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渡辺 歩(わたなべ あゆむ、1966年9月3日 -)は、日本の男性アニメーター、アニメーション演出家、アニメーション監督。東京都出身。代々木アニメーション学院中退後、作画スタジオを1つ経て、1986年(昭和61年)にスタジオメイツへ入社。3カ月ほど動画の線を引く訓練を受けてから現場に入り、映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』で動画デビュー。絵コンテ・演出を経て、劇場中編『帰ってきたドラえもん』で初めて監督を担当する、および第23回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞をそれぞれ受賞した。
● 人物・作風
スタジオメイツ時代には一川孝久(その後、スタジオコメットに所属)、シンエイ動画時代には中村英一(元同社作画部部長)に師事。スタジオメイツからシンエイ動画へ移籍する際には『ドラえもん』制作を通じてつながりのあった中村やシンエイの演出家たちに自分を売り込み、中村の推薦もあって採用試験に合格した。しかし、原作の魅力を最大限に生かす作風や、キャラクターの表情や動きを豊かに表現する演出は高く評価されている。また、しずかについては極力可愛らしく描くなどのこだわりを持っている。
シンエイ動画の監督作品では『ドラえもん』などの他に映画『パーマン』2作を手がける。2005年以降『パーマン』の続編が制作されていないが『ファミ通』のインタビューで「完結させたい」との発言をしている。
アニメはごく一般的な子供として楽しんでいた。『アルプスの少女ハイジ』と『あしたのジョー2』は、『ドラえもん』の劇場版の監督として初めて作品に責任を持たなければいけない立場になった時、自分がなぜこれらの作品を良いと思うのかを検証しようと見直してみた。アニメーションとして『アルプスの少女ハイジ』の動きや音、色がついて表現されたものが今でも自分の中に残っているという。また『ハイジ』や『赤毛のアン』における高畑勲の構成の巧みさには圧倒された。『あしたのジョー』や『エースをねらえ』では単純に作品を楽しんだが、『あしたのジョー2』では出﨑統のいわゆる出崎演出に魅せられ、セリフで観客に分かりやすく伝えるのとは違う、エモーショナルな部分、感情に訴えかけることの大切さに気付かされたという。
『ドラえもん』に参加することになった時には、実は藤子・F・不二雄へのリスペクトゆえに仕事としては関わりたくないという気持ちがあった。
● 参加作品
◎ テレビアニメ
◎ 劇場アニメ
◎ その他の仕事
・ 小学館のテレビ絵本 映画ドラえもん のび太の恐竜2006(2006年、原画描き下ろし)
・ うごくえほん のび太の恐竜(2006年、水彩イラスト描き下ろし)
・ 藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』6巻(2010年、解説を執筆)
・ まじんのいない魔法のランプ(2011年、紙芝居描き下ろし)
・ ソウルキャリバーV(2012年、カットシーン監督)
・ アニゲー☆イレブン(2021年、第292回ゲスト)
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