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俵(たわら)は、米などの穀類のほか、塩、魚、木炭、石炭などの輸送や保存のために用いるわらを円筒状に編んだもの。米俵の桟俵はさんだらぼうし、さんだらぼっち等の呼び名がある。そのため一般的には俵(外俵)の内側にさらに俵(内俵)を加えた二重俵として使用することが多かった。
◎ 作り方
俵の作り方は地域や時代により異なる。以下は米俵の作り方である。
・ 菰(こも)は俵編み機を用いて制作された。稲藁をしごきながら木槌で打って揃え、コモヅツ(木製の重り)を交互に前後に振り分けながら藁を編みこむ。
・ 桟俵は藁束の胴中を結束したものを円盤状に広げて端を編みこんで作る。
底は円筒形にした菰の端を内側に織り込んで桟俵を被せて容器状にする。これに米を詰めた後で桟俵で蓋をするが、鉄製の俵締め機が用いられることもあった。
● 容量
四斗入りや六斗入りなど、産品に応じてさまざまな俵が使用された。単位としての俵は、俵 (単位)参照。
● 内容物
・ 米
・ 麦
・ 雑穀
・ 馬鈴薯 (ジャガイモ)
・ サツマイモ
・ 炭
● 故事・著作物など
・ 大黒天:七福神の一柱。米俵に乗り、福袋と打出の小槌を持った微笑の長者形で表される。
・ 米百俵:長岡藩の藩士小林虎三郎による教育にまつわる故事。
・ 落語「芋俵」(いもだわら):泥棒が芋俵の中に入り、大店に忍び込む与太郎噺。
「俵」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年4月28日20時(日本時間)現在での最新版を取得
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