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   スーパー戦隊シリーズ
  第19作   超力戦隊
オーレンジャー   1995年3月
- 1996年2月
  第20作   激走戦隊
カーレンジャー   1996年3月
- 1997年2月
  第21作   電磁戦隊
メガレンジャー   1997年2月
- 1998年2月
『激走戦隊カーレンジャー』(げきそうせんたいカーレンジャー)は、1996年3月1日から1997年2月7日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55(JST)に全48話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。

● 概要
本作品では、「車をモチーフに作る」ことを前提として企画が立ち上げられており、特に放映当時一大ブームとなっていたレクリエーショナル・ビークル(RV)や、第二次ブームの最中であったミニ四駆などの要素が多く取り入れられている。また、キャラクターや技のネーミング、サブタイトルなどにも自動車や交通関係の語句が多く取り入れられている。 それまでのシリーズには必ず登場していた戦隊メンバーのバイクに相当するものとして、本作品では個人用の移動手段としてカート「スピーダーマシン」、中盤からはスポーツカー「ペガサスサンダー」とバギー「ドラゴンクルーザー」が登場している。 後者は企画段階で物語後半に登場させる予定のあった巨大ロボを「全て車のロボットでは視聴者の混乱を招くのではないか」という意見もあって見送った代わりに出された案であり、これに伴い、巨大ロボの数が多かった前作に比べ、本作品での巨大ロボの総数は4体に留まっている。 それまで何らかの形で取り入れられてきた、スーパー合体などを始めとするロボ同士のギミックは一旦排されている。一方で合体前のビークルがロボ形態にも変形するVRVロボや後年の作品に多く見られるマルチ合体の走りである天下の浪速ロボスペシャルなどといった画期的な試みも行われた。

◎ 作風
不条理なギャグや、スーパー戦隊シリーズのセルフパロディが盛り込まれたシュールな物語が展開される。この従来とは異なるコミカルな味付けの作風には、本作品が『秘密戦隊ゴレンジャー』から数えて20作目であることから、同作品にオマージュを捧げる意味合いも込められていたという。 東映プロデューサー(当時)の髙寺成紀は旧態依然とした制作現場に危機感を抱いており、子供たちに視聴してもらうにはどうすべきか検討した結果、「当時の特撮番組より視聴率を獲得していたアニメがバトルものよりコメディタッチのものが多かったことに着目した」と述べている。 キャラクターデザインを手がけた野崎明は企画の打ち合わせに出席した際「今までにないギャグ戦隊にしたい」と寺が熱心に語っていたことを、後年のインタビューにて述懐している。 メインライターの浦沢義雄はそれまでスーパー戦隊シリーズに携わっておらず視聴したことがなかったため、自分好みのテイストを出しつつ、初めて手掛けるヒーローものに張り切っていたと述べている。 テレビ朝日プロデューサーの梶淳は「かねてから東映不思議コメディーシリーズに着目しており、その良い部分を戦隊に取り込みたい」と考えていたという。 オープニングのタイトルコールおよび作中での名乗りの際の言い回しも特徴的であり、「カ〜〜〜レンジャー!」と「カ」と「レ」の間を極端に伸ばして「レ」にアクセントを置く言い回しを行うという斬新なものとなっている。この演出は当初の予定にはなく、第1話の試写を見たスタッフが「(普通の名乗りでは)クセがなく印象に残らない」と判断して、台詞の再録を行った結果誕生したものである。 本作品では主人公の5人を「鍛え抜かれた戦闘のプロ」「生まれもっての特別な戦士」ではない等身大のヒーローとして描いており、会社員である5人の給料についての会話など、作中の随所においてこうした要素がちりばめられている。1990年代以降のスーパー戦隊シリーズとしては珍しく、一部の例外を除き、ヒーローの正体が敵に知られていない設定となっており、ヒーローの変身後の姿こそが本当の姿と思われている描写もなされている。

◎ 技術面
1996年4月5日放送分(第6話)から、同時期に放映されていた『ビーファイターカブト』と共に送出マスターがそれまでのテレシネしたポジフィルムとシネテープをミックスした1吋C-TYPEアナログVTRからネガテレシネ(ファイン・ネガ・ビデオシステム)によるD-2デジタルVTRに変更された。 それと同時にOP・ED・予告のみ、シリーズ初のステレオ放送となった。これを受けて、スタッフ・キャスト・劇中テロップのクレジットが一部の回のみフィルム焼付けではなく、ビデオ合成の形に変更された。 本作品の中盤からはそれまでのビデオ合成に代わって、デジタル合成が新たに導入され、第32話ではその技術をふんだんに活かし、巨大ロボのボディ上での等身大アクションシーンが描かれている。監督の田﨑竜太は「1話につき1、2カットしかデジタル合成を使えなかったため、毎回効果的な入れ方を考えていた」と述べている。 テロップの書体にはゴナの斜体が利用されている。

● あらすじ
宇宙中を暴れ周り、狙った星を超豪華花火にして爆破してしまう宇宙暴走族ボーゾックが地球からはるか遠く離れたハザード星に襲来し、滅ぼしてしまった。 脱出に成功したハザード星人の少年・ダップは母親が死の直前に語った星座伝説の戦士カーレンジャーがいるという惑星「地球」に向かい、ボーゾック打倒を誓う。一方、ボーゾックもまた、次なる暴走の舞台を惑星チーキュ(=地球)に定め、手始めにニッポンポン(=日本)を襲うことに。 ダップが辿り着いたのは小さな自動車会社ペガサス。彼はここで働く5人の若者に素質を見出し、自身の力であるクルマジックパワーをはじめ、あの手この手でカーレンジャーに変身させていく。最初は乗り気でなかったものの、ボーゾックの本格的侵攻を目撃した5人はカーレンジャーとしてボーゾックと戦う決意を固める。 そこまでは良かったのだが、5人はその後も「安月給の上にカーレンジャーまでやらなければならない」ことへの不満を垂れ流したり、個人的な理由で出撃をためらったりとどうにも統率が取れない。一方のボーゾックも、観光気分で日本を訪れたり、地球侵攻以外の個人的な用事を優先したり、時にはカーレンジャーと交流を持ったりと、どことなく気の抜けた戦いが繰り広げられていた。 そして、宇宙で交通違反の取り締まりにあたっていたポリス星の警察官・シグナルマンも地球に赴任する。交通ルールを異常に重視する彼は、カーレンジャー・ボーゾック双方にとって時には力強い味方、またある時には大迷惑な存在として見られるようになった。 そんな戦いの様子を見ていたボーゾックのスポンサーこと暴走皇帝エグゾスは、彼らの間抜けな戦いぶりに業を煮やして表舞台に姿を現し、宇宙ハイウェイ建設のためにチーキュを排除すべく、ボーゾックの指揮を執り始める。カーレンジャーはエクゾスの地球爆破計画を阻止するため、宇宙に眠っていた伝説の車「野生の車」や、ダップの父・VRVマスターの力を借りてパワーアップを図り、エクゾスに立ち向かう。

● 登場人物


◎ 激走戦隊カーレンジャー
全員が自動車会社ペガサスの社員。ハザードの正義の星座に選ばれて、カーレンジャーになった。一見するとヒーローとは程遠い能天気ぶりだが、やるときはやる。 5人の苗字の頭文字をそれぞれ並べると「じどうしゃ」となる。 決め台詞は「戦う交通安全!激走戦隊!カ〜〜〜レンジャー!」。
◇ : 1973年10月10日生まれ。23歳。ペガサスではテストドライバーを担当。基本給は税込みで19万3千円。左利き(ただし、バッティングは右打ち)。カーレンジャーのリーダー。 : 元はレーサー志望ゆえに優れたドライビングテクニックの持ち主で、その腕前は野生の車のペガサスサンダーを乗りこなしたほど。ペガサスにおいては、会社が町工場レベルの規模なことから、テストドライバーの仕事には恵まれず、修理を終えた車の試運転や代行運転、雑用係が主になっている。 : マイペースな性格で、サボり・居眠りの常習犯ではあるが、実態は車に対する思い入れや愛着が人一倍強い熱血漢でリーダーの自覚や責任感も強い。その性格がいい方向へ暴走した結果、敵に奪われ操られていたRVロボに単身乗り込んで奪還したこともある。同期入社の実とは漫才コンビ状態で主にツッコミ担当。 : 食事はカツ丼が定番で、作中でもよく食べる姿が見られた。 : 後にゾンネットにレッドレーサーとしての姿を惚れられたが、恭介が変身した姿であることまでは知られておらず、ゾンネットをはじめとするボーゾック幹部からは正体が発覚するまで「サル顔の一般市民」と認識されていた。 : アクセルキーのキーホルダーはスーパーカーのエンブレム。 :
◇ :: 陣内恭介が変身する戦士。 :: 剣技と体当たり攻撃を得意とする。メンバーで最も運動能力や戦力のバランスが取れている。 :
◇ : 1979年5月12日生まれ。17歳。ペガサスではカーデザイナーを担当。基本給は5人の中で一番高い21万円。眼鏡を着用することもある。おしゃれ好き。 : デザイナーとしての芸術的センスは大手メーカーからも引き抜きの声がかかるほどだが、天馬の意向により、実際の車としては作ることは出来ていない。そのため、恭介同様に雑用が主になっている。 : 温厚で口調も穏やかだが、誰に対しても「さん」付けで呼んだり必要以上と思える丁寧な言葉遣いをし、語尾には「でございます」を付ける。基本的に、一人称は「わたくし」。例外として、LLオネネに付けられた鉢巻きで性格が変化した際や、宇宙生物ビーガーを狙うCCパッチョーネに対して怒りを露にした時など、荒い口調で話す場面もあった。 : 恭介や実とは逆に女性が苦手な超純情かつ繊細で、綺麗な女性に話しかけられるとうろたえてしまう。 : 食事は牛丼が定番で、作中でよく食べていた。 : 家族は幼少時の回想内で母親が登場したことがあり、当時の直樹は母親に反対されて、捨てられた動物を助けられなかった。そのことが、トラウマになっており、かわいそうな生き物を放っておけずにいる。 : アクセルキーのキーホルダーは鉛筆型。 :
・ 演じる増島愛浩は、企画書を読んだ段階ではキャラクターをつかめなかったが、監督の小林義明からセリフの後ろに「ございます」をつけるよう指示され、お坊ちゃんという人物像がつかめたという。 :
◇ :: 土門直樹が変身する戦士。 :: 身軽で素早い体操選手のように動き、キック技で戦う。冷静な判断力を持つ頭脳派の戦士でもある。 :
◇ : 1972年3月2日生まれ。24歳。ペガサスでは営業担当。基本給は17万8千円。 : 営業という職業柄、メンバーの中では唯一ジャケットとネクタイを着用している。カーレンジャーのサブリーダー。 : 大阪出身であり、話し方はバリバリの関西弁。毎年神社に優勝祈願するほど熱狂的な阪神タイガースのファンでもある。自宅には大量のタイガースグッズがある。 : ポジティブ思考で陽気な三枚目でそそっかしい性格から失敗が多く、すぐ敵に騙されるなどなどカーレンジャーに関することで大きなミスを犯してしまうことさえあるため、恭介と対立して自ら「新リーダー」を名乗った際も、誰も付いて来なかったなど年上の威厳は皆無に近い。一方で自分の失敗の責任は自分で取ろうとするなど、責任感の強い一面も持ち合わせている。同期入社の恭介とは漫才コンビ状態で主にボケ担当。また、人情派で涙もろい。 : 好物は鰻だが、幼少時代に鰻を釣った時に雷に打たれたことがある。それが原因で雷がトラウマになるが、ダップが購入した、アマゾン産電気鰻を食べて克服した。また、食事は中華丼が定番で、劇中でよく食していた。 : レッドレーサーに惚れたゾンネットのことを敵と承知しつつ「結構いい女や」と言ったり、カーレンジャーファンとして接近してきたラジエッタに大喜びするだけでなく、シグエ相手でもデレデレするなど、女好き。 : アクセルキーのキーホルダーは交通安全のお守り。 :
・ 関西弁でしゃべるという設定は、演じる福田佳弘が大阪出身であることから取り入れられた。台本では関西弁が間違っていることが多かったためほぼ福田のアドリブとなっていたが、その後のアフレコでは何を喋ったか忘れることも多く、途中から何を喋っても言いようあまり口を空けずに演技するようになった。阪神ファンという設定も同様で、第40話での実の自宅にある阪神グッズは、福田の実家から取り寄せたものである。 :
◇ :: 上杉実が変身する戦士。 :: パワーに優れ、コミカルな動きで敵を翻弄し、強烈な攻撃を放つ。 :
◇ : 1977年2月23日生まれ。19歳。ペガサスではメカニック(整備士)を担当。基本給は20万2千円。 : 伝説のスパナ片手にどんなメカでも直したり、ばらしたりする腕前を持ち、安全ピンだけでアクセルチェンジャーを修理したこともある。恭介と直樹に仕事が回ってこないため、実質的に社内の仕事はほぼ彼女がこなしている状態であり、周りからの信頼も厚い。 : 面倒見がよい姉御肌で直樹のことを弟のように非常にかわいがっており、また、子どもっぽい洋子にアドバイスを行うこともある。またメンバーの中では一番の常識人であり、実が新リーダーを名乗った時には、直樹と洋子は実ではなくて彼女についたということもあったが、直樹を無理矢理弟にしようとするなど、時折見せる暴走の度合いは他のメンバーにも引けを取らない。しっかり者だが繊細な面もあり、怒らせると怖い。温泉好き。 : ゾンネットがレッドレーサーに送ってきたラブレターを読み、それが敵の策略などではなく本音であることを感じ取り、恭介に「ヘタに断ってはいけない」と忠告したこともある。 : 幼いころに修理好きの近所のおじいさんと親しくなって、おじいさんからスパナをもらったことでメカニックの道へと進んだ。そのスパナ(宇宙伝説ではどんな修理もこなせるスパナ)がMMシューリスキーに奪われた時に落ち込んで戦えなくなってしまったこともあった。 : アクセルキーのキーホルダーはハート型。 :
・ 演じる本橋由香は、自身とは正反対の役作りをしたと述べている。 :
◇ :: 志乃原菜摘が変身する戦士。 :: メカニックらしい器用さで相手の弱点を正確に攻める。 :
◇ : 1977年12月8日生まれのいて座。19歳。ペガサスでは経理担当。基本給は本人曰く、20万とちょっと。 : 自動車会社に勤務しているとは思えないほど、メカが苦手だが、仕事柄、お金に細かい。ダンスが得意。 : 精神年齢では直樹より幼く、乙女チックで甘えん坊気質。その上、泣き虫で極度の方向音痴だが、怒らせると怖い気の強さや仲間思いの健気な面もある。5人の中では、マスコット的存在。 : 好物はスイーツだが、そのこともあって、自身の体重を極度に気にしている。そのため「数値」を操るPPラッパーが悪事を働いた際、洋子の体重計をも操ったと誤解された末に倒されている。 : 劇中では、ビキニ姿を2種類披露したこともある。 : アクセルキーのキーホルダーはクマのマスコット。 :
◇ :: 八神洋子が変身する戦士。 :: 女性らしいしなやかな動きを用いるが、怒るとパワーを発揮する。 ::
・ 名乗りの際のポーズはスーツアクターの中川が考えたもの。

◎ ハザード星人

◇ : ハザード星人の少年。☆29年31月7日生まれ。14歳。故郷のハザード星をボーゾックに花火にされて滅ぼされた。母の死ぬ間際の言葉を頼りにクルマジックパワーを習得、星座伝説を元に地球に降り立ち、ペガサスの5人を半ば無理矢理カーレンジャーにする。 : 「クルクルクルマジック」と唱えると魔法が使える他、高速移動が可能。複数のワンパー程度なら素手で倒し、ゼルモダと交戦しても倒される演技をする余地を残すなど、単体でもそれなりに戦える。ハザード星のにおいがすることからドロップが好き。 : 本作品における指揮官的存在だが、年齢が年齢だけに基本的に子供っぽい。語尾に「だっぷ」を付けるのが口癖で、中盤以降はそれが顕著となっていった。また、本作品に登場する宇宙人が地球のことを「チーキュ」と発音するのに対し、ハザード星人の彼と父親(VRVマスター)だけは「地球」と呼んでいる。もっとも決して日本語が堪能というわけではなく、シグナルマンの身勝手な行動に激昂する恭介を「みぃみぃみぃ」と宥め、菜摘にツッコまれる一幕もみられた。普段は、ペガサスの工場裏にクルマジックパワーで作った亜空間秘密基地に潜んでいる。 : ハザード星人の習性上、冬季には冬眠しなければ生きて行けない体質だが、地球の環境や時期のせいか、ダップは夏の終わりごろから眠ってしまった。 : 当初はカーレンジャーになることに乗り気でなかった5人には、その後も戦士としての気構えが不十分なことからしばしば手を焼かされ、連戦連勝で気が緩んでいた5人を諫めたり、オーレッドをさらわれる醜態をさらした5人に激怒し、特訓を課した三浦参謀長に厳しく指導するよう進言したりしている。とはいえ様々な経験と戦いを通じ、5人とは強い信頼と友情で結ばれていく。 : 最終決戦後には再会した父と共にビクトレーラーで宇宙へ旅立った。 : 当初はハザード星の服を着用していたが、物語中盤よりバスケのユニフォーム(背番号は23番)を基調とした服装に変更。またいずれの服装においても黄色いマフラーを巻いている。最終回でVRVマスターと共に旅に出た際には元の服装に戻る。 : 後日談に相当するビデオ『電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー』では父を置いて、再び地球に戻って5人と再会した(その際、服装はバスケのユニフォームとなっている)。 :
◇ : 第29話から登場。ダップが冬眠中に登場した、黒いマスクとスーツを纏った宇宙の一匹狼。 : 性格はクールで飄々としており、何を考えているのかよく分からない。地球においては、パチンコをした後にところてんを食べて、床屋さんに行くという生活をしており、パチンコの景品は大抵好きなドロップに変わる。やたらと格好のつけた臭いセリフを吐き、そのセリフの最中も含め、手の甲を向けたVサインをする癖がある。 : 正体はダップの実父で、わけの分からない独自の宇宙美学を追究するあまり、ブラリと旅に出ては長く家を空ける習性のある、気まぐれな風来坊だった。そのため妻(ダップの母親)にも、ほとんど諦められていたらしい。 : ある時、久しぶりに旅から帰ってみると既にハザード星はボーゾックに花火にされ消滅してしまったことを知り、失意のうちにあてもなく宇宙をさまようようになり、その後自称「敵か?味方か?宇宙の一匹狼」と称するようになる。そんな中、息子・ダップの生存とカーレンジャーの噂を耳にし、ダップが眠ってしまうことによるカーレンジャーのピンチを予期。急遽VRVシステムを完成させ地球に飛来、ペガサスの地下にビクトリードックを設けた上で、予想通りピンチに陥っていた彼らにVRVシステムを授けた。マスクとスーツを纏っていたのも、こういった経緯からダップに対して負い目があり、ダップを支えていたいものの顔を合わせ辛いという気持ちから名乗らず、ダップが敵に捕まり救出に赴いた際にはダップでなければ正体を見抜けない言動に終始していた。カーレンジャーはその救出後に正体を知った。 : コーヒー牛乳が大好物で、放浪時代は朝から晩まで浴びるように飲んでいたため、ハザード星人であるにもかかわらず冬眠しない体質になってしまった。コーヒー牛乳のフタを武器として使う“シュラシュシュシュ”なる遊びをダップに教えていた。 : ダップが冬眠から目覚めた際の回想シーンでヘルメットを外した姿が初登場し、息子であるダップ似の容貌であることが明示された。後に前述した言動から、ダップもその正体に気付くこととなる。最終決戦後には、ダップと共に宇宙へと旅立ち、ヘルメットとスーツも脱いでいた。 :
・ 声を担当した小林清志のキャスティングは、プロデューサーの髙寺成紀によるものとされる。

◎ ポリス星人
:
◇ : 第12話より登場。ポリス星からやってきた宇宙警察官。フルネームはシグナルマン・ポリス・コバーン。ボーゾックを逮捕するため、妻子を故郷に残し地球に単身赴任してきた。一人称は「本官」。地球を「チーキュ」と発音しレッドレーサーに突っ込まれたが最後まで変わらなかった。 : 武器は、通信機・電磁警棒・銃に変形する万能ツールシグナイザー。左腕にはサイレンダーを遠隔操作するシグコン・ギアを装備。愛車はポリスピーダーというバイク。ジャンプして多数の敵を蹴るシグナルキックという技も用いる。銃の早撃ちも宇宙で第3位のタイムを持つ。 : 平和と正義を愛しているため、頑固者かつ融通が利かない性格で、その点では宇宙でもかなり有名。さらに交通ルールを異様に(ガイナモいわく宇宙一)厳守する交通安全体質で(ただし空は管轄外らしい)、宇宙でもルール(特にスピード違反)を守らない者に対してはたとえカーレンジャーであっても容赦しないため、ボーゾックの追跡が遅れてしまうことやそのまま見失ってしまうことすらある。「本官の許可なく○○するな(するんじゃない)」が口癖。一方で宇宙お笑い選手権『宇宙お笑い君こそスター誕生』に出場して4週間勝ち抜いた、と自称したこともあるなどくだけた一面もある。歌も上手であり、それを活かして事件を解決したこともある。妻・シグエ、息子・シグタロウを愛する家庭的な心優しい父親でもあり、息子と同じくらいの年頃の市太郎には息子の面影を見ていることから、市太郎とはとても仲がよい。 : また、非常に目立ちたがりでもあり、彼抜きでロボ戦が始まると、大抵「本官の許可無く勝手に戦うんじゃない」などと言って、サイレンダーで割り込んでくることもしばしばである。ひどい時には彼の乱入によって、それまで優勢だったカーレンジャーが敵に反撃されて追い込まれてしまうこともあった。 : 移動交番コバーンベースで活動しているが、裏通りの橋の上や資材置き場脇の歩道など、人通りのない辺鄙な場所にばかり設置する上、本人はそのような場所に人があまり通らないことを自覚していないので、誰も通らないことをよく嘆いている。さらには以前取調べをしたリッチハイカーの顔を覚えていなかったという、やや記憶力に乏しい面もある。その一方では仙台や名古屋で交通安全講習を開催していたと語る場面もある。 : 職務には忠実だが、カーレンジャーの足を引っ張ってしまうことも少なくないため、彼らからはしばしば邪魔者扱いされることもあり、一度ダップから「(シグナルマンは)当てにできない」と酷評されたこともある。 : 変身前のカーレンジャーの面々ともよく会っているが、彼もまたボーゾックと同様に終盤までカーレンジャーの正体が地球人であることを知らなかった。 : 物語中盤、シグタロウと運動会の二人三脚に出場するという約束を果たすためにポリス星へ帰る。その後エグゾスの策謀に嵌り、ポリス星で洗脳作用のある5色の排ガスを吸ってカーレンジャーを憎むよう洗脳されボーゾックと手を組むが、サイダーを飲んで排ガスをゲップで吐き出し正気に戻った後、そのまま地球へ残留。エグゾスとの最終決戦までカーレンジャーと共闘することとなる。ボーゾック解散後には地球での任を終了し、ポリス星に帰還して警部補になるため、試験勉強を始めた。 : 作中でもエグゾスがダップのことを6人目のカーレンジャーと呼ぶなど、カーレンジャーとは別の存在として認識されている一方、小学館から発売された関連誌に掲載されている公式設定では、シグナルマンを完全なる6人目の戦士として扱っている。 :
・ 当初は信号がデザインモチーフであったため、赤黄青の3色ランプが顔に施されている。宇宙の暴走族という敵の設定のため、白バイ警官のようなキャラクターという発案が発展したものとなっている。
◇ シグエ : シグナルマンの妻。頭の3方に信号が付いている。夫と同じく警察官であり、交通ルールには非常にうるさい。 : シグナルマンの回想場面で初登場した時には頭部以外は通常の衣服だったが、後に再登場した時にはシグナルマン同様の青いボディになっている(シグタロウも同様)。 :
・ デザインは阿部統が担当した。
◇ シグタロウ : シグナルマンの息子。腕白だが単身赴任中の父・シグナルマンが大好き。 : 物語中盤では、エグゾスの洗脳ガスで喘息にかかったものと思いこまされたが、後にカーレンジャーが送ったサイダーによって洗脳ガスを吐き出し、無事に回復した。 :
・ デザインは阿部統が担当した。第38話でシグナルマンがPPチープリによって幼児化した時には、シグタロウのスーツにシグナルマンの頭が替えられたものになった。

◎ 天馬家

◇ : 総一郎の息子。工場によく遊びに来るため、5人とは仲がいい。シグナルマンとも仲が良く、時々コバーンベースで留守番したり一緒に「勤務」することも。ませた性格で、女の子に関しては恭介よりも積極的。だが時には5人を励ましたりもしていた。 : グラッチに地球の食べ物を教えたことが、ボーゾックが芋羊羹を食べると巨大化することを知るきっかけとなった。 : 物語終盤、クルマジックパワーの封印によりカーレンジャーの変身が解ける瞬間を目撃し、彼らの正体を知った。 :
◇ : 株式会社ペガサスの社長。市太郎の父親。 : 恭介に言わせれば皆をこき使う存在とのことだが、5人を旅行に連れて行くなど、基本的にフレンドリーな性格。また、カーレンジャーのサインをもらって喜んだり、自分の会社の地下に基地を作られても気付かないなど、かなりのおとぼけキャラでもある。恭介たちの「夢の車」を作ることを約束して彼らを社員として雇うが、夢の車は模型として作っただけであった。恭介と衝突することもしばしば。 : 第28話を最後に出演しなくなる。
◇ : 市太郎の母親であり、総一郎の妻。当初は総一郎同様かなりとぼけたキャラクターだったが、グラッチが巨大化した際に気を失ったりなど、ボーゾックに振り回されたことから異星人に対しては神経質になっており、市太郎がボーゾックにさらわれた際には、「一緒にいたせいだ」と激しくシグナルマンを叱責した。 : 総一郎、市太郎以上に出演回数は少なく、夫婦ともども第28話を最後に出演しなくなる。

◎ 芋長

◇ 主人 : 宇宙人を巨大化させる芋羊羹を唯一売っている和菓子屋「芋長」の店主。 : グラッチに最初に芋羊羹を売った際は500円をもらい去って行くまでは普通の客と思って笑顔で応対したが、帰っていくグラッチの後ろ姿を見てようやくその姿の異常性に気付き「変なのが芋羊羹買って行った〜」と腰を抜かしてしまった。結局慣れたのかその後は普通に売っており、ゾンネットが買いに来た時には恋愛相談にも乗っている。自分の作った芋羊羹でボーゾックが巨大化するという事実は一切知らず、ボーゾックも彼に対する扱いはそれなりに丁重。 : 芋羊羹には並々ならぬこだわりをもっており、自宅の床の間に飾ってある掛け軸には「芋羊羹」と書いてある。その一方で「本当はケーキ屋になりたかった」と話している。芋羊羹一個の値段は100円。 : 物語後半にて芋羊羹を作るばかりの生活に嫌気が差し、年齢もあって一度は芋羊羹作りからの引退を宣言するが、「芋羊羹が作られなくなると巨大化できなくなる」と慌てたボーゾックによってエグゾスの若返りパックで無理矢理若返させられてしまい、その際若い時はかなりの美形であったことが判明、混乱しつつかなり羽目を外していた。その一件が解決した後は再びやる気を取り戻し、彼の作る芋羊羹もさらに味がよくなったらしい。 : 芋羊羹は『電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー』にも登場している。
◇ 芋長の奥さん : 芋長主人の妻で、名前は「梅(うめ)」。50年にわたり芋長主人と一緒に芋羊羹を作ってきた。 : 登場は第38話のみだが、登場回以外に芋長主人が「ばあさん」と呼ぶシーンがたびたびある。 : ボーゾックによって若返った芋長主人が洋子と出会い、「ケーキ屋になってやり直そう」と言い出した時には、説得して思い直させた。

◎ その他

◇ : 第25話から登場。ファンベル星出身の第2王女。カーレンジャーに憧れ、はるばる地球までやって来たゾンネットの妹。14歳。 : カーレンジャー6人目のホワイトレーサーを名乗るも、本当は「ティラミス・コンニャク・ミルフィーユ」の呪文を唱えて発動する魔法の力であらゆる姿に変身できるだけのただの大ファン。しかし6人目を自称するだけあってそれなりの強さも備えており、カーレンジャーの窮地を救う活躍も見せた。キャッチフレーズは「夢見る交通安全、激走少女ホワイトレーサー」。 : 持っているステッキは変身前は傘に変化させることができ、そこから光の粒子を出して攻撃を行う。変身後の得意技は、時間内に彼女のなぞなぞに答えられないと爆発する爆弾を敵に投げつけるホワイトなぞなぞ爆弾。変身を解除する呪文は「ミレッタ・ハレッタ・ラジエッタ」。 : 初登場の際には、 SSパマーン率いる暴走戦隊ゾクレンジャー(後述)とカーレンジャーの戦闘中に乱入、当時建設中だったフジテレビ社屋を背景に変身し、必殺ホワイトなぞなぞ爆弾でゾクレンジャーを撃退。その後ゾクレンジャーに拉致されるが、総長ガイナモに変身し難を逃れるなど意外にも健闘した。頑張り屋な一面もあり、2度目の登場ではラジエッカーをリモコン操作でロボに変形して戦えるよう改造し、3度目にはさらにそれを巨大化して戦えるように改造していた。 : 戦いが終わり、ゾンネットがファンベル星に帰ってきてからは、彼女に見合いをすすめているが、その相手はどれも豚鼻や馬面の宇宙人ばかりを選ぶなど少々異性を選ぶセンスが悪い。 : 名の由来は車のラジエーターから。 :
・ 2度目の登場となった第34話以降は演者が交代しているが、竹本昇の語るところによれば、当初は同話数の撮影にも初代の濱松恵が参加しており、一部のシーンも撮影されていたという。その後、撮影2日目を前にして濱松が急遽降板となったため、2代目の須藤実咲にオファーをかけ急ピッチで撮影が行われたものの、あまりに急な事態だったために衣装の作り直しが間に合わず、同話数では初代のそれをそのまま使用して対応、3度目の登場となった第45話にて衣装が新造されている。また、作中にてグリーンレーサーが「なんかちょっと見ん間に雰囲気変わったんちゃうか?」と、この演者の交代をネタにした台詞を口にしているが、これも当初の台本にはなく後から追加されたものである。ガイナモを演じた大竹宏によれば、ノリにのった大竹が「ジャンジャジャーン」と『マジンガーZ』のキャラクター・ボスのセリフをアドリブで披露したと撮影の打ち上げパーティでの挨拶で語ったため、バリンガーZのことを知らされていなかった東映幹部に存在がばれてしまい、永井豪とダイナミック企画からクレームが来るのではないかとの懸念が生じ、急遽撮りなおしとなったという。 :
・ その後、コクピットのセットはノリシロン-最終に流用された。

● 設定

◇ クルマジックパワー : 車型の星座から授けられるカーレンジャーの力の源。正義と夢と友情を愛する者に常人の数百倍の体力を与える。 : カーレンジャーのクルマジックパワーはダップを介して与えられており、ダップと5人の間に心の溝が生じると変身できなくなる。
◇ 株式会社ペガサス : カーレンジャーの5人が戦士になる前から勤めている自動車会社。実際には町工場レベルであり、自動車の修理や雑用が主になっている。ダップが初めて地球に降り立った際、クルマジックパワーによってカーレンジャー基地とそこに繋がる扉が作られた。物語終盤にて、ボーゾックが基地内部に仕掛けた爆弾で社屋ごと爆破されてしまうが、カーレンジャーとダップはVRVマスターが極秘に作っておいた非常用の地下室で命拾いした。最終決戦後には修復された。

◎ 天体

◇ 車型星座 : ハザード星に伝わるクルマジックパワーの源となる星座で、それぞれ赤、青、緑、黄、桃の5色のカラーでかつ、レンジャービークルを象った形状をしており、地球でペガサスの社員だった5人が考えていたそれぞれの夢の車のデザインとも一致していた。ここからクルマジックパワーを貰い受けることによってハザード星人はクルマジックパワーを発揮できる他、カーレンジャーに変身と戦う能力を与え、レンジャービークルとVRVマシンといった巨大メカ類にも力を吹き込むことができる。 : 地球時間の1997年1月24日の午後1時に、星座を酔わせる酒の星座によって星座を護る力が弱った際、エグゾスの体内へと封印されクルマジックパワーも失われてしまったが、カーレンジャーの乗り込んだバリバリアンの特攻によって星座は解放され、クルマジックパワーは取り戻された。 :
・ メインライターの浦沢義雄は、自分好みのテイストとして設定し、細かい理屈は考えていないと述べている。
◇ ハザード星 : ダップとVRVマスターの故郷の星。 : クルマジックパワーによって平和な文明を築き、宇宙を守る5つの車型星座によって守護されていたが、占い師スゾグエ(エグゾス)の運勢口車にのせられたボーゾックによって、ダップは母と同胞たちだけでなく、母星までも花火にされて失ってしまう。
◇ ポリス星 : シグナルマンの故郷である土星に似た輪のある惑星で、宇宙の治安を守る宇宙警察の本拠地でもある。ここの警察官たちは宇宙交通ルールを持って宇宙暴走族に対処していた。 : 物語中盤では星の周囲に悪性の排気ガスが蒔かれ、これを吸ったポリス星の住人は喘息に陥って運動会が中止されてしまった他、カーレンジャーに濡れ衣を着せたエグゾスの讒言による噂を真に受けたシグナルマンを狂暴化させ、悪に染まらせたこともあった。後にカーレンジャーによって特効薬として大量のサイダー(ゲップにより排気ガスを体外に排出させる)を送られたことで、ポリス星の住人は回復し、シグナルマンも正気に戻ったことで排気ガス事件は解決した。
◇ ファンベル星 : ゾンネットとラジエッタの故郷の星。ゾンネットは元々はこの星の王女バニティミラーだったが、婚約者を捜して強引に跡を継がせようとする両親に嫌気がさし、自分に合ったいい男を捜す意味でボーゾックに入った。名の由来は「ファンベルト」から。 : 後にこの星もエグゾスの宇宙征服の暴威に巻き込まれてしまい、星が荒らされていることがラジエッタの弁で語られ、ゾンネットは妹の説得を受ける形で、星を救うためにボーゾックを離脱して母星に戻ることとなる。

◎ ボーゾック関連の用語

◇ 宇宙スポーツ : 宇宙中で配布されるスポーツ新聞で、ボーゾックも購読している。略称「宙スポ」。 : 地球のその手の新聞と同じく、大仰な記述や、胡散臭い触れ込みが多く、ダップからも「ガセネタが多い」とあまり信用されていない。 : また、ボーゾックはこれ以外にも地球のスポーツ新聞も取っており、そちらではカーレンジャーの活躍や、ボーゾックのマヌケぶりをバカにするような記事が書かれている。
◇ 少年ダッシュ : ボーゾックが読んでいる漫画雑誌。
◇ 暴辞典 : ボーゾックの百科事典で、様々な暴走用語などが記述されている。
◇ 宇宙ランド : エグゾスが発刊し、全宇宙の悪者に毎月配布している巨大雑誌で、ノリシロン-12などの悪の装備が付録として同梱されている。徳間書店より刊行され、本作品の掲載誌のひとつでもあった『テレビランド』のパロディで、同誌1996年12月号には綴じ込み付録として、同名の企画コーナーも掲載された。

● キャスト
土門直樹役の増島愛浩と八神洋子役の来栖あつこは本作品がデビュー作となった。上杉実役には実際に大阪府出身の福田佳弘を起用。陣内恭介役の岸祐二は本作品以降も、シリーズ作品に様々な役で出演している。 岸が寺から聞いたところによると、コメディの素質がある岸と福田が先に決定し、残りの3人はバランスを取りながら決めていったという。本作品では、変身前は戦わないという方針であったため、メインキャストに本格的なアクション指導はなく、初期の撮影では従来の作品のような早朝のロケ出発もなかったという。後半には素面でのアクションも増えていったが、岸はストーリーでも戦うことに対する自覚が芽生えたことを描くために必要なことであったと述べている。 年間を通してナレーターが存在しない本作品では、複数話にまたがるエピソードの完結編や次回予告の際には、役者自らの声で説明が行われる。また、次回予告の終わりには毎回交通標語がその回の予告担当者によって読み上げられる。 ボーゾックのヒロインであるゾンネットには元AV女優である七瀬理香(旧名・水谷リカ)が起用されたが、このキャスティング傾向について東映のチーフプロデューサーを務めた髙寺成紀は、自身が少年時代に見た『恐竜100万年』などに登場するナイス系の女性や、大学生活を経て入社するまでの数年間に見た『超電子バイオマン』『電撃戦隊チェンジマン』『超新星フラッシュマン』の影響と述べている。敵組織の幹部クラスにいわゆるセクシー系の女優を起用する傾向は、髙寺が携わった後続の戦隊作品においても踏襲されることとなる。 声優面では、ボーゾック側のレギュラーである総長ガイナモの声には悪役のボスやガキ大将の役柄を得意とする大竹宏を、また副長ゼルモダと発明家グラッチの声にはギャグキャラの役柄が多い津久井教生と長嶝高士を起用。また加藤精三、飯塚昭三、渡部猛、関智一、肝付兼太などゲスト出演の面々も含め、前作同様若手やベテランを多く織り交ぜたキャスティングとなっている。

◎ レギュラー・準レギュラー

・ 陣内恭介 / レッドレーサー:岸祐二
・ 土門直樹 / ブルーレーサー:増島愛浩
・ 上杉実 / グリーンレーサー:福田佳弘
・ 志乃原菜摘 / イエローレーサー:本橋由香
・ 八神洋子 / ピンクレーサー:来栖あつこ
・ 社長:エド山口(2 - 4,9,11,19,22,28)
・ 奥さん:岩崎良美(3,4,15,28)
・ 市太郎:寺岡龍治(3 - 5,11,13,15,18,19,22 - 28,30,32,36,46 - 48)
・ ゾンネット:七瀬理香(1 - 19,21 - 25,28 - 45,47,48)
・ ラジエッタ:濱松恵(25)、須藤実咲(34,45,46,48)
・ 芋長主人:南州太郎(5,7,15,38)
・ 八百屋:高月忠(8)

◎ 声の出演

・ シグナルマン:大塚芳忠(12 - 17,20,22,24,26 - 28,35 - 38,42 - 44,46 - 48)
・ VRVマスター:小林清志(29 - 32,43,47,48)
・ シグエ:長沢美樹(28,35,36,44,48)
・ シグタロウ:沢田雄希(28)→池上央将(35,36,44,48)
・ ガイナモ:大竹宏(1 - 25,27 - 48)
・ ゼルモダ:津久井教生(1 - 25,27 - 48)
・ グラッチ:長嶝高士(1 - 19,21 - 25,27 - 48)
・ ダップ:まるたまり(1 - 30,33 - 43,46 - 48)
・ リッチハイカー / リッチリッチハイカー:田中信夫(16 - 25,28 - 31)
・ 宇宙ゴキブリ / ゴキちゃん:桜井敏治(5,7,15,22,41,47,48)
・ 暴走皇帝エグゾス:小林修(35 - 48)

◎ ゲスト

・ スカウトマン:岸博之 (7)
・ バスの運転手:岡本美登 (11)
・ スカウトマン:高原智秀 (11)
・ 恵美:大塚露那 (18、30)
・ 恵美の父:栗原敏 (18)
・ 少女時代の菜摘:瀬長奈津実 (18、44)
・ 織姫:奥野忍 (20)
・ 彦星:入江真行 (20)
・ 音頭を歌うお姉さん:朝川ひろこ (23)
・ カレン王女:広橋佳以 (23)
・ おばあさん:山本緑 (26)
・ 床屋:田中信夫(31)
・ 焼肉屋主人:泉福之助 (32)
・ お天気お姉さん:若杉麻里亜 (33)
・ 弁当屋:木村修 (35)
・ 芋長の奥さん:喜多道枝 (38)
・ イモタク:滝智行 (38)
・ 少年時代の直樹:飯塚恭平 (39)
・ 直樹の母:松尾晶代 (39)
・ 修理工のお爺ちゃん:林孝一 (44)

◎ スーツアクター
横山一敏によれば、本作品は従来よりも変身前後のシンクロが要求されたため、変身前の俳優陣との打ち合わせが密に行われ、変身後の芝居も多かったと述べている。
・ レッドレーサー、総長ガイナモ:横山一敏
・ ブルーレーサー:竹内康博
・ グリーンレーサー:大藤直樹
・ イエローレーサー:大林勝
・ ピンクレーサー、レスキューファイター、サイレンダー、JJジェットン:中川素州
・ ダップ:田辺智恵
・ ピンクレーサー(代役):蜂須賀祐一、神尾直子
・ シグナルマン:O-BITOH
・ VRVマスター:森山貴文
・ 副長ゼルモダ、暴走皇帝エグゾス、ノリシロン-12、ボーゾック怪人:福沢博文
・ 発明家グラッチ:森美昭
・ 宇宙ゴキブリ・ゴキちゃん、リッチハイカー教授 / リッチリッチハイカー教授、ボーゾック怪人、ワンパー:伊藤慎
・ シグエ:飯干隆子
・ 宇宙ゴロツキ:蜂須賀祐一、大藤直樹、竹内康博、大林勝、神尾直子、倉恒由美子
・ その他 - 山口照雄

● スタッフ
前作から営業に専念した鈴木武幸に替わり、本作品からは当時若手の髙寺成紀がメインプロデューサーに就任。これにより、脚本や監督などの編成は意図的に前作『オーレンジャー』とは違う人員で固められることが多くなった。 脚本面では、戦隊初参加となる浦沢義雄がメインライターを務めることになり、戦隊シリーズで浦沢がメインライターを担当した作品はこれが唯一である。寺は、浦沢の起用を一旦は躊躇したものの、企画者104の葛西おとの後押しにより決定したと述べている。他の脚本担当には、荒川稔久や本作品を最後に東映ヒーローから離れた曽田博久が名を連ねている。荒川は、浦沢の脚本はふざけているようにみえて深い真実を内包しているのに対し、自身の脚本は深みもないまま楽しみすぎてしまったと述懐している。 演出面では、パイロット作品を東映作品最後の担当となった小林義明が演出し、3話以降は浦沢との付き合いの長い坂本太郎を始め、渡辺勝也、田﨑竜太の3人が中心となりローテーションを組んだ。特に渡辺は最多となる17作品を演出。シグナルマン登場編、2度に亘る新ロボ登場編、地方ロケ編、そして最終話に至るまで本シリーズの要となる作品を全て手掛けている。またその後の戦隊シリーズの演出陣の主力となった竹本昇も、本作品の第44話にて監督デビューを果たしている。 劇中音楽は本作品が東映作品初登板であり、その後も平成仮面ライダーシリーズなど東映特撮に多数携わることの多い佐橋俊彦が担当した。佐橋は、初回録音時に60から70曲を用意せねばならず録音に作曲が間に合わず、その後もアイデアを使い果たしてしまい試行錯誤するなどの苦心があったことを後年のインタビューで述べている。髙寺からの要望はいずれもハイテンポで勢いやスピードを強調していたため、佐橋はディープ・パープルの曲調にオーケストラやシンセサイザーを加えたイメージとしている。 キャラクターデザインは『特捜ロボ ジャンパーソン』などで東映特撮にも関わった経験を持つ野崎明と、前作より続投の阿部統が担当。また次作『メガレンジャー』にて本格的に参加となった下条美治も、ダップ関連のデザインという形で本作品に携わっている。
・ 原作:八手三郎
・ 連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
・ プロデューサー:梶淳、岩本太郎、太田賢司(テレビ朝日)、髙寺成紀(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
・ 脚本:浦沢義雄、曽田博久、荒川稔久
・ 監督:小林義明、坂本太郎、渡辺勝也、田﨑竜太、松井昇、竹本昇
・ 音楽:佐橋俊彦
・ 撮影:いのくままさお
・ 照明:竹田勝三、吉岡伝吉、高橋道夫
・ 美術:山下宏
・ 録音:石川孝
・ 編集:伊吹勝雄、成島一城
・ 計測:黒須健雄
・ 操演:船越幹雄
・ 記録:安倍伸子
・ 選曲:宮葉勝行
・ 音響効果:大泉音映
・ 装飾:高谷昌毅、塩満義幸(装美社)
・ 装置:東映美術センター、福居勉(紀和美建)
・ 美粧:若村和代(サン・メイク)
・ 衣裳:笠井智恵子(東京衣裳新社)
・ 企画協力:企画者104
・ キャラクターデザイン:野崎明、阿部統、下条美治
・ 資料担当:葛西おと
・ 視覚効果:沖満(映画工房 → 日本映像クリエイティブ)
・ デジタル合成:大谷喜朋
・ CG:東映アニメーション研究所
・ 造型:レインボー造型企画、前沢範
・ 技術協力:東通
・ 現像:東映化学 ファイン・ネガ・ビデオシステム
・ 広報:奥村彰浩、鈴木かおり(テレビ朝日)
・ 撮影協力:新東京テクノ、三貴プリパレーション
・ カースタント:タケシレーシング
・ 車両協力:スズキ株式会社、BMW
・ ミニチュア:アルファ企画、東陽モデル、ミューロン
・ イラスト:野口竜、薄永俊之、スタジオメルファン、ARZスタジオ
・ 助監督:田﨑竜太、竹本昇、中沢祥次郎、深作健太
・ 進行主任:小迫進、谷口正洋
・ 制作デスク:岩永恭一郎
・ 制作担当:藤田佳紀
・ アクション監督:山岡淳二、J・ムラカミ(ジャパンアクションクラブ)、新堀和男(レッドアクションクラブ)
・ 特撮研究所
 ・ 操演:鈴木昶、尾上克郎
 ・ 撮影:高橋政千
 ・ 照明:保坂芳美
 ・ 美術:木植健次
・ 特撮監督:佛田洋
・ 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー

● 音楽
本作品より木村英俊に代って本地大輔ディレクターがスーパー戦隊シリーズを担当するのに伴い、音楽展開においてもそれまでとは大きな変化が見られるようになった。その最たるものが、主題歌を含めた合計32曲もの歌曲と、それらほぼ全て(4曲はシングル未発売)の先行シングルカット化である。これに伴い主題歌もOPとEDが別売仕様となり、各カップリングには挿入歌が収録されるようになった。 また、それまで「ヒット曲集」としてリリースされていた前出の歌曲のアルバムも「ソングコレクション」に、「音楽集」は「ミュージックコレクション」へと改題され、それぞれ3枚がリリースされた。これらの他にも、純然たる企画ものとして「激走戦隊カーレンジャー★Merry XmasFrom Carranger ソングコレクション」が発売されている。ここではシングル発売された「Merry Xmas from カーレンジャー」の他、佐橋俊彦編曲による「ジングルベル・フルアクセルヴァージョン」が事実上の新曲であり、他に日本コロムビア学芸部製作のクリスマスソング用カラオケを流用したものが8曲収録された。歌唱は全て岸祐二ら出演者たちによるもので、スーパーアクションサウンドのように恭介たちの掛け合いセリフも収録されている(実が子供のころの思い出を語る際に「仮面ライダーV3の変身ベルトが…」と発言するなど、かなりテンションの高いやり取りが聴ける)。同様の企画CDはセーラームーンでも行われた。 コロちゃんパックではレギュラーメンバーがラジオのDJ形式で曲紹介やミニドラマを展開する『げきそうドキドキ放送局』が製作され、こちらも3タイトルに渡ってリリースされている。 主題歌の歌手にはシリーズ初参加の高山成孝が起用され、挿入歌の歌手には前作『オーレンジャー』の主題歌・挿入歌を歌唱した速水けんたろうや『仮面ライダーBLACK』のエンディング曲を歌唱した坂井紀雄、メタルヒーローシリーズの『ブルースワット』やウルトラシリーズの主題歌・挿入歌を歌唱した前田達也などが起用された。
◇ 主題歌 :
◇ 前期オープニングテーマ「激走戦隊カーレンジャー」(第1 - 13話) :: 作詞:森雪之丞 / 作曲・編曲:小路隆 / 歌:高山成孝 :: 実際の作風とは異なり、ギャグ面はほとんどない純粋なヒーローソングである。最終回ではEDとして使用された。 :: フルサイズ版は2番で終了し、演奏時間は2分41秒とシリーズ最短のOP曲となっている。 :
◇ 後期オープニングテーマ「激走戦隊カーレンジャー 〜フルアクセルヴァージョン〜」(第14 - 48話) :: 作詞:森雪之丞 / 作曲:小路隆 / 編曲:奥慶一 / 歌:高山成孝 :: 第14話よりオープニング曲が別アレンジバージョンとなり、シリーズで初めてオープニング曲が変更された。この変更に関してプロデューサーの髙寺は、「シンセの軽快さに、生ブラスの豪快さやゴージャスさもプラスした方がいい」との思いから変更したと語っている。 :: 原曲は2番で終了するが、こちらは2番のサビの後にもう1回サビが存在し、演奏時間が延長されている。 :: 第32話から映像が変更されるのに合わせて、2番バージョンに変更。タイトルコールも再録音された。 :: 本作品から『未来戦隊タイムレンジャー』まではOP曲の英語バージョンも製作された。 :
◇ エンディングテーマ「天国サンバ」(第1 - 47話) :: 作詞:森雪之丞 / 作曲・編曲:小路隆 / 歌:高山成孝 :: OPとは異なり、本作品の特徴であるギャグ面がふんだんに取り込まれた楽曲で、歌詞は完全に敵サイドからのものとなっている。作中ではグラッチと小さくなったMMモグーが口ずさんでいた。 :: 第48話(最終回)では本編内でインストゥルメンタル版が使用された。 :: 映像も敵サイドが中心で、カーレンジャーは変身後の姿のみ登場。 :
◇ 挿入歌 :
◇ 「くる クルマジックパワー」(第21話) :: 作詞:荒川稔久 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:速水けんたろう :: 第21話ではインストゥルメンタル版と併用され、第26・32話ではインストゥルメンタル版のみが使用された。 :
◇ 「青春サーキット」(第11・18・44話) :: 作詞:洲崎千恵子 / 作曲・編曲:出口雅生 / 歌:朝川ひろこ :: 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、歴代の女戦士(ファイブマンのファイブピンク以降)を紹介する際の挿入歌として使用されている。 :
◇ 「心のままに」 :: 作詞:洲崎千恵子 / 作曲:出口雅生 / 編曲:亀山耕一郎 / 歌:渕上祥人 :: 劇中使用は無かったが、歌詞が最終回の台詞に引用された。 :
◇ 「激走合体 RVロボ」(第6・7・9・12・40話) :: 作詞:森雪之丞 / 作曲・編曲:小路隆 / 歌:高山成孝 :: 第5・10・11・16・18・23・24・25話およびVSオーレンジャーではインストゥルメンタル版が使用された。 :
◇ 「俺達はカーレンジャー」(第8・19話) :: 作詞:森雪之丞 / 作曲・編曲:小路隆 / 歌:高山成孝 :: 第9話ではインストゥルメンタル版が使用された。 :
◇ 「白バイ野郎シグナルマン」(第12・13・17・22話) :: 作詞:小泉卓 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:高尾直樹 :: 第12話ではAパートで歌唱版、Bパートでインストゥルメンタル版がそれぞれ使用された。 :: 第13話ではカラオケ版と併用され、第27・28・44話ではインストゥルメンタル版のみが使用された。 :
◇ 「CATCH THE WIND」(第18話) :: 作詞:妹尾研祐 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:前田達也 :: 第46話ではインストゥルメンタル版が使用された。 :
◇ 「CARRANGER THE UNSTOPPABLE〜オープニングテーマ英語ヴァージョン〜」(第38話) :: 作詞:T.CRANE / 作曲・編曲:小路隆 / 歌:Mickey / コーラス:TOULOUSE :
◇ 「ダップのうたダップ」(第29話) :: 作詞:まるたまり / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:ダップ(まるたまり) :: 秘密基地内でダップが歌っていた。 :
◇ 「ペガサスサンダー GO GO GO」(第20話) :: 作詞:渡辺勝也 / 作曲・編曲:三宅一徳 / 歌:坂井紀雄 :: 第20話ではインストゥルメンタル版と併用され、第21・36話ではインストゥルメンタル版のみが使用された。 :: ソングコレクション用に、台詞部分をカットし2番サビの歌詞をドラゴンクルーザーのものとした「type B」が存在する。 :
◇ 「カーレンジャー音頭」(第23話) :: 作詞:小泉卓 / 作曲・編曲:見里朝生 / 歌:朝川ひろこ :
◇ 「カーレンジャー輝く」(第39話) :: 作詞:中沢祥次郎 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:高尾直樹 :
◇ 「うたおう 交通安全 〜カーレンジャーになれるんジャー〜」 :: 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:見里朝生 / 歌:山野さと子、森の木児童合唱団 :
◇ 「だから戦うカーレンジャー」(第32・47話) :: 作詞:荒川稔久 / 作曲・編曲:三宅一徳 / 歌:渕上祥人 :: 第42話ではインストゥルメンタル版が使用された。 :
◇ 「夢見るゾンネット」(第15・21・29話) :: 作詞:浦沢義雄 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:ゾンネット(七瀬理香) :: 第21話ではバリバリアンで、第29話ではカラオケボックスでゾンネットが歌っていた。 :
◇ 「激走体操カーレンジャー」(第33話) :: 作詞:サイトウシゲツグ / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:速水けんたろう、森の木児童合唱団 :: 第43話ではインストゥルメンタル版が使用された。 :
◇ 「SHOOT カーレンジャー」(第26話) :: 作詞:小泉卓 / 作曲・編曲:奥慶一 / 歌:坂井紀雄 :: 第26話ではインストゥルメンタル版と併用され、第43話ではインストゥルメンタル版のみが使用された。 :
◇ 「Samba Pradiso〜エンディングテーマ英語ヴァージョン〜」 :: 作詞:T.CRANE / 作曲・編曲:小路隆 / 歌:Mickey / コーラス:TOULOUSE :
◇ 「絶対勝利だ VRV」(第31・33・34・36・43話・VSオーレンジャー) :: 作詞:小泉卓 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:坂井紀雄 :: 第31・36・43話ではインストゥルメンタル版と併用され、第39話ではインストゥルメンタル版のみが使用された。 :
◇ 「かぞえてバトルだ カーレンジャー」(第31話) :: 作詞:只野太陽 / 作曲・編曲:一ノ瀬響 / 歌:高山成孝 :: 作詞の「只野 太陽」は、徳間書店『テレビランド』副編集長(当時)の治郎丸慎也のペンネーム。 :: 第39話ではインストゥルメンタル版が使用された。 :
◇ 「くもり空の夜だから」(第32話) :: 作詞:洲崎千恵子 / 作曲・編曲:出口雅生 / 歌:陣内恭介(岸祐二) :: 第32話では恭介がペガサスで歌っていた。第45話ではインストゥルメンタル版が使用された。 :
◇ 「夢見るらぶらぶラジエッタ」(第34話) :: 作詞:荒川稔久 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:ラジエッタ(須藤実咲) :
◇ 「RED ZONE バトルはBIN BIN BIN」(第46話) :: 作詞:或部諧(阿部活) / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:高尾直樹 :: 作詞の「或部 諧」は、小学館『てれびくん』カーレンコール担当(当時)の阿部活のペンネーム。 :
◇ 「どこまでも、いつまでも」 :: 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:出口雅生 / 歌:渕上祥人 :
◇ 「暴走戦隊ゾクレンジャー」(第25話) :: 作詞:荒川稔久 / 作曲・編曲:小路隆 / 歌:高山成孝 :: ゾクレンジャー登場時、戦闘BGMとして流れたオープニングテーマのセルフパロディ(替え歌)。歌詞の内容は原曲と反対に、悪への勧めや悪の心情を歌う内容となっている。 :: CDのブックレットなど多くの媒体で作詞者が「宮場勝行」とされているが、これはコロムビア側の手違いであり、実際には番組のサブライターを務めた荒川稔久が作詞を担当している。なお、選曲担当・作曲家の宮葉勝行とは無関係である。 :
◇ 「ビクトレーラー 巨大なるマシン」 :: 作詞:東映テレビプロ文芸室 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:VRVマイスタージンガー :: 第30・31・35・43話およびVSオーレンジャーではカラオケ版が使用された。 :
◇ 「げきそうマシン大集合」 :: 作詞:田神悠 / 作曲・編曲:一ノ瀬響 / 歌:坂田おさむ、森の木児童合唱団 :
◇ 「Merry Xmas from カーレンジャー」(第43話) :: 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:カーレンジャー(岸祐二、増島愛浩、福田佳弘、本橋由香、来栖あつこ、まるたまり) :: インストゥルメンタル版と併用されて使用された。 : 上記の他、第2話で総一郎が「自動車ショー歌」を、恭介が「カローラIIに乗って」を口ずさむシーンが存在し、また第23話では「BREAK OUT」、第31話では「You're my sunshine」、第38話では「ハロー/いとこの来る日曜日」が挿入歌として使用された。 :

◎ ドラマ入りコロちゃんパック
本作品では3種のドラマ入りカセットが発売された。これ以前にあったスーパーアクションサウンドシリーズに比べ、戦いを描くシーンはほとんど無く、あくまでドキドキ放送局という番組進行の形になっている。以下にタイトルと概要を紹介する(挿入曲は割愛)。
・ COTZ971「激走戦隊カーレンジャー〜げきそうドキドキ放送局」各コーナー冒頭にはカーレンジャー標語が紹介される。
 ・ sideA
 ・〔おしゃべり (1)〕恭介の「げきそうドキドキ放送局」…選曲担当のダップはいきなり前作の曲をかけてしまう
 ・〔おしゃべり (2)〕直樹の「なんでもナンバー1」…直樹の独断で決めた結果に恭介は不満を漏らす
 ・〔おしゃべり (3)〕実の「発見ごっつうまい店」…芋長へ現地取材に向かうとグラッチと遭遇となりカーレンジャー出動
 ・〔おしゃべり (4)〕もうすぐB面 …芋丁に向かうところでA面終了
 ・sideB
 ・〔おしゃべり (5)〕菜摘の「知ってトクする交通ルール」…クイズ形式だがシグナルマンが登場して彼のペースに
 ・〔おしゃべり (6)〕洋子の「よいこ電話相談室」…電話の相手は聞き覚ええのある声であった
 ・〔おしゃべり (7)〕5人そろって出動「激走アクセルチェンジャー」…番組の締めに入ろうとするとボーゾック発生で出動
・ COTZ980「激走戦隊カーレンジャー〜げきそうドキドキ放送局2」コーナーのラストによっては「歌え!カーレンジャーの歌」という題名でカーレンジャーのメンバーがOPやEDの替え歌を披露する。
 ・sideA
 ・〔おしゃべり1〕恭介の「マジでげきそうドキドキ放送局」…寝坊した恭介たちはダップの電話でスタジオへ急ぎ、放送開始
 ・〔おしゃべり2〕洋子の「1分間クッキング」…まるでうまくいかない洋子の料理
 ・〔おしゃべり3〕直樹の「美しい日本語講座」…直樹がダップに正しい日本語を教えるが、最終的には直樹がおかしくなってしまう
 ・〔おしゃべり4〕VRVマスター登場で、もうすぐB面 …最後の最後までギャグが盛り込まれている
 ・sideB
 ・〔おしゃべり5〕菜摘の「激走カーナビック占い」…VRVマスターの正体を探るべく、菜摘がインタビュー
 ・〔おしゃべり6〕実の「激走むかしばなし」…『カーレンたろう』なる昔話を披露するが、しどろもどろに…
 ・〔おしゃべり7〕出動VRVマシン…ボーゾックが出現し、VRVマシンで戦いを挑む
 ・〔おしゃべり8〕おはようダップで、じゃあまたね…この時点で第3弾クリスマス編の予告を告げている
・ COTZ984「激走戦隊カーレンジャー〜げきそうドキドキクリスマス」12月24日クリスマスイブにおける恭介たちのドラマである。挿入曲もクリスマスアルバムに準じている。
 ・sideA
 ・〔おしゃべり (1)〕クリスマスだよカーレンジャー」…ペガサスでパーティの準備を開始する五人とダップ
 ・〔おしゃべり (2)〕わくわくパーティー準備中…ダップの勘違いなどありつつ
 ・〔おしゃべり (3)〕いきなりサンタのプレゼント?…サンタクロースからプレゼントが届くが、それは配送代行依頼であった
 ・〔おしゃべり (4)〕出動カーレンジャーサンタ …変身して配達に向かうカーレンジャーサンタ
 ・sideB
 ・〔おしゃべり (5)〕ぬき足さし足大さわぎ…子供たちに気付かれないようプレゼントを届ける
 ・〔おしゃべり (6)〕いい子じゃない子はもらえない…げきそうドキドキシリーズ初の対グラッチバトルシーン。最大の聴きどころといえる掛け合いが炸裂する
 ・〔おしゃべり (7)〕ホントのサンタのプレゼント…ボーゾック撃退となり、楽しくパーティ開始。サンタからのご褒美は1本のカセットテープであった

● 放送日程
サブタイトルには特に決まったフォーマットはないが、いずれも交通用語や自動車に関連する言葉が含まれたものとなっている。またエンディング後の次回予告では、簡単な交通安全講座も行っている。
放送日放送回サブタイトル登場怪人脚本監督
  1996年3月1日  1  戦う交通安全   
・ 暴走消防車
・ ボーゾック(声:大塩昌則、相川冬也、米山信之、渡部るみ)    浦沢義雄    小林義明
  3月8日  2  踊る騒音公害   
・ 宇宙のベートーヴェン・ドンパ(声:田中和実)
・ ボーゾック(声:相川冬也、渡部るみ)
  3月15日  3  正義の初心者   
・ ボーゾックの根性叩き直し屋・リー(声:細井治)    坂本太郎
  3月22日  4  巨大化に赤信号   
・ ボーゾック一の大食い・モグー(声:河本浩之)
・ 巨大グラッチ
  3月29日  5  この先激走合体   
・ ボーゾック一の大食い・モグー
・ バリッカー    渡辺勝也
  4月5日  6  私達…一方通行   
・ ボーゾック一の探しもの名人・キュータン(声:加藤精三)
  4月12日  7  は進入禁止?   
・ ボーゾック一の落書き名人・ネレンコ(声:梅津秀行)    田﨑竜太
  4月19日  8  変身不携帯   
・ ボーゾック一の走り屋・ビンゴ(声:千田義正)
・ ボーゾック一の走り屋・ゴンザ(声:塩屋浩三)
  4月26日  9  へのUターン   
・ ボーゾックの皿洗い・エス / 宇宙のスピード王マックス(声:二又一成)
・ ドドンパ    坂本太郎
  5月3日  10  大逆転 自転車教習   
・ ボーゾックレディースの女番長・オネネ(声:柳沢三千代)   曽田博久
  5月10日  11  怒りの重量オーバー   
・ ボーゾック一の数字の魔術師・ラッパー(声:江原正士)   荒川稔久    渡辺勝也
  5月17日  12  宇宙から来た信号野郎   
・ ウーリン(声:渡部猛)    浦沢義雄
  5月24日  13  出動 自慢の緊急車両   
・ 再生ウーリン(声:渡部猛)
  5月31日  14  雷地獄へフルアクセル   
・ エレキンタ(声:郷里大輔)   曽田博久    田﨑竜太
  6月7日  15  悪まで仮免恋愛中   
・ ゴキちゃん(声:桜井敏治)   荒川稔久
  6月14日  16  ワル知恵合流注意   
・ ジェットン(声:高戸靖広)    浦沢義雄    坂本太郎
  6月21日  17  押し着せ正面衝突   
・ ボーゾック一のファッションデザイナー・ゼリ(声:西村智博)
  6月28日  18  うそつきハート整備中   
・ ボーゾック一の温泉研究家・オーパ(声:上田敏也)   曽田博久    渡辺勝也
  7月5日  19  恋のあて逃げ娘   
・ ボーゾック一のピッチャー・デーオ(声:関智一)   荒川稔久
  7月12日  20  試乗最高の名車   
・ ボーゾック一の発掘野郎・ワリッチョ(声:八代駿)    浦沢義雄    田﨑竜太
  7月19日  21  カーナビを超えたカーナビ   
・ ボーゾック一の祈祷師・アバンバ(声:青木和代)
  7月26日  22  悲劇の交通ルール体質   
・ ボーゾック一の虫とり名人・チャッコー(声:志賀克也)    坂本太郎
  8月2日  23  王女様にオーバーヒート   
・ ボーゾック一のアスリート・ゴリーン(声:江川央生)   荒川稔久
  8月9日  24  急発進? ニューリーダー   
・ ボーゾック一偏差値が高い・テルリン(声:肝付兼太)   浦沢義雄    渡辺勝也
  8月16日  25  ナゾナゾ割り込み娘   
・ 暴走戦隊ゾクレンジャー
 ・ ボーゾック一のヒーロー研究家・パマーン / ゾクレッド(声:林一夫)
 ・ ゾクブルー(声:細井治)
 ・ ゾクグリーン(声:宮田浩徳)
 ・ ゾクイエロー(声:千田義正)
 ・ ゾクピンク(声:塩野勝美)    荒川稔久
  8月23日  26  ノンストップ宅配武器   
・ ボーゾック一の通販マニア・ドンモ(声:龍田直樹)    田﨑竜太
  8月30日  27  単身赴任の分岐点…   
・ ボーゾック一のピザ作り名人・ミレーノ(声:納谷六朗)    浦沢義雄
  9月6日  28  さらば信号野郎   
・ ボーゾック一のお祭り野郎・ワッショイショイ(声:峰恵研)    坂本太郎
  9月13日  29  予期せぬ大怪獣事故    
・ ブレーキング
・ リッチリッチハイカー教授
  9月20日  30  衝撃のデビュー はたらく車    渡辺勝也
  9月27日  31  フルモデルチェンジだ VRVロボ   
・ 改造ブレーキング
・ リッチリッチハイカー教授
  10月4日  32  RVロボ大逆走   
・ ボーゾック一のキムチ好き・ギューリー(声:山下啓介)
  10月11日  33  おめざめ 激走ダップ   
・ ヘルスボーゾック一暑苦しい男・ウッス(声:亀山助清)    荒川稔久    松井昇
  10月18日  34  恋の世話焼き割り込み娘   
・ デビルボーゾック一の追っかけ激写野郎・ムンチョリ(声:大森章督)
  10月25日  35  裏切りの信号野郎   
・ 悪のシグナルマン
・ ボーゾック一のお使い野郎・ボーン(声:篠田薫)    浦沢義雄    坂本太郎
  11月1日  36  怪しい排ガス一掃作戦   
・ 悪のシグナルマン
・ ボーゾック一の植木職人・コイヤ(声:神山卓三)
・ 宇宙バチ
  11月8日  37  恐怖の大宇宙ハイウェイ計画   
・ ノリシロン-    田﨑竜太
  11月15日  38  バックオーライ? イモヨーカン人生   
・ ボーゾック一のメイクアップアーチスト・チープリ(声:飯塚昭三)
・ ノリシロン-    曽田博久
  11月22日  39  道路好き好き 宇宙ペット   
・ ボーゾック一の調教師・パッチョーネ(声:柴田秀勝)
・ 宇宙生物ビーガー(声:木藤聡子)    渡辺勝也
  11月29日  40  浪速ともあれスクランブル交差ロボ?   
・ ボーゾック一口が上手い・バットン(声:矢尾一樹)    荒川稔久
   12月13日
 41  暴走皇帝戦慄の燃料チェック   
・ ゴキちゃん(声:桜井敏治)
・ スカイギギューン
・ マリンザブーン    田﨑竜太
 42  全車エンスト 巨大ロボ絶体絶命   
・ マリンザブーン
  12月20日  43  メリークルマジッククリスマス   
・ スカイギギューン
・ マリンザブーン
・ ランドズズーン
  1997年1月10日
 44  不屈のチキチキ激走チェイス   
・ ボーゾック一のメカニック・シューリスキー(声:沢りつお)
・ エグゾスター   曽田博久    竹本昇
  1月17日  45  ホントの恋の出発点   
・ ボーゾック一の縁結び名人・ムスビノフ(声:真殿光昭)   荒川稔久
  1月24日  46  突然失効? 変身パワー   
・ ノリシロン-    浦沢義雄    渡辺勝也
  1月31日  47  当って砕けろ? 決死の宇宙ドライブ   
・ 総長ガイナモ
・ 副長ゼルモダ
・ 発明家グラッチ
  2月7日  48  いつまでも交通安全   
・ エグゾス・スーパーストロング


● 評価
前作ほどではないものの苦戦が続いていたが、一方で物語が進むにつれて従来の人気を回復するに至っている。また売上面においては『オーレンジャー』よりは下がったが、総売上118億円、うち玩具売上64億円を記録した。 助監督として参加していた深作健太によれば、当時テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で人気を博していたアニメーション監督の庵野秀明が本作品を評価しており、撮影現場にも見学に訪れていたという。

● 放映ネット局

 関東広域圏  テレビ朝日   テレビ朝日系列  キーステーション
 北海道  北海道テレビ   
 青森県  青森朝日放送   
 岩手県  岩手朝日テレビ  放送期間:96年10月 - 97年2月/時差ネット
 宮城県  東日本放送  
 秋田県  秋田朝日放送  
 山形県  山形テレビ  
 福島県  福島放送  
 新潟県  新潟テレビ21  時差ネット
 富山県  北日本放送  日本テレビ系列  1997年3月24日の最終回時点では月曜 16:55 - 17:25にて放送。
 石川県  北陸朝日放送  テレビ朝日系列  時差ネット
 福井県  福井テレビ  フジテレビ系列  1997年4月24日の最終回時点では木曜 16:25 - 16:55にて放送。
 山梨県  山梨放送  日本テレビ系列     時差ネット
 長野県  長野朝日放送   テレビ朝日系列  
 静岡県  静岡朝日テレビ  
 中京広域圏  名古屋テレビ  
 近畿広域圏  朝日放送  現 朝日放送テレビ
 鳥取・島根県  山陰中央テレビ  フジテレビ系列  
 広島県  広島ホームテレビ   テレビ朝日系列  
 山口県  山口朝日放送  時差ネット
 徳島県  四国放送  日本テレビ系列  
 香川・岡山県  瀬戸内海放送   テレビ朝日系列  
 愛媛県  愛媛朝日テレビ  
 高知県  テレビ高知  TBS系列  
 福岡県  九州朝日放送   テレビ朝日系列  
 長崎県  長崎文化放送  
 熊本県  熊本朝日放送  
 大分県  大分朝日放送  
 宮崎県  宮崎放送  TBS系列  
 鹿児島県  鹿児島放送   テレビ朝日系列  
 沖縄県  琉球朝日放送  
  未放送地域:佐賀県


● 映像ソフト化
いずれも発売元は東映ビデオ。
・ ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は1997年4月 - 1998年2月にかけて全11巻(各巻4話収録。8巻~11巻は5話収録)がリリースされている。
・ テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが4巻リリースされている。
・ DVDは2007年7月21日から10月21日にかけて、全4巻(各2枚組、各巻12話収録)がリリースされた。1〜5話のみニュープリント。DVDのジャケットデザインはテレビ絵本雑誌のような絵柄になっており、放送当時のメインスポンサーの講談社ではなく、小学館のてれびくん編集部がデザインを担当している。

● オリジナルビデオ

・ 激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー
・ 電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー

● 児童誌特製ビデオ

・ 『激走戦隊カーレンジャー「スーパービデオ ヒーロースクール」』
 ・ 構成 - 荒川稔久
 ・ 演出 - 田﨑竜太
 ・ 編集 - こんのはるひと
 ・ 演出補 - 中澤祥次郎
 ・ 音楽 - 奥村雪路

● CS放送・ネット配信

◇ CS放送
・ 東映チャンネル
 ・2010年5月 - 10月
 ・2012年10月 - 2月
◇ ネット配信
・ 東映特撮 YouTube Official
 ・2013年7月1日 - 12月15日
 ・2017年5月14日 - 10月22日
 ・2020年2月18日 - 8月4日
 ・2024年2月15日 - 8月1日
・ 東映特撮ニコニコおふぃしゃる
 ・2016年1月22日 - 12月16日
・ Amazon Prime Video…有料配信中

● 漫画版
『てれびくん』で上山道郎による漫画版が2度掲載された。内容は第1話をベースにしたもの(1996年3月号)と、シグナルマン登場の回をモチーフにしたもの(1996年6月号)である。上山は本作品以外に『忍者戦隊カクレンジャー』、『オーレンジャー』、『メガレンジャー』の漫画版も担当しているが、本作品が「一番描いていて楽しかった」と振り返っている。 2011年には『海賊戦隊ゴーカイジャー』における元レッドレーサー・陣内恭介と6人目の戦士の登場を記念し、上山のブログとPixivでこれらに修正を加えたものが掲載された。 『テレビランド』1996年3月号から1997年2月号にて南部鉄鬼による漫画版が連載されていた。

● ゲーム作品

・ 激走戦隊カーレンジャー 全開レーサー戦士
・ 激走戦隊カーレンジャー 〜たたかえひらがなレーサー〜 : 1996年6月26日発売プレイディアソフト。同ハードから発売された最後のソフトとなる。

● シリーズ内の他作品への登場
各作品における詳細はそれぞれの項目を参照。
◇ スーパー戦隊大集合 :『未来戦隊タイムレンジャー』第51話として放送された特別総集編。タイムレンジャー5人がタイムジェットで本作品の世界を見に来たという設定で、本作品の映像が流用されている。
◇ 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』 : 『百獣戦隊ガオレンジャー』のスーパー戦隊Vシネマ作品で、レッドレーサーとVファイヤーが登場。
◇ 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 : 関連する映画も含め、複数のキャラクターが同作品にて登場。 :: テレビシリーズ:恭介(第14話)、シグナルマン(最終回) :: ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦:シグナルマン、RVロボ :: 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船:ワンパー
◇ 『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い オール戦隊大集会』 : 『機界戦隊ゼンカイジャー』の劇場作品。レッドレーサーが登場。
◇ 『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』 : ピンクレーサーが登場。

「激走戦隊カーレンジャー」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2025年7月1日14時(日本時間)現在での最新版を取得

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