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オオハンゴンソウ属(オオハンゴンソウそく、学名: Rudbeckia)は、キク科であり、学名よりルドベキア属、ルドベキアとも呼ばれる。原産は北アメリカ大陸。
● 概要
開花時期は夏~秋。
北米に15種ほどの自生種があり、ほとんどが多年草である。学名はカール・フォン・リンネにより、彼のウプサラ大学での師であるオロフ・ルドベック(Olof Rudbeck the Younger)にちなんで命名された。また、黒い瞳のスーザン(black-eyed-susan)という愛称で呼ばれることもある。
根生葉(ロゼット)には柄があり、へら形で長い。草丈は1〜1.5mくらいになり、花は大きいものでは直径20cm以上になる。一重咲きの他に、見事な八重咲きもある。多年草で非常に繁殖力旺盛な草花であるため、中部山岳地帯や北関東以北を中心に帰化し、今や邪魔者になっているところもある。特にオオハンゴンソウは特定外来生物に指定されている。
オオハンゴンソウ Rudbeckia laciniata は明治中期に観賞用に導入され、日本に自生するハンゴンソウ Senecio cannabifolius に葉の様子が似ていて、背丈が大きいことから命名された。
90年代から多く栽培されるようになった矮性種は、和名をアラゲハンゴンソウという R. hirta の改良種で、品種名をグロリオサ・デージー (Gloriosa daisy) という。草丈は40〜50cm。本来は多年草だが、耐寒性一年草として扱われている。全体に梳毛があり、開花期が長い。花径は5cm位だが、多花性である。
「オオハンゴンソウ属」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月14日20時(日本時間)現在での最新版を取得
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