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栗駒山(くりこまやま)は、山体が宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山。第四紀の安山岩質からなる成層火山(活火山)である。山頂部は宮城県と岩手県の境界になっている。
奥羽山脈に属し、焼石岳や神室山とともに栗駒国定公園や栗駒山・栃ヶ森周辺森林生態系保護地域として指定されている。二百名山、花の百名山の一つである。
● 概要
山名は初夏になると山頂西側に「駒姿」と呼ばれる馬の雪形が現れることに由来する。また、主に岩手県では須川岳(すかわだけ)、秋田県では大日岳(だいにちだけ)、宮城県では駒ヶ岳(こまがたけ)の別名で呼ばれることもある。また、剣岳溶岩円頂丘の北方約500mには円弧状の「地獄釜」と呼ばれる火口状凹地(長さ約100m、幅約70m、深さ約50m)があり、江戸時代には「八幡山」又は「硫黄山」と呼ばれていた。岩屑なだれは東西、南北の範囲に分布している。
毎年5月の第3日曜日に山開きが行われる。
山頂への登山コースが9本ある。山頂部は高木がなく眺めが良い。日本百名山を著した深田久弥は、その後書きの中で、「東北では秋田駒ヶ岳と栗駒山を百名山にいれるべきであったかもしれない」と述懐している。
● 画像解説
● 昭和湖
昭和湖(しょうわこ)は、岩手県一関市にあり、栗駒山の山頂から北西方向の山腹、八合目付近に位置する火口湖である。1944年(昭和19年)に起きた水蒸気爆発でできた。ただしここは元から火口があった場所である。エメラルドグリーンの強酸性の水をたたえている。周辺は7月上旬から高山植物が咲き乱れる。須川高原温泉からの登山道の中間点にあり、登山者の休憩地として親しまれている。
2016年に設置された栗駒山火山防災協議会が策定したハザードマップでは、噴火口を昭和湖一帯に想定している。
● 須川湖
須川湖(すかわこ)は、秋田県東成瀬村にある、南北に長い周囲余りの湖。栗駒山の山頂から北西の中腹にある。水は澄んでいるが、酸性が強いため魚はいない。貸しボート、キャンプ場・周囲を巡る遊歩道が整備されている。新緑・紅葉の季節には美しい光景が広がる。須川高原温泉から秋田県側へ国道342号・秋田県道282号仁郷大湯線(栗駒道路)経由、車で5分(約)。
● 三角点
一等三角点 中心緯度経度: 北緯38°961211 東経140°789495 標高
● アクセス
いずれも、冬季閉鎖区間あり
秋田県側
・ 国道342号で横手市十文字町(国道13号交点)から須川温泉に至る
・ 国道398号 - 秋田県道282号仁郷大湯線で湯沢市(湯沢インターチェンジ・国道13号交点)から須川温泉に至る
・ 秋田県側から登山口へ直接向かう路線バスの設定はなく、羽後交通『湯沢・小安線』の終点「鳥谷」停留所から秣岳登山口まで約、湯浜コース入口まで約離れている
岩手県側
・ 国道342号で一関市中心部・一関インターチェンジから須川温泉に至る(このルートは一部狭隘路)
・ 岩手県交通により、『[12]須川温泉線』が季節運行(概ね5月上旬から11月上旬までの運行)で設定されており、終点「須川温泉」停留所が登山口付近に設置されている
宮城県側
・ 宮城県道4号中田栗駒線 - 国道457号 - 宮城県道42号築館栗駒公園線で若柳金成インターチェンジからいわかがみ平に至る
・ ミヤコーバスにより、臨時路線バス『栗駒山紅葉号』が秋の紅葉シーズン(概ね9月中旬から10月下旬までの土曜・日曜・祝日運行)で設定されることがあり、終点「いわかがみ平」停留所が登山口付近に設置されている
「栗駒山」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年1月13日15時(日本時間)現在での最新版を取得
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