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西川 美和(にしかわ みわ、1974年7月8日 -)は、日本の映画監督・脚本家・小説家。
● 経歴
広島県広島市安佐南区出身。「実家近くを流れる太田川の広い空と広い河川敷が私の原風景」と話している。浄土真宗(安芸門徒)の根強い地域に生まれ育つ。しかし、中学・高校はカトリックのノートルダム清心中学校・高等学校に通う。早稲田大学第一文学部美術史学専修卒業。卒論の題名は「地獄絵の東西比較」だった。自身のオリジナル脚本が認められて監督デビューを果たした新世代の女性映画監督となる。第20回ATP賞・ドキュメンタリー部門優秀賞を受賞した、第153回直木賞候補。2016年に自身により映画化。本作は第41回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門正式出品。
2021年9月、映画『すばらしき世界』(原作:佐木隆三、主演:役所広司)が公開。本作は3度目のブルーリボン賞監督賞を受賞した。
● エピソード
オリジナル脚本の『蛇イチゴ』と『ゆれる』は、いずれも自身が見た夢が題材となっている。
広島出身のため、幼少期から広島市民球場に通っていたが、母親が巨人ファンで、子どもの頃は三塁側で応援するアンチカープだった。ところが上京すると、広島カープは誰の口にも上らない。2016年にカープが25年ぶりのリーグ優勝を果たすと周りから盛んに「広島出身でいいね」と言われた。本人に許可がいるだろうと衣笠に連絡したところ、快諾され「限りなき挑戦」と書いたサイン色紙をもらったという。
● フィルモグラフィー
◎ 映画
・蛇イチゴ(2002年) - 監督・脚本
・female「女神のかかと」(2005年) - 監督・脚本
・ゆれる(2006年) - 監督・脚本・原案
・ユメ十夜「第九話」(2007年) - 監督・脚本
・ディア・ドクター(2009年) - 監督・脚本
・夢売るふたり(2012年) - 監督・脚本・原案
・永い言い訳(2016年) - 監督・脚本・原作
・すばらしき世界(2021年) - 監督・脚本
◎ テレビドラマ
・太宰治短編小説集「駈込み訴え」(2010年、NHK衛星第2テレビジョン) - 演出
● 編著書
◎ 小説
・『ゆれる』(ポプラ社、2006年。ポプラ文庫、2008年。文藝春秋〈文春文庫〉、2012年) - 同名映画のノベライズ。
・『きのうの神さま』(ポプラ社、2009年。ポプラ文庫、2012年) - 映画『ディア・ドクター』のアナザーストーリーの短編集。
・『その日東京駅五時二十五分発』(新潮社、2012年。新潮文庫、2014年)
・『永い言い訳』(文藝春秋、2015年。文春文庫、2016年) - 同名映画の原作。
◎ エッセイ・その他
・『名作はいつもアイマイ 溺レル読書案内』(講談社、2008年) - 編著
・『映画にまつわるXについて』(実業之日本社、2013年。実業之日本社文庫、2015年)
・『映画にまつわるXについて 2』(実業之日本社、2017年)
・『映画の言葉を聞く 早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録』(フィルムアート社、2018年3月24日)
・『遠きにありて』(文藝春秋、2018年12月13日)
・『スクリーンが待っている』(小学館、2021年1月15日』
◎ 映画関連
・『夢売るふたり 西川美和の世界』(文藝春秋、2012年) - 文藝春秋編。小説「みどりの春」所収。
・『映画「永い言い訳」にまつわるXについて』(実業之日本社、2016年)
「西川美和」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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