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SC相模原(エスシーさがみはら)は、日本の神奈川県相模原市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
● 概要
2008年2月に元サッカー日本代表の望月重良が中心となり創設、同年3月に運営会社(株式会社スポーツクラブ相模原)を設立。2010年2月16日にJリーグ準加盟クラブとして承認され、2014年よりJリーグに入会した。
ホームタウンは創設当初は相模原市であったが、2018年2月に座間市、10月に綾瀬市と愛川町が追加されている。
ホームスタジアムは相模原麻溝公園競技場(相模原ギオンスタジアム)、練習場は綾瀬市の綾瀬スポーツ公園多目的広場および相模原市南区のノジマフットボールパークである。特にノジマ相模原ライズとノジマステラ神奈川相模原とは練習場(ノジマフットボールパーク)を共用している。
チームマスコットは、ダチョウをイメージしたガミティ(正確にはマスコットではなく「社員」の扱い)。
● 歴史
◎ 2008年 - 2010年(神奈川県リーグ)
◇2008年
神奈川県社会人サッカーリーグ3部から活動を開始。同年の第15回全国クラブチームサッカー選手権大会で優勝した。12月には第10回相模原市サッカー協会長杯争奪大会決勝で、関東大学リーグ2部所属の青山学院大学に0-2で敗戦。公式戦初黒星を喫し、チーム誕生以来の公式戦の連勝は「21」でストップ。
◇2009年
第28回神奈川県社会人サッカー選手権大会1次トーナメント(2部昇格トーナメント)にて県リーグ2部への昇格を決めた後、決勝トーナメントで優勝。
7月、第45回全国社会人サッカー選手権大会関東代表決定戦でYS横浜に敗戦。翌週には第14回神奈川県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)決勝トーナメント1回戦で桐蔭横浜大学に敗戦。
第16回全国クラブチーム選手権大会は関東大会で2年連続優勝を果たすも、全国社会人サッカー連盟より全国大会への出場を不認可とされる。
神奈川県リーグ2部は、11戦全勝、1試合平均7.5得点の成績でリーグ優勝。県リーグ1部昇格を決めた。
12月、第11回相模原市サッカー協会長杯決勝で、青山学院大学とPK戦の末、2年連続で敗れた。
◇2010年
2月16日、都道府県リーグ所属のチームとして初めてJリーグ準加盟クラブとして承認された。
◎ 2013年(JFL)
:チームスローガン :「ツナグ」
木村体制2年目。宮川大輔、鈴木祐輔、古賀誠史が引退し、ファビオが横浜FM、吉岡航平が盛岡、中川勇人がカセサート(タイ)にそれぞれ移籍。一方、SAGAWA SHIGA FCから森田耕一郎・吉村修平・御給匠、栃木ウーヴァFCから田村仁崇、MIOびわこ滋賀から桝田雄太郎、ブラジルからホニ・ソウザとウイリアンス、ルーキーでは安藝正俊と鈴木翼が加入した。
JFLリーグ戦は18勝7分9敗の勝点61で18チーム中3位の成績を収めた。シーズン中にホニ・ソウザとウイリアンスが退団し、ブラジル人のウェズレイが加入。第18回神奈川県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)は、初戦で専修大学に敗れた。
なお、11月19日に日本プロサッカーリーグの理事会でJリーグへの入会と、2014年のJ3リーグ参加が承認された。
8月26日、Jリーグ理事会にて海老名市のホームタウン追加が承認された。
リーグ戦は開幕から2分1敗の後、第4節大宮戦でJ2リーグ初勝利を挙げ一旦12位まで順位を上げたものの、直後に5試合勝利なし(2分3敗)で21位まで順位を下げる。第10節千葉戦でアウェー初勝利を挙げ再度降格圏を脱したものの、再度5戦勝利なし(1分4敗)で第15節終了時点で最下位に転落、第16節山形戦に敗れ3連敗かつ6戦勝利なしとなった翌日の5月31日に三浦を監督から解任、翌6月1日、後任に前大宮監督の高木琢也が就任することが発表された。第30節、第40節の各勝利後には一旦18位まで浮上したものの、それ以外はJ3降格圏である19位以下に低迷したままシーズンが進み、勝てば残留の可能性もあった最終節東京V戦も0-3で敗れ19位が確定。J3でJ2ライセンスを持たない宮崎が2位以内に入れば残留の可能性もあったが、熊本と岩手の2クラブが1位2位でJ2昇格となったため、相模原の1年でのJ3降格が決まった。J3からJ2昇格し1シーズンでJ3に降格するのは、2019年の鹿児島に続き史上2クラブ目となった。
◎ 2022年 -(J3)
◇2022年
監督の高木琢也が契約更新し続投。三浦基瑛が金沢、星広太が鹿児島に完全移籍するなど、引退と期限付き移籍元クラブへの復帰も合わせて20人がチームを去った。一方、岐阜から中島賢星、千葉から船山貴之など15人が新たに加入した。
開幕から3試合で2勝1敗の6位だったが、第4節から3連敗した後、チーム内における新型コロナウイルス感染拡大により第7、8節の2試合を延期、第9節も敗れ4連敗となった後、延期された第7節最下位YS横浜戦に0-0で引き分け、この時点で暫定15位に低迷、翌5月20日、成績不振を理由に監督の高木が解任となったほか、ヘッドコーチの武石康平も辞任した。5月23日、薩川了洋が新監督に就任。第11、12節とシーズン初の連勝で13位まで上昇したが直後に5試合勝利なしとなり、前半戦最後の試合である第17節で首位鹿児島に1-0で勝利したものの、後半戦最初から6試合勝利なしと低迷を脱することなく、第25節で1人退場者を出した藤枝に0-1で敗れ、同節終了時点で9試合を残しJ2復帰の可能性が数字上も消滅、同節からの5連敗で順位を17位まで下げた。第32節では北九州に1-3で敗れ、ついに最下位へ転落、そのまま最下位でシーズンを終えた。
10月26日、DeNAが運営会社の株式74.2%を2023年2月1日に追加取得することを発表した。これにより、同社は既に取得している株式と合わせて93.2%を保有し、Jリーグに本格参入することになる。創業者の望月は取締役は退任するが、創業者兼フェローとして引き続きチームの支援に携わる。なお、クラブ名は変更しないことを明らかにしている。
◇2023年
薩川が前年を以て監督を退任、後任には元日本代表で地元相模原市出身の戸田和幸が就任した。渡部大輔・藤本淳吾・水本裕貴・鎌田次郎らの引退や船山貴之のラインメール青森FCへの完全移籍など、期限付き移籍元クラブへの復帰も合わせて24人がチームを去った。一方で、岡山からデューク・カルロス、VONDS市原FCから金城ジャスティン俊樹ら若手を中心に12人を獲得、大卒選手も10人が入団するなど、大きく若返りを図った。
第2節ホーム福島戦の勝利で9位となったのがシーズン唯一の1桁順位で、直後の第3節アウェー松本戦の敗戦から15試合連続勝利なし(7分8敗)となり、第8節終了時点でJFL降格圏の19位、第15節終了時点で最下位の20位に転落、第18節ホーム奈良戦で16試合ぶりの勝利を挙げたものの、前半戦終了時点で勝点14、残留圏内の18位福島と勝点差5だった。しかし後半戦に入り第23節YS横浜戦からの3連勝で最下位を脱すると、安藤翼が後半戦先発出場した2試合を除き全て途中出場ながら8得点を決めるなど活躍をみせたもあり、シーズン2度目の2連勝となった第35節FC大阪戦終了時点でJ3残留圏の18位に浮上、最終3節は2分1敗と勝利こそなかったものの18位でシーズンを終えた。
◇2024年
戸田体制2年目。開幕から5戦負けなし、第10節から6戦負けなしなど、第15節終了時には3位となっていたが、第16、17節とシーズン初のリーグ戦連敗 を記録し9位に順位を下げた直後の6月18日付で戸田監督を解任、高橋健二が暫定的に指揮を執ることとなる。6月26日、後任の監督に、前タイU-20代表監督兼ブリーラム・ユナイテッドU-20監督のシュタルフ悠紀が就任。
初参加となったYBCルヴァンカップは、1回戦群馬に延長戦の末1-4で敗退。2年連続本大会出場となった天皇杯は、2回戦山形に2-3で敗退。
第18節松本戦から5試合負けなしで、第21節終了時には2位今治と勝点差1の3位まで浮上するも、その後3連敗を含む5試合勝利なしで11位まで順位を下げ、直後に2連勝で6位浮上したものの直後の3連敗で12位まで低下、再び2連勝で6位と勝点で並び得失点差で7位となったもののそこから1分2敗、11月15日第37節アウェーFC大阪戦に1-0で敗れた時点で年間7位以下が確定、3シーズン連続でJ2復帰を逃した。
◇2025年
シュタルフ体制2年目。
● 成績
● タイトル
◎ リーグ戦
・ 関東サッカーリーグ1部:1回
・ 2012年
・ 関東サッカーリーグ2部:1回
・ 2011年
◎ カップ戦
・ 全国地域サッカーリーグ決勝大会:1回
・ 2012年
・ 全国クラブチームサッカー選手権大会:1回
・ 2008年
・ 神奈川県社会人サッカー選手権大会:2回
・ 2009年、2010年
◎ 個人
・ 日本フットボールリーグ
・ ベストイレブン
・ 2013年:佐野裕哉
・ 関東サッカーリーグ1部
・ ベストイレブン
・ 2012年:佐藤健、工藤祐生、天野恒太、佐野裕哉、曽我部慶太、鈴木将也
・ 関東サッカーリーグ2部
・ ベストイレブン
・ 2011年:金沢大将、工藤祐生、坂井洋平
◎ その他表彰
・ J3フェアプレー賞:1回
・ 2023年
● 新スタジアム計画
相模原麻溝公園競技場(相模原ギオンスタジアム)をホームスタジアムとしているが、椅子席がJ2ライセンス基準の1万人に満たず(2018年までは照明設備も設けられていなかった)、J2クラブライセンスを取得できない状況が続いていた。また、同スタジアムが唯一の(有料試合を開催可能な)スタジアムであり、これをラグビー・アメリカンフットボール・男女サッカーで共用している状況であった。
SC相模原の運営会社は2019年8月19日、2014年に一部返還された在日アメリカ陸軍相模総合補給廠跡地(中央区、JR相模原駅北口)を候補地とした新しいスタジアムの建設構想を検討していると発表した。具体的には同市内を本拠地とする球技4チームが共用することを念頭に、スポーツ庁が行う「スタジアム・アリーナ改革推進事業(先進事例形成支援)」の委託先に上記4クラブが委託されることになったことを受けたもので、球技専用スタジアムを想定している。2019年12月には、上記4クラブの選手・関係者が同市内で署名活動を開始した。
なお、SC相模原は2021年のクラブライセンス申請に当たってこのスタジアム計画を元に「施設基準の例外規定(5年以内のスタジアムの新設)」適用申請を提出しており、これが認められてJ2ライセンスを取得することが出来た。なおSC相模原はこの年J2に昇格したため規定により2023年の6月(24年のクラブライセンス申請時)までに場所・予算・整備内容を備えた具体的計画を提示する必要があったが、2020年と2021年に新型コロナウイルスの影響があったものと見做し、猶予期間が2025年6月まで延長となった。
● 下部組織
・ SC相模原セカンド(2020年を以て解散)
・ SC相模原U-21
・ SC相模原U-18
・ SC相模原U-15
・ SC相模原U-12
・ SC相模原U-11
・ SC相模原スクール
● ユニフォーム
◎ クラブカラー
・ 緑
◎ エンブレム
・エンブレムを形どる六角形は、相模原市の特徴である工業を支えるボルトをモチーフにしたものである。
・エンブレムの5つの星(★)は、相模原市と2007年に相模原市と合併した津久井郡4町(城山町・津久井町・相模湖町・藤野町)を示している。
◎ ユニフォームスポンサー
掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
胸
ギオン ギオン 2010年 - 2015年は「 ギオン」表記
鎖骨
なし
背中上部
ディー・エヌ・エー :DeNA 2023年 - 2021年5月 - 同年12月は鎖骨右側
2022年は袖
背中下部
なし
袖
なし
パンツ前面
新光ネームプレート Shinko 2023年 - 2019年 - 2022年は鎖骨左側
パンツ背面
なし
◎ ユニフォームサプライヤーの遍歴
・ 2008年 - 2023年:ゴル
・ 2024年 - :アンブロ
◎ 歴代ユニフォーム
FP 1st
FP 2nd
◎ 歴代ユニフォームスポンサー表記
年度 箇所 サプライヤー
胸 鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 袖 パンツ前面 パンツ背面
2008 協同商店 解禁前 相模化学金属 解禁前 不動産投資
の
王道 D+STYLE
解禁前 gol.
2009 不動産投資
の
王道 /
SHO-TOKU.
CO.,LTD
D+STYLE
/
K.D.S
2010 ギオン 北辰企業 MUSEE
K.D.S
2011 KYB
2012 住宅情報館
/
K.D.S
2013 GMR K.D.S
2014 KYB
2015
ギオン
2016 ギオン KYB (アクセスチケットのロゴ) J:COM
2017
2018
KYB
2019 Shinko クロニクル 神奈川トヨタ
2020
INDEPENDENT INCUBATOR トヨタ モビリティ神奈川 FUNAI
2021
/
:DeNA トヨタ
モビリティ
神奈川
2022
:DeNA
2023
:DeNA
Shinko
● 関連番組
・ ~Players~Forza SC相模原
: J:COM 相模原・大和チャンネル
● その他
◎ スタジアムDJ
・ ケチャップ(2013年 -)
・MCテディ(2013年 -)
・福田悠(2022年 -)
◎ 応援マネージャー
・ 2013年
・ 吉川綾乃(南葛シューターズ)
・ 阪本麻美(南葛シューターズ)
◎ 背番号11
JFLに参入した2013年から2022年まで、背番号11は空き番号となっていた。これは、代表である望月の「自分ができることとして、世話になった三浦知良がサッカーをずっと続けられる環境を用意したい」という意向によるものであり、実際に三浦も毎年オファーを受けていることを認めている。2023年はデューク・カルロスが着用している。
「SC相模原」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年4月21日17時(日本時間)現在での最新版を取得

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