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エゾエンゴサク(蝦夷延胡索、学名: subsp.)はケシ科キケマン属の多年草。
従来、本種の学名は とされ、分布地は、北海道から本州の中部以北の日本海側とされていたが、学名は上記のものに変更され、また、本州の東北地方から北陸地方に分布するものは、別種のオトメエンゴサク とされている。
● 名前の由来
和名エゾエンゴサクは、「蝦夷延胡索」の意で、蝦夷に生えることと、地中の塊茎が漢方薬の「延胡索」に似ていることから付けられた)もある。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
● 利用
毒草が多いケシ科の中でも、エゾエンゴサクは数少ない食用になる植物で、同属のキケマンやムラサキケマンなどと違い、毒性が無く風味が良いので食用に供される。春から初夏(5月ごろ)は採取の適期とされ、花茎の伸びたものを摘み取る。花を含む地上部は、さっと茹でておひたしや和え物、酢の物などにする。アクやクセがなく、生のまま汁の実、椀種、天ぷらにもできる。塊根はアイヌ語で「トマ」と呼ばれ、保存食として利用されてきた。本州・四国・九州に分布するヤマエンゴサクも同様に食用となる。
有毒のキケマンは草をちぎると不快臭がするので判別は容易である。観賞用としても良いが、漢方薬にも使用される。
● 近縁種
・ヤマエンゴサク(山延胡索、学名:Corydalis lineariloba)
・オトメエンゴサク(乙女延胡索、学名:Corydalis fukuharae)
・ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索、学名:Corydalis decumbens)
● 主な群生地
・北海道旭川市…北邦野草園
・北海道札幌市北区…屯田防風林 オオウバユリの保護区域がエゾエンゴサクの保護区域を兼ねている場所がいくつかある。
・北海道札幌市東区…「大学村の森」(北海道大学第三農場の跡地)
「エゾエンゴサク」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月13日10時(日本時間)現在での最新版を取得
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