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千葉 真一(ちば しんいち、JJ Sonny Chiba, 1939年〈昭和14年〉1月22日 - 2021年〈令和3年〉8月19日)は、日本の俳優・体操選手・空手家・歌手・芸能プロモーター・アクション監督・演出家・映画監督・映画プロデューサー。愛称:千葉ちゃん。本名:前田 禎穂(まえだ さだほ)・アクションスターとして、海外ではSonny Chiba(サニー ちば)の名で知られており、特技の器械体操や極真カラテ四段・少林寺拳法弐段・乗馬・スキーを活かし、アクロバティックなスタント・擬斗・殺陣を吹き替えに任せず、自ら演じていたことが定評を得ている。芸能生活は半世紀以上の60年を越えており、映画・テレビドラマ・演劇など、計1,500本以上の作品に出演。ジャパンアクションクラブ (JAC) の創設者で俳優・スタントマンの育成、監督として演出、製作にも携わり、幅広く活躍していた。
● 生涯
◎ オリンピックを目指して
福岡県福岡市博多区雑餉隈で二男三女の長男(第二子)として生誕、オリンピックで日の丸を掲げたいという夢を抱くようになり。1957年、日本体育大学体育学部体育学科に進学。2年生の時に、跳馬を練習中に着地で失敗し、腰・両膝を痛めてしまう。医者から「1年間運動禁止」と宣告され。地元に戻り、相談した親友も賛成してくれたことや、東映ニューフェイスを受験するよう勧められていたことから応募した。1960年1月7日にテレビドラマ『新 七色仮面』の二代目・蘭光太郎として主演デビューし、続けてテレビドラマ『アラーの使者』にも主演した。
(⇒ 変身ヒーロー)
1961年、中山昭二の代役で映画『警視庁物語 不在証明(ありばい)』に出演後、深作欣二の初監督映画『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』に主演して、2期先輩の曽根晴美と「拳銃コンビ」のキャッチコピーで売り出された。吹き替えなしでスタントをこなすことから、「アクションができる素材に演技の磨きを増せば」と期待される新人であった。
(⇒ アクション映画)
1962年は映画『事件記者シリーズ』の第1作『恐怖の魔女』に主演したほか、1963年には映画『八州遊侠伝 男の盃』で時代劇初出演や『事件記者シリーズ』の第2作『殺人鬼の誘惑』と『柔道一代シリーズ』第一作に主演。シングル「男一匹生きるなら」をリリースして歌手デビューも果たした。
(⇒ 音楽)
1966年、映画『カミカゼ野郎 真昼の決斗』(日台合作)、映画『海底大戦争』(日米合作)にそれぞれ主演し、国際的にも活動し始め、後に『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』(1973年、日香泰韓合作)、『激殺 邪道拳』(1977年、日香泰合作)、『ゴルゴ13 九竜の首』(1977年、日香合作)など、諸外国との共同作品に主演するきっかけになった。その合間に前年のテレビドラマ『くらやみ五段』、遠藤実の自伝を映画化した『太陽に突っ走れ』、『子守唄シリーズ』、『河内遊侠伝』、『陸軍諜報33』など次々と主演していた。
(⇒ アクション映画)
1968年からテレビドラマ『キイハンター』に主演。これまで誰も見たことのないスーパーアクションで人気をさらい、千葉ちゃんの愛称で一躍国民的アイドルとして親しまれた。
(⇒ キイハンター・ファン)
◎ 転機
1969年、オールスターキャスト映画『日本暗殺秘録』では、小沼正に扮して主演した。『キイハンター』を休んで撮影に臨み、そのイメージから脱却しようとする演技は、同年の京都市民映画祭で主演男優賞を受賞。『キイハンター』で人気者になるだけではなく、「様々な作品に出演していかなくてはいけない」と考え直す転機にもなっている、これ以降、他のヤクザ映画でも「『仁義なき戦い』の千葉真一さんがやった大友勝利のような」と影響を与え続け、ヤクザ役のひな型となっている。これ以降は格闘映画で主演作品が製作され、極真カラテを修行して、黒帯を允許された技量が生かされることとなる。
(⇒ 空手道)
◎ Sonny Chiba
1973年に封切公開された映画『ボディガード牙シリーズ』を皮切りに、『殺人拳シリーズ』(1975年 - 1977年)、『激殺 邪道拳』(1977年)と、前後して『やくざ刑事シリーズ』(1970年 - 1971年)、『狼やくざシリーズ』(1971年 - 1972年)、『麻薬売春Gメンシリーズ。
(⇒ アクション映画)
中でも1974年に主演した『激突 殺人拳』は国内のみならず、海外では『The Street Fighter』のタイトルで公開され、米国では日本映画として初めて興行収入100万ドル以上を記録。この頃から国際的にSonny Chiba(サニー ちば)という名前で認知されることとなり。海外でも著名人のファンは多い。
(⇒ 格闘映画・ファン(海外))
テレビ映画では『キイハンター』以降、『ザ・ボディガード』『ザ★ゴリラ7』『燃える捜査網』『大非常線』とアクション作品に主演。この頃、アメリカ・カリフォルニア州に聳えるマンモスマウンテンのバックカントリーをスキーで滑走しており、その姿は1974年5月6日にドキュメンタリー『千葉真一 4,000メートルのマンモスマウンテンを滑る』(東京12ch)や同年6月6日の『ザ・ボディガード』第10話「グランドキャニオンの殺人者」で、それぞれ放送されている。前後して若手の育成に追われる日々となったが、1976年の映画『沖縄やくざ戦争』では京都市民映画祭の主演男優賞を受賞した。
1977年4月にハワイで開催された「日本代表極真会館チーム対ハワイ代表チーム」というフルコンタクト空手の対抗戦に参戦。180cm以上あるネグロイドのアメリカ東海岸空手チャンピオンと戦い、二段蹴りでKO勝ちを収めた。
(⇒ 空手道)
◎ ジャンルを越えた活躍
名実共に日本を代表するアクションスターとして活躍していたが、1979年に第2回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞した。柳生但馬守宗矩(若山富三郎)・宮本武蔵(緒形拳)と華麗で凄みのある一騎討ちを披露した主演映画『魔界転生』(1981年)は観客動員数200万人・配給収入10.5億円を超し、映画『赤穂城断絶』(1978年)、『闇の狩人』(1979年)、『里見八犬伝』(1983年)、『必殺4 恨みはらします』(1987年)などにも出演。特に『柳生一族の陰謀』、『魔界転生』、テレビドラマ『柳生あばれ旅シリーズ』(1980年 - 1983年)の柳生十兵衛三厳と、傑作と評価されている『影の軍団シリーズ』(1980年 - 1985年)の服部半蔵は、十八番である、主演と日本映画初のアクション監督を兼務し。その演出が評価され、1980年にブルーリボン賞のスタッフ賞を受賞した。1981年の主演映画『冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-』は自ら企画し、『忍者武芸帖 百地三太夫』(1980年)と『吼えろ鉄拳』(1981年)で出演とアクション監督を兼務。1989年の『将軍家光の乱心 激突』でも出演とアクション監督を兼ね、この作品は第39回ベルリン国際映画祭に招待された。1990年にはプロデューサーと初の監督を兼ねた映画『リメインズ 美しき勇者たち』を手がけ、アクション映画の全盛期を牽引していた。
(⇒ アクション映画)
1981年から演劇にも進出し、ミュージカル『ゆかいな海賊大冒険』(1982年 - 1984年)、『酔いどれ公爵』(1985年)など複数の作品を企画・演出・主演し、JACミュージカルとして定期的に公演した。新宿コマ劇場の観客動員数では、3年間にわたって満員御礼となる記録的な成功を収めている、『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』、『激殺 邪道拳』、『ゴルゴ13 九竜の首』などに主演し、『武士道ブレード』(1981年、英米合作)にも出演。1970年代半ばにはフランシス・フォード・コッポラが「千葉真一とアル・パチーノの共演で映画を製作したい」と東映にオファーしたが。
(⇒ 格闘映画)
1991年、ジャパンアクションクラブ (JAC) の売却を経て、1992年にアメリカ映画『エイセス / 大空の誓い』に出演。これを機に拠点をロサンゼルスへ移して、アメリカでも俳優活動をするようになり、グリーンカードも取得した。日本未公開作品のアクション映画もあるが、長年の経験で培ったそのアクションは高く評価されている。
(⇒ 外国作品)
1998年に出演した香港映画『風雲 ストームライダーズ』では、ラスボス“雄覇(ホンパ / ホンファ)”を演じた。原作のイメージを彷彿とさせるその演技は話題に上り、翌年の第18回香港電影金像奨では、外国人として初めて優秀主演男優賞にもノミネートされた。2001年には台湾でも連続ドラマ化された。
(⇒ 外国作品)
2003年、友人でもあるクエンティン・タランティーノのアメリカ映画『キル・ビル』シリーズでは出演と、ユマ・サーマン、ルーシー・リューらハリウッドスターへ剣術指導をした。第30回サターン賞では『キル・ビル』で助演男優賞にノミネートされた。
(⇒ 外国作品)
2005年10月29日に開催されたハワイ国際映画祭では、これまでの功績を讃えた“MAVERICK AWARD”を受賞した。
2007年、英国放送協会製作の、日本をテーマにしたドキュメンタリー番組『Japanorama』に出演。「Densetsu (Legends)」(伝説)をテーマにした回で取り上げられ、4月9日に放送された。同年の大河ドラマ『風林火山』に板垣信方役で出演。 11月には海外で通称としていたJJ Sonny Chiba(JJ サニー チバ)を日本でも使うようになり。2008年10月から2009年3月まで京都造形芸術大学の教授を務めた。
◎ 2010年代
2010年10月22日には東京・グランドプリンスホテル赤坂で、結婚披露宴を兼ねた芸能生活50周年記念式典を開いた。もともとはアントニオ猪木・池谷幸雄・石田純一・市川亀治郎・今井雅之・内野聖陽・梅宮辰夫・岡崎二朗・ガッツ石松・川地民夫・神取忍・樹木希林・北の湖敏満・京本政樹・具志堅用高・郷田勇三・小林幸子・コロッケ・高橋英樹・竹本直一・田中好子・谷村新司・津川雅彦・十朱幸代・夏八木勲・白竜・張本勲・布施明・風吹ジュン・松井章圭・松坂慶子・美川憲一・三田佳子・やまさき十三・山本KID徳郁・横峯良郎・ラモス瑠偉ら計60名を発起人とした芸能生活50周年記念式典が先に決まっていたところ、現妻と挙式や披露宴をしていなかったため、千葉の要望で記念式典と合わせて企画された。前半の披露宴には家族でキャンドル点灯のほか、長女・真瀬樹里は父への尊敬とお祝いの挨拶が行われ。授賞式には樹里・真剣佑・郷敦も出席し、千葉と樹里は殺陣を、真剣佑と郷敦は空手を披露し、集まった多くのファンをわかせた。
(⇒ 外国作品)
2013年3月10日、日本体育大学から正式に卒業を授与され、これにより最終学歴は「日本体育大学体育学部体育学科卒業」となり、学校教育法第104条および学位規則第2条の規定に従って「学士(体育学)」の学位が与えられた、存在感醸し出しながらも軽いタッチで演じた。同ドラマは文化庁芸術祭参加作品となっている。
2016年4月14日に勃発した熊本地震では、オスマン・サンコンと一緒に被災地で炊き出しをした。同年8月21日、千葉市の「第41回 親子三代夏祭り」で、千葉氏の中興の祖である千葉常胤に扮して武者行列を務めた。2019年12月19日、同市の健康大使に任命された。市民が主体的に健康づくりを取り組めるよう、同市は広報・啓発の一環として、県内出身で芸能生活60周年を迎えていた千葉が就任する運びとなった、「エム&リーヴス」へ設立し直した。子供たちに自身の企画やアイデアを受け継いでもらう願いと「いまのうちにきちんとしておきたい」という思いからである。
スティーブン・セガールとダブル主演での映画や、ジェシー・ベンチュラとウェズリー・スナイプスと共演するハリウッド映画も撮影予定であったが、コロナウイルスのパンデミックにより撮影が延期になっていた。
◎ 最期
事業の統一から2か月過ぎた2021年8月19日17時26分、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) による肺炎のため、千葉県木更津市の君津中央病院で死去した。折しもCOVID-19の第5波で感染爆発している日本は、同月6日に感染者が100万人を超えており、医療体制が逼迫・確保できていない真っ只中に失命した。本人の意思で、COVID-19ワクチンを接種していなかった。
7月末に感染。せきなどの症状はあったが、元気だったので、そのまま自宅療養を続けていた、PCR検査の数値も悪く、肺炎が悪化、長女・真瀬樹里と次男・眞栄田郷敦は仕事後に駆けつけるも。翌20日、眞栄田郷敦を喪主とし、葬儀が営まれた。列席は限定されていたため、郷敦と前夫人が遺骨を拾った。
新田真剣佑はインスタグラムにて、ローソクが立てられたケーキを前にほほ笑む幼少期の新田と幸せそうに笑う千葉の姿や、千葉の体の上で安心した様子で眠る幼少期の新田の姿が収められている2ショットを公開し、「No matter where I am, you'll always be in my heart.(私がどこにいても、あなたはいつも私の心の中にいます)Love you so much Dad.(お父さん、あなたをとても愛しています)」と思いを綴った。
眞栄田郷敦は防護服を着て対面した日の夜に、所属事務所を通じて「一方的な約束をしてきました。それを守るだけです」と発表した。
(⇒ 家族)
● 追悼
国内外から追悼が寄せられた。
◎ 追悼(国内)
○ 芸能界
※ 共演者
『白昼の死角』と『伊賀忍法帖』で共演している中尾彬は千葉県立木更津第一高校の後輩で、「とても真面目な方だった。会うと地元の先輩後輩のように話し、お互い実家も近かった。(3歳年上の千葉は)入れ替わりで卒業しましたが、頻繁に器械体操部のコーチに来ていました」と、バレーボール部の中尾とも会えば話す間柄だったと語った。「芸能界に転身しても器械体操の指導で母校へ通い続け、当時珍しかったジーンズを履き、慎太郎カットにしていた」と在りし日の姿や、中尾も芸能界に入ると「おお、頑張れよ」「俺の映画見てる?」と親しく声をかけてくれた気さくな人柄、夢を語る様を振り返っている。
20代半ばの千葉と共演している小林幸子はインスタグラムにて、「初めて出会ったのは、私にとっては初めてのドラマ出演だった『くらやみ五段』。デビューしてまもない11歳の私を“チビ”と呼び、肩車してくれたり、一緒にキャンプファイヤーしたり、とっても優しいお兄ちゃまという印象でした。その後も『キイハンター』など、いろんなお仕事でご一緒させて頂きました。いつも撮影の合間には、体を鍛えたりアクション練習したり、ずっと動いていて格好いい方でした。最後にお会いしたのは、昨年の文化庁長官表彰の時、息子さんの話を笑顔でお話していたことが印象に残っています。日本のアクションの世界を作り上げ、千葉さん自身が日本の刀のような、何にも負けないはず方なのに。悔しいです。コロナが憎いです。今はゆっくり休んでください。ご冥福をお祈りします。合掌」と思いを記した。
『影の軍団III』と『写真甲子園 0.5秒の夏』で共演した秋野暢子は「千葉真一さん……残念です」とブログで書き始め、「若い頃、東映スタジオで殺陣を教えていただきました。とても優しく、丁寧に指導してもらい、お優しい素敵な方」と、最近は会えなかったが、世界を代表するアクション俳優から指導を受けた思い出を振り返り、「とても頑強でお元気な方が、コロナ感染されるなんて信じられません」」とショックを隠せず、「どうぞゆっくりおやすみください。ご冥福お祈りしています。合掌」と追悼の言葉を記した。
20代のころに『織田信長』で共演した野村真美は、「ジャパンアクションクラブにお友達もいて、一緒にお食事をしたことも。今朝、テレビで見て『あぁ、そうか…』って言葉がない感じ。胸がつまる思いがありました」と偲んだ。
『源義経』で共演した東山紀之は千葉の悲報に、「20代のころに共演させていただきましたが、千葉さんが時代劇の立ち回りにアクションを入れた最初の方なんです。今、世界中の映画で行われているアクションものの一番最初は千葉さんがお考えになったものなので、この功績は凄いです」と改めて存在の大きさを絶賛した。千葉の弟子・真田広之とメールで連絡し、「僕はメリーさんという母親を亡くして、真田さんは千葉さんという父親を亡くした。これは自然の摂理で、しょうがないことなんですが、僕らはその教えを次の世代に伝えていくっていうのが、これからますます大事になるねっていうやり取りをさせていただきました」と誓い合ったことを明かしている。同ドラマは千葉と長女・真瀬樹里の初共演作でもあり、西田は「千葉さんと娘さんの樹里ちゃんと殺陣のお稽古とか…私がふらふらになっても、千葉さんと樹里ちゃんはとても楽しそうで。なんて素晴らしい時間だったんだろう」と振り返りつつ、「ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り致します」と結び、西田が2014年3月2日にリツイートした千葉、真瀬、新田真剣佑、眞栄田郷敦の写真を添えている。
『柳生十兵衛七番勝負』で共演した村上弘明は、世界的アクションスターとして活躍した千葉を「旧来の立ち回りに変革をもたらした人で、特にアクション、殺陣の分野において曲芸的なもの、よりショーアップしたものを取り入れ、時代物、現代物を問わず見せるアクションを創り上げた人でした」と敬意を表した。殺陣では「刃を交えたのですが、その一振りに鍛錬を重ねた荘厳さが感じられ、たいへん充実した立ち合いになったと思います。芝居に対するほとばしる情熱がまるで純粋な子供のようで、それがとても印象的でした。
志穂美悦子はブログで「見上げる空に」と題し、「それは、あまりに突然で、言葉にならない。でもJAC イズムは生きている。それぞれの場所で生きている」と恩師の死を悼み、JACへの思いを記した」と千葉、野際陽子との3ショットを公開し、「ピー(池畑)が16歳。千葉さんが29歳。野際陽子さんが30代前半。みんな若かった。オスマン・サンコンは日本でタレント活動し始めたころに知り合い、それからは“千葉のアニキ”と慕っていた。「とにかく残念。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) が終わったら、同期会をやろうって言っていたのに・・・。とても寂しいです」としんみり語った。映画にしてもテレビドラマにしても自国製の作品のみで十分に調えて供給できるアメリカでは、外国人俳優に対する一般人の関心が決して高くないことを踏まえると、サニー千葉は例外的存在だったと言える
。
イギリスのインデペンデントは「『キル・ビル』などで知られる日本の有名なベテランスターは、新型コロナが原因で死去した」と速報し、フランスのBFM TV は「彼は絶望の危機に瀕している日本映画の真の伝説」と評し、世界中の千葉作品を愛したファンたちも、SNS などで「RIP(安らかに眠れ)」とメッセージを投稿した。
● 没後
◎ 2021年
数々の代表作を放送、パッケージ販売、リバイバル上映など、追悼企画としてそれぞれ催された。
スカパー は死去翌日の8月20日、テレビドラマ『キイハンター』『現代鬼婆考 殺愛』のほか、映画『激突 殺人拳』『やくざ刑事シリーズ』『麻薬売春Gメンシリーズ』『あゝ同期の桜』『仁義なき戦い 広島死闘篇』『いつかギラギラする日』、時代劇『赤穂城断絶』『太閤記』『徳川家康 (1988年のテレビドラマ)』など、主演・出演した映画・ドラマ・時代劇を放送すると発表した。BSテレビ東京は24日にアメリカ映画『エイセス / 大空の誓い』を29日21時から追悼放送するとアナウンス。同局プロデューサーは「敬老の日に世界の名優たちと同列に活躍する千葉へリスペクトを込めて放映する準備をしていたが、突然の訃報により急遽追悼放送になってしまった…。(自身が)昭和の映画少年として、数々の千葉出演作から影響を受けたものは計り知れず、その勇姿を心に刻んでほしい」とコメントを寄せている、東映チャンネルは「映画界最強の男 千葉真一特集」 と銘打ち、11月は『魔界転生』『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』『『ゴルゴ13 九竜の首』『けんか空手 極真拳』『けんか空手 極真無頼拳』『やくざ刑事 俺たちに墓はない』、12月は『柳生一族の陰謀』『仁義なき戦い 広島死闘篇』『狼やくざ 殺しは俺がやる』『激突 殺人拳』『殺人拳2』『警視庁物語 不在証明』、翌年1月は『カミカゼ野郎 真昼の決斗』『直撃 地獄拳』『日本暗殺秘録』『忍者武芸帖 百地三太夫』『狼やくざ 葬いは俺が出す』『逆襲 殺人拳』、翌年2月は『直撃地獄拳 大逆転』『少林寺拳法』『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』『ボディガード牙』『子連れ殺人拳』『空手バカ一代』と、4か月間に代表作24本を特集放映した。時代劇専門チャンネルは「ありがとう!千葉真一&12316;ジャパニーズ・ニンジャ・アクションスター&12316;」と題して11月に『服部半蔵 影の軍団』と12月に『柳生一族の陰謀』を各々全話ラインナップし、『里見八犬伝』『伊賀忍法帖』『赤穂城断絶』の映画と併せて放送した。
東映ビデオは9月10日に代表作の『逆襲 殺人拳』と『子連れ殺人拳』を、同年12月8日に初DVD化して販売することを発表し、販売した。
新文芸坐では10月2日に『ボディガード牙』『激突 殺人拳』『直撃地獄拳 大逆転』『子連れ殺人拳』のオールナイト上映会が。
◎ 2022年
誕生日の1月22日、ジャパンアクションクラブ (JAC) 出身の栗原敏・関根大学・若山騎一郎らを発起人とした「お別れの会 &12316;さらば!千葉真一&12316;」が東京都港区の増上寺・光摂殿で営まれた。『戦国自衛隊』のオフショットとして撮影された写真が遺影として飾られ、足元には同作で使用された日本刀とヘルメットが添えられた。BGMとしてお気に入りだった「ララバイ・オブ・ユー / LULLABY OF YOU」などが流された。愛用の空手着や主演を務めた時代劇『柳生十兵衛』の眼帯、刀など私物から撮影で使用された小道具まで幅広く展示された。長男の新田真剣佑と次男の眞栄田郷敦は欠席し、手紙で連名のコメントを寄せた。
2月20日、沖縄県那覇市ぶんかテンブス館にて、沖縄映画研究会は「沖縄への視角 千葉真一主演作を手がかりとして」と題し、第10回研究発表会をオンライン開催し、主演作や人柄を振り返った。
8月17日、真瀬樹里を喪主として「千葉真一さんを偲ぶ会」(会場:東京・新宿区 リーガロイヤルホテル東京 3階 ロイヤルホール)が行われた。発起人は若泉久朗(KADOKAWA執行役員)、松浪健四郎、熊谷俊人、倉田保昭、中島貞夫、金子修介、北村龍平、深作健太、谷隼人、真田広之、兵頭慶爾(サンライズジャパン代表取締役)、金田治、西本良治郎(ジャパンアクションエンタープライズ代表取締役副社長)、鈴木哲也(アストライア代表)。主催:アストライア、協力:ジャパンアクションエンタープライズ、東映エージエンシー、開催された。会場内には白い胡蝶蘭や白いカーネーションなどで彩られた祭壇には真瀬が選んだ写真と、出演した映画のポスターや野際陽子らとのプライベート写真などが飾られた。午後1時から関係者の部、午後3時からジャパンアクションクラブ関係者の部では約100人が参列し、午後5時から一般の部の3部に約50人が来場し、それぞれ献花を行った。千葉と生前親交のあった芸能関係者らが続々と詰めかけ。北島三郎、三田佳子、志穂美悦子、明石家さんま、関根勤、小堺一機、坂上忍、伊原剛志らからは、花が届けられた。真剣佑と郷敦は仕事で欠席したが、連名で「またこうして故人の思いを皆さまと共に分かち合い、新たな絆が生まれました」とメッセージを寄せた、新田真剣佑と眞栄田郷敦は一緒にそれぞれの結婚を発表した。真剣佑と郷敦は「父の誕生日である1月22日に揃って発表しよう」と事前に決めていたので。波島は古典的な仮面ヒーローの王道を行ったが、千葉はスーツアクターも兼務して、器械体操を活かしたアクションをふんだんに取り入れ、新しい七色仮面を編み出した。その演技・スタント・擬斗は、後に製作されていく変身ヒーローを題材とした特撮作品に、大きな影響を与えている、翌年の主演映画『宇宙快速船』のアクションヒーローに繋がっていく。
(⇒ アクションスター)
◎ アクション映画
1961年に深作欣二の監督デビュー作『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』に主演。危ないシーンはスタントマンに任せるのが主流な時代に、「吹き替えせずにできる」とスタッフへ言ったので、「さすが日体大だけに凄いことをやる」と評された。ニュー東映のホープとして主演した『ファンキーハットの快男児シリーズ』では、カーチェイス、左右に開脚して2人の敵を同時に倒す跳び蹴り、器械体操で培った筋骨隆々な肉体美を大車輪で披露している。
(⇒ 格闘映画)
1966年の『カミカゼ野郎 真昼の決斗』(日台合作)は台湾でロケーション撮影され、離陸する軽飛行機の翼に飛びつき乗り込むスタントをした。疾走する自動車を追いかけアンテナに飛びつくスタントでは、後輪の跳ねた石が脛に突き刺さり、台湾で一週間入院する代償を払っている。傷だらけになりながらもスタントを演じきったが。同シリーズは後の作品にも影響を与えており、1999年のアメリカ映画『マトリックス』でキアヌ・リーブス扮する主人公が片手側転しながらマシンガンを連射するシーンは、第1作の『やくざ刑事』で千葉が右手で拳銃を撃ちながら、片手で側転するスタントが原型となっている。
(⇒ キイハンター・格闘映画・ファン)
芸能生活20周年記念作品である『戦国自衛隊』(1979年)で、アクション監督として撮影を自ら行っており、これらの敢行はスタッフをとても心配させた、『体が動くからアクション俳優をやれ』と要望通りに何でも演じてきたことで、日本では逆にアクションのみが先行してしまい、あまり良くないイメージを持たれた」と複雑な心情を吐露している。
(⇒ アクションスター・ジャンルを越えた活躍)
◎ 音楽
1963年にシングル「男一匹生きるなら」をリリースして歌手デビューを果たした。1967年にグループ・サウンズの「ザ・サタンズ」というエレキバンドを結成。リーダーとして夜は音楽喫茶で歌い。山頂駅を出発した谷を行き来するロープウェイにワイヤを投げてぶら下がってからよじ登り、走行する列車やバスに飛び降りて屋根で敵と格闘、自動車から並走する軽飛行機に飛び移る、雪渓から回転しながら転落、滑落しそうな滝の前で格闘など、数々のスタントを演じているがケガも絶えず、大きなものでは左足首骨折や日本刀で腕を斬られたこともある。
(⇒ アクション映画)
本作の脚本は映画に比べるとアクションが詳細に指定されていなかったので、千葉は良いものを作りたい一心で積極的にアイデアを出すが、経費を気にするスタッフと対立することもあった。
(⇒ ファン(海外))
香港・タイ王国で映画『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』(1973年)、『激殺 邪道拳』『ゴルゴ13 九竜の首』(1977年)、『HAKEN 覇拳 ふりむけば修羅』『地雷原 A mine field.』(1992年)など、千葉の主演・監督作品がロケーション撮影された際には現地で大歓迎されている。中島貞夫は『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』をタイの製作会社からの資本参加を得てロケができた理由の一つに、『キイハンター』が当地で放送されており、千葉の人気が高かったことを挙げている。
(⇒ ファン)
共演者の野際陽子は「ともかく熱意が凄くて、ケガすると普通はビビるのがそれ位以上のことに挑戦して成功する“怖いもの知らず”。でもサボテンだけは怖いんですって」と言っている。
宮内洋は千葉が爆発の中を駆け抜けるシーンを横のアングルから見ていた時、「カメラを通して観るように」と言われ、安全のために千葉は火薬と距離を取りアクションをしていたが、レンズの位置からみると「今にも火薬でやられてしまうような迫力だった」とその迫力の違いに驚愕していた。『仮面ライダーV3』のオファーを受けた宮内は演技づくりのために『仮面ライダー』を何本かみて、「“アクションの神様”である千葉真一さんから教えを受けた私なら、変身前のアクションシーンをもっと盛り上げられると思った」とその影響を認めている」と、アクションのノウハウを千葉から享受されていた。
(⇒ アクションスター)
1969年、『キイハンター』を休んで映画『日本暗殺秘録』に主演。TBSやファンから復帰の要望が高まっていたが。主な門下生には春田純一・金田治・西本良治郎・山岡淳二・大葉健二・高橋利道・栗原敏・井上誠吾・志穂美悦子・真田広之・甲斐将馬・関根大学・稲田龍雄・斉藤一之・黒崎輝・崎津隆介・山田一善・山本亨・渡洋史・高木淳也・伊原剛志・堤真一・真矢武・土家歩・村松美香・山口祥行らがおり、俳優・アクション監督・スタントマン・スーツアクターで活躍する人材を輩出、石橋雅史が空手道をそれぞれ教えていた。
(⇒ 空手道)
千葉真一の親友・夏八木勲や、桜木健一、ら所属していない俳優も練習に通っていた。
トップスターでありながら、志穂美悦子の『女必殺拳』、真田広之の『忍者武芸帖 百地三太夫』『吼えろ鉄拳』『伊賀忍法帖』、大葉健二の『宇宙刑事ギャバン』、黒崎輝の『伊賀野カバ丸』『コータローまかりとおる』、村松美香の『旅少女』など、教え子たちの主演作品に助演として出演することも多い。共に格闘映画を製作してきた橋本新一(脚本家・助監督)は「東映の大部屋俳優だけでは彼の擬斗を活かせることができなかったから、JAC を作ったことで格闘映画の質は向上した」と評している。
30代前半でJAC創設を経て育成を続け、志穂美悦子の『女必殺拳』、真田広之の『忍者武芸帖 百地三太夫』『吼えろ鉄拳』『伊賀忍法帖』、大葉健二の『宇宙刑事ギャバン』、黒崎輝の『伊賀野カバ丸』『コータローまかりとおる』、村松美香の『旅少女』など、教え子たちの主演作品に助演。自身がトップスターでありながら、後進の活躍に華を添える姿勢は、当時の映画スターでは珍しいことであった。しかし狂犬のようなヤクザ・大友勝利を演じることが決まっていた北大路欣也が「大友は粗暴で下品すぎて、どうしても自分では演じられない。山中をやらせてほしい」と言い出したことから、プロデューサーの日下部五朗と宣伝担当者らは千葉を突然訪ね、「山中と大友を交代してもらえないか」と依頼してきた。北大路に役を譲ったのはこれが初めてでなく、1963年の映画『海軍』に続いて二度目であった。
ブロマイドの売上げが俳優部門で4年連続No.1のアイドルでもあったが、過激なセリフに悩みながら「これまで良いと思ったものを全て捨てる」という姿勢で、サングラスを常時掛けて眼を隠し、唇を裏返しにして糊付けするなど、役柄にふさわしい演技・扮装を工夫した。そして作り上げた大友勝利はシリーズ中1, 2を争う名キャラクターとして人気をつかんでおり、それを聞いた千葉は「とても自信がついた。悪役の妙味を知ることができ、実に大きなものを与えてくれた作品だった」と語っている、『広島死闘篇』と同時進行で『柔道一代シリーズ』以来、10年ぶりの格闘映画にクランクインしたため、『仁義なき戦いシリーズ』の再出演は実現しなかった。
◎ 格闘映画
1963年から始まる『柔道一代シリーズ』に主演したのが最初の格闘映画で、第二作『柔道一代 講道館の鬼』(1964年)の乱闘シーンで肩を骨折してしまった。
(⇒ アクション映画・空手道)
1973年の『ボディガード牙シリーズ』で、10年ぶりに格闘映画へカムバック。翌年の『激突 殺人拳』は、ヤクザ映画が下火になっていた東映にとって、久々の大ヒットを飛ばす作品となった。アメリカ合衆国・ヨーロッパ・オーストラリア・カナダの映画会社も『激突 殺人拳』を買い付けに来ていた。忍者の末裔に扮した同年の主演作『直撃 地獄拳』は、千葉のスピードあるアクションと石井輝男のユーモアとウィットを盛り込んだ演出が組み合わされた作品で、1974年度に4億1700万円の配給収入を上げ、同年度の日本映画配給収入ランキング第5位に入り、アメリカでは『The Executioner』というタイトルで1999年現在、10万本以上のビデオが売れている。
(⇒ Sonny Chiba・海外進出・空手道)
海外ではマーシャルアーツの大スターである"Sonny Chiba"の熱狂的な人気は根強く」と述べている。
(⇒ ファン(海外))
岡田茂は「(主人公と)牛との格闘を欧州ではびっくりして、えらく受けている。東南アジア映画祭でジャカルタへ行ったときも、抜群の動員力と人気を上げていた。東洋でナンバーワンなんだから、あのアクションをやらせたら世界に(千葉真一以外)いないんじゃないかな、「まだその時期ではない」と認められなかった。
(⇒ Sonny Chiba・空手道)
◎ 人間ドラマ
アクションスターとして大画面をいっぱいに暴れまわっていた同時期、アクション・格闘・スタントを主としない対照的な作品に主演をし、静の演技を見せ、主戦場のアクション映画・アクションドラマで魅せる姿とは対照的であった。
1976年のドラマ『七色とんがらし』を皮切りに、1978年には鎌田敏夫脚本の『十字路』に主演し、不器用ながら朴訥な男を演じていた。深作は従来の時代劇でなく、もっとテンポのあるアクション時代劇を作りたかったので、その期待に応えられる俳優は千葉真一、ただ一人しかないと見定めていた。2012年のハリウッド映画『アベンジャーズ』のサミュエル・L・ジャクソンが、扮した役柄は千葉の柳生十兵衛を参考としているなど、後世の作品にも影響を与え、根強い人気がある。しかし十兵衛で長時間、左目に眼帯をしていたため千葉の右目は酷使され、視力を失い、人工レンズを入れる代償も払っていた。
(⇒ ジャンルを越えた活躍・ファン)
千葉真一演ずる剣豪・忍者は、空手や器械体操の技を取り入れたアクロバティックな殺陣で、人気を得ている。その身体能力を活かしたド迫力の殺陣を時代劇の芝居に持ち込み、これまで表現できなかったアクロバティックな動きが、時代劇の殺陣で観れるようになった。時代劇の表現が定形化し、大人しくなっていく中で、新たな可能性を追求・挑戦し続けたスターである、共演した内野聖陽は
と語っている。
市川猿之助は『風林火山』がテレビドラマ初出演だったが、「現場がよかった。千葉真一さんは僕に付きっきりで、映像のことを教えてくれた」と撮影時の様子を振り返っている。
◎ 演劇
1980年代、定期的にJACミュージカルを公演し、成功を収めていた。(⇒ ジャンルを越えた活躍)
JACの設立当初は吹き替えせずにアクションを演じられる俳優・スタントマンを育成する場だったが、ウエスト・サイド物語に感動して「いつかはミュージカルをやりたい」という夢を抱いていた、「肉体は俳優の言葉」というポリシーに「五体で喜怒哀楽を表現する」を加えて生徒を育てていく。
ハリウッド映画だけでなく、他の外国作品にも出演しており、香港映画では『風雲 ストームライダーズ』が代表作である。
2003年、クエンティン・タランティーノのアメリカ映画『キル・ビル』では“百代目 服部半蔵”として出演と、ユマ・サーマン、ルーシー・リューらハリウッドスターへ剣術指導をした」と、一方のリューは「Sonnyは本当にいろいろなことを教えてくれた」と、それぞれ語っている。
後輩の松方弘樹は千葉が海外で活躍している要因を
と評している。
● 人物
◎ 器械体操
君津市君津中学校へ進学すると、千葉の進路に影響を与えることとなる体育教師の松本と出会う。松本はその時勢に乗り、千葉を「体操部を創るから部員になれ」と勧誘したので、運動部を掛け持ちしながら練習し始める日々となった。大学2年生の夏、跳馬を練習中に着地で失敗し、腰・両膝を痛めてしまう。格闘映画で千葉の敵役を演じた石橋雅史は極真カラテの先輩にあたる。大山は「学生時分から千葉は道場へ通ってきており、仕事の関係でまとまった稽古をしていないまでも、門下生の序列でいうと相当古い方になるんだよ」と語っている。千葉は名誉段位ではなく、一般門下生と同様に昇段審査を受け、1965年10月15日に黒帯(初段)を允許、1977年2月3日に弐段を越えて飛び段で参段、1984年1月20日に四段へ昇段した、4月にハワイで開催された「日本代表極真会館チーム対ハワイ代表チーム」というフルコンタクト空手の対抗戦に参戦した。
日本・アメリカ・東南アジアと世界各国で後進の育成・空手道の普及に活動しており、毎年10月には旧武徳殿がある京都市武道センターで少年少女オープン空手道選手権大会「千葉真一総裁杯」を催している。『新 影の軍団シリーズ』で共演した高野八誠は「最終章のラストシーンで千葉さんと殺陣をするんですが、休憩中に千葉さんが後ろ回し蹴りを見せてくれて、すっごい感動しましたね。動きは昔と変わってないなって、改めてビックリさせてもらいました」と、当時66歳の千葉について語っている。
(⇒ 格闘映画)
◎ ファン
○ ファン(国内)
日本では秋山幸二・今井雅之・小倉久寛・尾崎将司・竹中直人・吉川晃司・関根勤・高平哲郎、などのファンがいる。
秋山幸二は「あなたにとってサムライとは?」という問いに「千葉真一の柳生十兵衛は、生きるか死ぬか究極の真剣勝負というイメージがいい」と評した。
(⇒ 2010年代・キイハンター・時代劇)
小倉久寛はアクションヒーローを聞かれ、「千葉真一さんです」と回答・大葉健二・志穂美悦子・関根大学・山田一善・渡洋史、などがいる。
(⇒ ジャパンアクションクラブ (JAC))
○ ファン(海外)
日本国外の熱烈なファンにはキアヌ・リーブス、ジャッキー・チェン、ジョナサン・ノーラン、ブルース・リー、リュ・スンワン。
ジャッキー・チェンはスターとして認められだした頃に東映京都撮影所へ出向き、千葉を表敬訪問して念願であった対面を実現した」、尊敬する俳優に「ジェームズ・ディーン、ジャン=ポール・ベルモンド、高倉健、若山富三郎、ゲイリー・クーパー」、「親友は夏八木勲」を挙げている。
1967年の映画『あゝ同期の桜』で知己を得て以来、最も共演が多い夏八木勲は千葉を」、東映ニューフェイスの先輩でもある高倉健は「お互いに無口なところが妙に気が合ってね。普通なら男同士、酒でも飲んで語り合うもんだが、酒を飲めない俺に気を使ってか、喫茶店でコーヒーを飲んだりメシを食いに行ったりで、内気な恋人同士のデートみたいだった。それでも楽しいんだなあ。日体大に在学していた千葉が教育実習で指導した生徒が中尾で、教師と教え子の関係でもあったが、理由もなく反抗して授業をよくサボっていた。千葉は舞台へ上がらず、カメラ片手に客席からメンバーに声をかけて裏方に徹し、場を盛り上げていた。そんな千葉に川谷拓三は感謝し「ワシ、生まれて初めてこんな派手なスポットライトを浴びましたわ。ホンマおおきに!」と号泣していた、らと親交がある。国中を席巻したカリスマであり、正真正銘の映画スターとして、醸し出す雰囲気や存在感が全然違う」、サミュエル・L・ジャクソンは「タフガイを演じる時には、いつも千葉さんの演技を参考にさせてもらっているんだ。カリスマ的な存在感のある、最高にクールな俳優だと思うよ」、大木凡人は「とにかくカッコ良く情熱をもったスターです」、小泉孝太郎は「撮影現場に入られただけで、見えていないのにそれと分かる雰囲気を感じるくらい、ものすごい存在感でした。何かに例えるならば、サッカーコートジボワール代表のディディエ・ドログバのような。千葉さんが画面の前にお立ちになると、一気に何かが激変します」、「ニューヨークで酒を酌み交わした時、いくら飲んでも崩れを見せぬ見事な酒品だった。
戸田菜穂は1990年の『第15回 ホリプロタレントスカウトキャラバン』で、約3万4千人の応募者のなかからグランプリに選ばれるが、発表の直前に後ろで控えていると、審査員の1人だった千葉に「いつか共演しましょうね」と声をかけられ、「え、もしかして?!」と嬉しさや驚きを飲み込んだのが「芸能界での一番最初の思い出」と振り返っている。
◎ 好尚
◇ 趣味
高校在学中からハリウッド映画のファンで、アラン・ラッドの『シェーン』やゲイリー・クーパーの『真昼の決闘』など、西部劇・アメリカ映画を夢中で観ていた、スポーツカーではマツダ・コスモスポーツ(白)とフォード・マスタング・Mach1、マーキュリー・クーガーへ乗り継いだ。トヨタ・カリーナのCMに出演した頃、トヨタよりカリーナの新車を毎年提供されていたので1年間乗った後、志穂美悦子や真田広之らジャパンアクションクラブ (JAC) のメンバーに譲っていた。
◇ 健康法
健康法は一日一食を心掛け。
◇ 思考
「フリーメイソンリーの会員である」と『週刊文春』の2021年1月14日号で記事になり、「友達やまわりに何人もいたんで、いろいろと興味津々、探索しているところ」と取材に答えた。2022年8月19日付の『デイリー新潮』によると、日蓮正宗に帰依し、2019年3月11日付の御授戒と同年12月20日付の御本尊下付願があると配信された。
◎ 家族
福岡県福岡市博多区雑餉隈で二男三女の長男(第二子)として生誕。父親は芸能界入りを猛烈に反対して勘当していたが、その後は観るのを楽しんでいる。(⇒ オリンピックを目指して)
弟の矢吹二朗が中学生になると東京都へ呼び寄せ、学校にも通わせ、育ち盛りの矢吹にはご飯を食べさせ、千葉はコッペパンに水という日々もあった、日本に居たい野際の意志不一致から、その女性とは子供たちともども良好な関係を続けていた
・ 第45回日本アカデミー賞 - 会長特別賞(2022年)
● 出演
◎ 映画
○ 国内映画
☆太字は主演やスタッフ兼務作品。諸外国との合作映画は海外映画を参照。社名のない作品は東映。
・ 警視庁物語シリーズ(1961年)- 中川刑事
・ 警視庁物語 不在証明(ありばい)
・ 警視庁物語 十五才の女
・ 警視庁物語 十二人の刑事
・ 風来坊探偵シリーズ(1961年、ニュー東映)- 主演・西園寺五郎
・ 風来坊探偵 赤い谷の惨劇
・ 風来坊探偵 岬を渡る黒い風
・ 宇宙快速船(1961年、ニュー東映)- 主演・立花真一 / アイアンシャープ
・ ファンキーハットの快男児シリーズ(1961年)- 主演・天下一郎
・ ファンキーハットの快男児(ニュー東映)
・ ファンキーハットの快男児 二千万円の腕
・ 次郎長社長と石松社員シリーズ
・ 進藤の社長シリーズ 石松社員は男でござる(1961年)- 長島
・ 次郎長社長と石松社員 安来ぶし道中(1963年)- 塩見寛
・ 南太平洋波高し(1962年)- 結城
・ 恋愛学校 ラブ・スクール(1962年、ニュー東映)- 木暮慎一
・ 二・二六事件 脱出(1962年、ニュー東映)- 篠原上等兵
・ 恋と太陽とギャング(1962年、ニュー東映)- 山内
・ あの空の果てに星はまたゝく(1962年)- 堀本義夫
・ 残酷な月(1962年)- 正木
・ 山麓(1962年)- 速水信吉
・ 八月十五日の動乱(1962年)- 大森医師
・ ギャング対Gメン(1962年)- 梶修
・ 王将(1962年)- 毛利
・ 事件記者シリーズ - 主演・城野大助
・ 恐怖の魔女(1962年)
・ 殺人鬼の誘惑(1963年)
・ こまどり姉妹シリーズ(1963年)
・ こまどりのりんごっ子姉妹 - 梅さん
・ こまどり姉妹 未練ごころ - 富沢健一
・ 暴力街(1963年)- 市ノ木一夫
・ 特別機動捜査隊シリーズ(1963年)- 主演・内藤刑事
・ 特別機動捜査隊
・ 特別機動捜査隊 東京駅に張り込め
・ 柔道一代シリーズ - 主演・本郷四郎
・ 柔道一代(1963年)
・ 柔道一代 講道館の鬼(1964年)
・ 八州遊侠伝 男の盃(1963年)- 佐太郎
・ 浅草の侠客(1963年)- 葉山新介
・ 海軍(1963年)- 牟田口隆夫
・ やくざの歌(1963年)- 主演・新田俊次
・ ギャング忠臣蔵(1963年)- 矢頭七郎
・ 白い熱球(1963年)- 主演・荻原要太
・ わが恐喝の人生(1963年)- 小沢伍郎
・ 地獄命令(1964年)- 大松信一
・ 東京アンタッチャブル 売春地下組織(1964年)- 原田芳夫
・ 君たちがいて僕がいた(1964年)- 矢吹誠
・ 竜虎一代(1964年)- 松橋新一
・ あの雲に歌おう(1965年)- 戸野村淳
・ 可愛いあの娘(1965年)- 森本
・ おゝい、雲(1965年)- 辰巳三郎
・ にっぽん泥棒物語(1965年)- 大木弁護士
・ 逃亡(1965年)- 立石三郎
・ やくざGメン 明治暗黒街(1965年)- 柴山徹
・ 無頼漢仁義(1965年)- 陣内壮一
・ 網走番外地シリーズ
・ 網走番外地 北海篇(1965年)- 葉山
・ 網走番外地 南国の対決(1966年)- 谷村
・ 夜の牝犬(1966年)- 大月辰男
・ 太陽に突っ走れ(1966年)- 主演・進藤孝
・ 子守唄シリーズ - 主演・遠藤文吾
・ 浪曲子守唄(1966年)
・ 続 浪曲子守唄(1967年)
・ 出世子守唄(1967年)
・ 黄金バット(1966年)- 主演・ヤマトネ博士
・ 組織暴力(1967年)- 主演・高杉晋次
・ あゝ同期の桜(1967年)- 半沢少尉
・ 北海遊侠伝(1967年)- 間修一
・ ギャングの帝王(1967年)- 松本
・ 河内遊侠伝(1967年)- 主演・杉本駒吉
・ 人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊(1968年)- 滝口航海長
・ 陸軍諜報33(1968年)- 主演・山本和夫
・ あゝ予科練(1968年)- 児玉少尉
・ 不良番長 猪の鹿お蝶(1969年)- 藤木光男
・ 日本暗殺秘録(1969年)- 主演・小沼正 ※京都市民映画祭主演男優賞、昭和44年度芸術祭参加作品。
・ やくざ刑事シリーズ - 主演・隼田志郎
・ やくざ刑事(1970年)
・ やくざ刑事 マリファナ密売組織(1970年)
・ やくざ刑事 恐怖の毒ガス(1971年)
・ やくざ刑事 俺たちに墓はない(1971年)
・ 最後の特攻隊(1970年)- 三島大尉
・ 狼やくざシリーズ
・ 狼やくざ 殺しは俺がやる(1971年) - 主演・氷室剛介
・ 狼やくざ 葬いは俺が出す(1972年)- 主演・伊吹徹
・ 麻薬売春Gメンシリーズ(1972年)
・ 麻薬売春Gメン - 主演・菊池靖男
・ 麻薬売春Gメン 恐怖の肉地獄 - 主演・菊地春夫
・ 銀蝶流れ者 牝猫博奕(1972年)- 東隆次
・ 仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年)- 大友勝利
・ ボディガード牙シリーズ(1973年)- 主演・牙直人
・ ボディガード牙
・ ボディガード牙 必殺三角飛び
・ 殺人拳シリーズ
・ 激突 殺人拳(1974年)- 主演・剣琢磨
・ 殺人拳2(1974年)- 主演・剣琢磨
・ 逆襲 殺人拳(1974年)- 主演・剣琢磨
・ 子連れ殺人拳(1976年)- 主演・坂田周平
・ ルバング島の奇跡 陸軍中野学校(1974年)- 主演・菊地一郎
・ 地獄拳シリーズ(1974年)- 主演・甲賀竜一
・ 直撃 地獄拳
・ 直撃地獄拳 大逆転
・ 女必殺拳(1974年)- 響征一
・ 少林寺拳法(1975年)- 主演・宗道臣
・ 若い貴族たち 13階段のマキ(1975年)- 日向健一
・ ウルフガイ 燃えろ狼男(1975年)- 主演・犬神明
・ 新幹線大爆破(1975年)- 青木運転士
・ けんか空手シリーズ - 主演・大山倍達
・ けんか空手 極真拳(1975年)
・ けんか空手 極真無頼拳(1975年)
・ 空手バカ一代(1977年)
・ 爆発 暴走族(1975年)- 津上
・ 新仁義なき戦い 組長の首(1975年)- バーテンダー ※カメオ出演。
・ 日本盛 - 清酒 日本盛(1970年 - 1971年)
・ オリエント時計 - 液晶クオーツ(1976年 - 1978年)
・ ハウス食品 - ジャワカレー(1976年 - 1982年) ※野際陽子と共演。
・ 合同酒精 - ワリッカ(1979年 - 1984年)
・ PHILIPS - フィリシェーブ(1981年 - 1982年)
・ 洋服の青山(1982年 - 1986年)
・ ニコちゃん食品 - いももちおふくろさん(1985年) ※野際と共演。北海道のみ。
・ がまかつ - 釣竿がま鮎マークII(1985年)
・ 原ヘルス工業 - バブルスター(1989年 - 1990年) ※梅宮辰夫・松方弘樹・北大路欣也・山城新伍と共演。
・ JTB - エース「夫婦いい旅」(1991年) ※野際と共演。
・ サントリー - ビア吟生(1991年 - 1992年)
・ 登別伊達時代村(1992年) ※北海道のみ。
・ 関西デジタルホン - しゃべるならデジタルホン(1995年 - 1997年) ※クエンティン・タランティーノと共演。関西のみ。
・ しゃべりすぎの男 税関篇
・ しゃべりすぎの男 喫茶店篇
・ しゃべりすぎの男 銭湯篇
・ 千葉県選挙管理委員会 - 千葉県知事選挙「千葉県にあなたの真剣な一票を」(2001年)
・ キリンビバレッジ - 超力水(2002年)
・ サントリー - なっちゃんスムージー(2004年)
・ ノドボトケさん・とても新しい感覚だ 証言篇
・ ノドボトケさん・スムージィー 証言篇
・ ノドボトケさん・発音がなってないな 証言篇
・ ノドボトケさん・おじさん頭が悪いから 証言篇
・ ニューギン - CR新 影の軍団「忍者隊」(2006年)
・ フィールズ - CR七人の侍「雨の中の戦い」(2008年)
・ ニューギン - CR柳生一族の陰謀(2011年)
・ 百年の活力 - 砂漠人参カンカ(2013年)
・ エバーライフ - 鮫肝海王(2013年)
・ 湯浅温泉 湯浅城(2013年) ※和歌山県のみ。
・ NTTドコモ - ドコモ光「何がはじまる?」篇(2015年 -) ※渡辺謙・安藤玉恵・佐藤江梨子・マキタスポーツと共演 兼 ナレーション。
● 監督・演出・監修
☆出演兼務の作品は出演を参照。
◇ 映画
・ 燃える勇者(1981年、東映)- アクション監修
・ リメインズ 美しき勇者たち(1990年、松竹 / サニー千葉エンタープライズ / JTB / 京都映画)- 監督 兼 製作
◇ 演劇
・ スタントマン物語(1981年7月3日 - 7月28日、新宿コマ劇場、第1回JACミュージカル)- 演出 ※深作欣二監修、『柳生十兵衛 魔界転生』と同時上演。
・ アドベンチャー 青春の出発(1986年4月3日 - 4月27日、第6回JACミュージカル)- 演出 兼 企画 ※『スタントマン 愛の物語』と同時上演、新宿コマ劇場開場30周年記念。
◇ 商品
・ 斬(2011年)- 徳島産・芋焼酎の監修
● 音楽
☆太字は作曲兼務。声の出演は声(ドラマ・語り手)を、写真のみの出演は肖像を、それぞれ参照。
◇ シングル
・ 男一匹生きるなら(1963年、歌謡コダマ)
・ ともしび(1963年、特選歌謡コダマ)
・ 本当だぜ 君(1963年、特選歌謡コダマ)
・ 東横線で帰ろうよ(1963年、歌謡コダマ)
・ くらやみ五段(1965年、コダマプレス)
・ くらやみなげのうた(1965年、コダマプレス) ※楽曲「くらやみ五段」のB面。
・ 瞼のうた(1965年、コダマプレス)
・ 素敵なカミカゼ野郎(1966年、クラウンレコード)
・ 恋のアドベンチャー(1966年、クラウンレコード) ※楽曲「素敵なカミカゼ野郎」のB面。
・ 太陽も笑っている(1966年、ミノルフォン)
・ 妻に捧げる歌(1966年、ミノルフォン)
・ 握手をしよう(1968年、キングレコード)
・ 母のひざはゆりかご(1968年、キングレコード) ※楽曲「握手をしよう」のB面。
・ 男の子守唄(1968年、キングレコード)
・ 女の片えくぼ(1968年、キングレコード)
・ 一匹狼(1970年、キングレコード)
・ 白いワゴン(1970年、キングレコード)
・ 俺たちに墓はないから(1970年、キングレコード) ※映画『やくざ刑事 俺たちに墓はない』の主題歌。
・ 夕日に立つ乙女(1970年、キングレコード) ※楽曲「俺たちに墓はないから」のB面。
・ 野良犬のブルース(1971年、キングレコード)
・ 白い月の浜辺(1971年、キングレコード)
・ 葬いは俺が出す(1972年、キングレコード) ※映画『狼やくざ 葬いは俺が出す』の主題歌。
・ 母を亡くした禿鷹よ(1972年、キングレコード) ※楽曲「葬いは俺が出す」のB面。
・ 流れ唄(1973年、キングレコード)
・ 街角のエトランゼ(1973年、キングレコード)
・ 旅人ひとり(1975年、テイチクレコード)
・ 限りなき愛 〜千葉真一のラブテーマ〜(1976年、テイチクレコード)
・ 小さな旅立ち(1976年、テイチクレコード)
・ 曠野(1985年、VAP)
・ 影(1985年、VAP)
・ 粋な関係(2020年、日本コロムビア) ※楽曲「ごめんね大丈夫」のB面、清水節子とのデュエット。
◇ アルバム(オムニバス含む)
・ 東京紳士(1963年、別冊歌謡コダマ) ※『歌う東映スター』の1曲目に収録。
・ アクションスターNo.1 - 千葉真一の魅力(1971年、キングレコード)
◇ 作詞
・ 光への叫び(1981年) ※ミュージカル『スタントマン物語』の主題歌。
・ 誓い(JACのテーマ)(1983年) ※時代劇『影の軍団III』の主題歌。
◇ エグゼクティブ・プロデューサー
・ 青春ワンウェイ(1983年) ※高木淳也のアルバム。
● 著書
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・ ※監修
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● 参考文献
: ※異なる頁を複数参照をしている文献のみ。発表年順。
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2023年12月3日3時(日本時間)現在での最新版を取得
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