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MISIA


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{{Infobox Musician   名前 = MISIA   画像 = MISIA - Centennial Cherry Blossom Festival Opening Ceremony at the Walter E. Washington Convention Center in Washington, D.C., USA.jpg   画像説明 = ワシントンD.C.の全米桜祭り100周年開会式で歌うMISIA 2012年3月   画像サイズ =   画像補正 =   背景色 = singer   出生名 =   別名 =   出生 =   出身地 = ・長崎県対馬市   死没 =   学歴 =   ジャンル =   職業 =   担当楽器 =   活動期間 = 1998年 -   レーベル =   事務所 = Rhythmedia   共同作業者 =   公式サイト = MISIA Official Site   著名使用楽器 = }} MISIA(ミーシャ、1978年7月7日 -)は、日本の女性歌手。長崎県出身。所属事務所はリズメディア。所属レーベルはSME傘下のアリオラジャパン。血液型はO型。 5オクターヴの音域を持つ、日本のみならずアジアを代表する歌手。日本における女性R&Bブームの火つけ役的存在で、R&Bのメイン・ストリーム化に大いに貢献した。 1999年から始まった「THE TOUR OF MISIA」とタイトルされたライブシリーズは、デビュー当時に考えていた"アンダーグラウンドのカルチャーをメジャーに"というコンセプトを形にしたものであり、音楽バンドにDJを交えて構築されたサウンドとダンサーやドラァグクイーンが登場するステージというスタイルでR&BもソウルもJ-POPも表現するライブの内容を展開した。しかしデビュー20周年となる2018年を目前に、すでに当初の目標は達成されたとしてその看板を下ろし、「THE SUPER TOUR OF MISIA」というタイトルで新たなコンセプトのツアーをスタートさせた。

● 来歴
長崎県大村市生まれ、幼少期を長崎県の対馬で過ごす。両親、兄、姉の家族全員が医者という家系。国立長崎中央病院の外科医だった父の「離島に新しい医療を届けたい」という思いを受けて家族で移住。自然豊かな環境でのびのびと育てられ、幼い頃から音楽に親しんでいた。福岡県立香住丘高等学校に進学後、黒人のボイストレーナーに師事。高校卒業後の1997年に上京、歌手になるため、いろいろなオーディションに応募したりレコード会社に書類を送ったりしていたよりデビュー。全国のクラブ・シーンを中心に草の根的に盛り上がっていったから所属事務所が設立した新レーベルRhythmedia Tribeに移籍。 2004年、女性ソロ・アーティストとして日本初の5大ドームツアー完全制覇を達成。 2008年5月26・27日に、ミレニアム開発目標について紹介するライブイベント「Africa Benefit Live Yokohama」に参加。10月に、世界中の子どもの教育支援を目的の非営利団体‘Child AFRICA’(チャイルド・アフリカ)を立ち上げた。11月に、マラウイのデッザの農村、ナミテテのNGO、ミトゥンドゥの一村一品運動(JICA支援)の現場などの他、再びケニアのキベラ・スラムを訪問。同年、日本をはじめ、台湾、上海、シンガポール、ソウル、香港の5都市の海外5都市を含む全13都市/24公演のアジアでのアリーナツアー「THE TOUR OF MISIA DISCOTHIQUE ASIA」を開催、約25万人を動員した。メジャーリーガーであるイチロー選手が、2008年シーズンの打席に入る際の登場曲として、石川さゆりの「天城越え」とともに、MISIAの「以心伝心」と「Royal Chocolate Flush」を選んだ。 2009年から2010年にかけてロングツアー「星空のライヴV Just Ballade」を開催。デビューからの累計で250万人以上の観客動員を記録する。12月、JICAよりJICA-TICADオフィシャルサポーターに任命される。12月31日、第63回NHK紅白歌合戦に紅組特別出演歌手として初出場を果たす。また、WOWOWのライブ中継や情報番組のインタビュー出演を除けば、歌番組を含むテレビ番組への初めての出演でもあった。 2013年1月23日、外務省より第5回アフリカ開発会議(TICAD V)名誉大使に任命される。また、視察で訪れたセネガルで再レコーディングした「MAWARE MAWARE (feat. Doudou N'Diaye Rose)」がTICAD Vテーマソングに決定した。同年2月20日にリリースしたベストアルバム『MISIA SUPER BEST RECORDS -15th Celebration-』がオリコンウィークリーランキングで1位を獲得する。同年8月、初の夏フェスとなる「SUMMER SONIC 2013」と「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO」に出演。 2015年の第66回NHK紅白歌合戦では紅組の戦後70周年特別企画の一環で3年ぶり2回目の出演が決定。長崎県の平和公園・平和祈念像前から中継で「オルフェンズの涙」を披露した。 2016年7月、宮城・石巻港雲雀野埠頭で行われたイベント「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」に参加。同年9月、ニューヨーク在住のジャズトランペット奏者・黒田卓也のバンドとともに「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN」に参加。同年12月から翌2017年2月にかけて、1999年から始まった「THE TOUR OF MISIA」シリーズの最終章となる全国ツアー「THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP all roads lead to you」を開催。 2017年7月、自身初の"SOUL JAZZ"をテーマとしたミニアルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』をリリース。それにあわせてアルバムに共同プロデュース/アレンジ/演奏で参加した黒田卓也とそのバンドメンバーと東名阪を回るライヴツアー「MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2017」を開催。 2018年にデビュー20周年を迎え、4月より20周年祝祭ライブ「20th Anniversary THE SUPER TOUR OF MISIA -Girls just wanna have fun-」、6月より全国ホールツアー「20th Anniversary MISIA 星空のライヴ X Life is going on and on」を開催。同年7月、黒田卓也のバンドを迎え、初のブルーノート東京での単独ライブとなる「MISIA SUMMER SOUL JAZZ PREMIUM 2018」を開催。7月29日、夏フェス「FUJI ROCK FESTIVAL'18」に出演。 2019年の第70回NHK紅白歌合戦では紅組トリを務め、「アイノカタチ」「INTO THE LIGHT」「Everything」をメドレーで披露した。バックダンサーやコーラス、DJに多数のLGBTアーティストを迎え歌唱すると共に、3曲目の「Everything」では背景に大きくレインボーフラッグが映し出され、他の出場者たちも手渡された小さなレインボーフラッグを振って応援した。このパフォーマンスには「画期的」「素晴らしい」との称賛が上がる一方で、LGBT当事者の中からは「違和感を覚える」といった否定的な声も聞かれた。 2020年2月、これまでは出演するTV番組を厳選してきたが、自身の目指す方向性と同じであったことから、中国の人気音楽番組「歌手・当打之年(歌手2020)」に出演することを決めた(中国語での人名表記は「米希亚」)。番組は13週をワンシーズンとして展開し、毎週国内外からの実力歌手7人+挑戦者1~2人が500人の視聴者投票により、上位7名に入ることを競うもので、予選の第1週~第10週(第10週が上位5名に入ったため、第11週の敗者復活戦は免除)は1位2回、3位3回、4位2回、5位3回を獲得した。決勝第1ラウンドの第12週で敗退し順位はなかった(6~7位相当)が、現地でその判定に対し疑惑の声も上がった。 2020年、第71回NHK紅白歌合戦への出場を決めたが、同年11月15日、『news23』(TBSテレビ)のロケ中に落馬し、胸椎を骨折して全治6週間のけがを負った。12月19日、東京国際フォーラムで開いたクリスマス公演でステージ復帰。 2021年7月23日、東京オリンピックの開会式にて、日本国歌「君が代」を独唱。

● 人物
「MISIA」というアーティスト名の由来は、「ASIAの方々にも音楽を届けたい」という想いから。 セクシャルマイノリティへの差別・偏見を少しでも減らす社会を目指したい、という考えを持っており、前述のステージにドラァグクイーン等を起用する姿勢もその表れである。2019年の第70回NHK紅白歌合戦では多数のLGBTアーティストをバックにレインボーフラッグを掲げてパフォーマンスを行った(後述)。同年には松任谷由実や清水ミチコらとともにLGBTQ支援を掲げた『LIVE PRIDE』にも出演。 社会貢献活動や慈善活動にも積極的で、特に子供の教育支援に尽力している。2008年からアフリカ・ケニアの子供たちをサポートすべく教育支援活動を開始
 あなたにスマイル:)  キリンビバレッジ「世界のKitchenから」CMソング
 明日はもっと好きになる  キリンビバレッジ「世界のKitchenから」CMソング
 オルフェンズの涙  MBS・TBS系テレビアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』エンディングテーマ
 Butterfly Butterfly  呉工業「KURE 5-56」CMソング
 SUPER RAINBOW  卓球日本代表応援ソング
 運命loop(feat.Marcus Miller)  歴史シミュレーションゲーム『信長の野望・大志』テーマソング
 君のそばにいるよ  ワーナー・ブラザース映画配給映画『鋼の錬金術師』主題歌
 来るぞスリリング  WOWOW『LPGA女子ゴルフツアー2018』番組テーマソング
 アイノカタチ feat. HIDE (GReeeeN)  TBSテレビ 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』主題歌
 LOVED  松竹配給映画『居眠り磐音』主題歌
 好いとっと  NHK福岡放送局『ロクいち福岡』番組テーマソング
 君の背中にはいつも愛がある  JRA 馬術競技応援ソング
 アイノカタチ(So Special Ver.)  SUBARU「レヴォーグ」CMソング
 想いはらはらと  映画 「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」 主題歌
 Welcome One  JRA 馬術競技応援ソング
 歌を歌おう  日本テレビ 24時間テレビチャリティーソング
 Mysterious Love(feat. MIYACHI)  呉工業「KURE 5-56」CMソング
  おはようユニバース   TBSテレビ『THE TIME,』『THE TIME'』テーマソング
 ファイントゥデイ資生堂「TSUBAKI」CMソング
 ゆびきりげんまん  テレビ朝日系ドラマ『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』主題歌


● 出演


◎ テレビ

・ MISIA Live for AFRICA 〜アフリカのためにできること〜(2008年7月5日、NHK-BShi)
・ いのちのうた(2015年8月4日、NHK総合)
・ 徹子の部屋 (2018年1月19日、テレビ朝日)
・HAPPYクリスマスおもちゃ屋MISIA(2020年12月22日、日本テレビ)
 ・HAPPY クリスマス おもちゃ屋 MISIA (2021年12月21日、日本テレビ)
 ・HAPPY クリスマス おもちゃ屋 MISIA 2022(2022年12月19日、日本テレビ)
・ドキュメント72時間「福岡 あの日の遊園地は永遠に」(2022年2月25日、NHK総合)- ナレーション
・ THE TIME,(2023年1月25日、TBSテレビ)- ゲスト出演
・ 徹子の部屋(2023年10月12日、テレビ朝日)
・ MISIA PEACEFUL PARK LIVE@東大寺(2023年12月23日、NHK BSプレミアム4K)(2024年1月20日、NHK総合) - 奈良・東大寺 大仏殿前庭に設けられた野外特設会場で開催された『東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌慶讃 「MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023」』公演より。
○ NHK紅白歌合戦出場歴

  2012年   第63回  初   Everything~明日へ   特別企画   (対戦相手なし)   アフリカのナミブ砂漠からの中継   43.6%(13位)
  2015年   第66回  2   オルフェンズの涙   22/26   X JAPAN   長崎からの中継
戦後70年企画   47.2%(16位)
  2018年   第69回  3   アイノカタチ 2018   21/22   ゆず   トリ前
NHKホールで初歌唱   43.4%(4位)
  2019年   第70回  4   アイノカタチメドレー   21/21   嵐   紅組トリ   40.1%(3位)
  2020年   第71回  5   アイノカタチ(3回目)   21/21   福山雅治   大トリ(2)   44.5%(3位)
  2021年   第72回  6  明日へ 2021   21/21   福山雅治(2)   大トリ(3)   39.2%(1位)
  2022年   第73回   7   希望のうた   22/22   福山雅治(3)   紅組トリ(4)
コーナー出演者としても歌唱   37.7%(2位)
  2023年   第74回   8   紅白スペシャル2023   22/22   福山雅治(4)  大トリ(5)  34.8%(1位)
  2024年   第75回   9   紅白スペシャル2024   21/21   福山雅治(5)  大トリ(6)
コーナー出演者としても歌唱  35.1%(1位)

・ 対戦相手の歌手名の内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にあるはトリ等を務めた回数を表す。
・ 前半トリとは1990年以降の紅白において、前半戦(ニュース中断まで)で両軍の締めくくりを務めたことを指す。
・ 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
 ・ SING/シング: ネクストステージ(2022年3月18日公開)

◎ ラジオ

・ ACROSS THE VIEW(1998年 - 終了、J-WAVE)
・ MISIA SISTA'S SOUL(1999年 - 終了、J-WAVE)
・ MISIA+(1999年 - 終了、ニッポン放送)
・ 24STREET(2003年 - 2004年3月、J-WAVE)
・ MISIARTH 〜 in your soul(2005年9月終了、TOKYO FM)
・ MISIAのオールナイトニッポンGOLD(2009年12月25日・2020年11月23日・2022年4月1日 - 、ニッポン放送)
・ Letters from the Forest 〜MISIAの森だより〜(2012年8月 - 、FMヨコハマ)
・ MISIA VINYL NIGHT 〜MISIAと日本のトップDJが選ぶアナログ盤コレクション〜(2013年4月15日、ニッポン放送)
・ MISIA with CAPTAIN VINYL 〜MISIAと日本のトップDJが選ぶアナログ盤コレクション〜(2013年5月4日、ニッポン放送)
・ MISIA アフリカの風(2014年4月1日 - 2015年3月、NHK-FM) - DJ
・ MISIA 星空のラジオ(2015年4月 - 、NHK-FM) - DJ
・ LOVE RAINBOW TRAIN(2020年4月4日 - 、TBSラジオ) - パーソナリティ

◎ CM

・ ケンウッド「ランページ」(1998年)
・ 日立マクセル「マクセルMD」(1999年)
・ 日立マクセル「TRUE SOUND」(1999年)
・ ケンウッド「Avino」(2000年)
・ キリンビバレッジ「RAKUDA」(2002年)
・ トヨタ自動車「Isis」(2012年)
・ ヤクルト「Y1000」(2021年)

● 受賞歴

・ 2000年
 ・ 第27回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主題歌賞(『Everything』、ドラマ『やまとなでしこ』主題歌)
・ 2018年
 ・ 第60回日本レコード大賞 最優秀歌唱賞
・ 2021年
 ・ 第63回日本レコード大賞 最優秀歌唱賞

● 関連人物

・ 鷺巣詩郎 - 作編曲・ストリングス&ブラスアレンジ・音楽プロデューサー

「MISIA」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
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