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浅田 舞(あさだ まい、1988年7月17日 -)は、2000年代に活動していた日本のフィギュアスケート選手(女子シングル)。現役引退後はスポーツキャスター、タレントとして活動している。マネジメントはヒーローズマネジメント株式会社だったが、2024年9月10日で終了した。現在の所属先は、明らかとなっていない。
女子フィギュアスケート選手の浅田真央は実妹。
● 人物
名古屋市立高針小学校、名古屋市立高針台中学校、東海学園高等学校卒業後、中京大学体育学部体育科学科へ進学。
長い手足を生かした優雅な演技が持ち味で、それを生かしたスパイラルシークエンスが得意技とする。ジュニア時代は5種類の3回転ジャンプを跳べる数少ない選手の1人として頭角を現した。2002-2003シーズンには、全日本ジュニア選手権 と世界ジュニア選手権で3回転アクセルにも挑戦した。2004-2005シーズンの怪我からジャンプが不調になっている。また、2007-2008シーズンから厳格になった判定によりルッツはエラーエッジ判定を受けるようになった。
2005年3月、第2回国際モードルオーディションORIBEでグランプリに選ばれ、およそ1年の間モデルとしても活動。2006年には所属していたホリプロを退所した。テレビのレポーターなどを務めることがあり、GET SPORTS(テレビ朝日系)では「MAI FOCUS」としてアスリートを紹介するコーナーを持っている。2010年9月12日の放送ではシンクロ選手の乾友紀子を特集。自ら競泳水着姿となりシンクロの演技指導を受けた。
2014年2月7日に放送された『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)で、普段はノーパン派であること や、自宅では「ヨレヨレのズボンとヨレヨレのTシャツ」で、仕事以外の時は「化粧もしない」ことなどを告白した。
趣味は読書。中でも、新井貴浩 のファンを公言している。2016年9月11日、フジテレビ系『スポーツLIFE HERO'S』出演時、前日(9月10日)、広島東洋カープのリーグ優勝を見届けに観戦した事を、翌日番組から新井貴浩選手に伝えたところ、新井貴浩選手がお礼のコメントを述べた。浅田はVTR明けに嬉し涙を流し、最後は「VTRを下さい。」と語った。
妹とは、スケートツアーやテレビやイベントで数多く共演している。もっとも、妹が自分より上位に入賞する事が多くなった時期には、一切の会話がなくなるほど不仲だったという。
『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の企画で社交ダンスに挑戦。俳優の進藤学とペアを組み、2021年3月、デビュー戦となる「第34回京都市ダンススポーツ競技会」で優勝。同年5月、全日本選手権に初出場し、準決勝進出。同年10月3日、ダンス留学でイタリアへ行くことを明らかにした。
さらに2023年にはタンゴを学ぶため、アルゼンチンにも留学に出かけている。
● 経歴
7歳の時にスケートを始める。2001年まで名東フィギュアスケートクラブで門奈裕子に師事。2001年からはグランプリ東海クラブの山田満知子と樋口美穂子の指導を受ける、総合4位入賞を果たした。2003-2004シーズン、ジュニアグランプリ (JGP)スロバキア大会でJGP初優勝。世界ジュニア選手権では、試合直前に食あたりを起こしながらも2年連続の4位に入った。
2004-2005シーズン、野辺山合宿の練習中に他の選手と衝突し、顔を4針縫う怪我を負った。
2006年からアメリカロサンゼルスに練習拠点を移し、ラファエル・アルトゥニアンに師事。全日本選手権では12位だった。
2008年から拠点を名古屋に戻した。オフシーズン中にジャンプが跳べなくなり、6月から本田武史の指導を受けて立て直しをはかる。全日本選手権では15位となり、それにより、2009年度では、シニア強化選手指定外にされる。中部フィギュアスケート選手権大会を棄権した後、フィギュアスケート競技会へは出場しておらず、フィギュアスケート競技と並行してのアイスショーやイベント等への出演、スポーツ番組のコメンテーター、スポーツキャスター、レポーター、タレント等での活動となる。
2014年2月のソチオリンピックでは、主にフィギュアスケートのコメンテーターとしてテレビ出演。女子シングル種目では、実妹の真央がSPでジャンプミスを連発し16位と大きく出遅れてしまいメダル絶望となったが、フリーでは女子で唯一3回転アクセルを成功させるなど3位と挽回し、総合で6位入賞を果たす。真央のフリー演技後、NHKの番組で「本当は(真央に)『大丈夫だよ』って言ってあげたかったが、喝(かつ)を入れるために敢えて叱った」と涙ながらに告白していた。
これまで、引退について明確にしていなかったが、2010年に引退していることを話すようになっている。
● 主な戦績
大会/年
2000-01
2001-02
2002-03
2003-04
2004-05
2005-06
2006-07
2007-08
2008-09
四大陸選手権
6
全日本選手権
8
6
8
8
8
12
15
GPNHK杯
棄権
GPスケートアメリカ
6
8
GP中国杯
6
世界Jr.選手権
4
4
全日本Jr.選手権
2
2
2
7
JGPファイナル
4
5
JGPアンドラ杯
1
JGP SBC杯
2
4
JGPベオグラード・スパロー
5
JGPスケートロングビーチ
棄権
JGPスケートスロバキア
1
◎ 詳細
2008-2009 シーズン
開催日
大会名
SP
FS
結果
2008年12月25日-27日
第77回全日本フィギュアスケート選手権(長野)
15
44.50
16
76.27
15
120.77
2007-2008 シーズン
開催日
大会名
SP
FP
結果
2007年12月26日-28日
第76回全日本フィギュアスケート選手権(大阪)
17
43.92
9
91.63
12
135.55
2007年11月29日-12月2日
ISUグランプリシリーズ NHK杯(仙台)
11
35.98
棄権
-
2007年10月25日-28日
ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(レディング)
5
46.82
9
73.67
8
120.49
2006-2007 シーズン
開催日
大会名
SP
FP
結果
2006年12月27日-29日
第75回全日本フィギュアスケート選手権(名古屋)
6
55.56
11
92.72
8
148.28
2006年11月9日-12日
ISUグランプリシリーズ 中国杯(南京)
8
47.26
4
87.01
6
134.27
2006年10月26日-29日
ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ハートフォード)
6
48.66
7
89.63
6
138.29
2005-2006 シーズン
開催日
大会名
SP
FS
結果
2006年1月23日-29日
2006年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス)
4
52.13
7
89.52
6
141.65
2005年12月23日-25日
第74回全日本フィギュアスケート選手権(東京)
7
53.94
9
96.72
8
150.66
2005年12月10日-11日
第74回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(長野)
6
45.10
7
78.66
7
123.76
2005年12月24日-27日
2005/2006 ISUジュニアグランプリファイナル(オストラヴァ)
7
42.21
5
87.78
5
129.99
2005年10月20日-23日
ISUジュニアグランプリ SBC杯(岡谷)
2
49.86
5
73.66
4
123.52
2005年9月8日-11日
ISUジュニアグランプリ アンドラ杯(カニーリョ)
1
55.80
2
85.49
1
141.29
2004-2005 シーズン
開催日
大会名
SP
FS
結果
2004年12月24日-26日
第73回全日本フィギュアスケート選手権(横浜)
8
48.17
7
88.60
8
136.77
2004年11月20日-21日
第73回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(横浜)
2
52.19
3
95.31
2
147.50
2004年10月29日-31日
ISUジュニアグランプリ ベオグラード・スパロー(ベオグラード)
4
41.48
6
63.93
5
105.41
2003-2004 シーズン
開催日
大会名
予選
SP
FS
結果
2004年3月1日-7日
2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ハーグ)
1
6
4
4
2003年12月25日-26日
第72回全日本フィギュアスケート選手権(長野)
-
9
6
6
2003年12月12日-14日
2003/2004 ISUジュニアグランプリファイナル(マルメ)
-
3
4
4
2003年11月22日-23日
第72回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(京都)
-
2
2
2
2003年10月16日-19日
ISUジュニアグランプリ SBC杯(岡谷)
-
4
2
2
2003年9月18日-21日
ISUジュニアグランプリ スケートスロバキア(ブラチスラヴァ)
-
1
1
1
2002-2003 シーズン
開催日
大会名
予選
SP
FS
結果
2003年2月24日-3月2日
2003年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オストラヴァ)
2
7
3
4
2002年12月20日-22日
第71回全日本フィギュアスケート選手権(京都)
-
8
8
8
2002年11月23日-24日
第71回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋)
-
4
3
2
● プログラム
2009-2010
アランフエス協奏曲
映画『ある日どこかで』サウンドトラック
作曲:ジョン・バリー
振付:宮本賢二
映画『SAYURI』より 芸者
作曲:ジョン・ウィリアムズ
振付:リー=アン・ミラー
映画『シェルブールの雨傘』サウンドトラック
作曲:ミシェル・ルグラン
振付:宮本賢二
2007-2008
ロミオとジュリエット
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
アンジェパッセ
作曲:アラン・ルフェーブル
白鳥の湖
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:ローリー・ニコル ロミオとジュリエット
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
2006-2007 オブリビオン
作曲:アストル・ピアソラ、演奏:Lucia Micarelli
リベルタンゴ
作曲:アストル・ピアソラ、演奏:ボンド
振付:ニコライ・モロゾフ 白鳥の湖
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:ローリー・ニコル 恋のアランフェス
作曲:ホアキン・ロドリーゴ、ボーカル:サラ・ブライトマン
2005-2006 朝 『ペール・ギュント』第1組曲より
作曲:エドヴァルド・グリーグ
振付:樋口美穂子 アメジスト
作曲:YOSHIKI
振付:樋口美穂子 In The Arms Of An Angel
作曲:サラ・マクラクラン、ボーカル:サラ・ブライトマン
振付:樋口美穂子
When It Is Cold I'd Like Die
Moby
2004-2005 Sunset 5.45 + Scherzo + Reaching for the Stars
作曲:ミッチェル・カーマン
振付:リー=アン・ミラー バレエ組曲『シルヴィア』より
作曲:レオ・ドリーブ
振付:リー=アン・ミラー What Am I To You
ボーカル:ノラ・ジョーンズ
振付:山田満知子、樋口美穂子
2003-2004 スペイン舞曲第1番
作曲:マヌエル・デ・ファリャ
振付:山田満知子、樋口美穂子 ロマンス
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
振付:山田満知子、樋口美穂子 「エンジェル・オブ・ライト」「プロスペクト」
作曲:トッド・マコーヴァー
振付:山田満知子、樋口美穂子
2002-2003(2015年- 2018年3月31日、BS-TBS) - MC
・ 浅田舞が行く〜もうひとつの京都〜
・ 2016年リオデジャネイロオリンピック(2016年8月、J:COM) - メインMC
・ 2018年平昌オリンピック(2018年2月、J:COM) - メインMC
○ 過去に出演した番組
・ 突然ですが占ってもいいですか?(2021年2月、フジテレビ)
◎ ラジオ
◇以下過去
・住友生命 Presents 浅田舞のマイYOUNG JAPAN ACTION(TBSラジオ パーソナリティ 2015年7月 - 2016年3月21日)
・民放ラジオ統一番組パーソナリティ(日本民間放送連盟制作)
・ロンドンオリンピックインフォメーション(2012年7月2日 - 13日)
・ロード・トウーロンドンオリンピック(2012年7月2日 - 13日) 以下のダイジェスト番組は、ロンドンオリンピック開催期間中(2012年7月28日 - 8月12日)に、民放連加盟のラジオ局で1日数回にわたって放送。
・ロンドンオリンピックハイライト
・ロンドンオリンピックリポート
・トゥデーズロンドンオリンピック
◎ 劇場アニメ
・ 映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年3月4日公開) - パオパオ 役
◎ 舞台
・
・ 東京公演(2016年3月5日-6日、天王洲 銀河劇場)
・ 大阪公演(2016年5月13日、メルパルクOSAKA)
・ 群馬公演(2016年9月8日、ベイシア文化ホール 大ホール)
・ 広島公演(2016年9月22日、JMSアステールプラザ 大ホール)
・ 岩手公演(2016年11月6日、盛岡市民文化ホール 大ホール)
・ 東京公演(2016年12月25日、世田谷区民会館)
・ 愛知公演(2017年1月9日、刈谷市総合文化センター 大ホール)
・
・ 東京公演(2017年4月28日-9日、ディファ有明)
・ 三重公演(2017年6月18日、三重県総合文化センター 中ホール)
・ 神奈川公演(2017年7月9日、川崎市教育文化会館 大ホール)
・ 石川公演(2017年7月22日、こまつ芸術劇場うらら 大ホール)
・ 岩手公演(2017年10月14日、盛岡市民文化ホール 大ホール)
・ 埼玉公演(2017年10月29日、さいたま市民会館おおみや 大ホール)
・ 兵庫公演(2017年11月4日、姫路市文化センター 大ホール)
・ 鹿児島公演(2017年12月3日、日置市伊集院文化会館 イベントホール)
・ 広島公演(2018年1月14日、JMSアステールプラザ 大ホール)
・ 群馬公演(2018年3月30日、桐生市市民文化会館 シルクホール)
・
・ 東京公演(2017年8月24日-9月3日、サンシャイン劇場)
・ 大阪公演(2017年9月8日-10日、森ノ宮ピロティホール)
◎ CM
・ 名鉄不動産
・ 日本ホットライフ
・ JAバンクあいち
・ イオンソーラージャパン
・ コーセー「INFINITY」(2016年)
・ オリンパス - 浅田真央と共演
・ 佐藤製薬(2012年 -)
・「ストナリニ」 - 浅田真央と共演
・「ナザール」 - 浅田真央と共演
・ 住友生命 Vitality(2018年7月 -)- 浅田真央と共にアンバサダーで出演
◎ PV
・ 森山直太朗「風花」(2005年11月6日)
・ SPICY CHOCOLATE「ずっとマイラブ feat. HAN-KUN & TEE」(2015年)
● 書籍等
・ 浅田舞写真集「舞」(2015年3月23日、集英社)ISBN 978-4-08-780753-0
・ 防衛省広報誌『MAMOR』(2015年10月号、扶桑社) - 宇都宮駐屯地の第12特科隊を訪問し、陸上自衛隊の制服を着て撮影、表紙と巻頭グラビアを飾る。
● スポンサー
・ ユナイテッド航空
・ オリンパス
・ 名鉄不動産
「浅田舞」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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