ランキング19位
獲得票なし
ランキング5位
獲得票なし
藤枝MYFC(ふじえだマイエフシー)は、日本の静岡県藤枝市、島田市、焼津市、牧之原市、吉田町、川根本町をホームタウンとするが、2015年にネットオーナーサイトは閉鎖しており、アイデンティティを失った状態で今日に至る。なおネットオーナーの会員数は無料時代は300–400人、有料時代は60人程度であり、活動は困難な状況にあった。
エンブレムは藤枝市を表す盾に、サッカー伝承の地を示す緑色のストライプを配し、上にMYFC、中央にサッカーボールと藤枝市の市鳥であるウグイス、左右に上がり藤の図柄がある。このエンブレムの原案は運営事務局が作成し、ネットオーナーの投票で選出された。
その後改めて、藤枝ネルソンCF(ふじえだネルソンクラブ・デ・フットボール)を母体に、藤枝市を本拠とするクラブでJリーグ入りを目指すことになったのである。チーム名のネルソンは元日本代表のネルソン吉村に由来している。
◇2009年
:ガンバ大阪元監督の釜本邦茂が監督に就任。ただし、釜本は「実際には監督というよりはスーパーバイザー的役割である」とコメントしており、現場でのチームの指揮はヘッドコーチ兼選手の斉藤俊秀が執っていた。後に釜本は総監督となり、ネットオーナーシステムの投票で97.5%の承認を得て3月から斉藤が監督に就任した。
◇2010年
:1月、東海社会人サッカーリーグ1部の静岡FCと統合。東海リーグの指導により、静岡FCを存続クラブとしてshizuoka.藤枝MYFC(シズオカ・ふじえだマイエフシー)へ登録チーム名を変更(呼称は「藤枝MYFC」)することで東海リーグへの参加が認められた。4月に釜本が総監督を退任した。
:東海リーグ1部で優勝したが、第46回全国社会人サッカー選手権大会は1回戦で、第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会は1次ラウンドで敗退した。
◇2011年
:東海リーグ1部を連覇。第47回全国社会人サッカー選手権大会は3位、第35回全国地域サッカーリーグ決勝大会は準優勝の成績をそれぞれ収めた。12月16日の日本フットボールリーグ(JFL)理事会でJFL入会が承認された。
◎ 2012年 - 2013年(JFL)
◇2012年
:登録チーム名を藤枝MYFCへ変更。なお、Jリーグ準加盟申請を準備していたが、静岡県サッカー協会から準加盟に必要な支援文書が発行されなかったため、年内の申請を断念したと報じられた。
◇2013年
:6月に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)へ準加盟を申請し、9月17日に準加盟が承認された。11月19日、Jリーグ理事会でJリーグへの入会と、2014年のJ3リーグ参加が承認された。
◎ 2014年 - 2022年 (J3)
◇2014年
:総監督に菊川凱夫、監督に水島武蔵が就任。リーグ戦は12チーム中11位。シーズン終了後に水島が監督を退任した。
◇2015年
:監督にヘッドコーチだった大石篤人が就任。リーグ戦は13チーム中10位の成績で昨年より1つ順位を上げた。また、天皇杯で清水に勝利した。
◇2016年
:大石体制2年目。18人の選手が退団したが、大迫希、鮫島晃太、遠藤敬佑ら14人が移籍加入、大学生4人が加入し18人の選手が加入した。リーグ戦は過去最高の7位。
◇2017年
:大石体制3年目。4人の引退を含む14人の選手が退団したが、大竹隆人、伊藤竜司が移籍加入、田口潤人がレンタル移籍で加入、遠藤敬佑、川島將はレンタル移籍から完全移籍に移行した。県サッカー選手権大会決勝で沼津に敗れ、2年連続で天皇杯出場を逃した。J3リーグ戦では、枝本雄一郎がリーグ6位タイの13得点、遠藤が8位タイの12ゴールを挙げるなど、3位沼津、優勝した秋田に次ぐリーグ3位の50得点を挙げ、2年連続の7位躍進に貢献した。DF福王忠世・FW三好洋央の引退、期限付き加入だったDF伊藤槙人・DF薗田淳・GK田口潤人の期限付き移籍満了を含め、22名が退団した。
◇2018年
:主要スポンサーで企業や官公庁などからの受託による測定・検査事業を展開する静環検査センターがクラブの筆頭株主となり、クラブ創設に携わった小山淳がクラブ運営から退き、後任の代表取締役に藤枝東高校サッカー部OB会長の鎌田昌治が就任。
:GK川田修平・DF木下高彰・DF川上盛司の期限付き加入3名を含め、GK杉本拓也・MF岩渕良太・MF養父雄仁・FW谷口堅三ら20名もの新加入選手を迎えた。
:J3リーグ戦では開幕戦に勝利したものの第5節から3連敗を含む5試合未勝利となるなど、夏季の中断期間前までで6勝3分8敗で勝点21の14位と低迷、7月24日には大石とコーチの増嶋真也の退任を発表し、同月27日に前月までJFLテゲバジャーロ宮崎の監督だった石﨑信弘が後任の監督に就任した。しかし、リーグ戦再開後いきなり5連敗、1引分の後第26節から3連勝し暫定12位まで浮上したが、直後に4連敗し16位まで順位を下げ、結局監督交代後は4勝1分10敗、最終的に10勝4分18敗で勝点34、前年度から大きく順位を下げ16位に終わった。得点が前年度より18点も少ないリーグ16位の32得点に低下し、失点も前年度の43から48に増えた。シーズン終了後DF木下高彰・DF川上盛司の期限付き移籍満了を含め、17名が退団した。
◇2019年
:石﨑体制2年目。一方で、MF片岡爽(期限付き移籍)・MF谷澤達也・MF成岡翔・MF松岡亮輔・FW森島康仁ら17名を獲得、また、前年途中から期限付き移籍で加入していたMF出岡大輝が完全移籍に移行した。
:J3リーグ戦では序盤から好調を維持し、第7節長野戦に勝利しクラブ史上初の首位に立つ。その後6位まで順位を落とすが、第14節以降は常に4位以上をキープし、第18節から第20節までは再び首位に立つなど、最後まで優勝争いを展開した。最終成績は2位群馬と勝点63で並ぶ3位でフィニッシュし、過去最高順位を更新した。得点はリーグ13位の42だったが、失点はリーグ2位タイの31で過去最少を記録した。
◇2020年
:石﨑体制3年目。MF成岡翔とMF養父雄仁の引退など11名が退団、DF西埜植颯斗がJFL・ヴェルスパ大分に期限付き移籍した。一方で、MF枝村匠馬やMF姫野宥弥(期限付き移籍)、5年ぶりの復帰となるFW大石治寿ら8名を獲得、期限付き移籍で加入していたMF片岡爽とFW吉平翼が完全移籍に移行した。
:6月30日、藤枝総合運動公園サッカー場の改修工事着工を前提とした特例処置を適用の上で、2021年度J2ライセンス申請を行う。9月28日、施設基準のうちJリーグ理事会で例外適用(スタジアム整備の猶予期間)が承認されたため、2021年度J2ライセンスが交付されることとなった。
:結果は前年度を大きく順位を下回り、10位でシーズンを終え、石崎監督が退任した。
◇2021年
:地元・藤枝市出身で元FC岐阜・栃木SCの監督を務めた倉田安治が監督に就任するも、同年7月12日に退任し、後任にクラブOBである須藤大輔が監督に就任した。
:結果は2年連続の10位となった。
◇2022年
:須藤体制2年目。
:いわきFC・松本山雅FC・鹿児島ユナイテッドFC・FC今治・カターレ富山との激しい昇格争いを繰り広げたが、終盤戦では2位以内を保持し、最終的にJ3リーグで過去最高順位となる2位でシーズンを終えて、来シーズンのJ2リーグへの昇格が決まった。なお、2022年のJ1リーグでは同じく静岡県の静岡市に本拠を置く清水エスパルス(年間17位)と磐田市に本拠を置くジュビロ磐田(年間18位(最下位))の来季のJ2への自動降格が決まったため、来シーズンのJ2には静岡県のJリーグクラブのうちの3つ(清水・磐田・藤枝)がJ2に所属することになった。
◎ 2023年 - (J2)
◇2023年
:須藤体制3年目。
:同時昇格のいわきFCとの開幕戦を制し、長崎にも勝利して開幕連勝を飾る。その後3連敗するも第9節から3連勝するなど確実に勝ち星を拾う。2度の4連敗やホームでの大敗(東京Vに0-5、熊本に0-4、甲府に1-4)など調子の波が目立ったが、途中まで得点ランクトップを走った渡邉りょう(セレッソ大阪に移籍)を筆頭に、好調な攻撃陣で撃ち勝つ試合も多かった。最終的にJ2参入1年目を12位で終えた。得点数はリーグ6位タイの61得点を記録したが、失点数はワーストの72失点だった。また、今シーズンは、静岡県内3チーム(清水・磐田・藤枝)がJ2に所属し、静岡三国決戦と題して、それぞれのダービーマッチを盛り上げた。特に9月30日第37節のホーム清水戦では、2-0で歴史的勝利を収めた。また、クラブ史上最多となる6,288人を動員した。
:2023年9月26日、 2024シーズンに関するJ1クラブライセンスが施設基準の例外規定の適用で承認された。
◇2024年
:須藤体制4年目。
● 成績
● タイトル・表彰
◎ リーグ戦
・ 東海社会人サッカーリーグ1部:2回
・ 2010年、2011年
◎ カップ戦
・ 静岡県サッカー選手権大会(兼天皇杯静岡県予選):3回
・ 2013, 2014, 2015
・ 東日本社会人サッカー大会:1回
・ 2011年
◎ 個人別
・ J2リーグ
・ 月間ベストゴール
・ 中川風希:1回(2023年10月)
・ 矢村健:2回(2024年7月・10月)
・ 最優秀ゴール賞
・ 矢村健:1回(2024年)
・ J3リーグ
・ ベストイレブン
・ 内山圭(2022年)
・ 横山暁之(2022年)
・月間MVP
・ 森島康仁:1回(2019年4月)
・ 吉平翼:1回(2020年9月)
・ 岩渕良太:1回(2021年10月)
・ 久保藤次郎:1回(2022年7月)
・ 内山圭:1回(2022年9月)
・ 月間ベストゴール
・ 大石治寿:1回(2020年6月、7月)
・ 岩渕良太:1回(2021年10月)
・ 押谷祐樹:1回(2022年5月)
・ 月間優秀監督賞
・ 石﨑信弘:2回(2019年4月、2020年8月)
・ 須藤大輔:2回(2022年7月、9月)
● 下部組織
小学4,5,6年生のアカデミーではMYFC焼津U-15を所有する。
また、2013年12月に女子サッカーチームとしてルクレMYFCを創設し、その運営会社として株式会社MYFCマーケティングを設立した。
2023年度は東海女子サッカーリーグ1部に所属。
静岡FCと統合した直後は、静岡県リーグ1部に所属していた旧:藤枝MYFCを「F.F.C.」に改称しセカンドチームとしていたが、メンバー確保が困難となり2011年3月に解散した。
● ユニフォーム
◎ クラブカラー
・ 藤 解禁前
解禁前 エイケンホーム
解禁前
2010
大井川茶園
2011 SANSEI NIMUS
BoConcept
2012
/
アンドロイダー SANSEI
2013
アンドロイダー BinO お仏壇のやまき いちまる Razzoli
2014 福工房 お仏壇のやまき
2015
/
J PLAYERS
2016
/
J PLAYERS
/
蔵衛門 gol.
2017
/
サカイ産業
99th
静環検査センター
Daiichi TV
2018 サカイ産業
100th 焼津信用金庫 角丸建設
オレは摂取す
2019 静環検査センター 焼津信用金庫→
しずおか焼津信用金庫 大井川茶園 かけ川海谷眼科 住友ベークライト
2020 大井川茶園 住友ベークライト しずおか焼津信用金庫
2021 SEIKAN サカイ産業
2022
焼ビーフン
2023 静環検査センター 島田掛川信用金庫
2024 TOUZAI SHINX
● メディア
他の番組については公式サイトのメディア欄で確認可能。
・ 静岡第一テレビ(SDT)
・ KICK OFF SHIZUOKA(毎週日曜日・17:00~17:30)2023年4月 -
・ 静岡エフエム放送(K-MIX)
・ 「Viva MYFC」(毎週金曜日・10:52~10:57)2023年4月 -
・ g-sky FM島田(76.5 MHz)
・ 「MYFCロッカールーム」(毎月第2・4水曜日・19:30~20:00)2023年3月 -
「藤枝MYFC」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年1月25日23時(日本時間)現在での最新版を取得
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