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『不適切にもほどがある』(ふてきせつにもほどがある)は、2024年1月26日よりTBS系「金曜ドラマ」枠で放送中のテレビドラマ。主演は阿部サダヲ。略称は「ふてほど」。
宮藤官九郎の脚本によるオリジナル作品。阿部と宮藤が主演と脚本でコンビを組む民放ドラマは今作が初となる。
コンプライアンスが厳しい令和(2024年)とそうではなかった昭和(1986年)を舞台とするタイムスリップものであることから、令和における不適切な表現についての注意を喚起する注釈テロップが1話につき何度も挿入されており、視聴者には「恒例」として受け止められている。また、毎回終盤にミュージカルシーンが挿入されるのも特徴。
● あらすじ
1986年(昭和61年)と2024年(令和6年)とのタイムスリップを軸に繰り広げられる物語である。
東京都葛飾区立第六中学校の体育教師で野球部の顧問でもある小川市郎は、厳しい指導と荒々しい言動が特徴。私生活では妻に病気で先立たれ、17歳で高校2年生の娘・純子と暮らすシングルファザーでもある。そんな彼がある日学校からの帰りに乗った路線バスが、38年後の2024年にタイムスリップしてしまう。行きつけの「喫茶&バー すきゃんだる」のトイレの壁が謎の空洞になっていて、そこを通るとなぜか1986年へ戻ることができた。
2024年の世界で出会ったスマートフォンとシングルマザー・犬島渚のことが気になり、前回タイムスリップした時と同じと思われる時刻のバスに乗ってみると、そのバスは自動操縦のタイムマシンだった。
タイムスリップした2024年の居酒屋で隣り合わせになった3人組の客の会話から、様々な言動に対する意識が1986年の時点よりかなり厳しくなっていることを知る市郎。その後、1986年へ戻るために「CAFE&BAR SCANDAL」のトイレを再び使用しようとするが、和式トイレから洋式トイレにリフォームされていて、謎の空洞は消えていた。
一方、向坂サカエと中学生・キヨシ親子は、2024年の世界から1986年の世界へ来ていた。キヨシは、テレビの放送規制が緩いことと街で偶然ぶつかった純子に一目惚れしたことから、サカエに、1986年に残りたいと駄々をこねる。
とりあえず令和の世界で生きていかなければならなくなった市郎。彼の言動は令和の世界ではコンプライアンスにひっかかるような「不適切」なものばかり。だがそれらは、「本当に大切なことは何なのか」を令和の人々へ問いかけていくことになる。
2024年を生きる市郎は、自分とともに娘・純子が、1986年の9年後、即ち1995年に発生する阪神・淡路大震災に巻き込まれて命を落とすという未来を知る。1986年の自宅に帰った市郎は娘の運命を知ってしまった苦悩をサカエに明かす。サカエは「今考えてもその時考えても大して変わらないなら、今の日々を楽しく好きなように生きたらどうだろう」と意見を述べる。
● キャスト
◎ 主要人物
◇ 小川市郎(おがわ いちろう)
: 演 - 阿部サダヲ
: 本作の主人公。1935年(昭和10年)10月16日生まれ。葛飾区立第六中学校の体育教師・野球部顧問。「地獄のオガワ」の異名を持つ超スパルタ教師。2年B組の副担任と学年主任でもある。喫煙者。シングルファザー。(令和の視点だと)意識が低い昭和のおじさんであり、その言動が度々問題視される。
: 偶然バス型タイムマシンに乗ってしまい、1986年から2024年にタイムスリップする。タイムスリップした先で知り合った渚が勤めるテレビ局・EBSテレビのカウンセラーに抜擢される。運転免許証で身分証明をしていることもあり、2024年では88歳と称することが多い。
: 第4話時点で2回、「喫茶&バー すきゃんだる」(以下、すきゃんだる。2024年ではSCANDAL)のトイレに通じる謎の穴から1986年に戻るが、渚のことが気になってその度にタイムマシーンで2024年に帰ってくる。
: キヨシが落としたスマホを通して1986年のサカエとの通話がなぜか可能。
: 短期間でスマホの操作をある程度こなせるようになる一方、スマホ依存になったり、無自覚にソーシャルハラスメントをしてしまったりしている。
: 第5話で、渚が純子の娘で自分の孫だということが判明した。
◇ 犬島渚(いぬしま なぎさ)
: 演 - 仲里依紗(幼児期:中田莉梨、幼少期:青木えみ)
: 1歳6か月の息子を持つシングルマザー。EBSテレビのバラエティ番組のアシスタントプロデューサー。第5話で市郎の孫であることが判明する。
: EBSテレビを辞めて「SCANDAL」の夜営業のバイトをしていたが、後輩たちが相次いで辞めて人手不足になったこともあり(退社がうやむやになって)復職した。
: タイムスリップしてきた市郎に振り回されつつも励まされることで好意を抱くが、キスなどの濃厚接触をしようとすると電撃が走ってしまう。その現象が井上の言うタイムパラドックスに起因するものだと感じただけでなく、市郎の娘の名前を知ったことで自分と市郎の血縁関係に気づいた。
◇ 秋津睦実(あきつ むつみ) / ムッチ先輩
: 演 - 磯村勇斗(2024年:彦摩呂)
: 純子が密かに想いを寄せる地元の先輩。だんご屋の息子。自動車整備工場で働いている。
: 「マッチ」こと近藤真彦への憧れから、自分のことを「ムッチ」と名乗っているほか、「俺の愚か者がギンギラギンにならない」といったマッチの楽曲のタイトルや歌詞を引用したフレーズを多用する。着用下着は白ブリーフ。
◇ 秋津真彦(あきつ まさひこ) / 秋津くん
: 演 - 磯村勇斗
: 令和時代のアプリ開発会社社員。居酒屋で市郎と知り合い、居候させる。
: 第4話において「SCANDAL」でカラオケをした際、「親父の十八番」であるマッチの歌を歌ったことから、秋津睦実の息子であることが判明した。
◇ 小川純子(おがわ じゅんこ)
: 演 - 河合優実(幼少期:山田詩子)
: 昭和43年11月6日生まれ、市郎の一人娘。高校2年生で17歳。聖子ちゃんカットでロングスカートを穿くスケバン女子高校生。喫煙・飲酒等も行う不良少女。本来は親思いの優しい性格で、ゆりの病死後、抜け殻状態だった市郎の気を紛らわすために、非行に走るようになった。睦実に惚れているが、キヨシに惚れられたせいで片思いの連鎖的な三角関係になってしまう。
◇ 向坂キヨシ(さきさか キヨシ)
: 演 - 坂元愛登
: サカエと井上昌和の息子。人目を憚らずに「テレビでおっぱいが見たいんだ」と叫ぶなど下ネタ好きの中学2年生。
: 1986年の時代での生活の最中、街中で偶然見かけた純子に一目惚れしたことで、2024年に戻ろうとするサカエに昭和の時代に残りたいと反発。その後、六中に編入し、小川家にサカエとともに住むことになる。純子が想いを寄せている睦実に(一方的に)ライバル意識を燃やす一方で、第2話では彼の影響を受けて短ラン&ボンタンにサイドを刈り上げたリーゼント風の髪型に変貌した。「妙な親近感」を感じる井上昌和とは親友となるが、彼が(未来の)自分の父親であることにはまったく気づいていない。
◇ 向坂サカエ(さきさか サカエ)
: 演 - 吉田羊(1986年:前田織音)
: キヨシの母。フェミニストの社会学者。松戸市出身、国立大卒。タイムマシンの開発者・井上昌和の元妻。
: 昌和が体質的に時間遡行実験に耐えられなかったために、離婚を条件にキヨシと2人でタイムマシンに乗車し1986年にタイムスリップし、キヨシに押し切られる形で残留することになる。第3話以降、キヨシとともに小川家に居候し、六中のPTA役員を務める。
: 女性蔑視やパワハラがまかり通り、コンプライアンス意識の低い昭和の世界(主に校長と安森)に度々怒りを爆発させるが、その際に当時は存在しない言葉を連発して周囲を困惑させている。またキヨシの親友が、後の夫でキヨシの父である昌和であると知って焦っている一方で、当のキヨシが全く気付いていないことに対してモヤモヤしている。
: 子供の頃は葛飾区に隣接する松戸市に住んでおり、第5話では小学生の自分を見に訪れている。
◎ 周辺人物
◇ マスター
: 演 - 袴田吉彦(2024年:沼田爆)
: 市郎や純子たちが行きつけの喫茶店「すきゃんだる」(SCANDAL)のマスター。市郎と同い年。
◇ 安森(やすもり)
: 演 - 中島歩
: 葛飾区立第六中学教諭。キヨシが転入した2年B組の担任。第7話で、サカエに告白する。
: 1986年時点の感覚でも保守的であるため、生徒からの人気はいまひとつであるが、ルックスは悪くなく(サカエにとってはドンズバ)、家庭環境からレディーファーストの所作が身についている。
◇ 井上昌和(いのうえ まさかず)
: 演 - 三宅弘城(第2話 -)(1986年:中田理智)
: サカエの元夫。首都工業大学理工学部教授。昭和では葛飾区立第六中学校2年B組の生徒で野球部に所属。
:「将来の夢」を書く作文の授業で、科学者になってタイムマシンを発明し、30年後の未来から六中2年B組にタイムスリップしてくることだと発表し、それを副担任の市郎に肯定されたことを心の支えとして、バス型タイムマシンを開発した。しかし、耳抜きができなかったためタイムマシンに乗ることが叶わず、これが遠因となり、サカエとは離婚している。
:1986年の時点では同性愛に興味を持って『風と木の詩』の愛読もしており、キヨシに対して実の親子とは知らずに告白し、そのことを聞いたサカエに「あなたは中二病なの」と指摘された際には「来年中三だし」と反発している。
:市郎と再会した時に気づいてもらうために30年間坊主頭を続けてきたが、2024年で市郎と再会した当初は誰だか思い出してもらえず、冷たくあしらわれている。
◇ 栗田一也(くりた かずや)
: 演 - 山本耕史(第3話 -)
: EBSテレビの情報番組『プレサタ』のプロデューサー。渚の先輩。
: コンプライアンスを意識し過ぎた番組作りを強いられて、本来なら当たり障りのない言葉にも過剰に反応するようになっている。
: 第5話でリスクマネジメント部長に昇進。
◇ 犬島ゆずる
: 演 - 古田新太(第4話 -)(1990年: 錦戸亮)
: 渚の父。ディスコ「マハラジャ」の新人ウェイターの時に純子と知り合い、約束通り六本木の覇者になったことで結婚。バブル崩壊以降どんどん景気が悪くなり、神戸に帰って実家のテーラーを継いだ。現在は調布でテーラーを営んでいる。
: 心臓の手術をしたばかりで、可動式の酸素吸入装置が手放せない。
◇ 戸倉明美
: 演 - 鈴木こころ
: 純子の同級生。昭和の女子高生。
◇ 犬島正人
: 演 - 紡(第4話・第6話・第8話・第9話)
: 渚の上司でプロデューサー。考査部ポリティカル・コレクトネスおよびSDGs推進課サブリーダーとなる。
◇ 八嶋智人
: 演 - 八嶋智人(本人役)(第3話・第5話・第8話・第9話)
: 渚が担当した番組の海外ロケで乗った飛行機がビジネスクラスだったので、彼女に恩義を感じている。
: 『プレサタ』に舞台の宣伝のためゲスト出演予定だったが、急遽代打MCをつとめることになり(第3話)、その後正式にMCを引き継ぐ(第5話)。
◇ 小川ゆり
: 演 - イワクラ (蛙亭)(1話 写真のみ、2話・5話・8話)
: 市郎の妻。旧姓は白井。大学生の時に教育実習で出向いた学校で市郎に見初められ結婚。1981年(昭和56年)に病気で死去した。
◎ ゲスト
○ 第1話
◇ 加賀ちゃん / 加賀彩月
: 演 - 木下晴香
: 秋津真彦が勤務する アプリ開発会社の後輩。彼をハラスメントで訴えた。
◇ 田代
: 演 - 咲妃みゆ
: 秋津と加賀の上司。人事部の聞き取りに備え、秋津を居酒屋でシミュレーション面談する。
◇ 鹿島
: 演 - 菅原永二(第4話)
: 秋津と加賀の上司。居酒屋でのシミュレーション面談に同席する。
: 秋津からチャットアプリの新機能提案を受ける(第4話)。
◇ 校長
: 演 - 赤堀雅秋(第5話・第6話・第8話)
: 第六中学校の校長。
◇ 高杉舞
: 演 - 沢口愛華
: セクハラのターゲットにされる第六中学校の女性教師。
◇ 教師
: 演 - 荒波タテオ、三浦ゆうすけ
: 緑ジャージとラグビーシャツの市郎の同僚教師。
◇ 金井
: 演 - 隅田杏花(第2話)
: 市郎がハイライトを買った2024年のコンビニ店員。
◇ バスの乗客1
: 演 - 荒川ちか
: 白いAirPodsを耳に挿す女子高生。市郎に「耳からうどんがたれてる」と言われてしまう。
◇ バスの乗客2
: 演 - 古川がん
: バス車内でタバコを吸う市郎に「副流煙で健康を害したらあんたのせいだぞ」と詰め寄ろうとする老人。
◇ バスの乗客3
: 演 - 橋本恵一郎
: 市郎に詰め寄ろうとする老人を「危ない、刃物持ってたらどうするんですか?」と必死で引き留める。
◇ バスの乗客4
: 演 - 葵うたの
: 市郎に詰め寄ろうとする老人を「おじいちゃん」と必死で引き留める。
◇ 戸倉
: 演 - 金子晃翔(第3話・第8話)
: 野球部員。
◇ 生徒
: 演 - 上條靖弥(第8話)
: キヨシに「部活決まった?」と訊く坊主頭の男子。
: 演 - 加藤翼(第8話)
: タイムマシンの仕組みを説明する井上に「何言ってっか分かんねえぞガリ勉」と声をあげる。
◇ 上野静香
: 演 - 禾本珠彩(第4話・第8話)
: キヨシの隣の席の生徒。キヨシを「すきゃんだる」に誘う。
○ 第2話
◇ 谷口龍介
: 演 - 柿澤勇人
: 渚の元夫でフリージャーナリスト。
◇ 寺沢愛
: 演 - トラウデン直美
: 渚の後輩で新人アシスタントプロデューサー。仕事に嫌気が差してすぐ退職する。
◇ 布川
: 演 - 宮崎吐夢
: 龍介の代理人弁護士で渉外担当。
◇ 池谷
: 演 - 中村靖日
: EBSテレビの社内カウンセラー。精神を病み休職した。
◇ 芸人
: 演 - 中野周平(蛙亭)
: EBSテレビの出演者。メインMCの武者小路光に楽屋挨拶しようとしたところ、「本番前は挨拶NG」と渚に止められる。
◇ 九品仏(くほんぶつ)
: 演 - 池谷のぶえ(第2話・第8話・第9話)
: EBSテレビの人事部長。市郎に社内カウンセラーをしてほしいと頼む。
◇ エルザ
: 演 - 和内璃乃
: 渚の後輩で午後のシフトの新人アシスタントプロデューサー。仕事に嫌気が差してすぐ退職する。
◇ 出演者
: 演 - 西中ひさあき
: スタジオ前で台本を見せて欲しいと頼むと、タブレットの操作に難儀する愛をよそに、渚はその頁を破って渡す。
◇ 職員
: 演 - 若松俐歩
: 区役所の子育て支援課。渚の希望の「かわすみ保育園」は30人待ちですねと告げる。
◇ 山上
: 演 - ついひじ杏奈(第9話)
: EBSテレビの託児室のベビーシッター。
○ 第3話
◇ 鈴木福助
: 演 - 秋山竜次(ロバート)(第6話は声のみ)
: 昭和の深夜番組『早く寝ナイトチョメチョメしちゃうぞ』(通称:早チョメ)のMC。通称ズッキー。実家は代々婦人科の医者。番組では下ネタを連発しているが、収録中に純子が事故に遭った際は的確で配慮の行き届いた指示を出して、見学していたサカエを感心させる。
◇ 堤ケンゴ
: 演 - 山本博(ロバート)
: 『プレサタ』レギュラーのイケメン気象予報士。彼もまた堤と交際しており、収録中は常に挙動不審な態度をとっていた。
◇ 氏家
: 演 - 永野宗典(第5話・第9話)
: 『プレサタ』のフロアディレクター。
◇ AD
: 演 - 板倉武志
: 『早チョメ』のアシスタントディレクター。
◇ かのん
: 演 - 日比茉鈴
: 『プレサタ』の鍋特集でレポートしたプレサタガールズ。17歳。堤と関係を持ったことが報じられるにあたり禊の丸刈り姿で生出演した。
◇ プレサタガールズ
: 演 - 三上ひびき、池田理愛、神倉千晶
: 『プレサタ』の出演者。
◇ タイムキーパー
: 演 - 吉田莉々加
: 『プレサタ』スタジオ副調整室でストップウォッチを首に掛けている女性。栗田はそのスカートの短さが気になって仕方ない。
◇ メイク
: 演 - 澄田綾乃
: 『プレサタ』のメイク。胸の谷間を強調した格好に八嶋は反応してしまう。
◇ 風太
: 演 - 俄然風太
: 『早チョメ』の出演者。新宿二丁目オカマちゃんチーム。
◇ 高城華織
: 演 - 星空もあ
: 『早チョメ』の出演者。アダルト女優チーム。
◇ 愛田るる
: 演 - 十束るう
: 『早チョメ』の出演者。アダルト女優チーム。第1話で市郎が生徒から没収したAV『F💗CK・トゥ・ザ・ティーチャー』のティーチャー役。
◇ 沢北菜緒
: 演 - 東雲あずさ
: 『早チョメ』の出演者。アダルト女優チーム。
◇ リングアナウンサー
: 演 - 日中泰景
: 『早チョメ』のコーナー「勝ち抜き食い込み相撲」のリングアナ。
◇ バニーガール
: 演 - 滝冬煇
: 『早チョメ』のアシスタント。
○ 第4話
◇ ケイティ池田
: 演 - トリンドル玲奈。
: 撮影現場における濡れ場やベッドシーン専門のコーディネーターであるインティマシーコーディネーター。
◇ 関根
: 演 - 池田鉄洋(第8話)
: ドラマのプロデューサー。瓜生と同期。
◇ 大館
: 演 - 浜田信也
: 清純派女優のマネージャー。インティマシーコーディネーターを通じて濡れ場のシーンにいちいち口出しをしてくる。
◇ 監督
: 演 - 大野泰広
: インティマシーコーディネーターを起用したEBSテレビのドラマ『あの日、眩しかった君へ』の監督。
◇ EBSテレビ社員
: 演 - 栗原沙也加
: 上司のパワハラを市郎に相談するが、逆に市郎からソーシャルハラスメントを受けてしまう。
: 演 - 敷村珠夕
: 栗田の部下。グループチャット内で市郎からソーシャルハラスメントを受けた被害者のひとり。
◇ 若井
: 演 - 中井千聖
: 携帯ショップの店員。
◇ 警備員
: 演 - 黒田浩史
: エレベータ監視カメラのモニター映像を観て、市郎と渚の様子を不思議がるEBSテレビ警備室の警備員。
◇ 携帯ショップ店員
: 演 - たなかさと
: 番号札1番の方と呼んだのに、市郎は若井の窓口に行ってしまう。
○ 第5話
◇ 笠間
: 演 - 矢作兼(おぎやはぎ)
:純子が通う高校の教師。進路相談の際に令和の感覚では不適切な発言をしたため、市郎に代わり同席していたサカエに説教される。
◇ 能島
: 演 - 児玉智洋(サルゴリラ)
:純子がモデルの撮影仕事の際に出会ったカメラマン。仕事後、純子をディスコ「マハラジャ」に連れていった。
◇ 大沢悠里
: 声 - 大沢悠里(本人役)(第6話)
:1986年放送開始となったラジオ番組『大沢悠里のゆうゆうワイド』パーソナリティ。
◇ 女性
: 演 - 朝比奈杏
: ディスコのVIPルームの客。自分が注文したロゼのグラスが純子に渡ったことにクレームをつけると、新人ウェイターであるゆずるから、そのロゼを顔にぶっかけられる。
◇ サカエの友達
: 演 - 小島瑶笑
: メロンパンを胸に入れ、サカエの友達をからかっていたところ、塾帰りのサカエに公園で説教される。
○ 第6話
◇ 江面賢太郎(えも けんたろう)
: 演 - 池田成志(第7話)
: 1990年代後半から2000年代初頭、若者から絶大な支持を受けた脚本家。通称「エモケン」。
: 環境活動をするなど10年以上業界から退いていた間にオワコン状態となっていた。古い話が通じる市郎とは意気投合している。
◇ 羽村由貴
: 演 - ファーストサマーウイカ(第7話・第9話)
:渚と同期のドラマプロデューサー。
◇ 松村雄基
: 演 - 松村雄基(本人役)
: テレビ番組『常識クイズ 令和Z世代VS昭和おやじ世代』で市郎と共に昭和おやじ世代チームとして出演。
◇ ポチョムキンズ
: 演 - 信子(ぱーてぃーちゃん)・櫻井健人
: 『常識クイズ 令和Z世代VS昭和おやじ世代』で令和Z世代チームとして出演した人気TikToker。
◇ 司会
: 演 - 守谷日和
: 『常識クイズ 令和Z世代VS昭和おやじ世代』の司会者。
◇ アナウンサー
: 演 - 福原稚菜
: 『常識クイズ 令和Z世代VS昭和おやじ世代』のアシスタントの女子アナ。
◇ 佐高強(さこう つよし)
: 演 - 榎本司(第7話・第8話)
: 不登校を続けているキヨシのクラスメイト。
◇ AD
: 演 - 古澤メイ(第7話)、土橋竜太(第7話)、川久保晴(第7話)
: 江面賢太郎とのミーティングに出席したEBSテレビドラマ部のスタッフ。
◇ 佐高の母
: 演 - 奥田由香(第8話)
:
○ 第7話
◇ ナオキ
: 演 - 岡田将生
: 純子を担当する美容師。
◇ ミナミ
: 演 - 馬場園梓
: 江面と交際している19歳年下のインフルエンサー。
◇ ウェイター
: 演 - 柳谷参助
: 純子とナオキが行った江の島のイタリアンレストランの従業員。
◇ 警察官
: 演 - 守谷勇人
: 無銭飲食で純子たちを連行した神奈川県 湘南警察署の警察官。
◇ ナレーター
: 声 - 南波雅俊(TBSアナウンサー)
: 劇中ドラマ『17歳〜この景色、忘れない〜』イメージ動画のナレーション。
○ 第8話
◇ 倉持猛(くらもち たける)
: 演 - 小関裕太
: EBSテレビアナウンサー。女性アスリート木戸聖羅との密会不倫騒動で2年以上番組から干されている。
◇ 栗田加世子(くりた かよこ)
: 演 - 紺野まひる
: 栗田の妻。通称「おカヨ」。
◇ ポッキー
: 演 - 宮下今日子
: 加世子の幼馴染。高島の妻。昔ポッキーみたいに痩せてたことから仲間内で「ポッキー」と呼ばれる。
◇ タイコ
: 演 - 遠山景織子
: 加世子の幼馴染。平塚の妻。本名はタエ子。中学の時、通学路で変質者を捕まえたことがあり、その変態の「態」をとって仲間内で「タイコ」と呼ばれる。
◇ ヨウコ
: 演 - 仙名彩世
: 倉持の妻。料理研究家。
◇ 街頭インタビューの女性
: 演 - 佐竹桃華、飛香まい
: 『朝っパラTIME』の街頭インタビューで市郎から「倉持アナの復帰、許せる?」の質問を受けた女性たち。
◇ 小泉今日子
: 演 - 小泉今日子(本人役)
: 「SCANDAL」に客として来店。
◇ 仁美
: 演 - 和田光沙
: 加世子の幼なじみ。栗田と17年前に不倫した。
◇ 高島
: 演 - 管勇毅
: ポッキーの夫。千葉で三代続く美容外科の院長。
◇ 平塚
: 演 - 望月章男
: タイコの夫。建築家。
◇ スタッフ
: 演 - 藤田剛、堀内充治
: 倉持猛の復帰方法を会議で協議するEBSテレビのスタッフ。
○ 第9話
◇ 杉山ひろ美
: 演 - 円井わん
: 渚の後輩のアシスタントプロデューサー。妊活していることを社内報「E-MAGA」でアウティングしたことなどがハラスメントにあたると渚を告発する。
◇ 矢野恭子
: 演 - 守屋麗奈
: 秋津が利用したマッチングアプリ「Un-MAY」で知り合った証券会社に勤める女性。属性はバッチリだったが成約せずお別れする。
◇ 並木
: 演 - 安藤聖
: 渚と同じ団地の住人。ペットボトルのラベルをいつも剥がさずゴミ捨て場に出している。
◇ 弁護士
: 演 - MAYUKO
: 杉山ひろ美の弁護士。
◇ カメラマン
: 演 - 越川みつお
: EBSテレビ社内報「E-MAGA」の取材で渚を撮影する。
● スタッフ
・ 脚本 - 宮藤官九郎
・ 音楽 -
・ 主題歌 - Creepy Nuts「二度寝」(Sony Music Labels)
・ 振付 - 八反田リコ
・ ミュージカル作曲 - MAYUKO
・ 野球指導 - 深澤恒太
・ 演出 -
・ プロデュース - 、天宮沙恵子
・ 編成 -
・ 製作 - TBSスパークル、TBS
● 放送日程
第1話 1月26日 頑張れって言っちゃダメですか? 金子文紀 7.6%
第2話 2月2日 一人で抱えちゃダメですか? 7.1%
第3話 2月9日 可愛いって言っちゃダメですか? 坂上卓哉 7.1%
第4話 2月16日 既読スルーしちゃダメですか? 古林淳太郎 6.7%
第5話 2月23日 隠しごとしちゃダメですか? 金子文紀 8.3%
第6話 3月1日 昔話しちゃダメですか? 渡部篤史 8.3%
第7話 3月8日 回収しなきゃダメですか? 金子文紀 6.9%
第8話 3月15日 1回しくじったらダメですか? 井村太一 6.8%
第9話 3月22日 分類しなきゃダメですか? 古林淳太郎 7.4%
(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
・ 初回・最終回は22時 - 23時9分の15分拡大放送。
「不適切にもほどがある!」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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