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森﨑 東(もりさき あずま、1927年11月19日 - 2020年7月16日)は、日本の映画監督、脚本家である。京都大学法学部を卒業。
1965年、大船撮影所に移籍し、野村芳太郎監督や山田洋次監督の助監督、脚本を手がける。以降、『男はつらいよ フーテンの寅』をはじめとする喜劇を撮り続ける。
2003年、第4回東京フィルメックス審査員を務める。2004年、『ニワトリはハダシだ』が第17回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀芸術貢献賞を受賞した。
2005年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
2013年、9年ぶりの新作となる『ペコロスの母に会いに行く』を発表、第87回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画1位に選ばれた。
2014年、体調不良で欠席予定だった『黒木太郎の愛と冒険』上映イベントに体調不良を押して途中から参加した。
2020年7月16日午後10時15分、神奈川県茅ヶ崎市内の病院に於いて脳梗塞のため亡くなった。92歳だった。
● フィルモグラフィー
◎ 映画(脚本)
・ 女の一生(1967年)
・ さそり (1967年)
・やればやれるぜ全員集合(1968年)
・ 喜劇 夫婦善哉(1968年)
・ 惚れた強み(1968年)
・ こわしや甚六(1968年)
・ 吹けば飛ぶよな男だが(1968年)
・ 日本ゲリラ時代(1968年)
・ 喜劇 一発大必勝(1969年)
・ 男はつらいよ(1969年)
・ドリフターズですよ特訓特訓また特訓(1969年)
・いい湯だな全員集合(1969年)
・ メス(1974年)
・ダンプ渡り鳥(1981年)
・ソクラテス(1996年)
・白い犬とワルツを(2002年)
◎ 映画
・ 喜劇 女は度胸(1969年)- 監督・脚本
・ 喜劇 男は愛嬌(1970年)- 監督・脚本
・ 男はつらいよ フーテンの寅(1970年)- 監督
・ 高校さすらい派(1970年)- 監督・脚本
・ 喜劇 女は男のふるさとヨ(1971年)- 監督・脚本
・ 喜劇 女生きてます(1971年)- 監督・脚本
・ 喜劇 女売り出します(1972年)- 監督・脚本
・ 生まれかわった為五郎(1972年)- 監督・脚本
・ 女生きてます 盛り場渡り鳥(1972年)- 監督・脚本
・ 野良犬(1973年)- 監督
・ 藍より青く(1973年)- 監督・脚本
・ 街の灯(1974年)- 監督・脚本
・ 喜劇 特出しヒモ天国(1975年)- 監督
・ 黒木太郎の愛と冒険(1977年)- 監督・脚本
・ 時代屋の女房(1983年)- 監督
・ ロケーション(1984年)- 監督・脚本
・ 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言(1985年)- 監督・脚本
・ 塀の中の懲りない面々(1987年)- 監督
・ 女咲かせます(1987年)- 監督・脚本
・ 夢見通りの人々(1989年)- 監督
・ 釣りバカ日誌スペシャル(1994年)- 監督
・ 美味しんぼ(1996年)- 監督
・ ラブ・レター(1998年)- 監督
・ ニワトリはハダシだ(2004年)- 監督・脚本
・ ペコロスの母に会いに行く(2013年)- 監督
◎ 出演
・ 世界の終わりという名の雑貨店(2001年 監督・脚本:濱田樹石)
・ ETV特集『記憶は愛である~森﨑東・忘却と闘う映画監督~』(2013年12月21日 NHK教育テレビジョン)
◎ テレビ映画・テレビドラマ
・ 泣いてたまるか 第70話「まごころさん」(1968年、TBS)- 脚本
・ 男はつらいよ(1968年 - 1969年、フジテレビ)- 脚本
・ ドカンと一発(1968年 - 1969年、TBS)- 脚本
・ 笑ってよいしょ(1968年、日本テレビ)- 脚本
・ すかぶら大将(1969年、フジテレビ)- 脚本
・ 今日夢人間(1973年、NHK)- 脚本
・ 火曜ドラマシリーズ「ちょっとしあわせ」(1974年 - 1975年、NET)- 脚本
・ わが楽園(1975年、NHK)- 脚本
・ はぐれ刑事(1975年、日本テレビ)- 監督
・ 第5話「偽証」
・ 第6話「姉弟」
・ 長崎犯科帳(1975年、日本テレビ)- 監督
・ 第6話「虎の罠を噛み破れ」
・ 第23話「風の噂の孫七郎」
・ あがり一丁(1976年、日本テレビ)- 脚本
・ 欲望の河(1976年、東海テレビ)- 監督
・ 青春の甘き香り(1977年、東海テレビ)- 監督・脚本
・ 新・必殺からくり人・東海道五十三次殺し旅 最終回「京都」(1978年、ABC) - 監督
・ 翔べ 必殺うらごろし(1978年、ABC)- 監督
・ 第1話「仏像の眼から血の涙が出た」
・ 第2話「突如奥方と芸者の人格が入れ替わった」
・ ハッピーですか?(1978年、日本テレビ) - 脚本
・ 幽霊海岸(1978年、テレビ朝日) - 監督
・ 熱中時代(1978年 - 1979年、日本テレビ) - 脚本
・ 田舎刑事 まぼろしの特攻隊(1979年、テレビ朝日) - 監督
・ 俺が愛した謎の女(1979年、読売テレビ) - 監督
・ 帝銀事件 大量殺人・獄中32年の死刑囚(1980年、テレビ朝日) - 監督
・ 妻の失ったもの(1981年、読売テレビ) - 監督
・ カムバック・ガール(1982年、毎日放送)- 脚本
・ 妻は何を見たか(1982年、テレビ朝日) - 監督
・ 天使が消えていく(1982年、福岡放送) - 監督
・ 花嫁のアメリカ(1982年、読売テレビ) - 監督
・ 妻は何をしたか(1983年、テレビ朝日) - 監督
・ 妻は何を感じたか(1983年、テレビ朝日) - 監督
・ 赤い妄執(1983年、読売テレビ) - 監督
・ ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる 第1回「昭和20年8月15日 終戦日の荷風と潤一郎」(1984年、テレビ朝日)- 監督
・ 赤い本能(1984年、読売テレビ) - 監督
・ 赤い罠(1985年、読売テレビ) - 監督・脚本
・ 遺言状戦争(1985年、読売テレビ) - 監督・脚本
・ 喜劇・ああ結婚式(1986年、読売テレビ) - 監督・脚本
・ 喜劇・ああ出産(1986年、読売テレビ) - 監督・脚本
・ 家族の肖像(1987年、読売テレビ) - 監督
・ ああ離婚(1987年、読売テレビ) - 監督・脚本
・ 喜劇・ああ未亡人(1988年、読売テレビ) - 監督・脚本
・ 帰郷(1988年、読売テレビ) - 監督
・ 妻の疑惑(1989年、読売テレビ) - 監督
・ 金のなる木に花は咲く(1990年、読売テレビ) - 監督
・ 弟よ!(1990年、日本テレビ) - 監督・脚本
・ 離婚・恐婚・連婚(1990年、日本テレビ) - 監督
・ 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
・ 誤算(1992年) - 監督
・ 朝比奈周平ミステリー4 木曽路殺人事件(1992年) - 監督
・ わが町II(1993年) - 監督
・ 地方記者立花陽介1 伊豆下田通信局(1993年) - 監督
・ 地方記者立花陽介2 伊賀上野通信局(1993年) - 監督
・ 新任判事補1(1994年) - 監督
・ 新任判事補2(1995年) - 監督
・ 転勤判事1(1997年) - 監督
・ 苦い夜(1999年) - 監督
● 著書
・ 頭は一つずつ配給されている(2004年、パピルスあい)ISBN 478459101X
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