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七時雨山(ななしぐれやま)は、岩手県の北西部に位置する山。標高。
七時雨山峰は約110万 - 90万年前に活動した七時雨火山を構成する溶岩ドームである。七時雨山火山の中心部にはカルデラ(田代平高原)があり、田代山、毛無森、焼岳、西岳が外輪山を形成する。なお、七時雨山峰はカルデラ形成後に成長したものである。
山麓は古くから、南部馬の産地となっており、現在でも酪農が盛んである。また、水沢競馬場では七時雨賞が設けられている。
● 中世の交通
七時雨山峰の南面の山腹を流霞道。
● 登山
七時雨山は2つのピークがある。右上の写真では、右側が南峰で、左側が北峰である。一等三角点があるのが北峰で、山頂からは田代平高原や岩手山などを見渡すことができる。南峰には岩手山と同じ石の獅子頭の権現様がまつられており、姫神山や八幡平の山々も遠望できる。
登山口は3か所あり、いずれも日帰り登山が可能で、田代平放牧場の田代平登山口は駐車場、トイレが整備されており、西の高清水登山口には鹿角街道七時雨一里塚があり、南の西根寺田登山口はかつての鹿角街道である。
北側にあるは、七時雨山荘入り口から、ほど安代側の道路のわきに登山口がある。牧場の柵沿いに、牧場を横切るように道がついている。牧場を登り切ると、作業道に出るが、そこから細い道を山の方に入る。ジグザグに折れ曲がった登山道で登ると約45分で林が切れ、セスナ機遭難の碑の場所に出る。そこから曲がった道を登ると15分ほどで尾根の鞍部に出る。この鞍部はパラグライダーの飛行地点となっている。ここから右にササに覆われた道を行くと往復30分で駒木立である。左に行くとおよそ10分で田代山である。田代山から戻っても良いが、さらにを経て、サンさん道口まで縦走することもできる。田代平高原駐車場から登山口まで徒歩5分、サンさん道口まで徒歩20分程度である。
「七時雨山」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年12月14日9時(日本時間)現在での最新版を取得
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