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六義園(りくぎえん)は、東京都文京区本駒込六丁目にある都立庭園で、「回遊式築山泉水庭園」の日本庭園(大名庭園)である、慶長(1596年)から元和(1624年)にかけて、江戸はどこを指していったのかといえば、「御曲輪内(おくるわない)」といって現在で言う外堀内を指しており。
『本郷区史』には、寛永5年(1628年)、将軍家の鷹狩りの場として、江戸近郊に52カ村が指定され、雑司ヶ谷、本郷、小石川村などが鷹狩場となっていたと記されている(後の柳沢吉保)は、元禄8年(1695年)4月22日、松平加賀守の上屋敷。元禄文化のさなかにあって吉保は、「別荘庭園」として活用することを考えた。六義とは詩道の基本とする六つの体で、「賦(ふ) 感想を述べたもの」「比(ひ) 例をとり感想を述べたもの」「興(こう) 外物にふれ感想を述べたもの」「風(ふう) 民間で行われる歌謡」「雅(が) 朝廷でうたわれる雅正の詞藻」「頌(しょう) 宗廟頌徳の詞藻」をいう。庭園は3代当主信鴻の代までは、少なくても完成当時の姿を保っていた。六義園の当主も7代保申の代となり、明治新政府に移り173年間にわたる柳沢家別邸も終わった。その後、戦争により被災したが復旧された
・ 宝永6年(1709年)- 延享2年(1745年) - 柳沢吉里、六義園
・ 昭和18年(1943年)- 現在 - 東京都、六義園
● 主な見所
六義園の見どころは、庭園入口近くにある3月末に満開を迎える大きなしだれ桜、春から夏頃にかけ園内は華が咲き誇り色彩豊かな景色を楽しめる。この枝垂桜の満開期と紅葉の最盛期にはライトアップがされる。秋は紅葉、春は桜と、四季折々の変化を楽しめ、冬場は雪に備えた雪吊りと変化を楽しめる。躑躅の花が有名で、地元では「駒込と言えばツツジの花の咲く街」と謳われる象徴的な存在となっている。庭園に歩を進めると出汐湊に出る、広い園内の中で最も展望に恵まれた場所の一つである。大きな池の対岸には造形された島々が広がり、都心とは思えない風情ある景色を楽しむことが出来る。
・ 「つつじ茶屋」(つつじちゃや) - つつじの古材で明治時代に建てられた希少な建物
・ 「滝見茶屋」(たきみちゃや) - 石組には滝が落ち、渓流が走る景観が眺められる
・ 「石柱」(せきちゅう) - 園内には古くは88カ所あったが、現在は33カ所の石柱がある
・ 「蓬莱島」(ほうらいじま) - アーチ形の洞窟石の島で、神仙思想を主題とした石組み
・ 「藤代峠」(ふじしろとうげ) - 築山の高さは35メートルで、「富士見山」と呼ばれている
・ 「蛛道」(ささがにのみち) - 小道が蜘蛛の糸のように細いことから名付けられた
・ 「渡月橋」(とげつきょう) - 和歌から名付けられ、2枚の大石で造られている
・ 「妹山・背山」(いものやま・せのやま) - 園内の中央にある「中の島」の築山である
・ 「出汐湊」(でしおのみなと) - 園内の中央にある「大泉水」の池畔の一つである
・ 「内庭大門」(ないていだいもん) - 正門から園内に入る門で、しだれ桜が美しい
● 現地情報
◎ 利用情報
・ 開園時間 - 午前9時 〜 午後5時(入園 午後4時30分まで)、イベント開催時は時間延長がある
・ 休園日 - 年末年始(12月29日 〜 1月1日)
・ 入園料 - 一般 300円(240円)、65歳以上 150円(120円)、小学生以下 無料、中学生(都内在住、在学)無料、身体不自由者 無料、カッコ内は20名以上の団体
・ 年間パスポート - 一般 1,200円、65歳以上 600円
・ 年間パスポート(9庭園共通) - 一般 4,000円、65歳以上 2,000円(都立文化財9庭園 浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園、旧岩崎邸庭園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、殿ヶ谷戸庭園)
・ 無料公開日 - みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
・ 無料庭園ガイド - 土・日曜日、祝日(午前11時、午後2時)
・ サポートセンター - 指定管理者 公益財団法人 東京都公園協会(電話03-3232-3038 午前8時30分 - 午後5時30分、土日祝・年末年始除く)
・ 夜間特別観賞 - しだれ桜の開花時の3月下旬、午後6時30分から午後9時(最終入園8時)の間、園内の安全を確保するため立入を制限して夜間観賞が開催される(観賞券はオンライン前売り券900円、当日券は1.100円)
◎ 交通案内
・ 電車 - JR山手線 駒込駅 - 南口より正門 徒歩約7分、染井門(イベント開催時に臨時開門) 徒歩約2分
・ 地下鉄 - 東京メトロ南北線 駒込駅 - 2番出口より徒歩約2分、都営三田線 千石駅 - A3出口より徒歩約10分
・ 車 - 護国寺出入口
・ 駐車場 - 無し(近隣駐車場に、タイムズ本駒込15をはじめとする有料駐車場あり)
● 花暦情報
・ 1月 - ロウバイ(蝋梅)、ツバキ(椿)
・ 2月 - ツバキ、ウメ(梅)、サンシュユ(山茱萸)
・ 3月 - サンシュユ、コブシ(辛夷)、シダレザクラ(枝垂桜)
・ 4月 - ソメイヨシノ(染井吉野)、ヤマブキ(山吹)、ドウダンツツジ(灯台躑躅)、ヤマツツジ(山躑躅)・キリシマツツジ(霧島躑躅)
・ 5月 - ヤマツツジ・キリシマツツジ、サツキ(皐月)、ヤマアジサイ(山紫陽花)
・ 6月 - サツキ、ヤマアジサイ、ガクアジサイ(額紫陽花)、タイサンボク(泰山木)
・ 7月 - タマアジサイ、サルスベリ(百日紅)
・ 8月 - タマアジサイ、サルスベリ、ハギ(萩)
・ 9月 - ハギ、ヒガンバナ(彼岸花)
・ 10月 - サザンカ(山茶花)、ムラサキシキブ(紫式部 実)
・ 11月 - サザンカ、ムラサキシキブ(実)、ハゼノキ(櫨の木 紅葉)、モミジ(紅葉 紅葉)、(雪吊り、霜よけ)
・ 12月 - モミジ(紅葉)
● イベント
桜と紅葉の見ごろに合わせて日没後のライトアップが行われ、開園時間が延長される。庭園にふさわしい魅力あるライトアップで定評がある。
・ 3月下旬:正門近くの枝垂桜
・ 11月下旬~12月上旬:紅葉
「六義園」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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