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吹雪(ふぶき)は、強風で地表に積もった雪(積雪)が舞い上がると同時に、雪が降っていて視程が悪くなっている気象状態。
● 概要
激しい吹雪が起こると、雪が視界を遮ったり太陽光が遮られるなどによって見通しがきかなくなり、極端な場合には視界すべてが真っ白なホワイトアウトになる。見通しがきかないので、自動車の通行や、路線バス・鉄道・飛行機など公共交通機関の運行に多大な影響が出る。
吹雪が起りやすい北海道や東北地方などの寒冷地ではこれを防ぐため道路や鉄道路線などの脇に防風林や防雪柵を設置し、道路上や線路上に雪が舞い上がったり視界を遮ったりしないようにしているところもある。
建築物や地形、積雪などの風下側では風がよどみ舞い上がった雪が堆積し、これを吹き溜まりと呼ぶ。交通路線上に吹き溜まりを作らないために、上で取り上げた防雪柵によって、事前に交通路線以外の場所に吹き溜まりを作る場合もある。
気候条件によっては短時間に多量の雪が堆積することがあり、前述のホワイトアウト現象と共に起こることが多く、注意が必要である。
また、冬は晴れていても日照時間が短いことに加え、吹雪によって太陽光が遮られると、朝は遅くまで、夕方は早くから暗くなってしまう。
なお、風雪とは飛雪の有無に関わらず、強風で雪が横なぐりに降っている気象状態をいう)という。
◎ 天気記号
国際式天気図の天気記号では、以下の4種類が地吹雪を表す。吹雪の場合には、雪と考えてその状態を表す記号を用いる。
:
width="10%" 記号
番号
天気
弱いまたは並の地吹雪(目の高さより低い)
強い地吹雪(目の高さより低い)
弱いまたは並の地吹雪(目の高さより高い)
強い地吹雪(目の高さより高い)
日本式天気図では、地吹雪により視程が1km未満になっているとき、天気を地吹雪と表記する。降雪がある場合(吹雪の場合)は、そちらを優先するので雪とする。なお、雷を伴う場合なども優先順位によって異なる表記となる。
:
width="10%" 記号
width="10%" 番号
天気
7
地吹雪、視程が1km未満
● ブリザード
ブリザードは、もともと北アメリカ大陸にあった方言で、風速が毎秒15メートル以上で視程400メートル以下の状態が3時間以上継続する気象状態をいうが、日本では猛吹雪や暴風雪の意味で使われることが多い。
南極大陸の昭和基地においては、視程1km未満、風速10m/s以上の状態が6時間以上続いたときを『ブリザード』としている。また、以下の基準でブリザードの規模を分類して、外出制限の基準としている。
:
width="10%" 規模
視程
風速
継続時間
A級
100m未満
25m/s以上
6時間以上
B級
1km未満
15m/s以上
12時間以上
C級
1km未満
10m/s以上
6時間以上
「吹雪」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2023年6月11日9時(日本時間)現在での最新版を取得






























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