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川村 カオリ(かわむら カオリ、1971年1月23日 - 2009年7月28日)は、日本のロック歌手。本名及び旧芸名は川村 かおり。モスクワ生まれ。血液型はB型。父は歴史学者の川村秀、弟は俳優の川村忠、娘はモデル、DJの刈込るちあ。乳癌を患い、闘病しながら音楽活動を継続していたが2009年7月28日死去。
17歳で歌手としてデビュー。俳優、ラジオパーソナリティ、DJ、モデル、エッセイストとしても活動のモデルとしてパリ・コレクションなどのファッションショーにも多数出演した。ギタリスト弥吉淳二との共同プロデュースでミニ・アルバム2枚リリース後、ライブ活動の過程で次第にバンドとして形成されるようになり、何度かのメンバー・チェンジを経て2000年より正式にバンド「SORROW」を結成。メンバーはギターに川村の当時の夫で元SOBUTのMOTOAKI、ウッドベースに元HELLBENTのYUICHI、ドラムスにASSFORT・ROSSOのドラマーのMASATO。
都内の中学校に進学した1983年、大韓航空機撃墜事件が起きると、同級生はおろか、教師からも心無い非情な言葉を浴びせられたという。このこともあり学校への不信感を募らせ、同級生が多く進学するであろう地域ではない高校への進学を考える。
1986年、東京都立田柄高等学校に進学。芸術の選択教科は美術であり、音楽の授業は普通教科のみであった。高校進学後は特にいじめられることはなかった。新宿ロフトやツバキハウスなどに頻繁に出入りするようになったのもこの時期である。そこで音楽関係者と知り合い、後にデビューの足掛かりとなった。
1987年、都立高校を中退し渡英。ライブハウスに通い詰める。暫くして英国四天王寺学園高等部(2000年閉校)に編入、単位を修得し卒業。程なく帰国する。
1988年11月、辻仁成プロデュースにより川村かおりとしてシングル「ZOO」および同名アルバムでデビューもヒット。音楽番組だけではなくバラエティ番組などにも出演するようになる。また、モデルとして雑誌やショーに出演する機会も増える。同年、『東京の休日』で映画初主演。
1992年、エッセイ集『volume―僕の手の中』を発表。
1993年より活動を休止し、ニューヨーク等で過ごす。翌1997年にも同シリーズの『新宿鮫・毒猿』に引き続き出演。
1998年、クラブ音楽の制作を目的としたソロプロジェクト「SORROW」を開始。同年、手塚眞監督の映画『白痴』に出演。
2000年、「SORROW」のメンバーに中村達也を加えてイベントを全国で展開。このツアー以降、「SORROW」はソロプロジェクトからMOTOAKIを含む4人編成のバンド形態へと移行し、インディーズで活動を続ける。イベント終了後の記者会見では、話し合いを経て共に悔いの無い心境で離婚届を提出した事、長女の親権は川村が持つ事などを明かした。
2008年10月1日、ブログで癌の再発を発表。同日参加したピンクリボンフェスティバル終了後の記者会見で手術が不可能なため抗がん剤治療を続けていることを明かす。デビュー当時からの想いが詰まったホールでどうしてももう一度ステージに立ちたいという自身の強い希望から行われた。。正教の信徒であったため、葬儀は日本正教会最大の教会であるニコライ堂で行われた。7月30日夜にパニヒダ(通夜)、31日昼に埋葬式(葬儀)が行われ、友人・知人からの献花を受けた。聖堂内には川村のCD、愛用のギター三本などが並べられた。喪主は、カオリの弟である川村忠が務めた。
2023年2月19日、『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』内で放送された『伊集院光のオールナイトニッポン あのときの2部オールスターズ〜2部振り返り&反省会スペシャル〜』で、伊集院光をはじめ当時の2部を担当していたパーソナリティが集結。昔を懐かしみ、エンディングには出演が叶わなかった川村の『ZOO』が流された。
● ディスコグラフィー
※1stシングル - 17thシングル/1stアルバム - 7thアルバムまでは川村かおり名義。
※18thシングルと8thアルバムは川村カオリ名義となっている。
◎ シングル
発売日
タイトル
規格
規格品番
収録曲
レーベル
備考
1st
1988年11月2日
ZOO
8cmCD
S10A-0183
詳細
ZOO
365日の戦争
SEE SAW
2000年8月19日
CD
PCCA-01471
詳細
ZOO
Sweet Little Boy
真っ白な月-Moon On The Destiny-
2nd
1989年2月21日
Sweet Little Boy
8cmCD
S10A-0242
詳細
Sweet Little Boy
真っ白な月
3rd
1989年5月21日
Hard Rain
8cmCD
S9A-1017
詳細
Hard Rain
Sweet Little Boy (ロシア語ヴァージョン)
4th
1989年9月21日
MERRY-GO-ROUND
8cmCD
PCDA-00002
詳細
メリー・ゴー・ラウンド
うそつきのロッカー
5th
1990年2月21日
僕たちの国境
8cmCD
PCDA-00052
詳細
僕たちの国境
ラッシュ・アワー
6th
1990年5月21日
神様が降りて来る夜
8cmCD
PCDA-00085
詳細
神様が降りて来る夜
金色のライオン
7th
1990年11月21日
三日月に腰かけて
8cmCD
PCDA-00134
詳細
三日月に腰かけて
キースの胸で眠りたい
8th
1991年1月23日
翼をください
8cmCD
PCDA-00150
詳細
翼をください
アイル・ビー・ゼア(Reach out I'll be there)
9th
1991年11月13日
見つめていたい
8cmCD
PCDA-00251
詳細
見つめていたい
脳内テンションダダダァーン
脳内テンション(リプライズ)
10th
1992年12月16日
からっぽの僕
8cmCD
PCDA-00394
詳細
からっぽの僕
14HOLEのDr.マーチン
からっぽの僕 (オリジナル・カラオケ)
11th
1993年6月18日
風の生まれる場所から
8cmCD
PCDA-00430
詳細
風の生まれる場所から
9時間先の国
風の生まれる場所から(オリジナル・カラオケ)
12th
1995年6月25日
Big Beat
8cmCD
FHDF-1486
詳細
Big Beat
GENERATION 'Y'
Big Beat(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
ファンハウス
13th
1995年8月25日
HEY HEY
8cmCD
FHDF-1496
詳細
HEY HEY
道
HEY HEY(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
14th
1995年12月1日
DREAMER DREAMER
8cmCD
FHDF-1519
詳細
DREAMER DREAMER
CRY BABY CRY
DREAMER DREAMER(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
15th
1996年5月22日
Go Home No Home
8cmCD
FHDF-1551
詳細
Go Home No Home
Bye Bye Summer
Go Home No Home(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
NHKBS2ドラマ「新宿鮫 屍蘭」の主題歌。
16th
1996年8月21日
夏の朝にキャッチボールを
8cmCD
FHDF-1569
詳細
夏の朝にキャッチボールを
FLY HIGH BOYS & GIRLS
夏の朝にキャッチボールを(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
THE HIGH-LOWSの真島昌利作詞・作曲によるシングル。
17th
1997年1月22日
WONDER RAIN
8cmCD
FHDF-1608
詳細
WONDER RAIN
Electric Blue
WONDER RAIN(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
18th
2009年3月18日
バタフライ 〜あの晴れた空の向こうへ〜
CD
UMCC-5008
詳細
バタフライ 〜あの晴れた空の向こうへ〜
Miss You
金色のライオン(acoustic Ver.2009)
バタフライ 〜あの晴れた空の向こうへ〜(Instrumental)
MILESTONE CROWDS
デビュー20周年シングル。
◎ スタジオ・アルバム
発売日
タイトル
規格
規格品番
レーベル
備考
1st
1988年11月21日
ZOO
CD
D32A-0402
SEE SAW
・ アルバム「BORDER - A Tribute to Motoharu Sano -」(1996年) - 「悲しきレイディオ」歌唱(川村かおり名義)
・ テレビドラマ「WITH LOVE」(1998年) - 挿入歌「Miniature Garden」(Kaori名義)
・ THE NEATBEATSのアルバム『JAPANESE ROCK & ROLL ATTACKロックンロールの逆襲~日本編』(2007年) - 「ロックンロール・ウィドウ」歌唱(THE NEATBEATS feat. 川村カオリ名義)
◎ 楽曲提供
・ 「遠い声」LOVE(作詞)
● 映像作品
◎ ソロ名義
発売日
タイトル
規格
規格品番
レーベル
備考
ビデオ・クリップ・ドキュメント集
1989年5月21日
KAORI KAWAMURA 1 ZOO
VHS
VX45M1887
ポニーキャニオン
ポニーキャニオン時代の各アルバムタイトルよりビデオクリップ、
ゆかりの地へ赴く様子やメイキング、オフショットを収録したもの。
※「KAORI KAWAMURA 1 ZOO」のブックレットに依るとM4「Russian Blue」には、赤の広場に於ける"近衛兵交代"の貴重なシーンがある為一部、自然音で収録されている。
1990年1月10日
Kaori Kawamura 2 CAMPFIRE
PCVP-10118
1990年9月21日
Kaori Kawamura 3 Hippies
PCVP-10324
ビデオ・クリップ集
1996年9月21日
VIDEO BEATA
FHVF-1115
ファンハウス - 川村カオリ(本人) 役(主演・監督)
・ 「BLACK KISS」(2006年、手塚眞監督) - ルーシー(黒木香純) 役
・ 「LOVEDEATH」(2007年) - カオリン 役
◎ TVドラマ
・ 「新宿鮫 屍蘭」(NHK-BS2、1996年) - 青木晶 役
・ 「新宿鮫 毒猿」(NHK-BS2、1997年) - 青木晶 役
・ 「WITH LOVE」(フジテレビ、1998年) - リナ 役(KAORI名義で出演)
◎ TVバラエティー
・ 「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(フジテレビ、1989 - 1992年)
◎ ラジオ
・ 「Good Morning No.1」(FM795、1988年11月 - 1989年9月)
・ 「坂ちゃんの子の刻倶楽部」(信越放送)- 「あさまコール」コーナーに電話レギュラー出演
・ 「川村かおりのオールナイトニッポン」(ニッポン放送、1989年4月 - 1991年11月)
・ 「明日は日曜」(FM795、1989年10月 - 1990年10月)
・ 「BARIBARI PARADISE」(FM795、1989年6月 - 1990年3月)
・ 「川村かおりの696レディオ」(文化放送、1999年4月5日 - 1999年9月27日)
◎ CM
・ 資生堂『パーキージーン』(1988年)
・ 日本航空『I'll』(1991年)
・ パナソニックミニコンポ『HALFコンポ』(1991年)
・ パナソニックCDラジカセ『RX-DT909 / 707』(1991年)
・ パナソニックカーAV(1991年)
・ 東京デジタルホン『J-PHONE』(1998年)
● 著書
・ 『volume―僕の手の中』 (角川書店、1992年)
・ 『Helter Skelter』 (宝島社、2005年) ISBN 4-7966-4846-1、2007年に文庫化 ISBN 978-4796656788
・ 『MY SWEET HOME 〜君に伝えたいこと〜』 (ぴあ、2009年) ISBN 4-8356-1729-0
・ 『復活アナスタシア』(新潮社、2010年1月)ISBN 4-10-322441-X
「川村カオリ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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