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観心寺(かんしんじ)は、大阪府河内長野市寺元にある高野山真言宗の遺跡本山の寺院。山号は檜尾山。本尊は如意輪観音。新西国三十三箇所客番札所。大阪みどりの百選に選定されている。また日本遺産『中世に出逢えるまち 〜千年にわたり護られてきた中世文化遺産の宝庫〜』の構成文化財のひとつでもある。
● 歴史
寺伝によると、大宝元年(701年)に役小角(役行者)によって創建されたという。当初の寺名は雲心寺と称したとされている。
その後、大同3年(808年)に空海がこの地を訪れ、北斗七星を勧請したという。なお、北斗七星を祀る寺は日本では観心寺が唯一である。
弘仁6年(815年)に空海は再度この地を訪れると自ら如意輪観音像を刻んで安置し、「観心寺」の寺号を与えたという。
● 境内
・ 金堂(国宝) - 解説は既述。
・ 建掛塔(重要文化財) - 文亀2年(1502年)再建。もともとあった堂は楠木正成が三重塔を建立しようと建築に着工したところ討死してしまい、一重目を造り終えたところで工事が中止され、仏堂に改築されたもの(元登録有形文化財)
・ 絹本著色大随求像(だいずいぐぞう)
・ 金銅観世音菩薩立像 - 像高33.3センチメートル。
・ 金銅観世音菩薩立像 - 像高18.3センチメートル。
・ 金銅釈迦如来半跏像
・ 金銅如意輪観音半跏像 - 大阪市立美術館寄託。
・ 木造愛染明王坐像
・ 木造不動明王坐像 康円作
・ 厨子入木造愛染明王坐像(伝後村上天皇念持仏) - 像高6.2センチメートル。
・ 木造如意輪観音坐像
・ 木造四天王立像
・ 木造釈迦如来坐像
・ 木造薬師如来坐像
・ 木造宝生如来坐像
・ 木造弥勒菩薩坐像
・ 木造聖観音立像 2躯 - 像高166.5センチメートル、167.0センチメートル。前者は奈良国立博物館寄託。
・ 木造聖観音立像 - 像高180.3センチメートル。東京国立博物館寄託。
・ 木造聖観音立像 - 像高163.5センチメートル。
・ 木造聖観音立像 - 像高167.0センチメートル。
・ 木造聖観音立像 - 像高170.2センチメートル。
・ 木造十一面観音立像
・ 木造地蔵菩薩立像
・ 木造厨子入聖僧(しょうそう)坐像
・ 金銅蓮華花瓶(けびょう) 一対 うち1口元徳二年銘
・ 鉄造燈籠 貞永二年銘
・ 藍韋威肩赤腹巻(あいかわおどしかたあかはらまき、伝楠木正成所用)※「腹巻」は鎧の一種
・ 観心寺縁起(後亀山天皇宸翰奥書本、後小松天皇宸翰本)2巻
・ 中尊寺経(金銀字経166巻、金字経50巻)216巻
・ 観心寺文書(688通)29巻、2冊、360通
◎ 国の史跡
・ 観心寺境内
◎ 大阪府指定有形文化財
・ 観心寺(建造物)6棟
・ 大門
・ 鎮守社拝殿 附:棟札(1枚)
・ 御影堂(大師堂)
・ 本願堂(開山堂)
・ 槙本院中門
・ 槙本院持仏堂
◎ 河内長野市指定有形文化財
・ 伊達政宗自筆書状
・ 東洋図・世界図屏風 一式
◎ 河内長野市選定保存地域
・ 観心寺のヒノキ林(ふるさと文化財の森)
● 前後の札所
◇ 新西国三十三箇所
: 7 金剛寺 - 客番 観心寺 - 8 西方院
◇ 仏塔古寺十八尊
: 12 慈眼院 - 13 観心寺 - 14 千光寺
◇ 関西花の寺二十五霊場
: 24 子安地蔵寺 - 25 観心寺
◇ 河泉二十四地蔵霊場
: 4 西恩寺 - 5 観心寺 - 6 蓮光寺
◇ 河内飛鳥古社寺霊場
: 9 延命寺 - 10 観心寺 - 11 龍泉寺
◇ 役行者霊蹟札所
◇ 神仏霊場巡拝の道
: 55 金剛寺 - 56 観心寺 - 57 叡福寺
● 所在地
・ 大阪府河内長野市寺元475
● アクセス
・ 南海高野線・近鉄長野線 河内長野駅3番乗り場から南海バス小深線「金剛山ロープウェイ前行き(408、411系統)」、小吹台団地線「小吹台行き(410系統)」のいずれかに乗車し、「観心寺」バス停下車すぐ。
● 周辺情報
・ 金剛山
・ 延命寺
「観心寺」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年7月3日14時(日本時間)現在での最新版を取得


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