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蛇紋石(じゃもんせき、serpentine、サーペンティン)は、ケイ酸塩鉱物のグループ名である。化学組成はである。カンラン石の変質により生じる。蛇紋岩を構成する主要な鉱物である。
日本での主な産出場所は、埼玉県秩父郡皆野町金崎/高知県高知市円行寺などである
● 種類
◇ アンチゴライト(antigorite、葉蛇紋石)
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◇ 単斜クリソタイル石(clinochrysotile)
:
◇ 斜方クリソタイル石(orthochrysotile)
:
◇ リザード石(lizardite)
:
◎ ベルチェリン
ベルチェリン(berthierine) : (Fe,Fe3+,Mg)2-3(Si,Al)2O5(OH)4、は単斜晶系の鉱物であり、アンチモンを含む鉄の硫化物FeSb2S4である。虹色の金属光沢を持つスチールグレーである。その外観のため、しばしば輝安鉱と間違われる。
1827年にフランスで発見され、フランスの化学者、ピエール・ベルティエ(1782〜1861)にちなんで名付けられた。
● 参考文献
・ 黒田吉益・諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年。ISBN 4-320-04578-5。
・ 松原聰 『日本の鉱物』 学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年。ISBN 4-05-402013-5。
・ 松原聰・宮脇律郎 『日本産鉱物型録』 東海大学出版会〈国立科学博物館叢書〉、2006年。ISBN 978-4-486-03157-4。
「蛇紋石」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年4月27日13時(日本時間)現在での最新版を取得
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