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長門湯本温泉(ながと ゆもと おんせん)は、山口県長門市(旧国長門国)にある温泉。山口県を代表する温泉(「防長四湯」)の一つである。
正式名称は「長門」を冠しない「湯本温泉」であり、全国温泉大事典、帝国書院地図帳などには「湯本(温泉)」と記載されているほか、旅館組合の正式名称も「湯本温泉旅館協同組合」であり、近郊において「長門湯本温泉」と呼ぶ機会は少ない。ただし、先述の湯本温泉旅館協同組合のサイトや長門市観光コンベンション協会のサイトでは「長門湯本温泉」として紹介されている。鉄道院編の『温泉案内』では「深川温泉」として紹介され、「長州第一の名湯だと云ふ」と記されている。
● 泉質
・ アルカリ性単純泉
温泉評論家の郡司勇は、公衆浴場「恩湯」(改装前)に入浴し、源泉が「ややヌル目のまま利用されており感動した。名湯の名に恥じない良い湯である。」
● 温泉街
音信川(おとずれがわ)沿いに温泉街が広がる。大規模な温泉旅館が林立し、山口市の湯田温泉と並び、山口県を訪れる団体観光客の主要な宿泊地ともなっている。中でも大谷山荘は、日本温泉遺産を守る会により温泉遺産(源泉かけ流し風呂)に認定されている
● 歴史
開湯は室町時代の1427年である。当地にある大寧寺の住職が、住吉大明神の神託によって発見したとされる。開湯時に発見した源泉は現在も湧出し、所有も同寺のものである。
江戸時代には、長州藩の藩主も湯治に訪れた。
近代になり、美祢線の開通・長門湯本駅の開業で交通の便が良くなり、浴客の数も増えたため、「恩湯」「礼湯」以外の浴場が開かれ、温泉地として発展した。
日本各地に存在する「湯本温泉」とともに「ゆもと湯けむり5名湯」という宿泊スタンプラリーを定期的に開催している。参加している温泉地は温泉地は長門湯本温泉の他に、ニセコ湯本温泉、岩手湯本温泉(湯田温泉峡湯本温泉)、岩瀬湯本温泉、いわき湯本温泉である。
● アクセス
・ 鉄道 : 美祢線長門湯本駅下車徒歩約5分。
・ 車 : 中国自動車道美祢ICから国道435号経由国道316号で約30分。
● 参照
● 参考文献
・ 鉄道院編『温泉案内』(鉄道院、1920年)。
・ 山口県大津郡深川村編『湯本温泉案内記』(深川村、1924年)。
・ 大日本雄弁会講談社編『日本温泉案内 西部篇』(大日本雄弁会講談社、1930年)。
・ 松田忠徳『松田教授の“温泉道”』(中西出版、2008年)。
・ 石川理夫『本物の名湯ベスト100』(講談社現代新書、2016年)。
・ 石井宏子『感動の温泉宿100』(文春新書、2018年)。
「長門湯本温泉」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2022年5月29日2時(日本時間)現在での最新版を取得













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