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アルビレックス新潟


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アルビレックス新潟(アルビレックスにいがた)は、日本の新潟県内全市町村(20市6町4村)をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。

● 概要
1955年、新潟明訓高校OBが中心となって創部した新潟イレブンサッカークラブが前身。1999年にJリーグへ加盟。 ホームタウンはホームスタジアム・デンカビッグスワンスタジアムがある新潟県新潟市とクラブハウスのある北蒲原郡聖籠町のみだったが、2019年7月30日より新潟県内の全市町村に拡大した。マスコットキャラクターは白鳥をモチーフに2000年に登場した『アルビくん』。 近隣にライバルクラブは存在していないが、2007年頃から企画先行ながらヴァンフォーレ甲府との対戦を川中島ダービー、モンテディオ山形との対戦を天地人ダービーと呼ぶようになった。

◎ 総合型地域スポーツクラブ
なでしこリーグに参加する女子チーム・アルビレックス新潟レディース(2002年創設・活動開始)を持つほか、会場の応援を彩るチアリーディングチームも運営している。 また、Jリーグ百年構想による総合型地域スポーツクラブを目指しており、バスケットボールのBリーグに新潟アルビレックスBBが、Wリーグに新潟アルビレックスBBラビッツが参戦している他、2004年にスキー・スノーボードのチームアルビレックス新潟を。詳細は「2003年J2第43節・最終節」を参照。マルクスは2002年(19得点)、2003年(32得点)と、2年連続でJ2得点王となった。

◎ 2004年 - 2017年(J1)
J1昇格後も2005年まで反町が指揮を執った。昇格1年目の2004年はエジミウソン、ファビーニョらブラジル人を中心としたカウンター戦術を採用した。1stステージは苦戦して14位に終わるも、2ndステージ第6節広島戦から第9節鹿島戦まで4連勝をマークするなど一時は上位争いを展開し、最終節を待たずに残留決定。2ndステージ7位、年間10位で終えた。また、新潟県中越地震の影響(余震及びスタジアム駐車場が自衛隊の前線基地となった)により、10月と11月に予定されていたビッグスワンでの2試合は、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場と平塚競技場で代替開催された。代替開催ながらも新潟サポーターは多数駆け付け、手製の横断幕を持って応援した。地震直後の試合となった柏戦では試合前に会場全体で黙祷が捧げられた。 2006年から2009年までの4年間は鈴木淳が監督を務めた。鈴木はマルシオ・リシャルデスや矢野貴章らを中心とした攻撃的なチームを作り上げ、2007年にJ1昇格後最高順位となる6位の成績を残した。また、この年には矢野がクラブ初の日本代表に選出。3月24日に行われたペルー代表戦で初キャップを記録し、後の南アフリカワールドカップに於いてクラブ初のワールドカップ本大会メンバーに選出された。中心選手だったエジミウソン、坂本將貴らが移籍した2008年は残留争いに巻き込まれるが、2009年には4-3-3の攻撃的なフォーメーションを敷いて上位争いに顔を出し、天皇杯では過去最高のベスト8進出を果たした。 鈴木の後任にはヘッドコーチから黒崎久志が昇格し、2シーズン連続でJ1残留に成功した。2010年は、第7節名古屋戦から第17節京都戦まで11試合連続無敗のクラブ記録を樹立、その間、第9節神戸戦から第12節山形戦にかけては、2004年以来6シーズン振りとなる4連勝を記録した。しかし黒崎の在任中、矢野やJリーグベストイレブンに選出されたマルシオをはじめ、代表経験のある酒井高徳、曺永哲ら、多くの主力選手が国内外へ流出し、2011年終盤から得点力不足に悩まされた。 2012年は開幕から3連敗を喫するなど降格圏内に沈み、黒崎は5月に辞任した。シーズン途中での監督交代はクラブ史上初のことだった。 黒崎の辞任後、柳下正明が監督に就任。一時は降格圏から脱出したが、残留争いからは抜け出すことはできなかった。勝てなければ降格決定という絶体絶命の状況で迎えた第33節で辛くも勝利して仙台の優勝を阻止したものの、降格圏内の17位で最終節を迎える事となった。新潟が勝利してもなお自力での残留は困難な状況の中、ホームで札幌に勝利。残留を争う神戸とG大阪が共に敗れ、逆転で15位に浮上してJ1残留を果たした。最終節に至る経緯は「2012年J1最終節」が詳しい。 J1連続在籍10年目を迎えた2013年は川又堅碁やレオ・シルバらの活躍とともに夏場から調子を上げ、J1残留を決めた第30節から最終節までクラブ新記録となる5連勝を記録、第33節では横浜FMの優勝を阻止した。3年ぶりの1桁順位となる7位でシーズンを終えた。 2014年はブラジルワールドカップの中断期間まで7位であったが、金珍洙、川又の退団やけが人の影響もあり12位で終了。 11年振りに2ステージ制に戻された2015年は終盤まで残留争いに加わってしまうものの、最終的に年間15位で残留を決めた。Jリーグカップでは、クラブ史上初の決勝トーナメントに進出し、ベスト4の成績を残した。シーズン終了後に柳下が監督を辞任した。 2016年は吉田達磨が監督に就任した。開幕戦は勝利を飾ったものの、それから成績が振るわず1stステージを13位で終える。2ndステージも開幕4連敗を喫するなど不調から抜け出せず、残留争いのライバルである甲府と名古屋に連敗。降格圏内まで勝点差1に詰め寄られた事が決定打となり、9月27日に吉田監督以下コーチ陣は4試合を残しての解任となった。後任はコーチを務めていた片渕浩一郎が就任した。その後残留争いは最終節までもつれ、勝てば残留という状況の中、広島戦も敗戦を喫し勝点で名古屋と並んだものの、得失点差で上回り辛うじて年間15位で残留を果たした。年間勝点30での残留は現行の18チーム制になってからは史上最少の記録である。 2017年は、前年長野の監督であった三浦文丈が新監督に就任。しかし開幕からリーグ戦10試合で僅か1勝と低迷し、その後三浦が辞任。後任に呂比須ワグナーを招聘した。 呂比須の初陣となった第12節札幌戦でリーグ2勝目を挙げたが、その後はリーグ戦16試合勝ち無しとクラブワースト記録を更新するなど成績は上向かず、第32節甲府戦で勝利したものの、他会場の結果により昇格14年目にして初のJ2降格が決定した。最終的には17位で終了。シーズン終了後、呂比須の退任と神田勝夫強化部長の退任が発表された。

◎ 2018年 - 2022年(J2)
鈴木政一が監督に就任。2018年は1年でのJ1復帰を目指したが、リーグ前半戦で7勝5分9敗、ホームでは僅か1勝と低迷。8月7日に鈴木が契約解除され、ヘッドコーチの片渕が2年ぶりに監督に就任した。以降はホームでも勝てるようになったが、上位争いに加わる事無く16位でシーズンを終えた。ルヴァンカップも予選リーグ3位で終わった。 2019年は開幕9試合で3勝3敗3分とスタートダッシュに失敗。4月14日に片渕が監督から解任され、アカデミーダイレクターの吉永一明が監督に就任、4シーズン連続での監督の途中交代となった。しかし、その後も第13節長崎戦から4連敗を喫し16位まで後退、第26節で9位に浮上した以外は2桁順位を脱することなく、10位でシーズンを終えた。レオナルドが28得点を挙げ得点王を獲得した。 2020年は新監督にスペイン人のアルベルト・プッチ・オルトネダが就任。ポゼッション主体の戦術に変貌を遂げた。開幕節群馬戦は3-0で快勝し首位に立ったものの、同シーズンの昇格圏内である2位以内に入ったのはこれが最初で最後となった。第27節から7戦負けなしで一時は4位まで浮上したものの、第37節終了時点で5試合を残し昇格の可能性が消滅。結局前年を下回る11位でシーズンを終えた。9月に所属選手2名の飲酒運転が発覚し、解雇処分を受けた。 2021年は開幕節北九州戦を4-1と快勝すると、開幕から5連勝とスタートダッシュに成功し、13戦負けなし(10勝3分)で首位を維持した。しかし、第18節岡山戦の敗戦でJ1昇格圏外の3位に後退、その後は昇格圏内の2位以上に戻ることなく最終的に2位京都とは勝点差16の6位でシーズンを終えた。シーズン終了後、アルベルトが監督を退任した。 2022年は前年コーチを務めていた松橋力蔵が監督に就任した。前監督のアルベルトが植え付けたポゼッション主体の戦術をベースに、縦の速さと相手との駆け引きを意識したサッカーを展開した。序盤は開幕7試合で2勝と出遅れたが、第8節から8試合連続負けなしを含む10勝3分1敗として、前半戦を首位で折り返す。後半戦は主力の本間至恩の海外移籍や高木善朗の負傷離脱といったアクシデントも有りながらも、伊藤涼太郎や三戸舜介らがその穴を埋める活躍を見せる。その後も着実に勝点を積み重ね、昇格圏内の2位以内をキープ。第35節で首位に返り咲き、シーズン初の4連勝のあと、引き分けを挟み迎えた第40節仙台戦で勝利し、6年ぶりのJ1昇格を決めた。翌第41節東京V戦では敗れたものの、2位の横浜FCが敗れたため新潟の2回目のJ2優勝が決定した。最終節町田戦での勝利で、J2通算200勝を達成した。最終成績は25勝9分8敗の勝点84。得点73、失点35、得失点差38は全てにおいてリーグ1位となった。

◎ 2023年 - (J1)
2023年は昨年のメンバーの殆どが残留して開幕を迎えた。リーグ前半戦は広島、川崎、横浜FMと昨年のJ1トップ3に勝利を挙げた一方で、鹿島、横浜FC、G大阪、京都と序盤下位に低迷していたチームに敗れるなど勝点を伸ばせず、13位で折り返す。主力の伊藤が海外移籍して迎えた後半戦も勝ち負けを繰り返していたが、守備が安定し始めた9月から12月までの9試合を4勝5分(内4試合無失点)の無敗で乗り切り、最終的に11勝12分11敗の10位でJ1残留を果たした。ルヴァンカップはグループステージ敗退、天皇杯は過去最高タイのベスト8進出を果たした。 2024年のリーグ戦では開幕からの4試合で2勝1分1敗とまずまずのスタートを切った。だが、直後に主力で副キャプテンであった新井直人が広島へ完全移籍。更には怪我人が続出したこともあり徐々に順位を落として前半戦は15位で折り返した。後半戦では夏場から調子を上げ、一時は一桁順位を狙える位置まで付けるが、第29節からの6試合で17失点と守備が崩壊、1分5敗と不調に陥り、一転して残留争いに巻き込まれることになった。後述のルヴァンカップ決勝を挟んで迎えた第36節からの2試合でも1分1敗と勝ち点を伸ばすことができず、降格圏内の18位・磐田と勝ち点差3という状況で最終節までもつれ込んだ。引き分け以上で残留という条件で迎えた最終節ではアウェーで浦和相手にスコアレスドローに持ち込み、最終的に10勝12分16敗の16位と苦しみながらも2年連続でJ1残留を決めた。天皇杯は3回戦で敗退した。ルヴァンカップでは1stラウンドでいわきと秋田を、プレーオフラウンドで長崎を下し、2015年大会以来9年ぶりのプライムラウンド(決勝トーナメント)進出を決める。準々決勝では長倉幹樹の1試合4ゴールの活躍もあり町田を2戦合計5-2で下すと、準決勝では川崎を2戦合計6-1で下し、クラブ史上初の決勝進出を決めた。初の3大タイトルを懸けて決勝で名古屋と対戦。前半に2点ビハインドを背負う展開になりながらも、後半谷口海斗と小見洋太のゴールで追いつき延長戦へ持ち込む。延長前半に再び勝ち越しを許すも、延長後半に小見が再び同点ゴールを挙げPK戦へもつれこむ。だが、先攻の2人目で長倉が失敗。そのまま4-5で敗れ、準優勝で幕を閉じた。長倉が6ゴールで大会得点王を獲得した。

● 記録と成績


◎ タイトル

・ J2リーグ:2回
 ・ 2003、2022

◎ その他タイトル

・ 北信越フットボールリーグ:3回
 ・ 1986、1996、1997

◎ 表彰

◇ J1リーグ :
・ ベストイレブン :
 ・ 2010年 マルシオ・リシャルデス :
 ・ 2013年 川又堅碁 :
 ・ 2014年 レオ・シルバ :
・ 月間MVP :
 ・ 2014年4月 レオ・シルバ :
 ・ 2023年2月・3月 伊藤涼太郎 :
・ ベストヤングプレーヤー賞 :
 ・ 2023年 三戸舜介 :
・ 月間ベストゴール :
 ・ 2023年5月 三戸舜介 :
 ・ 2023年9月 三戸舜介 :
・ フェアプレー賞 :
 ・ 2014年、2023年
◇ J2リーグ :
・ ベストイレブン :
 ・ 2022年 伊藤涼太郎、 高宇洋、 小島亨介、 高木善朗、 堀米悠斗、 舞行龍ジェームズ :
・ 得点王 :
 ・ 2002年 マルクス:19得点 :
 ・ 2003年 マルクス:32得点 :
 ・ 2019年 レオナルド:28得点 :
・ 優勝監督賞 :
 ・ 2022年 松橋力蔵 :
・ 月間MVP :
 ・ 2019年9月 レオナルド :
 ・ 2019年10月 レオナルド :
 ・ 2021年2月・3月 高木善朗 :
 ・ 2022年5月 三戸舜介 :
・ 月間ベストゴール :
 ・ 2020年2月・6月・7月 本間至恩 :
 ・ 2020年10月 鄭大世 :
 ・ 2021年4月 矢村健 :
 ・ 2022年10月 伊藤涼太郎 :
・ フェアプレー賞 :
 ・ 2018年、2019年、2020年、2021年、2022年
◇ その他 :
・ 功労選手賞 :
 ・ 2008年 黒崎久志、 山口素弘 :
 ・ 2017年 大島秀夫 :
 ・ 2022年 田中達也 :
・ Join賞 :
 ・ 2004年 アルビレックス新潟 :
 ・ 2005年 アルビレックス新潟 :
・ ベストピッチ賞 :
 ・ 2007年 東北電力ビッグスワンスタジアム :
 ・ 2009年 東北電力ビッグスワンスタジアム :
 ・ 2012年 東北電力ビッグスワンスタジアム :
 ・ 2013年 東北電力ビッグスワンスタジアム :
 ・ 2015年 デンカビッグスワンスタジアム :
 ・ 2016年 デンカビッグスワンスタジアム

● ユニフォーム


◎ クラブカラー

・ オレンジ、 ブルー :オレンジは新潟の夕日を、青は日本海を表している。
・2015年にクラブ初のカップ戦専用ユニフォームとなる青をベースとした新ユニフォームを発表した。
・2016年は2ndユニフォームが緑ベースとなり、シャツはボーダー柄となった。
・2017年は2ndユニフォームが再び白ベースとなった。

● スタジアムと練習場
ホームスタジアムは(旧)JFLに加盟した1998年から2000年までは新潟市陸上競技場のみだったが、2001年に新潟スタジアム(ビッグスワン。デンカ株式会社の施設命名権購入により、2014年からデンカビッグスワンスタジアム)の完成後は2か所併用となる。ただし登録上の本拠地は新潟市陸のみのままで、新潟スは「準本拠地」の扱いだったが、ビッグスワンでの試合比率を増やし、過半数の試合を開催して事実上の移転となった。 2004年のJ1昇格後のホームゲームはすべてビッグスワンで開催している(Jリーグへの登録上の本拠地は2004年から2012年まではこの2箇所を併記されていたが、2013年に新潟市陸上競技場の本拠登録を抹消した。また、Jリーグファンガイドでの掲載は2011年以後省略されている)。なお、2004年新潟県中越地震により、リーグ戦と天皇杯の新潟主管(扱い)のそれぞれ1試合ずつは、関東地方の競技場に振り替えられ、2014年最終節は大雪の影響で茨城県立カシマサッカースタジアムで開催した。(2004年-(J1)の項参照) スタジアム内の場内アナウンスは新潟お笑い集団NAMARAから森下英矢、中村博和、大野まさやが歴任している。 練習場は北蒲原郡聖籠町にある新潟聖籠スポーツセンターを主に使用している。以前は新潟市陸上競技場や新発田市五十公野公園陸上競技場、同市サンスポーツランドしばたを使用する場合もあった。短期合宿は十日町市当間多目的グラウンドで行うことが多い。

◎ 観客動員
Jリーグでも屈指の観客動員力を持ち、2003年はJ2所属ながらJ1、J2を通して最多の観客動員数約66万人を記録した。2004年は、浦和レッドダイヤモンズがJ2所属だった2000年(この年トップは鹿島アントラーズの約26万人)を除き、1996年度から守り続けていたJ1年間観客動員トップの座を初めて奪取する約56万5000人(1試合あたり約37,700人)の動員を記録した。 2005年には年間68万人までに伸び、2003年から3年連続でJリーグ(J1・J2含む)1位の観客動員数を記録した。 しかし観客動員は2006年をピークに減少が続いており、2011年には平均3万人を割り込んだ。同年7月13日のヴァンフォーレ甲府戦ではJ1昇格後最少となる13,644人を記録しており、クラブ側も観客動員数の回復を喫緊の課題と捉えている。2013年に動員の下落は下げ止まりの感を見せたものの、長らく浦和に次ぐ2番手だった観客動員数は横浜F・マリノスに抜かれて3位に転落した。2014年は最終節の延期の影響もあり4位となった。
  年度別観客動員記録。

◎ 夢のイレブン

 
クラブのJ1昇格10周年を記念し、2013年11月から12月にかけ新潟日報紙上で「俺たちの夢のイレブン」が募集された。ファン投票の結果を受け、2014年1月4日の新潟日報紙上で発表された「夢のイレブン・監督」12人を以下に記す。最多得票はマルシオ・リシャルデスの507票だった。
◇GK :東口順昭
◇DF :酒井高徳、鈴木大輔、内田潤、金珍洙
◇MF :マルシオ・リシャルデス、本間勲、レオ・シルバ、田中亜土夢
◇FW :川又堅碁、エジミウソン
◇監督 :反町康治 (並びは投票数順)

● 運営会社
現在、新潟県内を中心に164の企業・団体から出資を受けているが、具体的な出資者名は明らかにされていない。設立当初は県内に単独でJリーグクラブを支える体力がある企業が存在しないため、「広く薄く」の方針で多くの企業から出資を募った。経営の中心には、県内で多数の専門学校を展開するNSGグループ理事長の池田弘が据えられた。当初アルビレオのJリーグ挑戦はワールドカップ誘致活動の一環という性格が強く、経営状態も芳しくなかった為に誘致成功を手土産に解散の可能性もあったという。池田は私財を投じて窮地をしのぐ一方で、後援会組織を立ち上げて小口の個人出資を募った。 また、2014年にアルビレックス新潟プノンペンを設立し、カンボジア・リーグに参入した。ただし、アルビレックス新潟プノンペンのトップチームは1年で活動停止となった。

◎ JAPANサッカーカレッジ(JSC)
北信越フットボールリーグに所属するチームで、アルビレックス新潟の運営母体であるNSGグループ(新潟総合学院、国際総合学園)の傘下にある。JSCに所属している選手は、アルビレックス新潟の練習へも参加でき、事実上のアマチュア組織のチームとなっている。 また、2005年にJSC高等部が設けられ、アルビレックス新潟ユースとともにユース部門を担っている。JSC高等部は開志学園高校と教育連携しており、高校選手権や高校総体に「開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部」として出場している。

● 決算
アルビレックス新潟の決算は、つぎのとおり。

◎ 損益

 年度    広告料  入場料    その他    事業費        
  2005   2,639  840  1,185  266  348   2,682  1,978  1,269  704  
43  
259
  2006   2,793  960  994  241  598   2,857  2,169  1,248  688  
64   10
  2007   2,661  977  906  277  501   2,953  2,272  1,374  681  
292  
202
  2008   2,590  950  831  245  564   2,720  2,132  1,208  588  
130  
46
  2009   2,418  853  822  229  514   2,470  1,975  1,038  495  
52   89
  2010   2,216  843  770  224  379   2,341  1,850  910  491  
125   4
出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 2005、 2006、 2007、 2008、 2009、 2010 金額の単位: 百万円 人件費は事業費に含まれる。
 年度    広告料  入場料      その他                  
  2011   2,227  919  701  219  118  270   2,270  809  276  256  117  26  786  
43   72
  2012   2,405  941  661  220  137  446   2,450  940  281  282  122  34  791  
45   44
  2013   2,548  963  674  215  143  553   2,636  1,077  283  277  128  39  832  
88   29
  2014   2,748  1,013  650  210  165  710   2,853  1,085  267  377  144  48  932  
105   10
  2015   2,510  1,038  711  206  176  379   2,795  1,138  285  267  147  51  907  
285  
120
出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 2011、 2012、 2013、 2014、 2015 金額の単位: 百万円
 年度    広告料  入場料      物販  その他              物販      
  2016   2,908  1,049  679  218  194  277  491   2,959  1,220  269  225  150  61  222  812  
51   97
  2017   2,762  1,085  629  452  196  224  176   2,974  1,227  267  301  160  58  174  787  
212  
55
  2018   2,493  1,127  507  281  191  200  187   2,728  1,108  267  268  137  65  166  717  
235  
149
  2019   2,247  949  500  149  178  231  240   2,248  722  272  253  165  0  189  647  
1   170
  2020   2,194  1,828  189  159  110  227  354   2,250  821  236  246  135  0  187  625  
56   52
  2021   2,208  954  475  174  155  314  136   2,130  691  236  197  160  0  235  611   78   272
  2022   2,539  928  596  177  165  447  226   1,815  756  255  219  269  0  316  728  
4   99

出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 2016、 2017、 2018、 2019、 2020、 2021、 2022 金額の単位: 百万円

◎ 資産

 年度  総資産  総負債  純資産  資本金
  2005  1,293  839  454  712
  2006  1,304  839  464  712
  2007  1,145  882  262  712
  2008  1,043  827  216  712
  2009  1,007  702  305  712
  2010  897  587  309  712
  2011  922  541  381  712
  2012  970  545  425  712
  2013  905  450  455  712
  2014  1,121  656  465  712
  2015  1,227  880  347  712
  2016  1,403  959  444  712
  2017  1,369  981  388  712
  2018  1,228  989  239  712
  2019  1,204  795  409  712
  2020  1,829  1,347  462  712
  2021  2,128  1,394  734  712
  2022  2,472  1,628  844  712

出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 2005、 2006、 2007、 2008、 2009、 2010、 2011、 2012、 2013、 2014、 2015、 2016、 2017、 2018、 2019、 2020、 2021、 2022 金額の単位: 百万円

「アルビレックス新潟」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
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好き嫌い決勝

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好き嫌い準決勝

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好き嫌い準々決勝

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好き嫌い7位決定戦

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好き嫌いTOP10圏内確定戦

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サッカークラブの無作為ピックアップ

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