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ボリビア多民族国


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ボリビア多民族国(ボリビアたみんぞくこく、)、通称ボリビアは、南アメリカ大陸西部にある立憲共和制国家。憲法上の首都はスクレだが、ラパスが実質的な首都機能を担っており、南西はチリ、北西はペルー、北東はブラジル、南東はパラグアイ、南はアルゼンチンと国境を接する。

● 概要
国土面積は約110万平方キロメートルで、日本の約3.3倍。 かつて「黄金の玉座に座る乞食」と形容されたように、豊かな天然資源を持つにもかかわらず実際には貧しい状態が続いており、現在もラテンアメリカ貧国の一つである。推定1万4000人の日系ボリビア人がおり。

● 国名
公用語による正式名称は、スペイン語で 。公式のケチュア語表記は , 公式のアイマラ語表記は である。通称は 。 2009年3月18日に、それまでの(ボリビア共和国)から現国名へ変更した。 公式の英語表記は で政権を握るが、麻薬マフィアとの癒着、反対派への大弾圧により、国際的な批判を呼んだ。
・ 1982年:MNRから民主人民連合 (Unidad Democrática y Popular : UDP)に分派したシレス・スアソが政権を執り、民政復帰。18年に及んだ軍政が終わる。このころから中南米全体を襲った中南米債務危機に陥り、約40億ドルにも上る莫大な対外債務に苦しみ、激しいハイパーインフレーションが発生。
・ 1985年 第4次パス・エステンソロ政権成立するが、もうこの時には8000パーセントにも及ぶハイパーインフレ状態に陥っており、事実上通貨は紙切れ同然となってしまい、ボリビア経済は破綻状態に陥った。
・ 1986年 ボリビア政府は苦渋の選択の末、ボリビアは100万分の1のデノミネーションで8,000%超のインフレを抑制。エステンセロは他にも新自由主義的改革により、経済危機を乗り切る。
・ 1990年代中ごろ: 天然ガス田が発見された。
・ 1993年:MNRのゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ政権成立。初の先住民出身副大統領と共に新自由主義政策を採用した。
・ 1997年:「メガ連立」により、第二次バンセル政権成立。コカの栽培の撲滅に全力を挙げる。
・ 2000年:コチャバンバ水紛争
・ 2001年:大規模な天然ガス田が発見される。コチャバンバ水紛争の影響と病気によりバンセル大統領が辞任。
・ 2002年:8月にMNRから第二次サンチェス政権が成立するも、すぐに指導力不足が露呈。
・ 2003年:ボリビアガス紛争。10月にサンチェス大統領がアメリカ合衆国に亡命。副大統領のカルロス・メサが昇格。
・ 2006年:ペルーのアレハンドロ・トレドに続いて南米大陸二人目の、ボリビアでは初の先住民出身となる大統領エボ・モラレスが「社会主義運動」より就任した。
・ 2007年:モラレス政権、ブラジルのペトロブラスなどの外資を国有化し、公約通り天然ガスを国有化(収益は教育の充実や貧困層、高齢者支援に振り向けている)。
・ 2009年3月:大農場主から接収した東部平原地方の土地の所有権を先住民に引き渡し。
・ 2019年10月:でモラレス大統領が再選されるも、不正選挙疑惑から抗議デモが勃発。大統領辞任。
・ 2020年11月:ルイス・アルセ元経済財政大臣が大統領就任。
・ 2024年6月26日:汚職容疑で解任されたスニガ元軍司令官らによるクーデター未遂が発生。

● 政治


◎ 行政
ボリビアの大統領を元首とする共和制国家であり、国家元首である大統領は行政府の長として実権を有する。任期5年。選挙は、大統領候補と副大統領候補がそれぞれペアとなり立候補し、国民は直接選挙により数組の中から1組を選出する。大統領が死亡や辞任により欠ける場合は、副大統領が大統領に昇格し、残りの任期を務める。首相職はなく、副大統領が閣議を主宰する。 建国以来、政治的に非常に不安定なため、クーデターが起こりやすい政治文化があり、過去100回以上のクーデターが起きている。

◎ 議会
国会にあたる多民族立法議会は両院制。上院は全36議席で、各県から4名ずつ比例代表制選挙により選出される。代議院(下院)は、全130議席で、そのうち77議席は小選挙区から選出、53議席は比例代表制で選出されるが、全体の議席配分は比例代表制によって決まる(小選挙区比例代表併用制。ただし が出ないようになっているため、連用制に近い)。両院とも議員の任期は5年で、同日選挙である。 直近の総選挙は、2020年10月18日に行われた。政党別の獲得議席数は、以下の通り。
◇上院(定数36)
・ 社会主義運動 (MAS) 21
・ 市民共同体 (CC) 11
・ 政党連合「私たちは信じる」 4
◇ 代議院(下院、定数130)
・ 社会主義運動 (MAS) 73
・ 市民共同体 (CC) 41
・ 政党連合「私たちは信じる」 16

◎ 近年の政治情勢
2006年7月2日、制憲議会選挙が行われた。定数は255議席。与党・社会主義運動(MAS)が137議席を確保した。第2党は、野党中道右派・民主社会勢力(PODEMOS)で60議席を占めた。同時に実施された地方自治権の拡充の賛否を問う国民投票では、与党の主張が半数を占める。新憲法草案は、1年以内に3分の2以上の賛成で提案され、国民投票に付される。 ボリビアの181周年独立記念日の2006年8月6日に、制憲議会の開会式が行われた。同議会発足を祝って、36の先住民による約3万人のパレードも実施された。 就任2年目になるエボ・モラレス大統領は、2007年1月22日、国会で年次報告を行い、新憲法を制定する重要性を改めて強調した。新憲法には、水を含む資源主権や先住民の権利確立、教育行政に対する国の責任などが盛り込まれる予定である。制憲議会は2006年8月、発足したが、議事運営方法、地方自治、首都制定などを巡って与野党や地方間の対立が続いている。与党・社会主義運動党が定数255のうち142議席を占めている。 2009年1月25日、先住民の権利拡大や大統領の再選を可能とする新憲法案が60%あまりの賛成を得て承認された。2009年12月6日、大統領選挙が行われ、現職のモラレスが6割を超える得票で勝利した。 2014年10月29日、モラレスが大統領選で3度目の当選を果たし、翌2015年1月に第3期モラレス政権が発足した。 2019年10月20日、モラレスは大統領選で4度目の当選を果たしたものの、開票結果の不正操作疑惑が浮上し、これに反発した対立候補の支持者による抗議活動が発生し、国内は混乱。国軍・国家警察などから辞職勧告を突き付けられたモラレスは11月10日に大統領辞任を表明し、11月12日にメキシコへ亡命。これは事実上のクーデターとされる。 モラレスの辞任表明を受け、憲法裁判所はヘアニネ・アニェス上院副議長を暫定大統領に選出し、アニェスは就任宣誓を行った。これに対し、モラレス政権を独裁として批判してきたアメリカ合衆国やアメリカ寄りの右派政権が統治するブラジル、コロンビア、エクアドルはアニェスを暫定大統領として承認した。大統領選挙の仕切り直しは、2020年5月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、同年10月18日に延期して実施され、モラレス派のルイス・アルセ・カタコラが当選した。2021年3月13日、前暫定大統領のアニェスが、2019年の「クーデター」に関与した疑いなどで逮捕された。

● 国家安全保障
陸軍、空軍、海軍を保有しており、12ヶ月の徴兵制度が敷かれている。 現在のボリビアは内陸国であるが、現在でも海軍と呼称されている。大西洋やチチカカ湖で演習を行う他、河川が国境となっている北部・東部のブラジルやパラグアイでの国境付近で国境警備の任務に就いている。

● 地方行政区画
ボリビアには、9つの県(departomentos)が設けられている。カッコ内は、県庁所在地。
・ オルロ県 (オルロ)
・ コチャバンバ県 (コチャバンバ)
・ サンタ・クルス県 (サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ)
・ タリハ県 (タリハ)
・ チュキサカ県 (スクレ)
・ パンド県 (コビハ)
・ ベニ県 (トリニダ)
・ ポトシ県 (ポトシ)
・ ラパス県 (ラパス)

◎ 主要都市
主要な都市はスクレ(憲法上の首都)、ラパス(事実上の首都)、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ、エル・アルト、コチャバンバがある。

● 地理

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  山名   標高(m)
   ネバダ・サハマ   align=center 6.542
 イリャンプ  align=center 6.485
   イリマニ   align=center 6.462
 アンコウマ  align=center 6.380
   チェアロコ   align=center 6.127
 ポメラペ  align=center 6.240
   チャチャコマニ   align=center 6.074
 パリナコタ山  align=center 6.362
   ワイナ・ポトシ   align=center 6.088
 アコタンゴ  align=center 6.052
   アカマラチ   align=center 6.046
 チャウピ・オルコ  align=center 6.040
   ウトゥルンク   align=center 6.008
太平洋戦争に敗れて内陸国となったボリビアの地理は大きく3つに分けられる。 一つは、ペルーとの国境であるチチカカ湖周辺から国土を南に貫くアンデス山脈地域で国土面積の約29%に及び、その面積は32万平方キロ余りで、標高3000m以上の年中寒冷な気候を持つ。ラパス市やオルロ市にかけて標高4000mくらいの広大な平らな土地が広がり、この地域はアルティプラーノと呼ばれる。アンデス地域にはとの二つの山脈がある。 さらにコルディリェラ・オクシデンタル(西アンデス山脈)、コルディリェラ・オリエンタル(コルディリェラ・レアル、東アンデス山脈)、アルティプラノと呼ばれる高原よりなる。 国土の約9%を占めるコチャバンバ県やラパス県ユンガス地方などの、アンデス地帯とアマゾン地帯の中間に位置する場所はバジェ (valle) 地域と呼ばれ、温暖で果樹栽培などに適した気候である。この地域ではインディヘナ農民によるコカの栽培も盛んである。 ユンガスは標高3300mから2500mの高地ユンガス、2500mから1500mの中央ユンガス、1500mから600mの低地ユンガスに分類される。 このユンガスにある保養地とラパス市を結ぶ道路は、毎年多くの死者を出し、「死の道路」と呼ばれていた。 ボリビアはかつて太平洋に面する海岸線も領土に保有していたが、1884年に太平洋戦争で敗れ、 バルパライソ条約と、1904年の正式な講和によりそれを全て失った。ボリビアでは3月23日を「海の日。

◎ 鉱業
植民地時代から19世紀末までは金と銀が、20世紀以降は錫がボリビア経済の主軸であった。ホッホシルトが錫開発の主役であった。 石油の輸出も盛んであり、1930年代に東部で油田が発見されたことがチャコ戦争の一因ともなった。2001年に世界最大規模の天然ガス田が発見され、ボリビア経済再生の頼み綱となっている。 南部のウユニ塩原には推定540万トンのリチウム(世界埋蔵量の半分以上)が埋蔵されていると見積もられているが、ボリビア政府にはそれを抽出する技術も資本も持ち合わせていない、という事情がある。

◎ 農業
1952年のボリビア革命以来、サンタクルスを中心とした東部の低地地帯で開墾、農業開発が進み、近年大豆、サトウキビ、綿花、コーヒー、バナナなどの大規模な輸出用農業が盛んになっており、北部の熱帯地域ではカカオなどが産出する。一方で、西部のアルティプラーノではインカ帝国以来の零細小農業やコカ栽培などが行われている。
○ 農地改革
1958年、第一次農地改革が行われたが、2006年現在では、分配された土地の95%に当たる約3200万ヘクタールが企業の手に渡っている。 2006年5月16日、ガルシア副大統領より「第二次農地改革」計画案が発表された。「生産的でない」土地及び国有地を農民や先住民に分配するというものである。

◎ 観光
主な観光地としてはティワナクの遺跡や、チチカカ湖、ウユニ塩原、ポトシの鉱山、チェ・ゲバラの戦死したイゲラなどがあり、南米諸国の中でも特に物価が低いため、ヨーロッパや、カナダ、アメリカ合衆国、日本、韓国、イスラエルといった先進国に加えて、南米諸国のアルゼンチン、ブラジル、チリなどからも多くの観光客がボリビアを訪れている。アンデス山脈の高山が各国から登山家を引き寄せている。また、アマゾンのツアーを提供する多くのツアー会社もある。

● 国民
直近の2011年の国勢調査によると、ボリビアの総人口は1002万7254人である。 国際連合児童基金(ユニセフ)の発表によると、5歳以下で死亡する子供の比率は77/1,000。1歳以下で死亡する子供の比率は60/1,000。平均寿命は女性64歳、男性61歳、合計63歳。

◎ 民族・出自
ケチュア人が約30%、メスティーソ(混血)が約30%、アイマラ人が約25%、ヨーロッパ系が約15%、アフリカ系が約0.5%であると見られるが、正式な統計は取られていない。 先住民人口比率が85%と南米最多である。 先住民としては南東部のチャコ地方にはグアラニー族も若干居住しており、数を示すとケチュア人が250万人、アイマラ人が200万人、チキタノ人が18万人、グアラニー人が12万5000人程になる。 メスティーソのうち、伝統的な衣装を身に付けている女性はチョリータと呼ばれる。彼女らの格好はボリビアを特徴づける習俗となっている。 クリオーリョ(スペイン系)の出身地としては植民地時代からのスペイン人が最も多いが、ドイツ、アメリカ合衆国、イタリア、クロアチア、ロシア、ポーランドなどにルーツを持つ者やバスク民族系なども存在している。 全人口の0.5%程であるアフリカ系は、元々ブラジルに奴隷としてやってきた人々が移住してきたのが始まりであり、ラパス県の南北ユンガスに最も多い。日系ボリビア人は推定1万4000人ほど存在する。
○ 15歳以上の識字率
2020年時点で94%であり、ラテンアメリカ並びにカリブ諸国の識字率94%と比較すると概ね平均的な識字率である。ボリビアでの非識字率は2001年の13.28%から2014年に3.8%に下がっている。これは2006年に発足したモラレス政権が非識字克服を最優先課題の一つに掲げ、キューバの教育者が開発した識字メソッド(Yo, sí puedo)の活用とベネズエラからの資金援助によって、読み書きできない国民へ無償の教育を提供した影響が大きい。
○ 教育段階
4〜5歳を対象とした2年間の就学前教育から始まり、6年間の初等教育、6年間の中等教育、高等教育が行われる。義務教育は初等教育から中等教育までの14年間であり、学年暦は2月から始まり、11月に終わる。
○ 学校の実態
一般的に同じ校舎内で午前に小学校の授業,午後は中学・高校その他の学校の授業,夜は夜間学校と技術専門学校などの授業が行われている。また、学校施設不足などの理由から1つの校舎を別の複数の学校が共有することもある。 義務教育後の教育としては私立高校からは大学へ進学する者が多い。大学は入学が簡単である一方、卒業は困難である。公立高校からは経済的理由により働くか公立大学へ進学する者が多い。 私立校は小・中・高までの一貫教育を行っており、公立校よりも教師、設備に優れ、教育水準も高い。公立校は授業料が無料であるが、ほとんどの学校で教科書をコピーして使っており、教職員のストライキが多く教育課程に支障が出る場合がある。
○ 教育の効果
独立機関である教育の質研究所(OPCE)の2010年の調査によると、初等教育では国語よりも算数の能力が低い児童が多いことが確認された。また、中等教育では初等教育と同様に算数の能力の低さが確認された。特に開発が遅れているとされている県において能力が低い生徒の割合が多く、県ごとに能力のばらつきが大きいことが確認されている。算数能力が低い理由として、授業が教師主導型で練習問題を解かせるだけであり生徒の自主性を重要視していないことが指摘されている。

◎ 保健

○ 平均寿命
2020年時点で男性69歳、女性75歳、合計72歳である。
○ 主な死因
2019年時点で第1に虚血性心疾患、第2に下気道感染症、第3に脳卒中である。 寿命に大きな影響を与えている要因として栄養失調、肥満がある。
○ 健康への支出
2019年時点でGDPに占める比率は6.92%であり、2000年から徐々に上昇している。

◎ 医療

○ 医療施設
公共の保健医療施設はサービスレベルに応じて3段階に分けられている。第1次レベルは初期治療などを提供する診療所、保健センターが該当する。第2次レベルは基本的専門医療を提供する県病院が該当する。第3次レベルは最も高度な医療を提供する総合・専門病院が該当する。
○ 保健政策
妊産婦死亡率や5歳未満の乳幼児の死亡率が高く、母子保健が劣悪な状況であることから、1996年7月に「国家母子保健政策」が政府によって策定され、妊産婦および5歳未満の乳幼児が無料で診療を受けられるようになった。2003年には国家母子保険はユニバーサル母子保険と名称が変更され、社会保険や民間の施設でも適用されるようになった。妊産婦死亡率や幼児死亡率は近年(2019)の経済成長によって減少しつつあるが、依然として人口1万人あたりの医師数は中南米域内の平均を大きく下回っており、病院の数・人材・機材・薬品も不足している状態が長く続き、栄養失調などの問題が残っていた。こうした状況を踏まえ、政府は2019年3月に全国統一医療システムを導入し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの拡大に取り組んでいる。具体的には全国民の保健サービスへのアクセスを目標とし、妊産婦死亡率を現状より50%削減し、幼児死亡率については現状より30%削減するとしている。
○ 医療体制の課題
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ拡大の政策によって医療設備の数は増加しており、新しく導入された国民皆保険により、国民の51%が無料診療を受けられるようになった一方で、患者数の急増に病院のインフラが追いつかず、十分な医療サービスを提供できない病院もある。そのため、より多くの機材や医師を病院に配置することが求められている。

◎ 食文化
食文化としては、パン、ジャガイモ、トウモロコシを主食とし、副食として主に牛肉と鶏肉を食べる。豚肉は高級な食材とされる。クイと呼ばれる天竺鼠の一種も食用としている。暖かい地方ではユカイモ(キャッサバ)やパパイア・マンゴーなども食べる。内陸国のため、魚介類ではチチカカ湖のトゥルーチャ(鱒の一種)やペヘレイといった川魚が食べられる。海産物は主にチリなどから輸入される。朝には道ばたでパンを売る姿がよく見られ、高地ではサルテーニャが、低地ではクニャペがよく売られている。 第二次世界大戦前後にドイツなどから逃れてきた人たち(戦前はユダヤ人、戦後はナチスの残党)がビールを広めた結果、ラパスでは「パセーニャ (Paceña)」、オルロでは「ウァリ (Huari)」、コチャバンバでは「タキーニャ (Taquiña)」、サンタクルスでは「ドゥカル (Ducal)」など、それぞれの都市を代表するビールの銘柄がある。 ビール以外の酒類としては、スペイン侵略以前から飲まれているチチャという発酵酒や、ブドウの蒸留酒シンガニや、中米から輸入したラム酒のロン(Ron)などが飲まれる。 ボリビア人のチチャにかける情熱は強く、チチャを侮辱したイギリスの公使が、暴君メルガレホによりロバの背中に裸にしてくくりつけられ、スクレの市中を引き回しにされた事件がある。また、アルゼンチンに近いタリハはボリビア屈指のワイン産地であり、ワインも好まれている。

◎ 文学
ボリビア文学はインカ帝国時代の先住民の口承文学に根を持ち、植民地期にもバルトロメ・アルサンス、パソス・カンキ、フアン・ワルパリマチなどの作家がいた。19世紀の独立後、ロマン主義の時代にはマリア・ホセファ・ムヒア、リカルド・ホセ・ブスタマンテ、アデラ・サムディオなどがいる。 20世紀初めになるとアルシデス・アルゲダスの『ワタ・ワラ』や『青銅の種族』により、インディオの困窮やキリスト教会の腐敗を告発したインディヘニスモ文学が始められた。このころの作家にはオスカル・セムートやガブリエル・レネ・モレーノなどがいる。現在において活躍する作家としては、エドムンド・パス・ソルダンや日系ボリビア人のペドロ・シモセが特に有名である。

◎ 音楽
ボリビアの音楽は土着の音楽が発達したアウトクトナ音楽と、ヨーロッパから持ち込まれた音楽を基盤に都市で発達したクリオージャ音楽に大きく分けられるが、どちらもフォルクローレと呼ばれる。ボリビア全体がフォルクローレの里と呼ばれるが、特にオルロとポトシが有名である。オルロでは年に一度、ユネスコの無形文化遺産にも登録されているカルナバル(カーニバル)が行われるが、これはクスコ、リオデジャネイロと並んで南米三大祭りの一つといわれる。主なリズムとしてはワイニョ、クエッカ(クエッカ・ボリビアーナ)、バイレシートなど。 『我が祖国ボリビア』というクエッカの曲は第2国歌と呼ばれている。ペルーやチリなど周辺国のフォルクローレにも使われるチャランゴはボリビア起源の楽器である。ポトシやその近くのチュキサカの田舎町などには、スペイン侵略以前の習俗を色濃く残しているものと思われる、特異な歌や踊りをいまでも見ることができる。ノルテ・ポトシのプトゥクンという歌や、タラブコの祭りなどがその例である。 ポピュラー音楽の世界ではクリオージャ音楽とアウトクナ音楽は相互に影響し合い、従来のフォルクローレとロックやジャズのクロスオーバーも盛んである。コロンビア生まれのクンビアも広く聴かれている。

◎ 映画
ボリビアにおいて初めて長編映画『ワラ・ワラ』を撮影したのはであり、1930年のことだった。その後1953年にボリビア映画協会が設立され、ホルヘ・ルイスらが活躍した。1966年にはホルヘ・サンヒネスを中心にが結成され、日本でも現代企画室と太田昌国の協力により『地下の民』(1986年)などが公開された。

◎ 世界遺産
ボリビア国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が6件、自然遺産が1件ある。
◇ ボリビアの無形文化遺産
・ オルロのカーニバル(2001年)
・ カリャワヤのアンデスに関する宇宙観(2003年)

◎ 祝祭日

日付 日本語表記 現地語表記 備考
 1月1日  元日  Año Nuevo 

 移動祝日  謝肉祭(カーニバル)  Carnaval  2005年は2月7日-8日
 移動祝日  聖金曜日  Viernes Santo  2005年は3月25日
 5月1日  労働者の日(メーデー)  Día del Trabajo 

 移動祝日  聖体の祝日  Corpus Cristi  2005年は6月9日。
聖霊降臨節の10日後の木曜日。
 8月6日  独立記念日  Aniversario Patrio 

 11月1日  諸聖人の日  Todos Los Santos 

 12月25日  クリスマス  Navidad 

 2月10日  オルロ県の日  Aniversarios Cívicos de Oruro  オルロ県のみ
 4月15日  タリハ県の日  Aniversarios Cívicos de Tarija  タリハ県のみ
 5月25日  チュキサカ県の日  Aniversarios Cívicos de Chuquisaca  チュキサカ県のみ
 7月16日  ラパス県の日  Aniversarios Cívicos de La Paz  ラパス県のみ
 9月14日  コチャバンバ県の日  Aniversarios Cívicos de Cochabamba  コチャバンバ県のみ
 9月24日  サンタ・クルス県の日  Aniversarios Cívicos de Santa Cruz  サンタ・クルス県のみ
 10月1日  パンド県の日  Aniversarios Cívicos de Pando  パンド県のみ
 11月10日  ポトシ県の日  Aniversarios Cívicos de Potosi  ポトシ県のみ
 11月18日  ベニ県の日  Aniversarios Cívicos de Beni  ベニ県のみ


● スポーツ


◎ サッカー
ボリビア国内でも他のラテンアメリカ諸国と同様、サッカーが圧倒的に一番人気のスポーツとなっており、1950年にサッカーリーグのプリメーラ・ディビシオンが創設された。ボリビアサッカー連盟(FBF)によって構成されるサッカーボリビア代表は、これまでFIFAワールドカップには3度出場しているが、全大会でグループリーグ敗退となっている。しかしコパ・アメリカでは1963年大会で初優勝を果たしており、1997年大会では準優勝に輝いている。 代表チームはホームゲームで驚異的な強さを誇っており、ラパスにあるスタジアム「エスタディオ・エルナンド・シレス」は標高が約3,600mもあり、酸素濃度が低いためアウェーチームは度々苦戦を強いられている。

● 著名な出身者

「ボリビア」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年7月15日11時(日本時間)現在での最新版を取得

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