好きな歌手
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嘉門雄三


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{{Infobox Musician  名前 = 桑田 佳祐  画像 =  画像説明 =  画像サイズ =  画像補正 =  背景色 = singer  出生名 = 桑田 佳祐  別名 =
・ 紫苑 小煉  出身地 = ・神奈川県茅ヶ崎市。ロックバンドであるサザンオールスターズのバンドマスターを務め、ボーカル・ギターを担当。所属レコード会社はJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、所属レーベルはタイシタレーベル。鎌倉学園高等学校卒業、青山学院大学経営学部除籍。 妻はサザンオールスターズのキーボード・ボーカル担当の原由子。

● 概要
1978年にサザンオールスターズのボーカルとしてメジャーデビューを果たし、1987年に「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」でソロ活動を開始した。サザンとソロの活動を交互に行い、ソロとして「波乗りジョニー」「白い恋人達」「明日晴れるかな」などがヒットしている。オリジナル・アルバムは1988年に『Keisuke Kuwata』、1994年に『孤独の太陽』、2017年に『がらくた』など計5枚、ベスト・アルバムは2002年に『TOP OF THE POPS』、2012年に『I LOVE YOU -now & forever-』、2022年に『いつも何処かで』など計4枚、ミニ・アルバムは2021年に『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』が発売されており、3時代および5年代でアルバム首位の記録を持つ。 エイズ啓発運動であるアクト・アゲインスト・エイズへの参加や、東日本大震災を含む様々な災害の復興支援活動を行っており、2022年には同級生のアーティストらと制作した楽曲「時代遅れのRock'n'Roll Band」で収益の一部をセーブ・ザ・チルドレンに寄付するなど、音楽活動を通して社会的貢献を行っている、日本への愛情や誇りを持つ姿勢に関しては後述の通り言動やパフォーマンスにも現れている。

● 人物


◎ 音楽性
桑田は自身の音楽観については「言い訳が許されない音楽っていうのが一番正しい」とし、またそれは自身にとってはポップスだとしている。 桑田はサザンとソロの違いについては「やってる途中でよくわからなくなってきた」と述べており、ソロのほうが「逆に匿名性が高い」「フェイクしやすい」とも述べている。またインタビューで「サザンはサザンの楽しさがあるんですが、ソロは課外授業的な楽しさがあるんですよ」「サザンがあるからこそ、ソロが美味しいのかな」と語ったり、「自分にとってサザンは家庭・家族みたいなものであり、言わばサザンの楽曲はその子供たち。一方、ソロの曲は愛人の子供みたいなもの」と例えたり、「武藤敬司とグレート・ムタとの違い」を引き合いに出したりしたこともある。妻の原由子はサザンと桑田のソロの違いについて聞かれ「ソロ作品は、サザンという名前に縛られず、より自由に私的に音楽表現を楽しんでいるように思います」「その時々の桑田の精神状態でしたり、時代背景が思い出されますね」「素晴らしいミュージシャンの方々との出会いもあって、刺激され新しい扉を次々に開けて、切なくも自由奔放に歌うソロ作品が大好きです」と語っている。 歌唱法はジョー・コッカーや前川清から影響されており、シンコペーションを多用している。学生時代にダミ声が流行しており桑田も声を潰そうと思って声質をより近付けるため、ウイスキーを飲み自宅の部屋にこもって枕に顔を押し付けて大声を出し続けるといったことを行っていたという。アマチュア時代および活動初期は日本語と英語のダブルミーニングの歌詞や早口な歌い方を取り入れていた。この変化に関しては「日本人歌手としての自覚が強くなった」と語っている。 楽曲の制作はほとんどが作曲した曲に詞を当てはめる「曲先」で行うが、楽曲によっては作詞から先に行う「詞先」のケースもある。作曲はギターを弾きながらメロディを口ずさむアナログな方法で行われており、パソコンを使う作業の大半はスタッフに任せている。アイディアが浮かぶタイミングは一人で車を運転しているときや仕事先に向かう移動中など、何かを考えながら動いているときが多いという。常にICレコーダーを携帯しており、思いつくと録音を行っている。桑田は楽譜を読めず、サザンのメンバーで楽譜を読めるのは原由子のみである。ICレコーダーが普及する前は楽譜やコード譜などは原に書いてもらっていた。現在はコード譜に関しては桑田本人も書けるようになっており、レコーディングに向けたリハーサル合宿では桑田がコード譜をホワイトボードに書き、歌詞がついていない状態のメロディを歌い、それに合わせてメンバーが演奏していき、アレンジを模索していく。原や坂本冬美などの女性歌手に楽曲を提供する場合は最初に桑田自身のキーで楽曲を作り、レコーディング時にその歌手と共にキーを調整していく。作詞はサザン・ソロ名義問わず、エロティックな内容も多く、放送禁止にならないギリギリのラインを狙うケースも多い。近年はコンプライアンスにも配慮しており、レコード会社やマネジメントの若いスタッフに相談を持ちかけることがある。 洋邦問わず幅広いジャンルの音楽やミュージシャンの影響を受けている。10代の頃から広範な洋楽を聴き、桑田自身が言うには「咀嚼じゃなく丸呑み」するように吸収してきた。学生時代に影響を受けたアーティストは、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、デヴィッド・ボウイ、リトル・フィート、ボブ・ディラン、ニール・ヤングなどがいる。メディアなどではジョン・レノンからの影響を受けた側面が語られる頻度が多いが、実際はポール・マッカートニーから受けた影響も大きく、桑田本人は「ビートルズは本当はポールが一番好き」「ポール・マッカートニー派」といった旨を度々語っている。亀田誠治は桑田の音楽性について「桑田さんの中にはジョン・レノンとポール・マッカートニーの両方が存在してる気がするんですよ」「いわゆるジョンのディープな精神性と、ポールのポップな音楽性。その両方が絶妙にブレンドされてる」と指摘している、それを本人が言うには「馬鹿だったから」という理由で当時は周りに言えなかったことを明かしており、自身が年齢や音楽的なキャリアを重ねたことで「だから今はもう自信を持ってね、歌手として日本人として声を大にして歌謡曲のファン、申し子であることをカミングアウトできるんです(笑)」という心境に至ったことを2007年のインタビューで語っている。2019年にリリースされたBlu-rayボックス『平成三十年度 第三回ひとり紅白歌合戦 三部作コンプリートBOX大衆音楽クロニクル』の特典のブックレットのインタビューでは「日本の歌謡曲は実に偉大じゃないかと。誇るべきものであって、決して侮れないし、これからもう一度学ぶべきじゃないかって。かつての昭和40年代、50年代、遡って昭和30年代もそうですけど、その時代の歌謡曲や演歌を集めて聴き始めた時に、全部が自分の身体に沁み込んでいる、血肉になっているじゃないかと。まあ、歳をとればとるほど(笑)気付かされるんです」と語っている。また、吉田拓郎、加山雄三、筒美京平、すぎやまこういち、宮川泰の作品やフィラデルフィアポップスにも影響を受け。加山雄三は桑田の楽曲に自身からの影響を感じ「似てるな?」と指摘したことがあり、これに対して桑田は素直に「マネしてます」と答えたため、「それで良いんだよ」と進言している。また、1990年代後半にはレディオヘッドに傾倒し「01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」「世界の屋根を撃つ雨のリズム」などの当時のサザンの楽曲に影響を与えている。ほかにも尾崎紀世彦、内山田洋とクール・ファイブ、ザ・ピーナッツ、藤圭子、浅川マキ、中島みゆき、坂本九、森繁久彌。『桑田佳祐のやさしい夜遊び』での企画『桑田佳祐が選ぶ邦楽ベスト20』では松山千春、佐野元春などの同世代のミュージシャンやゆず、TOKIO、米津玄師、GLIM SPANKYなどの自身より年下のミュージシャンに対しても敬意を表している。また、THE YELLOW MONKEYに対しても「直球勝負ならイエローモンキーには勝てない」と語り、その音楽性を高く評価している。 生まれ故郷の茅ヶ崎市や高校時代を過ごした鎌倉市への郷土愛や、気に入っている御霊神社を始めとした鎌倉市周辺の散策コース。かつては「自分もアメリカ人やイギリス人みたいになりたい」「いつかなれるんじゃないかって本気で思ってた」と考える程海外のロックに憧れていた。次第に欧米人になれるわけないと気づき「だからこそ自分がロックっていう枠組みに向かっていくときには、逆に日本人の良さを出したいというか、和の感じで勝負したいなと思うんです」「日本人として、日本の皆さんに楽しんでもらえる、日本語としてのポップスを作ろうと思った」と方針転換をし、日本語の歌詞を重視した和洋折衷な作品を目指すようになった。桑田は日本語へのこだわりについて2013年のインタビューで「古来、百人一首や万葉集の頃から、日本語には言い回しや隠れた言葉の裏読みといった、通信機能や暗号のような楽しさがある。たとえば"き"という言葉があるとしたら、それは気や木や記と、イントネーションひとつでいろんな意味へと変換できる。いい歳をして、そんな日本語の凄みにようやく開眼したところなんですよ」と語っている。また、1998年と2018年にそれぞれ発売されたサザンのベスト・アルバム『海のYeah』と『海のOh, Yeah』を聴き比べた際に、前者を「英語と日本語を融合させようとあれこれ格闘している跡が見てとれます」、後者を「やっぱり日本語を大切にして歌いたいという気持ちが、全面に出ていますね」と自己分析した、いじめや差別などを「飛べないモスキート (MOSQUITO)」「どん底のブルース」の歌詞のテーマにしたり、北朝鮮による日本人拉致問題の解決を求めてソロ名義の「漫画ドリーム07」やサザン名義の「Missing Persons」などを制作したり。また、拉致問題、ミサイル発射実験、核問題や主体思想といった北朝鮮の諸問題への批判をビートルズの「サン・キング」に乗せて歌う、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を意訳して歌う、ビクターのスタッフは「桑田さんは、ミュージシャンである前に一人の日本人だということを昔からよく言っていたので、今の日本の置かれている状況を感じ取って、特別に意図的ではなく、自然な感じで作っていると思うんですよね。桑田さんはあくまで音楽の表現者であり、世の中に対して直接政治的な動きは全くしないでしょうから」という見解を示している。実際に桑田が公の場所で政治的な言動を行うことは非常に稀であり、先述のビクターのスタッフは「一人の日本人としての責任や自覚をしっかり持っているということだと思います」と評している。また、2021年にYahoo JAPANのインタビューを受けた際には風刺をする上での『似合う』/『似合わない』や、ビートたけしと明石家さんまを比較した上での芸風やキャラクターによる政治的な発言の『向き』/『不向き』、直接的な政治批判を否定的に捉え、ボブ・ディランの「風に吹かれて」の示唆的な表現を評価した上での『上手い』/『下手』といった分析を行っている。反戦や平和への願いを込め、戦時中の兵隊の苦悩や戦死者や遺族などへの思いを馳せた楽曲も存在している。桑田は「歌を歌うこともある意味語り部のようだと思う」と語ったことがある。また、インチキ外国語(外国語に聞こえるように歌っているが、実際には日本語)が主体の楽曲も存在しており、藤村有弘やタモリに少なからず影響を受けたという。 一般に披露することは滅多にないがベース、ドラム、ピアノ、キーボードなど、バンドで必要な楽器は一通り演奏出来る。ごく一部のソロ作品のレコーディングでは桑田が全ての楽器のパートを担当した楽曲もある。特にベースを弾くことについてはかなり細かい部分までこだわりがあることが語られている。スライドギターのボトルネック奏法によるソロプレイをレコーディングやライブで度々行っている。 冗談や物真似および扮装で視聴者や観客を笑わせることを重要視している。また、自身のことやこれまでの音楽活動を自虐的に語り、制作した楽曲やアルバムの反省点を述べたり、過去の言動・パフォーマンスに行き過ぎた部分があった場合には自らの非を認めることもある。 桑田はカバーしたい楽曲はあると公言しており、自身の冠番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』やライブ『ひとり紅白歌合戦』にてジャンルやキャリアを問わず洋邦幅広くカバーを行っているが、カバーアルバムは制作しないとコメントしている。一方で『ひとり紅白歌合戦』『THE ROOTS 〜偉大なる歌謡曲に感謝〜』のようにカバー曲をメインとした映像作品は存在している。また、藤代冥砂から「消えゆく日本の古い歌、民謡などを桑田さんの声でカバーアルバムとして後世に残してほしいのですが、実現の可能性は?」と質問された際には、「いいですねェ」と前向きな反応を示し、企画が実現する可能性を「期待を込めて70パーセントぐらいでしょうか?」と肯定的に述べていた。 自身が制作した楽曲の中で好きな楽曲は「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」「SEA SIDE WOMAN BLUES」「イエローマン 〜星の王子様〜」「100万年の幸せ」と語っている、世界で一番好きな楽曲としてヒデとロザンナの「愛の奇跡」を挙げている。無人島に1枚だけアルバムを持っていくとしたらポール・マッカートニーの『マッカートニー』であるといい、中でも「ジャンク」と「恋することのもどかしさ」が好き。

◎ 思想・哲学
桑田は自身の思想について「僕には何か特定の主義もなければ思想もありませんし、右でも左でもリベラリストでもなけりゃ、聖人君子でも何でもない」と述べている。勝谷誠彦は桑田の思想・哲学について「桑田佳祐は右でも左でもない。アナキストなのだ。ただし、愛国者であるなとは、私はときどき感じるのである」と評価している。 先述した通りすぎやまこういちから加藤登紀子まで幅広いミュージシャンの音楽性に影響を受け、彼らのイデオロギーを問わず分け隔て無く楽曲や功績を高く評価している。各界に幅広くファンや友人がおり、桑田は彼らにもイデオロギーを問わず分け隔て無く接している。日本だけに留まらずアジア圏(台湾、香港、韓国など)を始めとした海外のファンも存在しており、彼らにも分け隔て無く接している。また、桑田はレディー・ガガなどの親日家を公言する外国人に対して敬意を払っている。2014年秋に紫綬褒章を受章した際に皇居で拝謁した経験がある上皇・明仁や皇室に対する尊敬の念があることを述べている。なお、皇室関係者では天皇・徳仁がサザンの楽曲を好んでいることが理髪を担当していた人物の証言によって明かされている。 生まれ育った茅ヶ崎市に対する誇りを持っており、2000年にサザンとして行った茅ヶ崎ライブでは「茅ヶ崎に生まれて良かったです」と感謝の言葉を述べた。高須光聖に「今後、歌を歌ってはならないという『歌禁止令』が世界で決まりました。最後に1曲だけ歌ってもいいと言われたら、どんな曲をどんなシチュエーションで歌いますか?」と質問された際に、文部省唱歌「故郷」を挙げ「できたら、母校である茅ヶ崎小学校の、昔の音楽教室で、私の同級生たちと歌いたいなあ」と答えた。後に桑田は『宮城ライブ 〜明日へのマーチ〜』で同曲をハーモニカで演奏し。2006年に『ap bank fes '06』に出演した際には「自分の中だけの原風景があるんです。それが『ふるさと』でね。僕のふるさとは茅ヶ崎なんですよ。そこの沼や池の匂い、そして街の肌触りとか、母のぬくもりがずっと心の中に残り続けていて。そういう母性や匂いを作品にしていくこととか、そういう気持ちがエコロジーなんだと思うんです」という思いを語った。国旗日の丸の掲揚や国歌「君が代」の歌唱に対して肯定的であり、ライブ・映像作品・ラジオなどでその姿勢を示している。日の丸に関しては、1984年に日の丸を持ったサザンのメンバーのイラストが及川正通によって制作され、情報雑誌「ぴあ」の表紙になったことがあり、また、サザン名義の「東京VICTORY」の歌詞にも「rising sun」という言葉でモチーフに取り入れられた。その理由について桑田は「戦場にもっていくとか、Show the flagじゃなくて(中略)スポーツとか音楽とか映画とか文化的なもので日本の国旗がたなびく感じ」「”金メダルを獲りました “とか”頑張れ~“的な、そんなイメージもあるんですよね」と語っている。2022年の全国ツアー『お互い元気に頑張りましょう』の東京ドーム公演で「ヨシ子さん」を演奏した際にはラスサビ前の間奏のラップを東京の名所を讃え、コロナ禍や円安に振り回された日本および戦禍に襲われたウクライナの情勢を憂い、「ブラボーニッポン」と叫び国民にエールを送る内容に変更した。 2013年にサザンとして行ったライブ『灼熱のマンピー G★スポット解禁』で「ピースとハイライト」を演奏した際には日の丸をはじめとする世界各国の国旗が球体になって転がり、中央にピースマークが登場するという世界平和を希求する映像が取り入れられた。2014年秋に紫綬褒章を受章することが報じられた際には「日本が、そして世界が平和でありますように」とコメントした。こうした思い及び歌詞やステージでの演出意図がうまく伝わりきらないこともあるが、桑田は「一部だけ切り取られて、まったく別の意味に受け取られるのは残念だなと。希望とか友好とか、前向きな思いが聴き手に残ってほしい」と語っている。また、「蛍」やのように戦死者や遺族の心情に寄り添う楽曲も存在するほか、激動の時代を生き抜いた先人への感謝の念も述べている。ミュージック・ビデオや『第73回NHK紅白歌合戦』で「時代遅れのRock'n'Roll Band」を演奏した際には、ウクライナの国旗と同じ青と黄色の模様がデザインされたギターストラップを着用して歌唱している。同曲が制作された2022年にはロシアによるウクライナ侵攻が開始されており、歌詞の内容にも影響を与えているや先述したいじめや差別、北朝鮮による拉致やウイグルの事件など人権問題をテーマにした楽曲も存在している。桑田は日本社会の風潮について、文藝春秋(2018年10月号)のロングインタビューの中で「決して何かが解決したわけじゃないのに、なんとなくタブーみたいにして、そっと触らず済ませてしまおうということって多いように思います。それで、ちゃんと見つめてこなかったツケが、東日本大震災のときにまた噴き出してきた気もする」「政治のゴタゴタなんかも含めて、そういうことを言い募ったりすると、ましてや表現の中に織り込んだりすれば、『なんかちょっと変わってるね』『そういうの、あんまり面白くないからさ』と言われがちですが、そうやって未解決のものを積み上げてきてしまったことが、日本の最も弱い部分になってしまっているのでは?」と指摘し、向き合うべき深刻な問題を議論の俎上に載せることを避け、その場しのぎで見て見ぬ振りをしてやり過ごすことを危惧する発言を行っている。チーム・アミューズ名義の「Let's try again」のリリースに際して発表されたコメントでは、犠牲者への追悼の言葉、被災者やその家族へのお見舞いおよび現場で命がけで救援、支援活動を行っている者への激励の言葉を述べている。震災から半年後に『宮城ライブ 〜明日へのマーチ〜』が開催されて以降、会場となったセキスイハイムスーパーアリーナは"約束の地"としばしば称されるようになり、「震災を忘れない」「風化させない」という思いからサザンおよびソロの全国ツアー初日の会場に選ばれることが多くなっている。2012年には震災で大きな被害を受けた宮城県・福島県・岩手県の復興への願いを込め、同会場にソメイヨシノを3本植樹している。 違法薬物の存在や薬物乱用については批判的な立場で「ドラッグに頼ればいい音楽をつくれるわけでもありませんしね」「(酒席でドラッグの使用を勧められた過去や、時間にルーズ・演奏中に高熱を出すといった薬物使用者の症状を語った上で)そんな風にはなりたくないなと思ったんですよね」「そっちの方向に流されなかったのは、運が良かったのかもね」と語っており、薬物の所持などで逮捕された元サザンメンバーの大森隆志を『桑田佳祐のやさしい夜遊び』で叱責したこともある。
○ 語録
日本の音楽シーンで長く活躍していることについて桑田は「好きな音楽を(2010年の時点で)32年間続けてこれたのは自分の才能とかじゃなく、スタッフやファンのお陰である」「自分は優秀なミュージシャンじゃない。(ファンやリスナーは)自分の手癖を愛してくださってるんじゃないかな」と語っており、福山雅治や平井堅がこのことを証言している。また、ドラマ『Sweet Season』(TBSテレビ)の内容に合わせて「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」の歌詞を書き下ろす際の打ち合わせで「僕は(音楽の)天才じゃないから、ただ(音楽が好きだから)人の三倍は努力するけどね」と発言した逸話も残っている。 40歳のころに「他者との比較ではなく自分のなかで一番信じられる才能は?」との問いに「17歳のころの感性をいまだに信じられるところ」と答えた。 座右の銘として「また逢う日まで」を挙げており、「『こんにちは』でも『さよなら』でもない、けっして重くも軽くもなく、人に対してこんなに気遣い溢れる、さりげない思いやりの言葉、美しい響き」と語っている。 桑田はサザンを解散させず長く続けている理由として「絶対、サザンオールスターズは解散しません。だってさぁ… もったいないじゃん」と語っており、2005年に開催した全国ツアー『みんなが好きです』の東京ドーム公演のMCではサザンの活動について「これからもゆっくり、命ある限り続きますんでよろしくお願いします」と発言している。 『宮城ライブ 〜明日へのマーチ〜』の終盤のMCで「諦めないで 何事も 無理しないで 何もかも 人生を楽しんでください」とファンや観客に呼びかけたほか。 愛妻家として知られており、自身のラジオで「女の人の意見とかね、女の人の顔色うかがうっていうのは、これ基本ですね。生きる上で」といった発言をしている。2010年夏の食道がんの早期発見は、人間ドックで発見された食道のしこりを心配した妻の原や原の幼なじみの医療関係者などを始めとした周囲の行動の結果であることが語られている。そのため桑田は病状の発覚直後に出演した自身のラジオ番組で「今後は原由子には頭が上がらないでしょう」と感謝の念を発言した。 桑田は2014年秋に紫綬褒章を受章した際に、褒章を『高貴な章』と称えたり、自身の音楽性に影響を与えた音楽家への感謝の念を述べたコメントをしている。 作詞家としての秋元康の才能を認めており、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』で秋元が作詞した楽曲をかけた際には「秋元さん弟子にしてください、稼ぎたい」「(秋元が)『ザ・ベストテン』で構成作家していた頃に、(桑田が)アルバムを何枚も渡したじゃないか。仕事回してくれよ」などとジョークを述べたこともある。 1981年にアンネット『アンネシャンテS』のCMに出演。椅子に座った桑田が「僕は男にも生理日があるべきだと思います。ああ、偉大なる女性に感謝」などと語る内容が女性層からの絶大な支持を受けた。 2013年のサザンの活動の中で映画版『永遠の0』の主題歌のオファーを受けた際に製作途中の映画を観賞し、本人が言うには「手ぬぐいがビショビショになるほど」涙を流し、親しい関係者に「今年No.1の映画になるのではないか」と話し、「蛍」を書き下ろし提供した。同曲は原作者の百田尚樹から自身のTwitterで「胸に染みいるような素晴らしい歌」と評価されているほか、サザンファンを公言している弁護士の北村晴男は「僕らが生まれる前に太平洋戦争が終わっているがたかだか11年前、親や先輩の年代は本当につらい思いをしていてそれを見事に描いている」、同じくサザンファンである政治家の山田宏は同曲と映画版『永遠の0』を「サザンのテーマ曲通りの『愛と平和』の映画で、靖国神社で頭を垂れ『感謝と平和』を祈るのと同じ思いになる」と高く評価した。 福岡県を拠点に活動するサザンのトリビュートバンドであるKAWAMURA BANDの楽曲「君のメロディ」は、オリジナル曲でありながらも桑田の楽曲の作風を忠実に再現したものであった。 オカマのことを「男と女のハーフだからニューハーフだね」と、大阪のラジオ番組で「Bettyのマヨネーズ」(パブ)のママに名付け、「ニューハーフ」という言葉を世間に広めた。しかし桑田自身は、自分が広めたわけではないと否定している。

◎ エピソード

○ 日本文化への造詣
桑田は生粋の純日本人であり、本人の口からも「やはり僕は日本人」「僕の中にあるのは、当然、日本人の情緒そのもの」と民族的立場を語っている。特に歌詞に対して「影法師」は「トニー・ヴィスコンティ風の幻惑的なストリングス・アレンジをバックに、しかし描かれている世界は俳句のような日本的情緒を漂わせている」と高瀬康一に評価されており。音楽プロデューサーの亀田誠治はこのような姿勢をとる桑田を「『日本人である』っていうことを最大の武器にして音楽を作られてる方だと思いますね」と評し、歌詞について「すごく日本っぽいキーワードをたくさん使ってる」「日本っていう国が持つ文化とか日本民族の歴史みたいなものを、桑田さんはごく自然に音楽の歌詞としてまとめあげてるんじゃないかっていう気がするんですね」などと高く評価している。 日本人が日本文化を見失ってしまうことへの強い危機感を持っており、そういった思いがあるゆえにビートルズなどの外国の文化への影響を受けている旨や日本的情緒を自身の音楽に積極的に取り入れていきたいことを語った上で「みんな日本人であることをもっと懐かしむべきだよ」と述べたり、サザンの15枚目のオリジナル・アルバム『葡萄』の制作経緯を「戦後70年、われわれ日本人の過去から現在、未来にいたるまでの生きざま、考え方を胸にメンバー、スタッフ一丸となって作り上げました」と簡潔にコメントしたり、2015年のサザンの全国ツアー『おいしい葡萄の旅』で百人一首80番(待賢門院堀河作)を朗読するなどの言動がみられている。また、現在でこそ世界平和や友好を訴え、グローバルな発展などを意識したメッセージを発信しているが、過去には1999年発売の著書『素敵な夢を叶えましょう』の中で「日本はもう一回鎖国したほうがいいんではないかとつねづね思っててさ(中略)だから、貿易は出島だけですればいい(笑)。そうしたら、もう少し日本人の有り様、文化の中身みたいなものを考えるのではないかと。街並みなどもふくめて、とにかく我々は行政などが絡んでくると日本のいいところを捨ててしまいがちな気がするんだ」「中途半端に国際化を唱えるんであれば、いっそのこと鎖国したほうが日本人のパーソナリティには、合ってるんじゃないのかな」といった独自の鎖国論を唱えた時期も存在している。また、2012年の全国ツアー『I LOVE YOU -now & forever-』で愛媛県松山市に滞在した際に道後温泉本館を訪れ、夏目漱石を偲んで作られた「坊つちやんの間」を見学した際には「現代のアートなんかでもそうだけど、相当、ぶっ飛んでるものだったんじゃないですかね、ある程度理解不能でも、民衆はそこが魅力でね、喰いついたに違いないと思うんですよ。日本人の言語感覚なり思考回路っていうか、僕は誇らしげに感じましたけどね」と発言している。 2022年の全国ツアー『お互い元気に頑張りましょう』では会場に合わせて各地の民謡やご当地ソングを歌うコーナーが存在した。このコーナーは三橋美智也や三波春夫らが歌う歌謡曲や江利チエミが歌う「さのさ」などがテレビで流れたり、父親の鼻歌が「さのさ」や都々逸であったりと、子供時代からそういった音楽を耳にする環境にいたことが影響しており、桑田は「そうしたものが、子どものころから刷り込まれちゃっていたんじゃないですかね」「だから、僕らの年代というのは、ああいうニッポンの歌や民謡が意外とすんなり歌えるんだと思うんですよね」と語っている。 御霊神社を散策コースとして気に入っているなど、神社仏閣への参拝に肯定的である、両親や姉の墓参りに関しても積極的に行っている。 ファッションや食の面でも日本的な要素を好んで取り入れており、病気療養を経て2010年12月31日の『第61回NHK紅白歌合戦』にビクター青山スタジオからの中継で出演し本格的に活動を再開した際には、紋付羽織袴姿で「それ行けベイビー」と「本当は怖い愛とロマンス」を熱唱した。桑田が理想とする和食のメニューとして飯、味噌汁、海苔、漬物、卵焼き、梅干しの6品を挙げている。これらは2021年のミニ・アルバム『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』のタイトルやジャケットの由来にもなっている。同ミニ・アルバムを特集した『ROCKIN'ON JAPAN』2021年10月号では和室を背景に浴衣姿の桑田が表紙及びグラビアに登場した。 歌舞伎に対して興味を持っている。2012年の全国ツアー『I LOVE YOU -now & forever-』ではオープニングで歌舞伎を意識した演出が取り入れられた。また、サザンファンを公言している四代目 中村梅玉とも京都で出会ったことをきっかけに意気投合し、交流がある。 落語ファンであることを公言しており、特に好きな落語家として立川談志、三代目 古今亭志ん朝などを挙げている。三代目 古今亭志ん朝、立川志の輔、桂吉弥、林家たい平、立川志の太郎、立川キウイ、立川志ららなどのようにサザンファンを公言している落語家も多く、特に三代目 志ん朝は自身の告別式の出棺の音楽にサザンの曲が使用されたほどであった。 2017年に桂雀々の落語会にゲストで出演していたブレイク前の六代目 神田伯山(当時:神田松之丞)による講談を見たことを自身のラジオ番組で言及し高く評価した。当時桑田は長年メールでの親交がある太田光(爆笑問題)に伯山のことを教えており、後に太田と伯山は共演頻度が多い間柄になった。
○ ボウリングへの関心
桑田は学生時代、父に教えてもらった影響からボウリングに傾倒する。プロボウラーを目指していた時期があり、マイボールを保持しアマチュア公認の試合に出場していた。当時は毎週4ゲームずつ投げ、アベレージ220点は出ていた。また、ボウリング場でアルバイトをしていた経験があり、レーンにオイルを引くなどして、客が来ない早朝には練習もしていた。しかし、ボウリングのレーンの規定などが変わってからフォームが決まらず、そこでプロボウラーになることを諦め、音楽に関心が移っていった。同年には自ら編集長に就任し『Sports Graphic Number』のボウリング特集号『Number PLUS 桑田佳祐×ボウリング特集』(文藝春秋、ISBN 9784160082311)を製作している。 2019年以降は自身の名を冠したボウリング大会『KUWATA CUP』を開催。 2020年1月31日、自身初となるパーフェクトゲームを達成した。
○ その他

・ 性格に関しては「実はいい人」「とにかくおとなしい真面目な人」「真面目に年齢を重ねた常識人」と評されており、三枚目を装うパフォーマンスが散見されるが、これらは照れ隠しであることが指摘されている。また、同郷の先輩の加山雄三は桑田の人柄を「本当にいいやつ。心が素晴らしいから、あんなスケベな曲が作れるんだよ」「世界に誇れるアーティスト。『THE 夢人島 Fes.2006』で奴は、俺の曲を全部知っててギターを弾くわ、コーラスまで付けてくれた。それでいて謙虚で、さすが我が後輩」と評価している。
・ 映画館とスーパーマーケットに行くことを好んでいる。また、島田洋七は漫才ブームの頃にコンビニエンスストアでインスタントラーメンや弁当、お茶を手にした桑田と偶然遭遇し会話をしており、これがきっかけで桑田の人柄に好印象を持ち、サザンのアルバムを購入し車の中で好んで聴くようになった。
・ 有料配信でのバラエティ番組やドラマの鑑賞を好んでいる。アダルトビデオ鑑賞も趣味の一つであり、それを題材にした楽曲も制作されている。MVや雑誌で多くのAV女優と共演したほか、村西とおる監督の型破りな半生を描いた配信ドラマ『全裸監督』をNetflixで視聴したことも語っている、1993年に37歳を迎えてから本格的に始めた。パドルサーフィンも好んでいる。レコーディング中は鍋料理をよく作る。スタッフに手料理を振る舞ったこともあり、桑田が言うには「喫茶店風ナポリタン」をよく作る。
・ 食用きのこメーカーや識者の間では桑田はエリンギを日本の食卓に広めた人物と言われており、エリンギの人工栽培が開始された1995年当時は知名度も低く生産も伸びなかったが、桑田が『ミュージックステーション』2000年11月3日放送分でエリンギ料理にハマっていることを公言し、実物をポケットから出した場面が放送されると、エリンギの出荷量が一気に10倍になるなどの反響を呼んだ。
・ 2016年3月26日に『桑田佳祐のやさしい夜遊び』の企画で宮城県女川町を訪れた際に現地の飲食店「女川海の膳 ニューこのり」で食べたクジラの刺身を気に入っている。
・ かつてはヘビースモーカー(銘柄はハイライト)だったが、1999年10月23日から禁煙。定期検診に通い、スタッフにも人間ドックへ行くことを勧める、暴飲暴食をしないなど、2010年の闘病以前から健康には気を使っていた。
・ 同学年で長年親交がある世良公則とは双方が「戦友」と語るほどの仲であり、現在もメールでやり取りをしたり、桑田が世良の自宅を訪れたりするなどの交流が続いている。桑田は世良について「ライバルで戦友でもあり大好きな人」「いまでもたまに会うと、なんか兄弟と久しぶりに会うときのくすぐったさを感じる」と話している。また、桑田は世良を精神的支柱として頼りにしている旨を語っており、「僕はいじめられたら、世良くんのところに行こうと思って。『世良に言いつけるぞ』みたいな」といった発言もしている。
・ 同郷の先輩の加山雄三とは、双方の父親同士が友人関係にあったこともあり、幼少のころから縁が深い。
・生前の高橋幸宏と家族ぐるみでの交流があり、桑田の自宅に招いては酒を飲んだり、サイコロゲームをしたり、お互いに好きなビートルズの楽曲をセッションしたりするなどの仲であった」のエンディングテーマとして使用することを許可したり、サザンのライブの打ち上げに参加させ、メンバー・大里洋吉・スタッフの前で落語を披露させたりしている。
・ 内村光良(ウッチャンナンチャン)とは1989年にフジテレビ系バラエティ番組『夢で逢えたら』に出演して共に出会い、以降共演の機会が多く、メールでの交流もある。
・ 太田光(爆笑問題)とメールでの交流がある。桑田は爆笑問題の漫才のファンであり『爆笑問題の検索ちゃん』(テレビ朝日系)を始めとした出演番組を視聴していることが語られている。
・ 黒柳徹子とはTBSテレビ系の音楽番組「ザ・ベストテン」に、桑田がサザンの一員として出演して以来、親交が深い。サザンが2ndシングル「気分しだいで責めないで」で出演した際、桑田が歌の間に「ノイローゼ、ノイローゼ」と叫んでいたのを聞き、桑田への同情と司会者として出演者をかばわなければいけないという意識が働いたことにより、黒柳がとっさに「みなさま息子が失礼いたしました」と言えばいいと考え、それ以来桑田を「息子」と呼ぶようになり、桑田もその後黒柳を「お母さん」と呼ぶようになった。また、黒柳は原由子のことを「嫁」と呼んでいる。このことを知った長嶋は桑田の人柄と功績を「素晴らしい。歌をはじめ、他の面においてもすごい方」と称えており、同楽曲に対しても「桑田さんの素晴らしい音楽に私の野球がいくらかでも貢献できたと思うと大変うれしい気持ちです」とコメントしている。また、桑田はイチローに対しても敬意を持っており、2019年のサザンの全国ツアーで同楽曲を演奏した際には、本人サイドの許可を得た上でバックモニターに長嶋とイチローの映像が映され、2人の功績を称える演出を行った。桑田は引退してからのイチローについて「マリナーズのみならず、草野球をやったり、アマチュアを指導するための研修を受けたり、今後、何を目指していくのかというこだわりも特別で、そういうところも素晴らしいじゃないですか」と語っている。
・ プロサッカー選手の三浦知良とは、三浦が11歳年下で親交があり、2008年に日産スタジアムで開催されたサザンのライブ『真夏の大感謝祭』の最終日に開会宣言を行った経験もある。
・ プロレスのファンでアントニオ猪木を敬愛している。1982年に音楽番組「ザ・ベストテン」で初めて対面し、生放送中に得意技のコブラツイストをかけてもらった。また、猪木はサザン名義の「太陽は罪な奴」のミュージック・ビデオにも出演した。桑田はサザン・ソロ問わずライブ終了後に「1 2 3ダァ〜」を観客と斉唱するのを恒例にしている。猪木の死後開催された2022年の全国ツアー『お互い元気に頑張りましょう』で「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」が歌われた際には、間奏でプロレスラーを引退した際に語った詩を叫び、追悼とリスペクトを捧げている。インタビューなどで自身の音楽活動をプロレスに例えることもある。2007年には「WONDA」(アサヒ飲料)のCMにおいて合成映像の中でジャイアント馬場と共演し、その際に馬場から16文キックを浴びせられた。
○ 家族・親族

・ 父方の先祖は明治初期に小倉(現:福岡県北九州市)の城下町に住んでいた。曽祖父が40代で早世した影響により桑田家は息子達が中心となり満州に渡っている。桑田家は祖母の実家にあたり、祖父は満州に働きに来ていた鹿児島の農家の次男であった。満州にいた時期に離婚したことにより、祖母は父を連れて桑田家に戻り、終戦後に北九州に引き揚げて来た後に上京している。桑田は母方の先祖のことを「かなり真面目で家系図がきれいなシンメトリックになっている」と語っている。
・ 父は上京後は映画好きだった影響からしばらく日本劇場で働いていた。その縁により当時映画製作が盛んだった茅ヶ崎市に移り住み、妻(桑田の母)と出会っている、妻と二人三脚でのバー経営と数々の職業を転々とした。また、真偽は明確ではないが小津安二郎の運転手をやっていた時期があることも示唆されている。なお、父は桑田と同様に歌が上手いことで有名だったことが語られており、父の真似をして歌っていたことが桑田が歌手を志すきっかけになったといわれる。
・ 桑田によると、姉のえり子とは腹違い(異母姉弟)であるという。
・ 著名な親戚として、石黒ケイ(歌手、女優)がいる。桑田はかつて「POPEYE」で担当していた連載『桑田佳祐のC調Interview』の第14回で石黒と対談したことがある。

● 来歴


◎ 生い立ち、学生・アマチュア時代
1956年2月26日に神奈川県茅ヶ崎市にて生誕した。 1962年に茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校に入学した。小学生時代から将来の夢として漠然と歌手になることを考えていたが、先生によっては通用しないと思い、建築家や弁護士になりたいと答えていたこともあったという。また、このエピソードは同郷の先輩の加山雄三も父を介して知っており、度々紹介することがある。 1968年に茅ヶ崎市立第一中学校に入学した。当時は野球部に所属しており、エースだった。同じ野球部にいたことがきっかけで宮治淳一との交流ができている。登校前の早朝には学校のすぐ隣にあったパシフィックホテル茅ヶ崎でボウリングを行っていた。 1971年に鎌倉学園高等学校に入学した。当時は友人と2人で「ボウリング部」を名乗りトレーニングや練習をやっていた。3年生になった1973年に宮治からのオファーにより神奈川県立鎌倉高等学校の文化祭(鎌倉高校祭)のロック・コンサートに出演、ビートルズの「マネー」とエルヴィス・プレスリーの「ブルー・スエード・シューズ」を披露した。これが桑田が人前で演奏した初めてのステージであった。本人によると3年生の時のみ勉強に集中しており、英語と日本史と国語を勉強していた。特に英語と日本史は自己採点の結果パーフェクトだったという。 1974年に5校の入試を受験した結果、最初に合格の通知の電話が来た青山学院大学に入学した、本格的にバンド活動を開始。「温泉あんまももひきバンド」「脳卒中」「ピストン桑田とシリンダーズ」「青学ドミノス」など、頻繁にバンド名の変更やメンバーチェンジを繰り返していたが、1976年ごろから宮治の命名により自身のバンドに“サザンオールスターズ”の名を使用したといわれるが、一方で軽い気持ちで「作詞家になる」と父に告げていたとも語っている。父は自身の経験から学生時代の桑田に喫茶店の学校に行ってバーテンダーの勉強をすることや自衛隊に入隊することを勧めていたという。これについて桑田は「今思うと、親父は僕のことをよく考えてくれていたんだなと思いますね」とインタビューでこのことを振り返った際に述べている。

◎ メジャーデビュー
1978年6月25日にビクター音楽産業より、サザンオールスターズとして「勝手にシンドバッド」でメジャーデビューを果たした。 1979年に桑田は青山学院大学を除籍となった。また、1982年に中村雅俊に提供した「恋人も濡れる街角」が50万枚近くの売り上げを記録し、1983年にはアミダばばあ & タケちゃんマンに提供した「アミダばばあの唄」が35万枚を売り上げた。

◎ KUWATA BAND結成、ソロデビュー
1986年から原が産休に入るため、サザンは活動を休止した。桑田は同年1月に結成したKUWATA BANDとして活動をした。活動期間は1年であり、シングル4作もヒットした。唯一のスタジオアルバム『NIPPON NO ROCK BAND』は、日本語詞中心に構成されたシングル曲は一切収録せず、全曲新曲の全英語詞アルバムになった。 1987年10月には「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」でソロデビューした。小林武史と藤井丈司が楽曲制作に参加し、プログラミングや打ち込み中心のポップス路線を展開。1988年には桑田・小林・藤井の共同プロデュースで1枚目アルバム『Keisuke Kuwata』を発売。発売後は再びサザンとしての活動となった。1991年に入り、7月にサザンとして「ネオ・ブラボー」を発売後に桑田は小林を迎え、SUPER CHIMPANZEEを結成し、9月に「クリといつまでも」を発売した、12月にアクト・アゲインスト・エイズの一環でAct Against AIDS '93に出演するなど、チャリティー活動も行った。 1994年2月に母が心筋梗塞により60歳の若さで死去。このことは当時の作風に影響を与えている。8月には4枚目シングル「月」を発売し、9月には2枚目アルバム『孤独の太陽』を発売した。アルバムは前作とは異なり、楽器本来の音に着目したアコースティック(アンプラグド)・フォーク路線を展開した。4月からは現在も放送しているラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』が開始した。5月からはサザンとしての活動を再開した。

◎ ポップとロックの展開、フェスとの関わり
2000年10月にサザンの活動と並行して、桑田はフジテレビ系列で自身の冠番組となる『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』が開始し、11月にはパシフィコ横浜で『Act Against AIDS 2000 桑田佳祐が選ぶ20世紀ベストソング』も開催された。2001年に入り、桑田は完全にソロ活動に移行した。同年7月発売の6枚目シングル「波乗りジョニー」が110万枚、10月発売の7枚目シングル「白い恋人達」が120万枚を記録し、夏と冬のポップソングがヒット。9月には6月に発売した8枚目シングル「東京」を収録した3枚目アルバム『ROCK AND ROLL HERO』を発売した。なお、11月から12月にかけて全国ドームツアーを開催している。2008年はサザンが30周年を迎えることもあり、再びサザンとして活動を始めた。11月に桑田はソロで『Act Against AIDS 2008 昭和八十三年度 ひとり紅白歌合戦』を開催し、2009年以降からは本格的にソロ活動を再開した。桑田は4月から9月まで、『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』(レギュラー第2期)に出演した。番組が終了と共に10月から2010年10月に発売予定の4枚目アルバム『MUSICMAN』の製作に入り、12月には12枚目シングル「君にサヨナラを」を発売した。治療に専念することで音楽活動を休止し、10月発売のアルバム『MUSICMAN』は発売延期となり、その後のライブツアーも中止となった。8月に手術が無事に終了して退院した。直後に手術前から決まっていた通り13枚目シングル「本当は怖い愛とロマンス」を発売。10月にはアルバムのレコーディングを再開。12月には紅白歌合戦に特別枠として出演し音楽活動を再開させた。9月から12月の年越しにかけてアルバムを引っ提げ、全国ツアー『I LOVE YOU -now & forever-』を開催した。2013年3月に15枚目シングル「Yin Yang/涙をぶっとばせ/おいしい秘密」を発売。6月にサザンは35周年を迎え、バンドとしての活動を再開した。7月には商工会議所や同級生を始めとした地元有志の働きかけもあり茅ヶ崎市民栄誉賞を受賞した。なお、サザンの活動と並行しつつ、11月には『Act Against AIDS 2013 昭和八十八年度 第二回ひとり紅白歌合戦』を開催した。2016年2月に還暦を迎え、誕生日当日にはソロ名義の作品のダウンロード配信が開始された。6月に16枚目シングル「ヨシ子さん」を発売した。この楽曲はR&B・HIPHOP・ EDM・サブスクリプションなどの最先端の音楽用語に対応しきれず、サタデー・ナイト・フィーバー、ナガオカ針、演歌などを回顧するアナログ世代の悲哀ととれる内容になっている。そして、11月に17枚目シングル「君への手紙」を発売し、12月には年越しライブを開催した。7月にライブハウスイベントの開催、8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」に出演した。直後に5枚目アルバム『がらくた』を発売。アルバムは35万枚を超えるヒットとなり、この年の男性ソロアルバムとして最大売上を記録。10月から12月にかけて、アルバムを引っ提げて、全国ツアー『がらくた』を開催し、大晦日には『第71回NHK紅白歌合戦』に中継で出場した。2019年に入り、サザンの全国ツアー『LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ” だと? ふざけるな』と並行して桑田佳祐 & The Pin Boys名義の活動を開始。1月にボウリングシングル「レッツゴーボウリング」の発売、2月に自身主催のボウリング大会「KUWATA CUP 2019」を開催した。「レッツゴーボウリング」に関しては、オリコンで1位を獲得したことにより、30歳代〜60歳代で1位を獲得した。この記録は史上初となる記録になった。同年12月にはサザンも含めて自身の楽曲全てがサブスクリプション型サービスでのストリーミング配信が解禁された。 同年7月に民放5局列による2020年東京オリンピック共同企画「一緒にやろう2020」のテーマソングを桑田が制作することが発表され、2020年1月に民放5局列で同時放送された番組内で「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」が公開された。2月にはボウリングシングル2枚目となる「悲しきプロボウラー」が発売された。 2020年1月から2021年4月まで、『週刊文春』にて『ポップス歌手の耐えられない軽さ』のタイトルでエッセイの連載をした。 2021年3月に桑田にとって初となるブルーノート東京で無観客ライブを開催し、昨年のサザンの無観客ライブも合わせて通算3回目の無観客ライブとなった。ブルーノートは格式が高く、桑田はこの会場でのライブに憧れていたという。このライブから得た収益の一部は「Music Cross Aid ライブエンタメ従事者支援基金」を通じ、ライブエンタテインメント業界支援のために役立てられた。9月には自身初となるミニ・アルバム『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』が発売され、発売に先駆けて7月に「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」、8月に「炎の聖歌隊 [Choir]」と「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」が配信シングルとして先行発売された。ミニ・アルバムはオリコン週間ランキングで1位を獲得し、男性ソロアーティストとして初となる5年代(1980年代〜2020年代)連続アルバム首位獲得を記録した。8月にはソロとして5年ぶりとなる「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」に出演予定であったが、出演3日前に新型コロナウイルスに感染したことをアミューズが発表し、出演見合わせとなり、後日『桑田佳祐のやさしい夜遊び』で代替企画を行った。11月にベストアルバム『いつも何処かで』が発売されたほか、11月から12月にかけて全国ドームツアー『お互い元気に頑張りましょう』が開催された。また、12月末には追加公演を横浜アリーナで開催、大晦日には「時代遅れのRock'n'Roll Band」で『第73回NHK紅白歌合戦』に事前収録という形で出演している。
◇ポール・リード・スミス S2 シングルカット スタンダード サテン :2011年の楽曲「それ行けベイビー」のMVや『宮城ライブ 〜明日へのマーチ〜』のアンコールで使用されており。
◇フェンダー・ストラトキャスター :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。
◇フェンダー・テレキャスター ペイズリー レッド 1968 :2011年3月5日に放送されたWOWOWのスペシャル番組「桑田佳祐『MUSICMAN』スペシャル」の中でを演奏した際などに使用。
◇フェンダー・テレキャスター・カスタム :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。
◇フェンダー・カスタム・ショップ ストラトキャスター 1960 :2000年のサザンの楽曲「HOTEL PACIFIC」のレコーディング・セッションから使用している。
◇グレッチ キャデラックグリーン :『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』(フジテレビ系)2009年5月11日放送分第4回 「一日遅れの母の日スペシャル」で「東京だョおっ母さん」(島倉千代子)を歌唱した際に使用した。
◇ギブソン・ES-330 :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。
◇ギブソン・ES-335 :熊坂出監督作品『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』にて使用。
◇ギブソン・レスポール スタンダード :2005年に開催したサザンの全国ツアー『みんなが好きです』、後者はピックガードがある仕様になっている。
◇ギブソン・レスポール・カスタム :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。
◇エピフォン・カジノ :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011』に出演し、ビートルズの楽曲を演奏した際にもこのギターを使用している。
◇PGM テレキャスター カスタムタイプ :埼玉県のギター工房『PGM』で桑田のオリジナルモデルとして複数種製作されている。後に同様のデザインで『KK』シリーズと題して市販化され、ファンの間で話題となり、さらにその垣根を超えてファンならずとも愛好家の多いモデルとして隠れたヒット商品となっている。
◇アイバニーズ LGB30 ナチュラル ジョージ・ベンソンモデル :2020年にサザンとして横浜アリーナで開催された無観客年越しライブ『Keep Smilin’〜皆さん、お疲れ様でした 嵐を呼ぶマンピー〜』や2021年の全国ツアー『BIG MOUTH, NO GUTS』など複数のライブで使用され、特に後者では映像作品のジャケット写真としてこのギターを弾いている姿が使われている。

◎ アコースティックギター

◇ギブソン・J-200 :1996年のサザンのアルバム『Young Love』のジャケット写真や2002年の楽曲「ROCK AND ROLL HERO」のMVに登場している。また、同名のアルバムのレコーディング・セッションでも使用されている。
◇ギブソン・J-160E :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。
◇ギブソン・ダヴ :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。また、2007年の楽曲「風の詩を聴かせて」のジャケットと同じシチュエーションで撮影された写真で使用され、翌年に沖縄県石垣市で開催された『桑田佳祐 アコースティックライブ in 石垣島』の告知用フライヤーやネット記事などでもこの写真が掲載されている。また、同曲のCD盤のジャケット裏にも海を背景にこのギターを弾く姿の写真が使用されている。
◇ギブソン・ダヴ アーティスト :ギブソン・ダヴと異なりピックガードに鳩が象嵌されていない仕様になっている。サザンの楽曲「彩 〜Aja〜」や「東京VICTORY」のMV及び『ヨシ子さんへの手紙 〜悪戯な年の瀬〜』や『この夏、大人の夜遊び in 日本で一番垢抜けた場所』などの複数のライブでも使用されている。
◇ギブソン・ハミングバード MVS :2005年に開催したサザンの全国ツアー『みんなが好きです』や2008年に沖縄県石垣市で開催された『桑田佳祐 アコースティックライブ in 石垣島』及び2007年の楽曲「明日晴れるかな」「風の詩を聴かせて」のMVで使用している。
◇K.ヤイリ BL-150SP :「パワーがあるが取り回しがしやすく、オールマイティに使えるギター」という要望のもと製作された。2002年にはソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のプロモーション用の写真としてこのギターを爪弾く姿を写したものが撮影された。
◇マーティン HD-28V :2008年に日産スタジアムで開催されたサザンのライブ『真夏の大感謝祭』から使用されている。

◎ エレキベース

◇フェンダー・プレシジョンベース :2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング・セッションで使用。
◇フェンダー・ジャズベース :2002年の楽曲「素敵な未来を見て欲しい」のレコーディングにて使用するが、途中で後述のゾン ソヌスに持ち替えている。
◇ゾン ソヌス :2002年の楽曲「素敵な未来を見て欲しい」のレコーディングにて使用。 サザン・ソロ問わず音楽活動においてのメンバーやスタッフとの連携を大切にしており、ライブのリハーサルの際には誰よりも早くスタジオに入り、一人一人に挨拶をして回ることが語られている。レコーディングの際にも作ってきた歌詞がついていないメロディのみの曲をギターを弾きながらメンバーやスタッフに聴かせ、各自がコード、リズムパターン、フレーズ、各楽器の音色などを確認し、練習中に投げかけられるメンバーからの質問に丁寧に答え、桑田本人からもアレンジについての気づいた点を伝えていくなど、綿密な打ち合わせを行っている。桑田は「曲作りは総力戦です。サザンのメンバーはもちろん、スタッフも、曲作りのきっかけになり得る。誰かの鼻歌や雑談から曲が膨らむのも、よくあること。サザンというのは五人のことじゃなく、数十人のスタッフをひっくるめた総称ですよ」と発言している。チーフマネージャーから若手スタッフまで幅広い関係者から意見を募ったり、食事に連れて行ったりするなど面倒見がいいことでも知られる。2002年のソロアルバム『ROCK AND ROLL HERO』のレコーディング日誌にも「今日はこのくらいにして、みんなでごはんでも食べに行こうか?」とメンバー、スタッフを食事に誘う場面が記録されている。先述した「桑田佳祐 & SUPER MUSIC TIGERS」にベーシストとして参加した経験がある亀田誠治は桑田の人付き合いの良さについて「この人、音楽が好きなんだなあって思いましたね。そして人を楽しませる音楽を作るためには、まず一緒に音を出す仲間を大事にしなきゃいけないってことを肝に銘じてるんだなって」「桑田さんくらいのレベルになっても、こうやって1つのステージを作るために、みんなが1つになるためにこんなに心配りをし、こんなに努力をするんだっていう」「偉そうにしている姿なんて見たことないですね。僕らに対してもスタッフさんに対しても。実るほど頭を垂れる稲穂かな、じゃないですけど、決して偉ぶらないし音楽一筋にかけている感じが強くて。もう国宝って言っていいんじゃないかな(笑)」と評している。 ファンへの対応も評価されており、チーフマネージャーの話によると、桑田をはじめとしたサザンのメンバーは全員ファンレターにはすべて目を通しており、返信ハガキが同封されたものは時間が許す限り返信を書いている。 サザンのメンバーでかつ妻であり、楽曲提供を多く受けている原由子は桑田のことを「いまだにレコーディングの度に、こんな引き出しがあったんだとびっくりさせられる、とてつもない才能の持ち主」「私では思いつかないようなアイデアもいっぱい出してくれるので刺激になります」と評しており、「私はずっと桑田の音楽の大ファンなんです」と語っている。また、原は自身のベストアルバム『ハラッド』の制作の際、サザン・ソロを含めたこれまでの作品を振り返り、「桑田にいい曲をいっぱい作ってもらったんだ」ということを感じ、涙が止まらなくなったという。 元サザンのメンバーの大森隆志は桑田のことを「あれだけバラエティに富んだ楽曲を生み出せるミュージシャンは他にいない」と評している。 同郷の先輩の加山雄三は「茅ヶ崎出身で世界に通用するのは桑田君しかいない」「世界に誇れるアーティスト」と桑田の才能を高く評価する発言を度々している。また、白色にペイントされたモズライト・ギターを桑田に贈ったエピソードや、2014年秋に加山が旭日小綬章を受章した同じタイミングで桑田も紫綬褒章を受章しており、電話で互いの栄誉を称え合ったエピソードもある。 桜井和寿(Mr.Children)は桑田について「サビへの盛り上げ方は桑田さんから」と、音楽性に多大な影響を受けたことを公言している。また、桑田のソロアルバムの中では『孤独の太陽』が好きであり、その中でも「漫画ドリーム」を特に気に入っている。桑田も桜井のことを「個人的に日本で一番才能があるライターでありシンガーです」と高く評価している。 R-指定(Creepy Nuts)はサザンおよび桑田ソロの楽曲を愛好しており、桑田の音楽性を「最初は普通に音楽を楽しんでたんですけど、いま聞くと、もうあの人は表現がラッパーなんですよね」「めっちゃ韻踏んでたりとか、言葉を詰めるとか、日本語の発音を耳障りが良いように崩すとか、あの人の歌い方がなかったら日本語でラップするのは難しいんじゃないかなって思うくらい(笑)」と評価している。 坂本冬美は元々は音楽への興味の中心はポピュラー音楽よりも演歌だったが、中学生時代からは初恋の相手の影響でサザンの楽曲にも関心を示すようになった。当時のことを「ハスキーな歌声がせつなくて、そのときは歌詞の深い意味まではわからなかったけど、胸にキュンときたのを覚えています」と回想している。 AIは学生時代からサザン及び桑田ソロの楽曲を聴いていたといい、その魅力を「独特のちょっとかすれた声もそうですが、歌詞や言い回しが凄いしかっこいい」と語り、「エロティカ・セブン」などのエロティックな楽曲がヒットしたことに対しても「すごいとしか言いようがありません」と評した。また、メッセージ性が強い楽曲の歌詞に対しても高い評価を与えており、特に「Missing Persons」の『Megumi, come back home to me.』の部分に対して「私には絶対に書けません。共感できると同時に、みんなでどうにかしようという気持ちが伝わって来ます」と語っている。 前川清は桑田の楽曲について「あの人のメロディーというのは、予測つかないです」「聴いててうれしくなるんです。ゾクーっときますよね」「ご自分しか歌えない歌というのも、けっこうありますよね。そういうところもおもしろいんだよなぁ」と評価しており、カバーすることに対しても積極的な姿勢を示している。 山崎まさよしは桑田について「引っかかりのある言葉でいい曲を作るから、尊敬する」と語っている。 藤井フミヤは桑田について「誰も敵わないと思う」「昨日、たまたまなんだけど、ラジオを聴いていたら、桑田さんの曲を何人かのアーティストが歌っていたのよ。別に届いてこないんだよね、歌詞もメロディも。ところが、桑田さん本人が歌うと、ドーンってくるじゃん。やっぱり、すごいなぁと思い知らされたね」「オレ、キングオブポップは桑田佳祐さんだと思ってる」と述べ敬意を払っていることを明かしている。 韓国のシンガーソングライターで音楽プロデューサーのJ.Y. Parkことパク・ジニョンは桑田の音楽性を「桑田さんは本物のソウルを持っていて、アメリカのアーティストに比べて全然劣らないと思います」と評価しており、「一番好きな日本のアーティストです」と語っている。 ビートたけしはミュージシャンとしての桑田の才能を「大した天才だと思う」と評価している。また、桑田も芸人としてのたけしを認めている。ファンや識者の間では桑田とたけしに関して照れ隠しなどが混じった人柄や芸風の共通点を指摘する意見も存在している。 内村光良(ウッチャンナンチャン)は桑田を「繊細な方」「あんなにスターなのに、全然スターに見えないというか、なにも飾らないし、本当に気さくな方」と評価している。 作家の百田尚樹はサザン・ソロ含め2度ライブを観覧した経験があり、桑田、中島みゆき、松任谷由実の才能を高く評価する発言をしている。 落語家の三代目 桂春蝶は桑田のことを「日本の誇り」「一生応援いたします」「国の宝」「一番死んでほしくないひと」「これからも日本を明るく照らし続けてほしいです」と自身のブログで語る程尊敬している。 2003年にHMVが発表した『邦楽アーティストの重要な100人(Top 100 Japanese pops Artists - No.1)』の12位に選ばれ、サザンは同チャートの1位に選出された。 2012年3月にgooが発表した「国歌斉唱、聴きたい男性歌手は?」と題したランキングで11位(668票)を獲得している。 2007年・2008年にオリコンが調査した“父親にしたいと思うアーティスト”にて総合1位を獲得、2007年に調査した“夏のバラードが似合う男性アーティスト”や“イケてる夏ダディ”でも全世代で1位を獲得している。 2014年の明治安田生命保険のアンケートで、「理想の有名人夫婦」ランキングの3位に桑田・原夫妻が入った。

● 栄典・受賞


◎ 栄典

・ 2013年 - 茅ヶ崎市民栄誉賞
・ 2014年 - 紫綬褒章。 2014年秋に紫綬褒章を受章した際には驚きながらも「身に余る光栄」と語り、上述の通り褒章を『高貴な章』と称え、ファンや自身の音楽性に影響を与えた音楽家への感謝の念と世界平和への願いを述べた。妻の原を伴って出席した伝達式では報道陣から声をかけられ、桑田は「大変ありがたいと思っております」と緊張の面持ちで答え、原は柔らかな微笑みをたたえていた。午後には他の受章者と共に皇居を訪れて当時の天皇明仁に拝謁した。同年のサザンの年越しライブでは実物を観客に向けて披露し、受章への喜びやメンバー、スタッフ、ファンへの感謝を綴った黒沢明とロス・プリモスの「ラブユー東京」の替え歌「ラブユー褒章」を歌った。普段は褒章は神棚に保管していることが桑田によって言及されている


◎ 日本ゴールドディスク大賞

    2002   波乗りジョニー   ソング・オブ・ザ・イヤー
  白い恋人達   ソング・オブ・ザ・イヤー
    2003   東京   ソング・オブ・ザ・イヤー
  ROCK AND ROLL HERO   ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー
  TOP OF THE POPS   ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー
  2008   明日晴れるかな   シングル・オブ・ザ・イヤー
  2023     特別賞



◎ SPACE SHOWER Music Video Awards

  2002   白い恋人達   BEST MALE VIDEO
  2003   東京   BEST VIDEO OF THE YEAR
  2010     特別賞
  2017     BEST ACHIEVEMENT ARTIST


◎ ザテレビジョンドラマアカデミー賞

  2007   明日晴れるかな    ドラマソング賞
  2013   Yin Yang
  2017   若い広場



◎ その他の賞

◇ミュージック・ジャケット大賞 :大賞『MUSICMAN』(2011年)
◇日本プロ音楽録音賞 :最優秀賞「ハダカ DE 音頭 〜祭りだ Naked〜」(2011年)
◇CDショップ大賞 :マエストロ賞『がらくた』(2018年)
◇日本ボウリング場協会賀詞交歓会

● 記録
※この記録は全てオリコンによるものである。
・ グループとソロプロジェクトの両方のシングル・アルバム総売上が1000万枚を超えているのは桑田のみである。
・ ボーカリスト別売上では、B'zの稲葉浩志(8523万枚)に次いで歴代2位(6525万枚)を記録している(2016年現在)

◎ シングル記録

・ シングル総売上枚数:684.9万枚(2019年9月現在)
・ 年齢4年代連続シングル1位獲得:歴代1位(30代〜60代)
 ・ 30代「真夜中のダンディー」
 ・ 40代「波乗りジョニー」「白い恋人達」「東京」
 ・ 50代「明日晴れるかな」「風の詩を聴かせて」「ダーリン」「君にサヨナラを」
 ・ 60代「レッツゴーボウリング」

◎ アルバム記録

・ 5つの年代(1980年代 - 2020年代)でアルバム首位獲得(歴代1位タイ)
 ・ 1980年代:『Keisuke Kuwata』
 ・ 1990年代:『孤独の太陽』
 ・ 2000年代:『TOP OF THE POPS』
 ・ 2010年代:『MUSICMAN』『I LOVE YOU -now & forever-』『がらくた』
 ・ 2020年代『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』『いつも何処かで』
・ 年齢4年代連続アルバム1位獲得:歴代1位タイ

◎ 映像作品記録

・『昭和八十八年度 第二回ひとり紅白歌合戦』は、男性ソロアーティストとして初のDVD・Blu-ray総合1位を獲得した作品。
・ キャリア30年3か月でDVD・Blu-ray映像作品ランキングの首位獲得でソロアーティスト歴代1位(2018年1月現在)。
・ ソロアーティストによる「ミュージックDVD・Blu-ray Disc通算1位獲得作品数」:歴代1位(6作)(2023年5月現在)。

● 作品
※桑田佳祐名義で発売された作品のみ記載する。

◎ シングル

   「初週売上」「順位」は「オリコン週間シングルランキング」の記録に準じる。
太字の「順位」はオリコンによる累計売上枚数がミリオンセラーを示す    
  12cmCD   VICL-35300
  7     2001年10月24日     EP   VIJL-60090     52.0万枚
  12cmCD   VICL-35330
  8     2002年6月26日     EP   VIJL-60095     3       ROCK AND ROLL HERO
  12cmCD   VICL-35380
  9     2007年5月16日     EP   VIJL-60600     16.8万枚     I LOVE YOU -now & forever-
    12cmCD   VICL-36600(初回盤)
  VICL-36601(通常盤)
  10     2007年8月22日     EP   VIJL-60800     9.3万枚
  12cmCD   VICL-36800
  11     2007年12月5日     EP   VIJL-60900     9.4万枚
    12cmCD   VIZL-371(初回盤)
  VICL-37100(通常盤)
  12     2009年12月9日     EP   VIJL-62000     7.1万枚     MUSICMAN
    12cmCD   VIZL-380(初回盤)
  VICL-37200(通常盤)
  13     2010年8月25日     EP   VIJL-60500     11.0万枚     I LOVE YOU -now & forever-
    12cmCD   VIZL-570(初回盤)
  VICL-37500(通常盤)
  15     2013年3月13日     EP   VIJL-61200     6.9万枚     3位     がらくた
  12cmCD   VICL-37400
  16     2016年6月29日       12cmCD   VICL-37900(初回盤)     8.1万枚     2位
  VICL-37901(通常盤)
  2016年7月27日     EP   VIJL-61600
  17     2016年11月23日     VIJL-61700     7.0万枚
    12cmCD   VICL-38200(初回盤)
  VICL-38201(通常盤)


◎ 配信シングル

   「初週売上」「順位」は「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」の記録に準じる。
発売日 タイトル 初週売上 順位 収録アルバム
1   2021年7月12日 SMILE〜晴れ渡る空のように〜   2.3万DL       ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し
2   2021年8月11日 炎の聖歌隊 [Choir]   1.0万DL  
3   2021年8月30日 Soulコブラツイスト〜魂の悶絶   1.0万DL  


◎ オリジナル・アルバム

   「初週売上」「順位」は「オリコン週間アルバムランキング」の記録に準じる。
発売日 タイトル 形態 規格品番 初週売上 順位
  1     1988年7月9日     LP   VIH-28333   0    
  CT   VCF-10360
    CD   VDR-1520
  1992年6月27日   VICL-8061
  2001年6月25日   VICL-60804
  2     1994年9月23日     CT   VITL-132
    CD   VICL-555
  2001年6月25日   VICL-60806
  3     2002年9月26日     LP (2枚組)   VIJL-60101〜60102    
  CD   VICL-60920
  4     2011年2月23日     LP (2枚組)   VIJL-60700〜60701     27.3万枚
   CD   VIZL-1700(初回盤A)
  VIZL-1701(初回盤B)
  VIZL-1702(初回盤C)
  VICL-65000(通常盤)



◎ ベスト・アルバム

   「初週売上」「順位」は「オリコン週間アルバムランキング」の記録に準じる。
太字の「順位」はオリコンによる累計売上枚数がミリオンセラーを示す  
  3     2012年7月18日     CD(3枚組)   VIZL-640(初回盤)     43.2万枚     3位
  VIBL-580(初回盤)
  2011年11月23日   Blu-ray   VIXL-300     20位
    ライブ・ビデオ     2013年3月13日       DVD   VIBL-900〜901(通常盤)     3位
  VIZL-900(初回盤)
    Blu-ray   VIXL-400〜401(通常盤)     2位
  VIZL-901(初回盤)
    ライブ・ビデオ     2014年3月12日     DVD(2枚組)   VIBL-1200〜1201   2.0万枚     2位
  VIZL-1901(初回盤)
    Blu-ray   VIXL-1000(通常盤)     1.9万枚   2  
  VIZL-2101(初回盤)
    Blu-ray   VIZL-2100(通常盤)     2.2万枚
  VIZL-2501(初回盤)
    Blu-ray   VIXL-1500(通常盤)     2.9万枚
  VIZL-2701(初回盤)
    Blu-ray   VIXL-1600(通常盤)     3.1万枚   2位  
 桑田佳祐&His Friends  2012年7月18日   -   -   -   -  
 竹内まりや  2014年7月23日  CD  WPCL-11929(MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN)    10位  コーラス
  桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎  2022年5月23日  配信   -   2.1万DL   1位  

○ アルバム

アーティスト名 発売日 タイトル 形態 規格品番   順位
  嘉門雄三   1982年3月2日   LP   VIX-1001   8位

○ アルバム(参加)

アーティスト名 発売日 タイトル 楽曲 形態 規格品番 順位 備考
 山下達郎  1988年10月19日  蒼氓    CD  38XG-3(MOON RECORDS)  1位    コーラス
  山下久美子   2000年6月25日   バスルームから愛をこめて   TOCT-24361(東芝EMI)   29位


◎ 著書

・ 『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』(エッセイつき歌詞集、1984年、新潮社)ISBN 4101353018
・ 『ケースケランド』(1984年、集英社)ISBN 4087800792
・ 『ロックの子』(1985年、講談社)ISBN 4062017172
・ 『ONGAKU BAKADAISHO NO BOKEN』(1987年、扶桑社)ISBN 4893531255
・ 『ブルーノート・スケール』(1987年、ロッキング・オン)ISBN 4947599138
・ 『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん'84-'90』(上述の同名作品の続編、1990年、新潮社)ISBN 4101353026
・ 『桑田佳祐の「平成NG日記」』(映画「稲村ジェーン」の撮影日誌、1990年、講談社)ISBN 4061723375
・ 『素敵な夢を叶えましょう』(1999年、角川書店)ISBN 4048836021
・ 『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん 桑田佳祐 言の葉大全集』(上述の同名作品の続々編、2012年、新潮社)ISBN 9784103328315
・ 『ポップス歌手の耐えられない軽さ』(上述の『週刊文春』の連載に加筆修正を施したもの、2021年、文藝春秋)ISBN 4163914498

● 提供作品


◎ プロデュース作品

・ 西慎嗣&ロード・ロード・ローディ・ミス・クローディ・グループ
 ・ アルバム『NISHI.』

◎ 楽曲提供

  中村雅俊  マーマレードの朝  作詞  1980
 恋人も濡れる街角   作詞・作曲   1982
 おまかせください(ナカムラ・エレキ音頭)
 スペクトラム  MOTION  作詞  1980
  Lord,Lord,Lawdy Miss Clawdy Group  すてきなトランスポーテイション  作詞・作曲   1980
 Spin Love  作詞
 シュールなるなぎさ1963  作曲
   タモリ  狂い咲きフライデイ・ナイト    作詞・作曲    1981
 スタンダード・ウイスキーボンボン
   高樹澪  恋の女のストーリー    作詞・作曲    1981
 MIO-SUN
   原由子  I Love Youはひとりごと    作詞・作曲    1981
  My Baby Shines On Me
  がんばれアミューズ    作詞・作曲
  いにしえのトランペッター
  Last Single X'mas
 恋は、ご多忙申し上げます    作詞・作曲    1983
 Rimbaud(ランボオ)
 横浜 Lady Blues
 新・野毛山模様  作詞・作曲
 女優  作詞・作曲
 いちょう並木のセレナーデ    作詞・作曲
 ヨコハマ・モガ
 ガール(GIRL)  作詞・作曲  1988
 ためいきのベルが鳴るとき    作詞・作曲  1989
 ハートせつなく    1991
 じんじん
 使い古された諺を信じて  作詞
  東京ラブコール     作詞・作曲
  花咲く旅路
  イロイロのパー
  想い出のリボン
 涙の天使に微笑みを  1997
 夢をアリガトウ  2009
 京都物語  2010
 オモタイキズナ     作詞・作曲    2022
 旅情
 スローハンドに抱かれて(Oh Love)  作詞
 夜の訪問者     作詞・作曲
 ヤバいね愛てえ奴は
 鎌倉 On The Beach  作詞
   小林克也&ザ・ナンバーワンバンド  六本木のベンちゃん  作詞・作曲    1982
 ブルースだ〜れ  作曲
 My Peggy Sue  作詞・作曲
 明石家さんま  さんまのまんま  作曲  1987
 古舘伊知郎  夢見る頃を過ぎても  作詞・作曲  1988
 早川義夫  アメンボの歌  作詞・作曲  1997
 香取慎吾&原由子  みんないい子  作詞・作曲  1997
 坂本冬美  ブッダのように私は死んだ  作詞・作曲  2020
 斎藤誠  涙のMidnight Soul  作詞  2022



◎ メインボーカル(デュエット含む)

・ ザ・ナンバーワンバンド
 ・ 『六本木のベンちゃん』『茅ヶ崎は今日も黄色い』
・ Real fish featring 桑田佳祐・いとうせいこう
 ・ 『ジャンクビート東京』
・ 村上"ポンタ"秀一
 ・ 『ホワイト・ルーム〜サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ〜天国への扉』
・ 村田陽一
 ・ 『クロス・タウン・トラフィック』

● ライブ・コンサートツアー

width="80"   年 width="800"   タイトル width="360"   公演規模・会場
  1981年 嘉門雄三 & Victor Wheels   12月11日 Egg-man
12月12日 Egg-man
  1991年 アコースティック・レボリューション   3月24日 日清パワーステーション
3月25日 日清パワーステーション
3月26日 日清パワーステーション
    1994年 桑田佳祐 LIVE TOUR '94 -さのさのさ-   9月29日 静岡市民文化会館
10月4日 熊本市民会館
10月6日 鹿児島市民文化ホール
10月8日 福岡サンパレス
10月9日 九州厚生年金会館
10月13日 大宮ソニックシティ
10月18日 新潟県民会館
10月19日 群馬県民会館
10月23日 仙台サンプラザ
10月24日 岩手県民会館
10月31日 日本武道館
11月1日 日本武道館
11月8日 アクトシティ浜松
11月10日 神戸国際会館
11月11日 京都会館
11月16日 石川厚生年金会館
11月17日 フェニックス・プラザ
11月20日 長野県県民文化会館
11月24日 宇都宮市文化会館
11月25日 郡山市民文化センター
12月5日 徳島県立産業観光交流センター
12月6日 香川県県民ホール
12月8日 広島厚生年金会館
12月9日 岡山市民会館
12月11日 徳山市文化会館
12月12日 愛媛県県民文化会館
12月15日 旭川市民文化会館
12月17日 北海道厚生年金会館
12月18日 北海道厚生年金会館
12月22日 名古屋市総合体育館 レインボーホール
12月23日 名古屋市総合体育館 レインボーホール
12月26日 大阪城ホール
12月27日 大阪城ホール
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
帰ってきた青山のダンディー  
  1995年 IBM PC & OS/2 Warp PRESENTS
LIVE UFO '95 桑田佳祐 & Mr.Children "Acoustic Revolution with Orchestra" 奇跡の地球   4月18日 名古屋市総合体育館 レインボーホール
4月19日 名古屋市総合体育館 レインボーホール
4月28日 国立代々木競技場 第一体育館
4月29日 国立代々木競技場 第一体育館
5月1日 国立代々木競技場 第一体育館
5月2日 国立代々木競技場 第一体育館
5月6日 国立代々木競技場 第一体育館
5月7日 国立代々木競技場 第一体育館
5月10日 大阪城ホール
5月11日 大阪城ホール
5月13日 大阪城ホール
5月14日 大阪城ホール
  1996年 Act Against AIDS '96
夷撫悶汰(いヴもんた)レイト・ショー 〜長距離歌手の孤独 in Jazz Cafe〜   12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月3日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  1997年 Act Against AIDS '97
桑田佳祐 歌謡サスペンス劇場   11月29日 ワールド記念ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  1998年 Act Against AIDS '98
桑田佳祐 オールリクエストショー   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  1999年 Act Against AIDS '99
桑田佳祐 エリック・クラプトソ 横浜公演   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
    2000年 伊豆だらけのローラ   1月29日 Zepp Sapporo
1月31日 仙台BEEBベースメントシアター
2月3日 名古屋 CLUB DIAMOND HALL
2月4日 神戸 チキンジョージ
2月5日 福岡 DRUM LOGOS
Act Against AIDS 2000
桑田佳祐が選ぶ20世紀ベストソング   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
    2001年 古賀紅太 No Reason ライブハウスツアー   7月5日 岐阜モダンカフェクラブ
7月9日 Yokohama Bay Hall
7月12日 PENNY LANE 24
7月15日 青森クォーター
7月18日 佐賀GEILS
7月19日 奈良NEVER LAND
8月9日 LIQUIDROOM
Act Against AIDS 2001
桑田佳祐 plays "The Beatles" クワガタムシ対カブトムシ   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
No Reason Coca-Cola Presents
桑田佳祐 Xmas LIVE in 札幌   12月22日 北海道立産業共進会場
12月23日 北海道立産業共進会場
12月24日 北海道立産業共進会場
    2002年 No Reason Coca-Cola Presents
桑田佳祐全国ドームツアー2002 「けいすけさん、色々と大変ねぇ。」   11月16日 ナゴヤドーム
11月17日 ナゴヤドーム
11月23日 福岡ドーム
11月24日 福岡ドーム
12月4日 東京ドーム
12月5日 東京ドーム
12月14日 大阪ドーム
12月15日 大阪ドーム
12月22日 札幌ドーム
追加公演 No Reason Coca-Cola Presents
桑田佳祐年越しライブ2002 「けいすけさん、年末も色々と大変ねぇ。」   12月27日 横浜アリーナ
12月28日 横浜アリーナ
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
  2003年 桑田佳祐 Act Against AIDS 2003
栄光のDISCO & SOUL   12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月3日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月4日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  2004年 桑田佳祐 Act Against AIDS 2004
「THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK 〜愛と青春の英国ロック〜」   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  2006年 桑田佳祐 Act Against AIDS 2006
「星条旗よ永遠なれ? 〜私のアメリカン・ヒーローズ」   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  2007年 WONDA presents
桑田佳祐 LIVE TOUR 2007 呼び捨てでも構いません 「よっ、桑田佳祐」SHOW
supported by ショコライフ   11月21日 マリンメッセ福岡
11月22日 マリンメッセ福岡
12月1日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる
12月2日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる
12月6日 ホットハウススーパーアリーナ
12月7日 ホットハウススーパーアリーナ
12月11日 大阪城ホール
12月12日 大阪城ホール
12月19日 日本ガイシ スポーツプラザ 日本ガイシホール
12月20日 日本ガイシ スポーツプラザ 日本ガイシホール
12月27日 横浜アリーナ
12月28日 横浜アリーナ
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
    2008年 Meet the Music 2008 全国民放FM53局 & KDDI present
桑田佳祐 アコースティックライブ in 石垣島  
桑田佳祐 Act Against AIDS 2008
「昭和八十三年度 ひとり紅白歌合戦」   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  2009年 桑田佳祐 Act Against AIDS 2009
「映画音楽寅さん チャラン・ポランスキー 監督・脚本・主演 『男はしたいよ』」   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  2010年 桑田佳祐 LIVE TOUR 2010 全国への階段 〜Stairway to Nippon〜  
・ 10月28日 愛媛県武道館
10月29日 愛媛県武道館
11月6日 朱鷺メッセ
11月7日 朱鷺メッセ
11月13日 セキスイハイムスーパーアリーナ
11月14日 セキスイハイムスーパーアリーナ
11月20日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ
11月21日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ
11月27日 札幌ドーム
12月4日 東京ドーム
12月5日 東京ドーム
12月11日 京セラドーム大阪
12月12日 京セラドーム大阪
12月18日 福岡 Yahoo JAPAN ドーム
12月19日 福岡 Yahoo JAPAN ドーム
12月24日 ナゴヤドーム
12月25日 ナゴヤドーム
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
    2011年 桑田佳祐 宮城ライブ 〜明日へのマーチ〜   9月10日 セキスイハイムスーパーアリーナ
9月11日 セキスイハイムスーパーアリーナ
マウントレーニアダブル presents
桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011 〜年忘れ みんなで元気になろうぜの会〜   12月24日 ワールド記念ホール
12月25日 ワールド記念ホール
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
  2012年 NTT docomo presents
桑田佳祐 LIVE TOUR 2012 I LOVE YOU -now & forever-   9月15日 セキスイハイムスーパーアリーナ
9月16日 セキスイハイムスーパーアリーナ
9月29日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる
9月30日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる
10月6日 サンドーム福井
10月7日 サンドーム福井
10月24日 愛媛県武道館
10月25日 愛媛県武道館
11月7日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ
11月8日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ
11月14日 さいたまスーパーアリーナ
11月15日 さいたまスーパーアリーナ
11月28日 マリンメッセ福岡
11月29日 マリンメッセ福岡
12月5日 日本ガイシ スポーツプラザ 日本ガイシホール
12月6日 日本ガイシ スポーツプラザ 日本ガイシホール
12月12日 大阪城ホール
12月13日 大阪城ホール
12月27日 横浜アリーナ
12月28日 横浜アリーナ
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
  2013年 桑田佳祐 Act Against AIDS 2013
「昭和八十八年度 第二回ひとり紅白歌合戦」   11月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月3日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月4日 パシフィコ横浜 国立大ホール
  2016年 桑田佳祐 年越しライブ2016「ヨシ子さんへの手紙 〜悪戯な年の瀬〜」
Supported by UCC   12月27日 横浜アリーナ
12月28日 横浜アリーナ
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
    2017年  この夏、大人の夜遊び in 日本で一番垢抜けた場所
supported by ニッポンハム / Billboard Live 10th Anniversary   7月10日 Billboard Live Tokyo
7月11日 Billboard Live Tokyo
WOWOW presents
桑田佳祐 LIVE TOUR 2017「がらくた」
supported by JTB   10月17日 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
10月18日 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
10月28日 広島グリーンアリーナ
10月29日 広島グリーンアリーナ
11月11日 東京ドーム
11月12日 東京ドーム
11月18日 ナゴヤドーム
11月19日 ナゴヤドーム
11月25日 福岡 ヤフオクドーム
11月30日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
12月1日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
12月9日 アスティとくしま
12月10日 アスティとくしま
12月16日 京セラドーム大阪
12月17日 京セラドーム大阪
12月23日 札幌ドーム
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
  2018年  桑田佳祐 Act Against AIDS 2018
「平成三十年度 第三回ひとり紅白歌合戦」   11月29日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月1日 パシフィコ横浜 国立大ホール
12月2日 パシフィコ横浜 国立大ホール
    2021年 桑田佳祐「静かな春の戯れ 〜Live in Blue Note Tokyo〜」  
桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH,NO GUTS
Supported by SOMPOグループ   9月18日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
9月19日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
9月25日 愛媛県武道館
9月26日 愛媛県武道館
10月1日 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
10月2日 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
10月7日 広島グリーンアリーナ
10月8日 広島グリーンアリーナ
10月20日 マリンメッセ福岡 A館
10月21日 マリンメッセ福岡 A館
10月30日 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
10月31日 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
11月10日 大阪城ホール
11月11日 大阪城ホール
11月20日 さいたまスーパーアリーナ
11月21日 さいたまスーパーアリーナ
12月4日 愛知・日本ガイシホール
12月4日 愛知・日本ガイシホール
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
    2022年 桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH,NO GUTS
Supported by SOMPOグループ
オンライン特別追加公演  
・ 1月3日 さいたまスーパーアリーナ
1月7日 さいたまスーパーアリーナ
1月8日 さいたまスーパーアリーナ
1月9日 さいたまスーパーアリーナ
桑田佳祐 LIVE TOUR 2022「お互い元気に頑張りましょう」 Supported by SOMPOグループ   11月2日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
11月3日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
11月12日 福岡PayPayドーム
11月19日 バンテリンドームナゴヤ
11月20日 バンテリンドームナゴヤ
12月3日 京セラドーム大阪
12月4日 京セラドーム大阪
12月10日 東京ドーム
12月11日 東京ドーム
12月17日 札幌ドーム
桑田佳祐 LIVE TOUR 2022「年末も、お互い元気に頑張りましょう」 Supported by SOMPOグループ  
・ 12月28日 横浜アリーナ
12月30日 横浜アリーナ
12月31日 横浜アリーナ
    2023年 桑田佳祐 LIVE TOUR 2022「お互い元気に頑張りましょう」Live & Documentary Film On Streaming Supported by SOMPOグループ  
・ 2月12日 横浜アリーナ
2月13日 横浜アリーナ
2月14日 横浜アリーナ
2月15日 横浜アリーナ


● 出演
※太字は、現在放送中の番組である。

◎ ラジオ番組

  1979年 - 1980年     桑田佳祐のオールナイトニッポン     ニッポン放送
  1984年 - 1985年
  1981年1月 - 1981年9月  桑田クンと関口クン  ニッポン放送
  1980年10月 - 1981年3月   桑田佳祐のゼロックス・ポッピン・ポップス  ニッポン放送
  1981年 - 1982年   サタデーアドベンチャー   FM東京
(現: TOKYO FM)
  1981年10月 - 1982年3月   桑田佳祐と○○○○のなんでもスルー・ザ・ナイト  ニッポン放送
 1981年10月 - 1982年3月  MBSミュージックマガジン  MBSラジオ
  1982年4月 - 1983年9月  桑田佳祐のミスターポップス  ニッポン放送
  1989年 - 1993年   ミュージック・スクエア   NHK-FM
  1995年 - 現在   桑田佳祐のやさしい夜遊び   TOKYO FM
  2020年3月20日 - 22日   WE LOVE RADIO, WE LOVE MUSIC 桑田佳祐のお家うちでRADIO〜こんな時こそラジオでSMILE〜 supported by SUUMO   全国民放ラジオ101局
 2022年11月3日  FMフェスティバル2022 ~原 由子のGood Times Radio~ときどき(?) 何処かで桑田佳祐 supported by Spotify  JFN38局


◎ テレビ番組

○ レギュラー番組 / 特別番組

  1986年12月24日     Merry X'mas Show
〜メリー・クリスマス・ショー〜     日本テレビ   -
  1987年12月24日   -
  2000年10月6日 - 2001年3月30日
2001年10月5日 - 26日     桑田佳祐の音楽寅さん
〜MUSIC TIGER〜     フジテレビ   レギュラー放送
  2003年6月29日   『FNS27時間テレビ』内で放送の特別番組
  2006年8月21日   特別番組
  2009年4月20日 - 9月21日   レギュラー放送
  2009年12月22日   特別番組
  2012年7月11日   特別番組
  2016年8月26日   桑田佳祐「偉大なる歌謡曲に感謝 〜東京の唄〜」   -
  2019年1月3日   桑田佳祐のレッツゴーボウリング 日米オールスター頂上決戦   テレビ東京   -
  2019年3月20日   桑田佳祐 大衆音楽史「ひとり紅白歌合戦」
〜昭和・平成、そして新たな時代へ〜   NHK   -

○ カメオ出演

  2007年   プロポーズ大作戦     フジテレビ   エンディングのみ出演。
  2012年 - 2017年     ちびまる子ちゃん   エンディングのみ、アニメーション出演。
  2017年10月1日   学生の頃の桑田(声:西谷修一)が本編にアニメーションとして出演。
  2013年   最高の離婚   第8話以降のエンディングのみ出演。

○ NHK紅白歌合戦出場歴

年度放送回 回 曲目 出演順 対戦相手 備考
 2010年  第61回  特別出演(初)  「本当は怖い愛とロマンス」「それ行けベイビー」 
 
 

 2017年  第68回  特別出演(2)  「若い広場」 
 
   トリ前
『ひよっこ』特別編には浜口庫之助役で出演。
 2020年  第71回  VTR出演 
 
 
  桑田が坂本冬美に楽曲提供した「ブッダのように私は死んだ」の披露に合わせてVTR出演。
 2022年  第73回  特別出演(3)  「朝起きたら…」(小林万里子)の替え歌
「夜空の星」(加山雄三)
「時代遅れのRock'n'Roll Band」 
 
   トリ前(2)
「桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎」名義で『LOVE & PEACE スペシャルセクション』としてVTRで出演・披露。


◎ 映画

  1995年   【es】 Mr.Children in FILM   本人   Mr.Childrenのドキュメント映画。
  2017年   茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜   本人   桑田の学生時代を映画化した作品。
  2019年   男はつらいよ お帰り 寅さん   本人   オープニングに出演。

○ 吹き替え

  1980年10月24日   アメリカン・グラフィティ   ウルフマン・ジャック   フジテレビ   『ゴールデン洋画劇場』で放送。


◎ CM
※すべて桑田佳祐個人での出演によるもの。
  1981年   アンネット   アンネシャンテS  
  1982年   雪印乳業   スライスチーズ  
  1986年   TDK   カセットテープSF46・AD46  
  1989年   富士フイルム   フジカラー  
  1989年 - 1991年   日本生命保険   ロングラン  
  1991年 - 1992年   キヤノン   ビデオi  
  1993年 - 1995年   キリンビバレッジ   JIVE  
  1994年   角川書店   角川文庫  
  1996年   麒麟麦酒   キリン・ラガー  
  1998年   三菱電機   デジタル・ムーバ D207  
  2000年     WOWOW     サマーキャンペーン
  2016年 - 2017年    
  2001年 - 2002年   日本コカ・コーラ   コカ・コーラ   No Reason キャンペーン
  2003年 - 2004年   日本航空     FLY JAL キャンペーン
  2004年 - 2005年   トヨタ自動車     MORE THAN BEST キャンペーン
  2006年 - 2007年   明治製菓   ショコライフ  
    2007年   アメリカン・エキスプレス     MORE THAN JUST A CARD キャンペーン
  ダンディハウス     ニッポン ダンディ? キャンペーン
    アサヒ飲料     WONDA  モーニングショット
アフターショット
圧力仕立て ブラック
  2008年   金の微糖
  2009年 - 2010年   大塚製薬   UL・OS(ウル・オス)  
  2011年 - 2012年   NTTドコモ     walk with you 2011 SUMMER キャンペーン
  2011年   森永乳業   マウントレーニア ダブル  
  2013年 - 2014年   サッポロビール   サッポロ プレミアムアルコールフリー  
  2014年   三井住友銀行     Lady, Fight
  2016年 - 2017年   JTB     JTBの春旅・JTBの夏旅
  2016年   UCC上島珈琲   UCC BLACK無糖  
  2020年 -   SOMPOホールディングス    
  2021年 -   ユニクロ   LifeWear   ふだん着の日が、人生になる。


● タイアップ楽曲
※桑田佳祐名義で発表された曲のタイアップを記載している。
 SHE'S A BIG TEASER  コカ・コーラ「I feel Coke & Sound Special」CMソング
   いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)  JAL '88沖縄キャンペーン CMソング
  ユニクロ「LifeWear」CMソング
   遠い街角 (The wanderin' street)  富士フイルム「フジカラー」CMソング
 ユニクロ「LifeWear」CMソング
 Blue 〜こんな夜には踊れない  松竹富士映画『ラッフルズホテル』主題歌
 真夜中のダンディー   キリンビバレッジ「JIVE」CMソング
 すべての歌に懺悔しな
  祭りのあと   日本テレビ系ドラマ『静かなるドン』主題歌
 キリンビバレッジ「JIVE」CMソング
 MUSIC TIGER  フジテレビ系『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』オープニングテーマ
   波乗りジョニー  コカ・コーラ「No Reason キャンペーン」CMソング
 ユニクロ「LifeWear」CMソング
    白い恋人達  コカ・コーラ「No Reason キャンペーン」CMソング
  ユニクロ「LifeWear」CMソング
 夏の日の少年  Town&Country CMソング
  可愛いミーナ  コカ・コーラ「No Reason キャンペーン」CMソング
  ユニクロ「LifeWear」CMソング
  ROCK AND ROLL HERO  コカ・コーラ「No Reason キャンペーン」CMソング
 ユニクロ「LifeWear」CMソング
 影法師  コカ・コーラ「No Reason キャンペーン」CMソング
 こんな僕で良かったら   アメリカン・エキスプレス「MORE THAN JUST A CARD」CMソング
 こんな僕で良かったら (Trumpet & Jazz Piano Trio:CM Version)
   明日晴れるかな  フジテレビ系ドラマ『プロポーズ大作戦』主題歌
  ユニクロ「LifeWear」CMソング
 男達の挽歌(エレジー)  ダンディハウス「ニッポン ダンディ?」CMソング
  風の詩を聴かせて  東宝系映画『Life 天国で君に逢えたら』主題歌
 KDDI・沖縄セルラー電話「au LISTEN MOBILE SERVICE」キャンペーンCMソング
 ユニクロ「LifeWear」CMソング
 NUMBER WONDA GIRL 〜恋するワンダ〜  アサヒ飲料「WONDA」CMソング
  ダーリン  アサヒ飲料「WONDA」CMソング
 ユニクロ「LifeWear」CMソング
  DEAR MY FRIEND  アサヒ飲料「WONDA」CMソング
 ユニクロ「LifeWear」CMソング
 現代東京奇譚  ゴー・シネマ映画『闇の子供たち』主題歌
 HONKY JILL 〜69(あいなめ)のブルース〜  フジテレビ系『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』オープニングテーマ
    君にサヨナラを  大塚製薬「UL・OS」(ウル・オス)CMソング
 ユニクロ「LifeWear」CMソング
  EARLY IN THE MORNING  フジテレビ系『めざましテレビ』2010年度テーマソング
 大塚製薬「UL・OS」(ウル・オス)CMソング
  月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)  三井住友フィナンシャルグループ CMソング
  松竹映画『護られなかった者たちへ』主題歌
 銀河の星屑  フジテレビ系ドラマ『CONTROL〜犯罪心理捜査〜』主題歌
    明日へのマーチ  NTT docomo「walk with you 2011」キャンペーンソング
  ユニクロ「LifeWear」CMソング
 CAFÉ BLEU  森永乳業「マウントレーニア ダブル」CMソング
 幸せのラストダンス  三井住友銀行 CMソング
 100万年の幸せ  フジテレビ系アニメ『ちびまる子ちゃん』エンディングテーマ
  愛しい人へ捧ぐ歌  NTT docomo「ドコモthanksキャンペーン」CMソング
 NTT docomo20周年記念スペシャルドラマ 夢の扉 特別編『20年後の君へ』テーマソング
 MASARU  フジテレビ主催イベント『お台場合衆国2012〜ここから始まるNIPPON応援団〜』テーマソング
 涙をぶっとばせ  NTT docomo「ドコモ2012冬」キャンペーンソング
  Yin Yang  フジテレビ系ドラマ『最高の離婚』主題歌
 フジテレビ系土曜プレミアム『最高の離婚Special 2014』主題歌
 おいしい秘密  サッポロ「プレミアム アルコールフリー」CMソング
 愛のプレリュード  JTB TVCMソング
 大河の一滴  UCC BLACK無糖 TVCMソング
 百万本の赤い薔薇  フジテレビ系情報番組『ユアタイム』テーマソング
 ヨシ子さん  WOWOW 開局25周年CMソング
  君への手紙  ショウゲート映画『金メダル男』主題歌
 WOWOW 25周年記念CMソング
    若い広場  NHK連続テレビ小説『ひよっこ』主題歌
  ユニクロ「LifeWear」CMソング
 愛のささくれ〜Nobody loves me  WOWOW CMソング
 MY LITTLE HOMETOWN  ライブ・ビューイング・ジャパン映画『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』主題歌
    SMILE〜晴れ渡る空のように〜  民放共同企画「一緒にやろう」応援ソング
 ユニクロ 「LifeWear」CMソング
 悲しきプロボウラー  SOMPOグループ CMソング
 金目鯛の煮つけ  SOMPOグループ CMソング
 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)    ユニクロ「LifeWear」CMソング
 ほととぎす[杜鵑草]
 炎の聖歌隊 [Choir]   SUBARU「フォレスター」CMソング
 Netflix映画『浅草キッド』主題歌
 JOURNEY  ユニクロ「LifeWear」CMソング
 平和の街  SOMPOグループ CMソング
 誰かの風の跡     ユニクロ「LifeWear」CMソング
 鏡
 なぎさホテル
 それ行けベイビー
 春まだ遠く


● 演じた人物

◇ 映画
・ 野村周平 - 茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜(2017年)
◇ テレビアニメ
・ 西谷修一 - ちびまる子ちゃん「茅ヶ崎の約束」(2017年)

● 関連書籍

・ 『別冊カドカワ総力特集桑田佳祐』(2002年、角川書店)ISBN 4047213896
・ 『クワタを聴け』(中山康樹著、2007年、集英社新書)ISBN 4087203808
・ 『別冊カドカワ総力特集桑田佳祐』(2011年、角川書店)ISBN 4048954199
・ 『桑田佳祐論』(スージー鈴木著、2022年、新潮新書)ISBN 4106109549

「桑田佳祐」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2023年6月5日18時(日本時間)現在での最新版を取得

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