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ヨルガオ(夜顔
◇学名: 、シノニム: )は、ヒルガオ科サツマイモ属の植物の一種。ヤカイソウ(夜会草)とも呼ぶ。
● 分布
熱帯北アメリカ原産で汎熱帯性。
● その他
ヨルガオのことを「ユウガオ」という人も多いが、標準和名のユウガオ(学名:)はウリ科の野菜(かんぴょうの原料となる)で互いに花が似てはいるが別の種である。
日本には明治の始め頃に渡来し、観賞用として栽培された。4-5月頃に種をまく(発芽には約20度程度必要なので、一般にはゴールデンウィークを目安に蒔くのが望ましい)と、7月から10月頃(暖地では11月頃まで)に開花する。
園芸種としては「白花夕顔」や「赤花夕顔」などがあり白花夕顔は直径15センチメートル程の大輪咲きである。上手に開花させるためには水切れしないように朝晩に水を与えて、しおれないように注意しなければならない。
赤花夕顔は和名「ハリアサガオ」といい、茎に多くの突起があることにちなむ。直径5センチメートルほどで極小輪で花の中心が淡い紅紫色に染まる。どちらも芳香があるので人気が高い。
日本の古典、「源氏物語」で出てくる夕顔はウリ科の植物であり、夜顔と混同されて記載された文章やイラストがあるが、夜顔は日本には明治の始め頃に渡来し、観賞用として栽培されたもので別物である。
若葉は煮て食用とすることが可能である。
「ヨルガオ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月14日20時(日本時間)現在での最新版を取得
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