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利尻山(りしりざん)は、北海道の利尻島に位置する独立峰で標高1,721m。利尻町、利尻富士町の2町にまたがる成層火山で、利尻礼文サロベツ国立公園内の山域は特別区域に指定され、深田久弥による日本百名山に選定されている、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。
● 概要
国土地理院では利尻山(りしりざん)という名称がつけられているほか、「利尻岳」、「利尻富士」、「利尻火山」とも呼ばれる。高山植物が生息し、夏季は多くの登山客が訪れる。
約20万年前から活動を行い、約4万年前頃に現在の形に近い物となった。南山麓で8千~2千年前以前に起きた噴火でマールやスコリア丘を形成して以降、活動を休止し火山活動を示す兆候は無い。活動を休止してからの期間が長いため、山頂部を中心に侵食が著しく進み、火口などの顕著な火山地形は失われている。従って、火山の内部構造を観察できる。
● 登山史
1890年に紀伊国の修験者天野磯次郎が鴛泊から北峰に登り不動明王を安置したのが最初とされる。翌1891年には気象学者の水科七三郎と和田雄治が測量のために登攀し、1899年10月10日には陸地測量部の館潔彦が長官山に登り一等三角点を選点した。
◎ 冬季登山
2020年代には、バックカントリー愛好者による冬季登山も見られるようになったが、一方で、2024年3月3日にはスノーボーダーが雪崩に巻き込まれる死亡災害も発生した。
● 甘露泉水
甘露泉水(かんろせんすい)は、利尻登山道の一つの鴛泊コース3合目付近に湧き出る湧水である。水温は通年約5.5度で1985年(昭和60年)環境省により、日本最北端の名水百選に選定された。
登山者の水場や簡易水道の飲料水などとして利用されている。
● 参考文献
・安田治『北海道の登山史』(北海道新聞社、2010)
● 利尻山の姿
「利尻山」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年1月13日15時(日本時間)現在での最新版を取得
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