ランキング24位
獲得票なし
ランキング13位
獲得票なし
タルボット・ハウンド(英:Talbot Hound)は、イギリスのイングランド原産のセントハウンド犬種である。単にタルボットと呼ばれることもあり、ブラッドハウンドとは対になる存在である。
● 歴史
11世紀にノルマン人がイングランドに持ち込んだ、ノルマン・ハウンドを改良して作られた。かつては貴族の鹿狩り用の犬として非常に名高く、いくつかの名家の家紋に刻まれるほど高貴な存在とされていた。勇敢で粘り強い性格は、ノルマン・ハウンドの先祖であるセント・ヒューバートから受け継いだものである。
長く隆盛の時代が続いたが、ベルギーから輸入された、共通の先祖を持つブラッドハウンドに人気を奪われ、更に鹿猟の人気が衰えることで頭数を大幅に減らしてしまった。その後人気は回復せず、18世紀の終盤から19世紀初頭ごろに絶滅してしまった。
絶滅してから暫く経つが、シンボルとしてのタルボッド・ハウンドは現在も人気が高い。
● 特徴
タルボットはブラッドハウンドに比べると皮膚のたるみが少ないうえ、それよりもやや細身である。耳は肩まで届くほど長い垂れ耳で、尾はサーベル形の垂れ尾。あごの力は強く、体は筋肉質で引き締まっている。頭部の形はややブラッドハウンドに似るが、マズルは先細りで長く、大きさもそれほど大きくない。首は長い。コートはスムースコートで、毛色はホワイトもしくは非常に薄いタン。大型犬サイズで、性格は忠実で勇敢、知的であったといわれている。
● 参考文献
・『デズモンド・モリスの犬種事典』デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年
・『日本と世界の愛犬図鑑2010』(辰巳出版)藤原尚太郎編・著
「タルボット・ハウンド」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年9月9日4時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
犬の無作為ピックアップ
Powered by