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カルーセル 麻紀(カルーセル まき、Carrousel, Maki、1942年〈昭和17年〉11月26日 -)は、日本のニューハーフタレント。本名:平原 麻紀(ひらはら まき)、旧名および出生名:平原 徹男(ひらはら てつお)。所属芸能事務所は、オフィスカルーゼル。
元男性であることをネタにした痛快なトークが売りで、お笑い芸人の演芸と歌謡ショーを組み合わせたステージを繰り広げる。また、芸能界を始め、各界に友人、親友が数多く幅広い人脈を持つことでも知られる。
「日本人として初めて性別適合手術を受けた人」「戸籍を男性から女性にしたパイオニア」と称される。
● 経歴
◎ 生い立ち
1942年(昭和17年)、北海道釧路市で厳格な父親の二男として生まれる。当時は太平洋戦争中で、「アメリカやイギリスなどの敵国と『徹底的に戦う男』となるよう」との願いから、「徹男(てつお)」と命名された(後述)。
釧路北中学校に通う14歳の時に三島由紀夫の小説で“同性愛”を知り、同時期に“麗しのゲイボーイ”として一斉を風靡していた丸山明宏(現・美輪明宏)の存在を知った(後述)。
◎ 2000年以降
2001年(平成13年)9月、大麻とコカインを自宅に隠し持っていたとして、大麻取締法、及び麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕された。容疑は何れも不起訴となったものの、拘留中の留置場では戸籍上の理由で男子房に入れられた戸川昌子原作の『猟人日記』の舞台出演に誘われた。芸名をどうするかという話になり、店名にちなんで“カルーセル麻紀”に決まった。本人はいまだに元男性であることをネタにしており、「怒るとオッサンになる」「男に徹すると書いて徹男なのに、女になってしまった」などと、しばしば語る。
● 人物
◎ 家族との関係
家族の中では母が一番の理解者で、子供の頃から何をしても庇ってくれたため、お母さん子だった。家出してゲイボーイになった後、周りから「お宅の息子さんオカマになったんですね」と言われた母は肩身の狭い思いもした。しかし後日麻紀は、「それがお前の生きる道なら、その世界で一流になりなさい」と母から告げられたという。
性別適合手術に関して、本人は医療技術が未発達の時代に思い切って手術したが、可愛がっていた数人の後輩ニューハーフが適合手術後に鬱病で悩むなどして自ら命を絶ってしまい他の後輩ニューハーフたちには安易に手術に踏み切らないよう助言する立場を取っている。また性同一性障害については、後年のインタビューで「個人的には病気じゃないと思ってる。“障害”っていうなら障害者手帳ちょうだいよって話なんだけど、性同一性障害の扱いが中途半端なのよ」との持論を展開している、麻紀のようなケースは非常に珍しかった。慎太郎も裕次郎と同様に麻紀を可愛がっていたという。石原は麻紀と出会ったその場で撮影中だった主演映画への出演に誘い、彼女のために台本を書き換えさせたという。石原の逝去直後、まき子から「麻紀さん、今まで裕さんに付き合っていただいてどうもありがとう。」と逆に感謝の念を伝えられたと語っている。石原の逝去後、麻紀は彼の誕生日に毎年ドンペリと赤いバラの花束を用意し、その夜は故人を偲んで飲み明かすことにしているというと『孤蝶の城』
・苺の破片 (2004年)
・自虐の詩 (2007年)
・ピューと吹くジャガー (2008年)
・劇場版 SPEC〜天〜 (2012年) - 境 役
・一月の声に歓びを刻め(2024年) - マキ 役
◎ テレビ作品
・女殺し屋 花笠お竜(1969年) お巻役(レギュラー)
・特別機動捜査隊 第399話「緋牡丹の女」(1969年)
・ プレイガールシリーズ
・ プレイガール
・第71話「怪談・怨霊館の妖女」(1970年)
・第157話「迫力世界一の女 」(1972年)- 牧子
・第161話「真夜中の技くらべ」(1972年)- さそりのおマキ
・第184話「真夜中の美少年」(1972年)- ブラック・ローズ
・第209話「猟奇世界一の女」(1973年) - 可能まり
・ プレイガールQ (1975年)
・ 第30話「白い乳房に蒼い毒針」- 宗方小夜子
・ 第38話「怪談世にも凄まじい女の呪い」
・丹下左膳 第13話「ばてれん長崎の巻」(1970年、NETテレビ) 百合
・お耳役秘帳 第25話「人斬り毒婦」(1976年、関西テレビ) お歌
・大都会 PARTII 第52話「追跡180キロ」(1978年)
・西遊記 第1話「石猿誕生す」(1978年) 乙姫
・土曜ワイド劇場
・「天才・神津恭介の推理 高木彬光の刺青殺人事件」(1983年)
・「京都マル秘仕置帖1」(1999年)
・火曜スーパーワイド「ぐるり富士山おまじないツアー」(1988年)
・SPEC〜翔〜 - タロット占いおばさん
◎ バラエティー番組
・11PM - レギュラーコーナーを持っていた。
・カルーセルの今夜こうして(毎日放送テレビ、1983年7月21日 - 1983年12月21日)
・カルーセルの今夜はうしみつ族(テレビ大阪、1984年7月 -)
・花の新婚カンピューター作戦(関西テレビ)
・ノックは無用(関西テレビ) - 横山ノックの代打司会として。
・バラいろダンディ(TOKYO MX、2014年10月 - 2018年9月) - 月曜ダンディ
・アナザーストーリーズ 運命の分岐点(2017年 NHK BSプレミアム、2023年 NHK総合テレビジョン=再編集版)「”オネエ”たちは闘った ~知られざる勇気の系譜~」 物語の主人公として取り上げられる
◎ ラジオ番組
・ カルーセル麻紀のちょっと聞いてよ(ラジオ日本)
◎ CM出演
・ キリンチューハイ「ビターズ」(2016年1月 -)
・「女性社員」篇 共演/速水もこみち、水野美紀、坂井真紀、酒井美紀
● 音楽
◎ シングル
日本コロムビア
1968年10月
EP
SAS-1193
A
愛してヨコハマ
梶野真澄
桜田せい一
B
バナナ・ボーイ
1969年5月
EP
SAS-1274
A
おねだり
梶野真澄
桜田せい一
B
緋牡丹仁義
1971年8月
EP
SAS-1559
A
こけし
ちあき哲也
三木たかし
B
わかっていたの
テイチクレコード
1974年8月
EP
SN-1414
A
夜の花びら (Les Fleurs du Soir)
なかにし礼
神保正明
B
禁色
大兼佳也
神保正明
ミノルフォンレコード
1975年8月
EP
KA-558
A
南京町から
K&F
初鹿野哲彦
神保正明
B
風来坊
宇山清太郎
神保正明
ビクターレコード
1977年2月
EP
SV-6176
A
日本列島日が暮れて…
山口洋子
岸本健介
神保正明
B
新宿ふらふら
1978年3月
EP
SV-6366
A
灰皿とって
山口洋子
竜崎孝路
B
なりゆきまかせ
猪俣公章
竜崎孝路
1980年
EP
SV-7005
A
なりゆきまかせ
山口洋子
猪俣公章
竜崎孝路
B
みんな恋でした
伊藤雪彦
トーラスレコード
1994年4月27日
8cmCD
TADL-7378
1
恋は夢模様
川奈夏
四方章人
竜崎孝路
2
恋は夢模様(カラオケ)
-
3
おんな 金沢・
川奈夏
4
おんな 金沢・(カラオケ)
-
1995年4月27日
8cmCD
TADL-7408
1
酔いどれ女の流れ歌
2
酔いどれ女の流れ歌(カラオケ)
-
3
夜霧のしのび逢い (La Playa)
4
夜霧のしのび逢い (La Playa) (カラオケ)
-
● 書籍
◎ 著書
・『私を脱がせて』(2002年、ぶんか社) 『私は女』(ぶんか社文庫、2007年)
・『女は一日にしてならず』(2005年、幻冬舎)ISBN 978-4344010727
・『酔いどれ女の流れ旅 カルーセル麻紀"自叙伝"』財界さっぽろ 2015年
「カルーセル麻紀」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年3月29日23時(日本時間)現在での最新版を取得
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