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金沢弁(かなざわべん)は、石川県の金沢市およびその近郊で話されている日本語の方言である。北陸方言の加賀方言の一種。金沢言葉(金沢ことば)とも言うが、「金沢言葉」は特に旧市街の花街を中心に発達した接客言葉を指す。
● 概要
他の北陸の諸方言と同様、近畿方言の影響を受けつつ、雪国の城下町という特性のなかで発達してきた方言である。そのため、文法や語彙に近畿方言と共通するものが少なくない一方、独特の敬語表現や柔らかな表現が発達している。しかし、共通語化で金沢特有の敬語表現は衰退しており、1990年代の市民アンケートでは高齢層の70%が金沢弁を「丁寧」と評価する一方、壮年層では26%となっている。北陸は方言コンプレックスが強い地方で、先のアンケートでも「金沢が好きか嫌いか」という問いでは「好き」が約80%なのに対し、「金沢の方言が好きか」という問いには「好き」が47%、「どちらとも言えない」が45%だった。
金沢は加賀藩のお膝元だったため、金沢弁は加賀藩領だった地域の方言に大なり小なり影響を及ぼした。富山弁(特に呉西地方)と金沢弁で共通する表現が多いのはそのためである。現在も金沢で使われる言葉は地域共通語として県内で影響力があり、県南端の白山麓でも若い世代では共通語化とともに金沢方言化の動きが見られる。1970年頃には金沢を中心とする方言圏の南限は野々市周辺とされていたが、2000年代には松任周辺に南下している。ただし、金沢弁とはあくまで金沢という石川県内の一地域の方言であり、「石川県の方言=金沢弁」と一括りにするのは誤りである。
● 音声
・ 語頭以外のガ行音は鼻濁音になる(二俣と田島を除く)。
・ 「え」の発音は共通語よりも前寄りで、「い」は口蓋化が少ない。そのため、「え」と「い」の発音が近く、話者や単語によっては両者の区別が曖昧になることがある。
・ 能登や富山の一部と違って「し・す」「じ・ず」「ち・つ」を区別するが(四つ仮名も参照)、「い」の口蓋化の少なさと「う」の中舌化によって両者の音の違いは小さい、もろた(貰った)、おもた(思った)
・ 高齢層(1959年時点)ではサ行五段動詞の連用形に「て」「た」が続く際にイ音便が起こるが、「貸す」「足す」「増す」「消す」「押す」「のす」「燃す」「よす」はイ音便にならない(「貸す」「押す」以外は元々金沢ではあまり使われない動詞)。
・ 可能
・ 可能動詞を用いた「書ける」と、助動詞を用いた「書かれる」が併用される。西日本各地で見られる能力可能と状況可能の区別は金沢弁にはない。小松市などでも言う。戦後、共通語の「連用形+なさい」の影響から、五段活用動詞でも「連体形+まっし」から「連用形+まっし」に一本化されつつあるが、年配世代ではそのことを否定的に捉える者もいる。「まっし」の後ろには終助詞「ま(ー)」や「ね」を付けることもある。
・ 例:頑張るまっし/頑張んまっし/頑張りまっし)。若い世代(2010年代)では準体助詞には「が」よりも「ん」が主に使われるようになっている。
・ 例:あの赤いがを着て行ったがか/あの赤いがんを着て行ったがんか(あの赤いのを着て行ったのか)
・ 例:こーてきたがか/こーてきたがーか/こーてきたがんか(買ってきたのか)
・ 例:ほーんながーか(まさか本当にそうだったのかい)
・ 共通語の「のだ」に相当する表現も、準体助詞「が」と助動詞「や」の組み合わせから「がや」となる。加賀地方の代表的な表現として知られ、「能登べっちゃに加賀がやがや」と称される(「べっちゃ」は能登弁で「いいえ」という意味)。その後「がや」から「が(ー)」「がん(や)」「げ(ー)」「げん」など様々な変化形が生まれた(ガヤ→ガイ→ゲー→ゲンの順に成立したとされる てん
体言
ねん やってん
A群 疑問文 用言
がん(け)
-aん(け) たん(け)
体言
なん(け) やったん(け)
::: 例:ほんなにかもーとるがん/かもーとらん(そんなに構っているのかい、つまり「そんなに可愛がっているのかい」という意味)
::: 例:うちの車、黄ないげん(うちの車は黄色なんだ。黄色いのがうちの車だよ)
::: 例:朝、パンだけやったげんて/やってんて(朝食はパンだけだったんだよ。「実に少ないでしょう」という意味合い)
::: 例:この忙しいのに、どこ行くげん/行けん。「わい」か「え」の変形であるとされ、実際に「わ」や「わいや」で代用されることがある。但し、「わ」は単純な断言か説明・報告の意味が通常で、「わいや」は説明・報告の意味だけでなく驚きの表明を多く含み、自慢の意は少ない。
・ 例:お年玉もろたうぇ(お年玉をもらったんだよ)
・ 例:点数、良かったうぇ:「凄いでしょ」と自慢する気持ちが含まれる
・ 例:点数、良かったわ:単純に「点数が良かった」ということを伝える
・ 例:点数、良かったわいや:「予想以上の点数で驚いた」という気持ちが含まれる
・ 終助詞「わ」
・ 共通語の「わ」は女性語であるが、金沢弁では男女限らず好んで使う。伸ばして言うこともある。短い場合は低い音として発せられ、長い場合は中音からずり下がる。説明・解説・報告などの意味を持つことがなくはないが、通常は単純な断言の基本的な言い回しとして使われる。関西・北陸で広く共通。
・ 例:昨日の最終回、良かったわ(ー)(昨日の最終回、良かったよ)
・ 終助詞「て」
・ 先述の「げん」やその変形に付けて使うことが多い。伝聞・説明・報告の意味を持つことがなくはないが、通常は特別な意味を持たず、単純な断言の基本的な言い回しとして使われる。相手に共感を求める意味合いを僅かに持つことがある。
・ 例:今年、厄年ねんて(今年は厄年なんだよ。誰しも嫌なものですよね)
・ 例:タクシーで急いで来てんて(タクシーで急いできたんだよ。私の頑張りを解ってくれますか)
・ 終助詞「け」
・ 疑問を表す。伸ばして言うこともある。「か」よりも親しみや優しさが込められた表現で、男女とも多用する。富山弁と共通。「しとっけ?(=しているかい?)」や「してくれっけ?(=してくれるかい?)」のように「け」の前は促音化しやすい。京都市や大阪市など近畿地方の一部では「け」は男性的で荒っぽい表現とされるが、金沢弁ではそうでないため、金沢出身者と近畿地方出身者が会話をする際に誤解を生むことがある。
・ 例:ほんながけ(ー)(そうなのですか)
・ 例:もう入学金はろーてんけ(もう入学金を払ったのかい)
・ 終助詞「かい」
・ 動詞の否定形に付けて命令を表す。少し乱暴な言い方として「かいや」という形もある。
・ 例:はよーせんかい(早くしなよ)
・ 例:はよーせんかいや(早くしろよ)
・ 終助詞「ま」
・ 命令・禁止表現に付けて意味を強める。富山弁や福井弁と共通。必ずアクセントを持ち、直前の語で高く上がり、半分高さを下げて「ま」を発音し、一瞬で低くずり下がりながら短く伸ばす。意味を強める場合には長く伸ばして言う。
・ 例:はよ持ってきてまー(早く持ってきてちょうだいよ、早く持ってきてって言ってるでしょうが)
・ 終助詞「いや」「いね」
・ 特定の終助詞の後ろに付けて強調する。「がいや/がいね」「わいや/わいね」「ぞいや/ぞいね」など。「いや」は男性、「いね」は女性が使うことが多い。
・ 例:ゆーとるがいや/ゆーとるがいね(言っているじゃないか)
● 語彙
◎ あ行
・ あいそない、あいそんない
: 「物足りない」「さびしい」の意味。「愛想がない」から。
・ あたる
: 「ボーナスがあたる」のように、「もらえる」という意味で使われる。語形自体は共通語の「当たる」と同じなので、金沢弁と気付かずに使っている人が多い。
・ いじくらしい、いじっかしい
: 「しつこい」「うっとうしい」「ウザイ」などの意味。使用範囲が広く、不快感を覚えた際には多くの場面で使われる。あまりにも多用されるため、金沢弁と気付かずに使っている人が多い。「いじっかしい」は若い世代の言い方。
・ いんぎらーと
: 身体を楽にして、ゆったりとくつろぐ様。よく似た言葉に「おんぼらーと」があり、そちらは「ゆったりと存分に」という意味。
・ えんじょもん
: よそ者。漢字で書くと「遠所者」。
・ おいでる
: 「居る・行く・来る」の尊敬語。共通語の「おいでになる」に似ているため、金沢弁とは気付かずに公共の場でも使っている人が多い。
: (例)「明日、おいでますか」
◎ か行
・ かたがる
: 傾く。方言と気付かずに使っている人が多い。
: (例)「壁の絵ぇ、かたがっとるぞ」
・ がんこ(な)
: 意思の固い「頑固」でなく、「とても」「とてつもなく」「すごく」の意味。若者の間で一時期、「がんこ」と「ムカつく」や「腹立つ」などを合わせて「がんこムカつく」などと言うことが流行った。県内他地域や若い世代の同義語として、「たった」あるいは「たっだ」がある。
・ きんかんなまなま
: 道路の雪が踏み固められ凍って、表面がつるつるになる状態。路面凍結。暖冬傾向が続き、道路の融雪装置が普及した現在、路面凍結は日常風景でなくなり、それを言い表す「きんかんなまなま」も死語になりつつある。
: (例)「寒いさけ、きんかんなまなまやろうし、気ぃつけて行きまっし」
・ 校下(こうか)
: 小学校の通学区域、つまり学区のこと。富山県でも同様に用いる。町内会や子ども会の地区別組織、地区の運動会や市中の盆踊り、さらには政治家の後援団体もこの「校下」単位で行われることがある。「子供が日頃お世話になっている小学校の下(もと)で団結する」という意識で使われてきたが、最近は転勤などで移り住んできた保護者を中心に「学校の下(した)」というマイナスイメージが生じ、「校区」に言い換える動きも出てきている。近畿地方の「あほんだら」に関係するとも言われる。メディアの影響で「ばか」や「あほ」も併用されるようになった現在では、「ばか」や「あほ」は強い罵倒、「だら」は軽い罵倒(人によっては逆)という新たな使い分けが生まれている。
・ つるつるいっぱい
: コップなどに注がれた飲み物が表面張力ギリギリまで注がれた様を言う。富山県や福井県でも使用。
◎ な・は・ま行
・ はがいしい、はがやしい
: 「悔しい」と「もどかしい」が混ざり合ったような意味。「歯がゆい」が変形したもの。若者の間では「はんげしいー」「はんげー」「はげー」「はっがーい」などとも省略される。
・ めもらい
: 麦粒腫。富山県や福井県でも使用。金沢弁と気付かずに使っている人が多い。
◎ や・ら・わ行
・ りくつ(な)
: 共通語の「理屈」には「理屈っぽい」のようなマイナスの意味合いがあるが、金沢弁では「よくできた」「巧みな」というプラスの意味で使われる。
: (例)「最近の家はこんなに早う建ってしもうがけ。りくつなー」
◎ 挨拶語・相づち語
・ どんながや、どんながやいね=どういうこと(わけ)だい
: 相手を問いただす言葉。白山麓では「でぇーげ?」、旧辰口町では「でぇーん?」と言う。
・ きのどくな=ありがとう
: かつて互いに貧しかった暮らしの中で、施しを受け、相手を慮って言った言葉で、「申し訳ない」という気持ちを込めた感謝を表す。「きのどくに」「きーどくなー」と発音することもある。「ありがとう」を意味する金沢弁には他にも「あんやと」や「ごきみっつぁんな(丁寧な言い方)」などがある。
・ おゆるっしゅ=よろしく
・ ほーや、ほーやね=そうだ、そうだね
: 親しい仲間内の会話で使われるあいづち。「ほーやほーや」と繰り返されることもある。
・ おいや、おいね=そうだよ、そのとおり
: あいづち。「あなたの言うことに大いに同意する」というニュアンスで、強く発音される。
・ なーん、なーも、なーんも、なーむ
: 軽く否定する表現。はっきりした「いいえ」ではなく、イエス・ノーをうやむやに言う時や、相手の質問をはぐらかす時などにも使う。「何も」が変形したもので、「なーん」以外は年配層に多い言い方。富山県でも使用。
・ えーな、あーん?
: 金沢出身者の自然な発話でよく使われる表現。「えーな」は主に男性が、軽く腹立たしい気持ちを表明するのに使う。「あーん?」は男女とも使う表現で、共通語の「なーに?」「何よ?」に近いニュアンスを表す。
● 金沢弁の例
・ 金沢市森本での高齢女性と中年男性の会話。「〜まさる」や「〜みす」など、伝統的な金沢弁の敬語が使われている。
:「ばあちゃん、どこ行きまさらんけ?」(ばあちゃん、どこへお行きになるんだい?)
:「きゃ、まい日でごぜーみすさけ、尾山の別院にまいんに行きみす」(今日はいい日でございますから、尾山の別院に参りに行きます)
:「ほりゃ、いい心がけやね。ごせっかくな」(それは良い心がけだね。ご精が出ますね)
:「おあんさんは、どこけ?」(お前さんは、どこだい?)
:「わしゃげすびたのかんぬきがいたなったもんで、痔かとおもて医者に診てもろがや」(私は尻の穴が痛くなったもので、痔かと思って医者に診てもらうんだ)
:「ほんながけ、うらも冬の時分のしんばりが治らんで、今でも膏薬塗っとりみす」(そうなのかい、私も冬の時分のしもやけが治らなくて、今でも膏薬を塗っております)
・ 八百屋の店主と客の会話例。
:「あー、まいどさん。今日はまたさぶい日になりみして」(ああ、こんにちは。今日はまた寒い日になりまして)
:「おいねー。ほやさけ、今日は鍋にすっかなとおもて」(ええ。だから、今日は鍋料理にするかなと思って)
:「ほんな、この白菜こーてくまっし」(それなら、この白菜を買っていらっしゃい)
:「あんまりでかいが要らんわ」(あまり大きいのは要らないよ)
:「こっでいーか。あんやとねー、いつもねー、きのどくなー」(これでいいかい。ありがとうね、いつもね、ありがとうね)
・ イソップ物語の方言訳に見る世代差(2001年)。各文章の上段が71歳男性による金沢弁訳、下段が19歳女性による金沢弁訳。
・ 2匹の蛙の子が池のほとりで遊んでいました。
・ ニヒキノ ギャワズノコガ イケノソバデ アソンドッタガヤト。
・ ニヒキノ カエルノコガ イケノソバデ アソンドッテンテ。
・ そこへ牛が水を飲みにやってきて、間違って1匹の蛙の子を踏みつけて殺してしまいました。
・ ホコエ ウシガ ミズオ ノンニキテ マチゴーテ イッピキノ ギャワズノコオ フンツケテ コロイテモタ。
・ ソコニ ウシガ ミズ ノミニキテー マチガエテ イッピキノ カエルノコオ フンズケテ コロシテシマッテン。
・ 子蛙が1匹見当たらないことに気がついたお母さん蛙は、兄さんはどこにいるのかと尋ねました。
・ チンケー ギャワズガ イッピキ ミエンコトニ キーツイタ カーカギャワズワ アンカ ドコ イッタガヤト キータガヤト。
・ コガエルガ イッピキ ミアタランコトニ キーツイタ オカーサンガエルワ ニーチャンワ ドコニ オルンカ キーテン。
・ 「お兄ちゃんは死んでしまったよお母さん。4本足のものすごく大きなやつがやってきて泥の中に踏みつぶされてしまったの」
・ 「アンカ ゴネテシモタガヤ カーチャン。ヨンポンアシノ ガンコニ デカイヤツガ キテー ドロンナカニ フミツブイテシモタ」
・ 「ニーチャン シンデシモータワ カーチャン。ヨンホンアシノ モノスゲー デッケーヤツガ キテ ドロンナカニ フンズケラレテシマッタワ」
・ 「ものすごく大きいやつですって。このくらい大きかったかい」と言うと、お母さん蛙は精一杯大きく見えるように、ぷうっと体をふくらませました。
・ 「ガンコニ デカイヤツッテ コンクライ デカカッタンカ」トユート カーカギャワズワ セーイッパイ デカイガニ ミエランニ プーット カラダ フクラマイタ。
・ 「モノスゲー デッケーヤツヤッテー。コンクライ デカカッタンカ」トイッテ オカーサンガエルワ セーイッパイ デカク ミエルガニ プーット カラダオ フクラマシテン。
・ 「うん!そう、もっと大きかった」
・ 「ウン。ホヤケド マダマダ デカカッタ」
・ 「ウン。ソーヤケド モット デカカッタワ」
● 金沢弁を使った言葉遊び
・ 「ネジ、ねーじぃ?」(ネジがないじゃないか?)
・ 「ネガ、ねーがんねーがぁ?」(ネガがないんじゃないの?)
・ 「シマシマにしまっしまー」(しま模様にしなさいよ)
・ 「医者に言われてん、腸捻転ねんてー」(医者に言われたんだ、腸捻転なんだって)
・ 「男おっとこないし、女おんな!」(男の居場所がないから、女は居るな!)
: 以上は「でえげっさあ」の歌『金沢ことば』の中で聞くことができる。
● 金沢弁を取り入れた作品
・ 『加賀ばやし』:盆踊りにも使われる軽妙な新民謡。金沢の茶屋街で歌われていた『金沢なまり(作者不詳)』という歌を改作したもの。作詞・梅木勝吉、作曲・飯田景応。
・ 『金沢ホーヤネ』:金沢百万石まつりの「百万石踊り流し」用に1990年に創作された新民謡。
・ 『金沢ことば』:地元フィールフォークグループ「でえげっさあ」の歌。歌詞に金沢弁がふんだんに織り込まれている。
・ 『石川サンバ』:石川テレビ放送創立40周年を記念して制作された「石川さん」のテーマ曲。
・ 『廓のおんな』:井上雪によるノンフィクション小説。伝統的な金沢弁が丁寧に描写されている。
・ 『ヒラリ君』:北國新聞で連載されている4コマ漫画。連載途中から、登場人物が金沢弁で話すようになった。
・ 『花嫁のれん』:2010・2011年に東海テレビ制作、FNS系列にて放送された昼帯連続ドラマ。登場人物の一部が金沢弁を話している。
・ 『花咲くいろは』:石川県の架空の温泉旅館を舞台にしたテレビアニメ。「輪島巴」という登場人物が共通語と金沢弁のバイリンガルで、金沢市出身の能登麻美子が声を当てた。
・ 『変ゼミ』:TAGROによる漫画。「加藤あんな」という登場人物が金沢弁を使用し(途中から共通語に変わる)、アニメ版では金沢市出身の新谷良子が声を当てた。
・ 『りゅうおうのおしごと』: 白鳥士郎によるライトノベル及びそれを原作にしたテレビアニメで、将棋を主題にしている。主人公の九頭竜八一の弟子の「雛鶴あい」は、金沢の老舗名籍旅館の一人娘であり、八一を罵倒する時に金沢弁を使用する。
・ 『洲崎西 THE ANIMATION』 : 人気声優ラジオ内のネタを元にしたミニアニメ。主演の一人・洲崎綾は金沢の出身で、いくつかの金沢弁を使う。
・ 『アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ』 : アイドルをプロデュースするスマートフォン用のゲームアプリ。本作より登場した金沢出身のアイドル「白石紬」が金沢弁を使用する。基本は標準語であるが、感嘆した際などふとした瞬間に金沢弁が出る。
・ 『ラブライブ蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』 : 石川県の架空の高校を舞台にしたゲーム及びメディアミックス作品。2024年度(104期生)に入学した「百生吟子」が金沢弁を使用し、金沢市出身の櫻井陽菜が声を当てた。また、吟子の祖母役で能登麻美子も起用されている。
「金沢弁」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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