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高知城(こうちじょう)は、高知県高知市にある日本の城。瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ているとして、鷹城(たかじょう)とも呼ばれる。
江戸時代には土佐藩の藩庁が二の丸御殿に置かれた。城跡は国の史跡に指定されている。日本100名城に選定されている。四国八十八景27番。
● 概要
高知平野のほぼ中心に位置する大高坂山(標高45mまたは大高坂城と呼ばれる城が築かれていた。最初の築造時期は南北朝時代。
天正19年(1591年)、水はけが悪かったため元親は3年で大高坂山城を捨て、桂浜に近い浦戸の浦戸城を改城して居城とした。ただし、元親が大高坂山城を捨てたとする見解は山内氏支配下の江戸時代の二次史料で初めて登場したものであること、浦戸城の規模の小ささや浦戸移転後も大高坂周辺の整備が進められていた形跡があることから、浦戸城は朝鮮出兵に対応した一時的な拠点に過ぎず、大高坂山城の整備も引き続き行われていたとする説もある。
・ 令和2年(2020年)天守高欄の改修に着工(令和3年終了)。
● 遺構
◇天守
南北に千鳥破風、東西には唐破風をつけた安土桃山時代の様式である。最上階の高欄は、徳川家康の許可を得て造ったものといわれている。創建時のものは享保12年(1727年)に焼失し、延享4年(1747年)に焼失以前のものを忠実に復元されたもので、高欄を設けるなどのやや古風な形式(復古型)をとっている。
独立式望楼型4重6階、1重目の屋根を腰庇として3重6階と数えられることもある。窓は突上窓と連子窓、天守台がなく本丸上に、直に礎石を敷き御殿に隣接して建てられており、このような本丸を最後の防衛拠点とする構えは慶長期の城にみられるものであるという。
平面寸法は、初層と2層を総二階造りで8間×6間、3層と4層を4間四方とし、5層と最上層は3間四方である。高さは18.5m。国の重要文化財に指定されている。
◇ 本丸御殿 (懐徳館)
天守に隣接して造られている。築城された当初、二ノ丸御殿ができるまでは土佐藩初代藩主・一豊と正室の千代夫人の住まいであった。しかしながら、18世紀初頭に本丸御殿は焼失し江戸中期に御殿の再建が行われ現在に至る。御殿が完全な形で現存しているのは高知城のみである。間取りは上段ノ間(床、棚、書院附)、二ノ間、三ノ間(茶所附属)、四ノ間、納戸、三畳二室、雪隠、入側、板間及び縁側より成る。一重、入母屋造、本瓦葺、溜ノ間(十三畳、七畳半、九畳及び四畳)及び玄関付属する。焼失前の本丸御殿は金箔貼りであったが、享保12年(1727年)の焼失後は、金箔は予算の関係で貼らなかった。
本丸御殿に隣接する納戸蔵は八畳三室、四畳及び縁側より成る、一重、入母屋造、本瓦である。
本丸御殿は懐徳館[かいとくかん]と呼ばれ納戸蔵とともに国の重要文化財に指定されている。
◇ 追手門
門の入り口は枡形の巨大な石垣で囲まれていて、敵を3方から攻撃できるようになっている。江戸時代からの現存である。
◇ 鉄門跡
かつては二階建ての門があり、鉄板を打ち付けた扉があった。門を入ると枡形になっていて、詰門へと続いている。
◇ 詰門
本丸とその北側にある二ノ丸の間にかけられた櫓門で、二階は二の丸と本丸を結ぶ廊下橋となっている。一方、一階部分は敵がまっすぐに通り抜けられない構造で、東側の入り口から入ると本丸西側の梅ノ段に抜けるように作られており、本丸につながっていない。
◇その他
二ノ丸には、二の丸御殿があり藩主の寄住空間であった。また、発掘で見つかった、長宗我部時代の石垣がコンクリートで補強され残る。
鐘撞堂の鐘は享保4年(1719年)の鐘。鐘撞堂は二の丸、のちに太鼓丸に移り、現在の場所は戦後の移築による。鐘とともに入母屋、桟格子破風の貴重な遺構である。また、三の丸には、三の丸御殿があり内部には、純欄豪華な、障壁画によって装飾されていた。
● 文化財
◎ 重要文化財
重要文化財指定は以下の15棟。
・ 天守
・ 本丸御殿・懐徳館[かいとくかん]
・ 納戸蔵
・ 黒鉄門
・ 西多聞
・ 東多聞
・ 詰門
・ 廊下門
・ 追手門
・ 天守東南矢狭間塀
・ 天守西北矢狭間塀
・ 黒鉄門西北矢狭間塀
・ 黒鉄門東南矢狭間塀
・ 追手門西南矢狭間塀
・ 追手門東北矢狭間塀
◎ 史跡
◇高知城跡
:1959年(昭和34年)6月18日指定。
● 現地情報
◇ 所在地
・ 高知市丸ノ内一丁目2番1号
◎ アクセス
・ 路面電車(とさでん交通伊野線)高知城前停留場下車、徒歩約5分
・ JR四国土讃線高知駅から
・ 徒歩約25分
・ バス約10分
入明駅から
・ 500メートル
・ 駐車場
・ 高知公園駐車場(年中無休、7時30分~18時30分)65台(有料)
・ 県庁前地下駐車場(8時~22時)222台(有料)
:: 他、付近に多数所在
◎ 開館時間・料金
: 二ノ丸以下は終日立ち入り可能。
◇高知城天守・ 懐徳館(本丸御殿)開館時間
・ 通常:9時 - 17時(入場は16時30分まで)
・ 休館日:12月26日~1月1日
◇ 料金
・ 18歳以上:420円、18歳未満:無料
・ 団体(20名以上):330円
◇ 利用情報
・ 日本100名城スタンプラリー スタンプ設置場所
・ 本丸御殿入口(開館時のみ押印可)
◇ 周辺
・ 高知県立文学館
・ 高知県立公文書館
・ オーテピア
・ 高知県立高知城歴史博物館
・ 高知県立武道館
・ 高知新聞
・ 高知県立大学永国寺キャンパス
・ 高知県庁
・ 高知市役所
・ 寺田寅彦記念館
・ 日本共産党高知県委員会
・ 高知県立県民文化ホール
・ 高知三翠園温泉
城内には関連する人物の銅像がある。
● 参考文献
・
・ 目良裕昭「戦国末~豊臣期土佐国における城下町の形成と展開」(市村高男 編『中世土佐の世界と一条氏』高志書院、2010年) ISBN 978-4-86215-080-6
・ 三浦正幸監修『図解 天守のすべて』学習研究社、2007年
・ 『高知城 重要文化財』現地配布パンフレット
「高知城」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2023年9月27日14時(日本時間)現在での最新版を取得




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