ランキング13位
獲得票なし
ランキング3位
獲得票なし
大日ヶ岳(だいにちがたけ)は、白山国立公園内の両白山地南部に位置し、岐阜県高山市と郡上市にまたがる標高1,709 mの山である。
● 概要
717年(養老元年)に、泰澄上人が大日如来を山頂に祀り開山したと伝えられている。山名の由来はこれによる。
もともと、美濃、飛騨、越前の3国の国境の山であったので、「三国山」とも呼ばれていた。山頂に降った雨は、長良川、庄川、九頭竜川の3方向に分かれて流れ出る。約500万-80万年前に活動していた「九頭竜火山列」(烏帽子岳、鷲ヶ岳、大日ヶ岳、銚子ヶ峰、願教寺山、経ヶ岳、取立山、大日山などの火山の東西配列)を構成する一つであり、山体は安山岩類からなる、ぎふ百山 のひとつに選定されている。
● 気象
大日ヶ岳の南側、白鳥町長滝地区には、気象観測点の長滝があり、積雪量が多いことで知られている。このため周辺には、多くのスキー場がある。人工降雪機などの利用が必要となってきている。
● 観光
・ ひるがの高原 - ミズバショウの群生地があり、その南限である。
・ 長滝白山神社 - 道の駅白山文化の里長滝の西隣りに、白山信仰に関わりが深い神社がある。
・ スキー場 - 山腹には高鷲スノーパーク、ダイナランドスキー場、ウイングヒルズ白鳥リゾートがあり、多くのスノーボーダーやスキーヤーが訪れる。
・ 登山 - 大日ヶ岳には三方向からの登山道が整備されている。
● 登山
◎ 登山ルート
三つの登山道がある。積雪期には、スキー場のゴンドラやリフトを利用して、スノーハイクや山スキーなどが行われている。山頂には大日如来を祀った石像、その由来を彫刻した石板、展望図、一等三角点(点名が「大日ケ岳」)
・ 桧峠からのルート(ルートの一部はウイングヒルズ白鳥リゾートの東端にあり、水後山と鎌ヶ峰を経て山頂に至る。)
● 地理
◎ 源流の河川
以下の源流となる河川は各方面へ流れる。
・ 長良川 - 太平洋側の伊勢湾へ流れる。
・ 朝日添川 - 九頭竜川水系石徹白川の支流で日本海へ流れる。
・ 大日谷 - 庄川水系尾上郷川の支流で日本海側の富山湾へ流れる。
◎ 周辺の山
白山
2,702. 17
一等
「白山」
18.1
両白山地と石川県の最高峰
日本百名山
野伏ヶ岳
1,674. 28
三等
「野伏」
9.6
日本三百名山
天狗山
1,658. 42
三等
「天狗山」
1.3
大日ヶ岳
1,708. 87
一等
「大日ケ岳」
0
日本二百名山
鎌ヶ峰
1,666
1.0
水後山
1,558. 54
三等
「三方崩」
1.9
(すいごやま)
毘沙門岳
1,385. 45
二等
「毘沙門岳」
8.1
鷲ヶ岳
1,671. 48
三等
「鷲ヶ岳」
13.9
日本三百名山
◎ 周辺の峠
・ 桧峠 - 水後山と毘沙門岳との鞍部(岐阜県道314号石徹白前谷線、標高950 m公園がある。
● 参考画像
「大日ヶ岳」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年9月8日21時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
山の無作為ピックアップ
Powered by