に長く、線がはっきりとしている。 普段は短く巻いたままにしており、限界にまで伸ばしても7.5センチメートル以下というのが通常であるが アメリカンボブテイルについては、ジャパニーズボブテイルの短尾の遺伝子を継承したうえで生まれた品種であるとの説が提唱されているものの、定かとはなっていない。 マンクスの持つ短尾については、ジャパニーズボブテイルの原型たる日本猫のそれとは別の遺伝子によるものであることが確かめられている。
◎ 体躯
その胴体はすらりと細長く 耳は大きく直立しており、先が丸みを帯びている。
その眼は楕円形にして大きく
◎ 気質
その気質面の傾向として指摘されるものには、鋭敏、などといったものがある。
「ジャパニーズボブテイル」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年12月12日0時(日本時間)現在での最新版を取得
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