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ビジュアルが苦手
は、日本の女優、エッセイスト。東京都葛飾区出身。
● 来歴
1979年、中学2年時に『3年B組金八先生』のオーディションに合格し、生徒役でデビュー。
1982年、大林宣彦監督の『転校生』で主演に抜擢。同作で第6回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
1988年、『やっぱり猫が好き』の三女・きみえ役を演じ、個性派女優として一躍人気者になる。
2003年、『すいか』でテレビドラマ初主演。
2006年に公開されヒットした『かもめ食堂』を皮切りに、『めがね』など、スローライフをテーマとした映画に多く主演した。
2014年、『紙の月』の演技で第57回ブルーリボン賞助演女優賞など各賞を受賞。
2024年、WOWOWによる俳優のコンサートシリーズ「NIGHT SPECTALES」の一環として「チャッピー小林」名義でコンサート「チャッピー小林と東京ツタンカーメンズ」を開催、小林にとって初のコンサートとなった本公演ではゲストに阿部サダヲを迎えて全16曲を歌い上げた。二人の間に子供はいない。
2011年頃より俳句に関心を持ち、自ら句会を立ち上げるなど力を入れている。「東京やなぎ句会」同人。
特技は水泳。
女優業、執筆業のかたわら、45歳の時に社会人入試に合格し、4年制大学に入学。2015年春の卒業後は大学院へ進学、「近世の風俗や落語の歴史的展開を研究したい」としている。
本人は葛飾区生まれだが、大工である父は岩手県出身、母は秋田県出身で、その縁から東北の祭りにも足を運ぶ。
2003年に主演したテレビドラマ『すいか』をキャリアのターニングポイントに挙げている。
なんでも譲ってしまう性格であり、自身の健康を守るためにやらなくていいことはやらない主義
・ 2030 かなたの家族(2015年9月26日、NHK総合)
・ 山のトムさん(2015年12月26日、WOWOW -) - 主演・ハナ 役
・ コートダジュールN゜10 WOWOW版(2017年11月20日 - 12月18日、全5話、WOWOW) - 主演
・ 昔話法廷 第8話「さるかに合戦」裁判(2017年8月15日、NHK Eテレ) - 岡山都 役
・ anone(2018年1月 - 3月、日本テレビ) - 青羽るい子 役
・ 離婚なふたり(2019年4月5日・12日、テレビ朝日) - 野田今日子 役
・ ペンションメッツア(2021年1月15日 - 2月20日、WOWOW) - 主演・テンコ 役
・ 24時間テレビ ドラマスペシャル『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』(2023年8月26日、日本テレビ) - 三輪加代子 役
・ 春になったら(2024年1月15日 - 3月25日、関西テレビ・フジテレビ) - 杉村節子 役
・ 団地のふたり(2024年9月1日 - 11月3日、NHK BS・NHK BSプレミアム4K) - 主演・桜井奈津子 役(小泉今日子とダブル主演)
・ 法廷のドラゴン(2025年1月17日〈予定〉 - 、テレビ東京) - 乾利江 役
・ ゴールドサンセット(2025年2月23日〈予定〉 - 、WOWOW) - 小巻沢梨子 役
◎ 配信ドラマ
・ コートダジュールN゜10 Hulu版(2017年11月28日配信、全4話、Hulu) - 主演
◎ 映画
・ 転校生(1982年、松竹) - 主演・斉藤一美 役
・ 廃市(1983年、ATG) - 主演・貝原安子 役
・ さびしんぼう(1985年、東宝) - 雨野ユキミ 役
・ 彼のオートバイ、彼女の島(1986年、東宝)
・ 恋する女たち(1986年、東宝) - 大江絹子 役
・ 永遠の1/2(1987年、東宝) - ぼくの妹 役
・ パッセンジャー 過ぎ去りし日々(1987年、松竹) - 吉本育美 役
・ グリーンレクイエム(1989年、東北新社) - 井上和子 役
・ 北京的西瓜(1989年、松竹)
・ ゴジラvsモスラ(1992年、東宝) - 手塚雅子 役
・ てなもんや商社(1998年、松竹) - 主演・ひかり 役
・ キリコの風景(1998年、日活) - 霧子 役
・ スイート・スイート・ゴースト(2000年、日活) - 近所のお姉さん 役
・ 竜馬の妻とその夫と愛人(2002年、東宝) - きみえ 役
・ トレジャー・プラネット(2003年、ブエナビスタ) - アメリア 役(吹き替え版)
・ 理由(2004年、アスミック・エース) - 北畠敦子 役
・ かもめ食堂(2006年、メディアスーツ) - 主演・サチエ 役
・ めがね(2007年、日活) - 主演・タエコ 役
・ ガマの油(2009年、ファントム・フィルム) - 輝美 役
・ プール(2009年、スールキートス) - 主演・京子 役
・ マザーウォーター(2010年、スールキートス) - 主演・セツコ 役
・ 東京オアシス(2011年、スールキートス) - 主演・トウコ 役
・ 紙の月(2014年、松竹) - 隅より子 役
・ アルプス 天空の交響曲(2015年、アルバトロス・フィルム) - 日本語版ナレーション
・ 犬に名前をつける日(2015年) - 主演・久野かなみ 役
・ あやしい彼女(2016年) - 瀬山幸恵 役
・ 海よりもまだ深く(2016年)- 中島千奈津 役
・ 閉鎖病棟 -それぞれの朝-(2019年) - 井波 役
・ 騙し絵の牙(2021年、松竹) - 久谷ありさ 役
・ スズさん ~昭和の家事と家族の物語~ (2021年、記録映画保存センター)- 語り
・ ツユクサ(2022年、東京テアトル)- 主演・五十嵐芙美 役
・ 三日月とネコ(2024年、ギグリーボックス) - 網田すみえ 役
・ まる(2024年、アスミック・エース) - 若草萌子 役
◎ 舞台
・ キュルトヘンの帽子〜グリムの国のジグソーパズル〜(1985年、原作・脚本:萩尾望都 脚色・演出:小林裕)
・ おかしな2人 女編(2002年、シス・カンパニー 作:ニール・サイモン 演出:鈴木裕美)
・ オイル(2003年、NODA MAP 作・演出:野田秀樹)
・ 新編・吾輩は猫である(2005年、シス・カンパニー 作:宮本研 演出:井上尊晶)
・ (2010年、パルコ 作: 演出:長塚圭史)
・ 朗読『宮沢賢治が伝えること』(2012年、シス・カンパニー 構成:岩下尚史 演出:栗山民也)
・ あの大鴉、さえも(2016年、東京芸術劇場 作:竹内銃一郎 上演台本:ノゾエ征爾 演出:小野寺修二)
・ 24番地の桜の園(2017年、Bunkamura 作:アントン・チェーホフ 脚色:木内宏昌 脚色・演出:串田和美)
・ 竹取(2018年、世田谷パブリックシアター 構成・演出:小野寺修二)
・ シス・カンパニー公演「あなたの目」(2020年9月22日 - 10月1日、新国立劇場 小劇場 作:ピーター・シェーファー 上演台本・演出:寺十吾) - ベリンダ 役
・ 阿修羅のごとく(2022年9月 - 10月、作:向田邦子 脚色:倉持裕 演出:木野花) - 里見巻子
・ いきなり本読みin EX THEATER ROPPONGI(2024年9月3日、EX THEATER ROPPONGI、進行・演出:岩井秀人)
◎ 声の出演
・ ボクらの時代(2007年 - 、フジテレビ) - ナレーション
・ 世界ふれあい街歩き(不定期、NHK総合) - ナレーション
・ くるねこ 第1シーズン(2009年7月 - 2010年6月、関西テレビ・東海テレビ) - 声優
・ ドキュメンタリー「むっちゃんの幸せ 福島の被災犬がたどった数奇な運命」(2014年 NHK)
・ ヘレン・シャルフベック展@東京藝術大学大学美術館 音声ガイド(2015年)
・ そうだ 京都は、今だ。(2016年 - 、JR東海 テレビCM)
・ 樹木希林さん特別番組~おもしろうて、やがて不思議の、樹木希林~(2019年9月10日、テレビ朝日) - 語り
◎ テレビ番組
・ OHたけし(1985年 - 1986年、日本テレビ)
・ ZIP「小林ディクショナリー」(2011年4月 - 2012年3月、日本テレビ)
・ 猫いてもいい いなくても(「田代島編」2014年4月2日・「沖縄・竹富島編」2014年11月30日、NHK総合)
・ 趣味どきっ「旅したいおいしい浮世絵」(2016年4月・5月期、NHK Eテレ)
・ となりのシムラ(2016年12月26日、NHK総合)
◎ CM
・ ヤマハ発動機「JOG」 (1992年)
・ ファイザー製薬「バイシン」
・ アサヒ飲料「十六茶」(1993年・2003年・2023年)
・ シオノギ製薬「ポポンS」(2002年 - 2004年)
・ 日産自動車「ティーダ」(2004年 - 2006年)
・ ヤクルト本社「ヤクルト化粧品」
・ ミツカン「ミツカンすし酢」(- 2000年)
・ 敷島製パン「Pasco 超熟」シリーズ(1994年 - 2012年)
・ 「ビフカツサンド2010」篇、「たまごサンド2010」篇(2010年2月1日 -)
・ 「イングリッシュマフィン2010」篇(2010年3月1日 -)
・ 関西電力「IHクッキングヒーター」(2005年、『ハッピーエブリデー篇』は歌も担当)
・ サッポロビール「北海道生搾り」(2007年 - 2008年)
・ カネボウ化粧品「フレッシェル」(2008年 - 2014年)
・ TOTO「GREEN MAX 4.8」、「CRASSO」 (2010年 - 2012年)
◎ ラジオ
・ 小林聡美の東京100発ガール
・ 小林聡美のコマンタレヴー(JFN)
◇ ラジオドラマ
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◇ カフェテラスのふたり(NHK-FM放送)
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・ 星へ行く船(原作:新井素子、1986年4月21日-5月2日) - 主演・森村あゆみ 役
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・ さだまさしの自分症候群(原作:さだまさし、1986年5月19日-5月23日)
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・ さだまさしの青春症候群(原作:さだまさし、1986年7月7日-7月10日)
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・ ザ・素ちゃんズ・ワールド-"ひでおと素子の愛の交換日記"から(原作:新井素子,吾妻ひでお、1986年10月13日-10月24日) - 主演・新井素子 役
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◇ アドベンチャーロード(NHK-FM放送)
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・ もしかして時代劇(原作:宮本昌孝、1989年) - 主演・津田美雪 役
● 著書
・『サボテンのおなら』(1994年、扶桑社文庫、平野恵理子絵) のち幻冬舎文庫
・『ほげらばり Forget about it』(1994年、扶桑社) のち幻冬舎文庫(『ほげらばり メキシコ旅行記』改題)
・『凛々乙女』(1995年、世界文化社) のち幻冬舎文庫
・『東京100発ガール』(1995年、幻冬舎) のち文庫
・『やっぱり猫が好き』(1998年、幻冬舎、もたいまさこ・室井滋共著)
・『案じるより団子汁』(1996年、幻冬舎) のち文庫
・『マダム小林の優雅な生活』(1998年、幻冬舎) のち文庫
・『キウィおこぼれ留学記』(2002年、幻冬舎文庫)
・『マダムだもの』(2002年、幻冬舎) のち文庫
・『ワタシは最高にツイている』(2007年、幻冬舎) のち文庫
・『アロハ魂』(2009年、幻冬舎) のち文庫
・『散歩』(2013年、幻冬舎) のち文庫
・『読まされ図書室』(2014年、宝島社) のち文庫
・『ていだん』(2017年、中央公論新社)※ゲスト36人との対談本
・『聡乃学習』(2019年、幻冬舎)
● 受賞歴
・ 1982年度
・第7回報知映画賞 新人賞(『転校生』)
・第4回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『転校生』)
・ 第6回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『転校生』)
・ 第8回シティロード・メモリアル・ベスト ベスト女優1位
・ 2004年度
・ 第41回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞(『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』)
・ 2014年度
・ 第36回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(『紙の月』)
・第88回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(『紙の月』)
・ 第38回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(『紙の月』)
・ 第57回ブルーリボン賞 助演女優賞(『紙の月』)
「小林聡美」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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