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円 広志(まどか ひろし、1953年〈昭和28年〉8月21日 -)は、日本の歌手、タレント、作曲家、シンガーソングライター。本名は篠原 義彦(しのはら よしひこ)。生活は貧しく、母親は室戸岬の方に沈む夕日を見ながらよく泣いていたという。この直後の小学校に上がってから1年3ヶ月の間、親戚の家に預けられたことがある。父の仕事の都合で篠原家は本人6歳の時に現在の室戸市に移る。一躍クラスの人気者になり、本人にとってこれが音楽活動の原点となった。ギターも音楽の知識もほとんど独学だったとのこと。高校に進学すると、さらに音楽にのめり込むようになる。
1974年、ZOOMはヤマハ音楽振興会主催のロックフェス「大阪8・8ロックデイ」に入賞の傍らコンサートの会場警備のアルバイトをしており、その中にはかつてのローディーだった世良率いる世良公則&ツイストが大阪ABCホールで開いた凱旋ライブもあった。この仕事では会場で世良に殺到する女性ファンを抑えたり、終演後に世良たちを会場から引き揚げさせるための影武者としてファンを引きつける役も担った。円はこの時期について「すっかり立場が逆転です、この時歌った自作の「夢想花」は『第16回ヤマハポピュラーソングコンテスト』および『第9回世界歌謡祭』で立て続けにグランプリを獲得し、同年発売されたシングルレコードは80万枚の大ヒットとなった。
◎ 作曲家・タレントとして再起
これにより円は多額の印税を手にし、多数の歌番組に出演したり一日に10社近くのインタビューを受けるなどデビュー直後は多忙を極めた」と後に語っている。
ただしその後も印税は入ってきたため、数年間、毎日パチンコと飲酒に溺れるなど堕落した生活を送っていた。1か月かけて作った曲が、のちに森昌子の代表曲の一つとなった「越冬つばめ」であった。「夢想花」のイメージを払拭するため、本名の「篠原義彦」名義でクレジットされた「越冬つばめ」は大ヒットし、同年の『第25回日本レコード大賞』では最優秀歌唱賞を受賞した。円は「印税で僕も越冬できた」と述べている。このほか『探偵ナイトスクープ』のテーマ曲(オープニングテーマ「ハートスランプ二人ぼっち」、CM入り用サウンドロゴ)とのタイアップ、番組開始以降長きにわたりテーマ曲を担当している『秘湯ロマン』の「静かな戦士」が知られる。
「越冬つばめ」が大ヒットした頃、島田紳助から手紙が来たこと(後述)がきっかけでバラエティ番組に出演し始めた。ほどなくして関西で冠番組を持つやしきたかじん、上沼恵美子との縁も生まれた。本人は「円(えん=銭)を広く志し、大金を稼ぐという意味ではない」とことさらに否定し、ギャグとしている。
◎ 「とんでとんで」
・ 「夢想花」以外の曲が全国的にほとんど知られていないため、『行列のできる法律相談所』や『クイズ紳助くん』などで島田紳助によく「一発屋」、「世界歌謡祭グランプリ、今じゃ誰もが知らんぷり」などと弄られている。また「そら円さんは歌手やもん、ヒット曲いっぱい出してはんねんで。『夢想花』・『とんでとんで』・『まわってまわって』…」「全部一緒やないかい」や「『とんでとんで』って歌って、アンタが飛んでいったな」という上沼恵美子とのやりとりも定番である。一般人に円広志の代表曲を答えさせても正式タイトルの「夢想花」でなく『とんでとんで』、『まわってまわって』と答える人が多い。
◎ 交友関係
○ 島田紳助
・ 「夢想花」以降、ヒットに恵まれず、歌手として長年鳴かず飛ばずだった状況で、傷心で東京から大阪に戻った円のもとに、突然今まで面識のなかった紳助から一通の手紙が届いた。手紙の内容は「あなたは売れてないにも関わらず道をまっすぐ歩くのはやめてください。下を向いて悲しそうに歩いて下さい。テレビでも出るときは悲しそうな顔をして下さい」という挑発的な内容であり、これに激怒した円は、当時紳助が大阪で生放送をしていた毎日放送のスタジオに「どういうことやねん!」と直接怒鳴り込む。しかし紳助は謝罪するどころか「だって本当のことじゃないですか?」と応戦。それに対して円も「お前もサンダルみたいなアゴしとるやないか!」と応酬し大喧嘩を繰り広げる。これが聴取者から注目され、さらにテレビ局のプロデューサの耳にも入り、この大喧嘩がきっかけでテレビ出演の依頼が殺到することになる。これは、紳助は以前から円の持っているトークスキルを見込んでおり、傷心している今の円の状況では普通にテレビ出演を依頼しても断られると考え、あえてこのシチュエーションになるように仕組んだものであった。この大喧嘩によってトークも出来るタレントとしての円を認知させ、結果として円はテレビ業界にタレントとして再浮上することとなった。後に円は「今の自分がいるのは島田紳助のお陰であり、紳助は最も尊敬する恩人」と語っている。
・ 円は紳助が司会を務めていた『行列のできる法律相談所』に準レギュラーとして出演。その他、『クイズ仕事人』、『クイズバトルロイヤル待ったあり』、『クイズ紳助くん』など、紳助が司会の番組に頻繁に出演していた。
○ やしきたかじん
・ やしきたかじんがパーソナリティを務めた ラジオ番組『聞けば効くほど やしきたかじん』金曜日にレギュラーゲストとして出演。たかじんとともに即興で漫才を披露して、弾き語りを行っていた。たかじんと円の丁々発止のトークは評判を呼び、裏番組の聴取率を抜き去って、平日昼の時間帯のラジオ番組の中で聴取率トップを獲得した。たかじんが全国ツアーをまだ行っていなかった頃、コンサートで定番ゲストとして出演して、コンビで漫才を披露したり、円自身が歌を披露したりしていた。「聞けば効くほど…… 円広志」と大阪厚生年金会館大ホールの3階の客席から、スポットライトを浴びて登場したことがある。
・ 2007年6月15日にシアターBRAVAでの桂雀々三十周年記念イベント「雀々十八番」(やしきたかじんオールプロデュース)で20年ぶりに音曲漫才を披露した。
○ aiko
・ aikoの父親と友人関係にあり、aikoのデビュー前に父親から相談され、苦労するからと歌手になることを反対していた。しかし、その後aikoの出すシングルがヒットを連発した。この友人関係もあって円は、aikoの父親が経営しているスナックの常連客である。
◎ 趣味
○ プロレス
プロレスの大ファンで、かつて1981年頃に月刊明星にて「プロレスとんで見聞録」というタイトルのエッセイを連載した事もある
シングル「風の港」
風のバラード
読売テレビ・日本テレビ系朝の連続ドラマ『吉野物語』テーマ曲
シングル「風のバラード/オンチ」
雪の降る人
テレビ朝日・朝日放送系『クイズ仕事人』テーマ曲
シングル「雪の降る人」
風のアルペジオ
朝日放送『クイズバトルロイヤル待ったあり』テーマ曲
シングル「風のアルペジオ」
夢のままで
読売テレビ・日本テレビ系朝の連続ドラマ『華の宴』テーマ曲
シングル「夢のままで」
MY DEAR CITY -夢色の階段-
奈良県香芝市イメージソング
夢のプロポーズ
読売テレビ『ときめきタイムリー』オープニングテーマ曲
・ 甲子園競輪(2000年)
・ 全日空中国線キャンペーン(2005年)
・ 山陽電気鉄道(2009年)
・ 日清食品「2010阪神タイガースキャンペーン」(2010年、関西地区限定) - CMソング「夢想花」の替え歌も円本人が歌っている。円も、景品のヒヨコちゃんぬいぐるみを配達する配送員役で出演。
・ サントリーカロり。「青空ダンス(軽くもめる)」編(2011年) - CMソング「夢想花」の替え歌も円本人が歌っている。
・ 泉北ホーム(2011年 - 、関西地区限定)
・ 蓬萊本館 (2015年) - 冷蔵豚まん(スーパーマーケット向け)
◎ MV
・ Creepy Nuts『バレる』 - 劇中で「ごきげんライフスタイル よ〜いドン」の再現をしている。
「円広志」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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