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上山温泉(かみのやまおんせん)は、山形県上山市(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。古くは同じ山形県の湯野浜温泉、福島県の東山温泉と共に「奥羽三楽郷」に数えられた。
温泉街では多数の温泉旅館、温泉ホテルが営業している。また、共同浴場(下記)、日帰り温泉施設(下記の共同浴場以外)、足湯も存在する。2023年(令和5年)3月末現在、温泉利用施設数は32である
: 地元の温泉共同組合によって運営されている。
◇ 二日町共同浴場(親子集いの湯)
: 地元の温泉共同組合によって運営されている。
◇ 新湯共同浴場(通称澤の湯)
: 地元の温泉共同組合によって運営されていたが、2020年3月31日に閉鎖(休業)となり、温泉権をNPOに譲渡することが決定された。NPO法人(かみのやまランドバンク)が施設の運営を引き継ぐこととなり、建物を改修して2022年5月29日に営業を再開した。
◇ 湯町共同浴場
: 地元の温泉共同組合によって運営されていたが、2016年11月30日に閉鎖。
◇ 葉山公衆浴場(寿荘)
: 上山市老人福祉センター寿荘内にあり、上山市社会福祉協議会が運営している。
◇ 中湯共同浴場
: 市営であったが2018年3月31日に閉鎖。
◎ 足湯
5か所に足湯が整備されている。
● 歴史
開湯は1458年(長禄2年)である。肥前出身の旅の僧侶・月秀が、温泉で傷を癒している鶴を発見したとされる。そのため、古くは「鶴脛の湯」の別名があった。
江戸時代には当地に上山城および上山藩が置かれ、温泉地としてのみならず城下町としても繁栄した。また羽州街道の宿場町としても賑わいを見せた。
1878年(明治11年)7月にはイザベラ・バードが来訪し、『日本奥地紀行』で外国人が容易に来られる場所であったら健康的な保養地となるであろうと紹介している。
● アクセス
・ 鉄道
・ 奥羽本線・山形新幹線 かみのやま温泉駅下車
・ 自家用車
・ 東北中央自動車道山形上山インターチェンジより国道13号経由。
「上山温泉」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月4日13時(日本時間)現在での最新版を取得
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