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ニウエ(ニウエ語: )は、オセアニア東部にある立憲君主制国家。南太平洋上にあるニウエ島を領土とする島国で、ニュージーランドの北東、トンガの東、サモアの南東に位置する。面積は269平方キロメートルで。
● 概観
ニュージーランド国王たる連合王国国王を元首とする立憲君主制であり、総督はニュージーランド総督が兼任している。1974年のニウエ憲法制定法による自治権の獲得。ただし、ニュージーランドはニウエ政府の求めによってのみ外交上の助言を行うものとされており、1988年には、ニュージーランドが以後締結する国際協定はニウエに及ばないものと宣言されている。国際連合(国連)は、ニウエを正式な国際連合加盟国とはしていないものの、独立国家として一定の認知を与えており、1994年には国連事務局は、ニウエの完全な条約締結能力を認めている。
1997年にアメリカ合衆国と同国準州であるアメリカ領サモアとの間の領海確定協定を締結。2007年には中華人民共和国と、2012年にはインドとそれぞれ外交関係を樹立した。そして2015年には日本国政府も5月15日にニウエを国家承認して8月に外交関係を樹立し、在ニュージーランド日本国大使館が兼轄した。アメリカ合衆国も2023年9月25日、同じく南太平洋にあるクック諸島とともに国家として承認して外交関係を樹立すると発表した。
ニウエはこうして外交関係を持つ国家や参加国際機関を増やしてきた。世界規模の国際機関としてはユネスコのほか国際連合食糧農業機関(FAO)、世界保健機関(WHO)に加盟している。同じ南太平洋島嶼国の集まりである太平洋諸島フォーラム(PIF)、太平洋共同体(SPC)、南太平洋地域環境計画(SPREP)のメンバーである。1970年にニウエ国際空港が開港した当時は約5000人いた住民はニュージーランドへ渡航するなどして1990年代に2000人を割り込んだが、ニウエ国内の10倍以上のニウエ人が国外で暮らしているとみられるほか、日本人を含め移住してくる人もいる。
・ 2012年:インドと国交を樹立、同日にニウエを承認した。
・ 2020年2月:新型コロナウイルス感染症の流行に対し、複数の患者が出た日本や中国などからの入国制限を実施。
● 政治・行政
議会は一院制で、定員は20名(14の村の代表と島全体の6名)で、3年に1度改選される。
国民の4分の1にあたる約400人が公務員で、国家予算の3分の1はニュージーランドの援助で賄われているが、小国に見合わないインフラ投資などのための外国からの借り入れは避けている。万国郵便連合(UPU)にはニュージーランドの一部として加盟している。
● 国際関係
◎ 日本国との関係
日本とは2015年8月に外交関係を樹立した。自給農業がニウエの農業の大部分を占めており、ほとんど全ての家庭がタロイモのプランテーションを行っている。
キャッサバ(タピオカ)、ヤムイモ、サツマイモ、様々なバナナが主要な産品である。1970年代は、コプラ、パッションフルーツ、ライムが主要な輸出品目であったが、2008年には、バニラ、ノニ(ヤエヤマアオキ)、タロイモが主な輸出作物になった。
ウガ(ヤシガニ)も食物連鎖を構成しており、森や浜辺に生息している。最新の農業国勢調査は1989年に実施された。
● 住民
住民はサモア人の血を引く、ポリネシア系ニウエ人がほとんど(90%)である。
宗教はキリスト教教会が各村にあり。その他、talanet.okakoa.comのようなオンデマンドのニュースサービスも存在する。
「ニウエ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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