ランキング31位
獲得票なし
ランキング34位
獲得票なし
億(おく)は漢字文化圏における数の単位の一つ。現在の日本・中国・朝鮮ではいずれも 108 を表す。
● 億の定義
当初は、10倍ごとに位取りの名称を定める「下数」が行われていたので、一・十・百・千・万・億で「億」は 105 となる。しかし漢代にはすでに 108 を億とすることが一般に行われており、『漢書』律暦志には「一億三千四百八萬二千二百九十七」のような数が見える。
億は「上数」でも「中数」の万万進・万進でも同様に 108 となる。
ベトナム語の億(ức)は下数によって 105 を意味する。108 は「một trăm triệu」(文字通りには一百兆、兆は百万にあたる)という。
億の位および前後の位の命数は以下のようになる。
104 万 104 一万 104 一万
105 億 - -
106 兆 107 千万 107 千万
- 108 一億 108 一億
109 十億 109 十億
1010 百億 1010 百億
1011 千億 1011 千億
1012 一兆 1012 一万億
- 1013 十万億
1014 百万億
1015 千万億
1016 一兆
● 漢字
漢字の「億」は音符の「意」と意符の「人」を合わせた形声文字である。「億」は漢の時代に作られた文字で、それ以前は「意」または「𠶷」が使われていた。
● 漢訳仏典の億
漢訳仏典では「億」はいくつかの異なった値として使用される。十万(105、洛叉)を億とする下数の用法があり、また千万(107、サンスクリットのコーティ(,))の訳語として使われる場合もある。後者の意味で億が使われた例として、『華厳経』光明覚品で三千大千世界に百億の閻浮提ほかがあるというのは、今でいう十億(109)を意味する。
「億」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年4月25日20時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
漢字の無作為ピックアップ
Powered by