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古谷 徹(ふるや とおる、1953年〈昭和28年〉7月31日 -)は、日本の声優、俳優、ナレーター。神奈川県横浜市磯子区出身。青二プロダクション所属。別名義に蒼月 昇(そうげつ のぼる)がある(後述)。妻は元声優の間嶋里美。元妻は声優の小山茉美。 主な出演作に『巨人の星』(星飛雄馬)、『機動戦士ガンダム』(アムロ・レイ)、『ドラゴンボール』(ヤムチャ)、『聖闘士星矢』(天馬星座の星矢)、『きまぐれオレンジ☆ロード』(春日恭介)、『美少女戦士セーラームーン』(地場衛 / タキシード仮面)、『名探偵コナン』(安室透)、『ONE PIECE』(サボ)、『機動戦士ガンダム00』(リボンズ・アルマーク、ナレーション)などがある。 自動車番組『カーグラフィックTV』の2代目ナレーターを1986年から務め、さらに報道番組『クローズアップ現代+』のナレーターを2016年4月から2022年3月まで務めていた。

● 経歴


◎ キャリア
幼少時代に劇団ひまわりに入団、子役として活動した。5歳の頃に、ラジオに合わせ歌い踊っていた姿を見ており、アナウンサー・歌手志望だった長野県出身の母親が「芸事に向いているのでは」と子に夢を託すかたちで古谷を児童劇団の劇団みつばに入れる。 子役としてのデビューは、テレビ番組の戦争ドラマだったと語る。記憶は薄いが、空襲を受けて地面に伏せる役で、付き添いで来ていただけの母も出演。親子としてそのまま出演しているため、母もある意味では夢がかなったという。 普段の練習はもちろん、撮影現場に出ることができて楽しかったという。『隠密剣士第七部 忍法根来衆』の現場で手裏剣を見せてもらったり、横浜市から東京都まで1人で通った収録時、帰りにデパートのおもちゃ売り場に寄ったりして、ほとんど遊び感覚だったという。 子役時代には『ウルトラQ』第13話「ガラダマ」や『マグマ大使』などへの特撮ドラマ出演を果たし、自身も好きなヒーロードラマに出られて嬉しかったという。

◎ 声優として
10歳のときに『ローマに咲いた恋』で声優デビュー。小学校の頃のニックネームは「古ちん」。関東学院六浦小学校を経て、関東学院六浦中学校在学中、中学1年時の1966年にオーディションで、『海賊王子』のキッド役でアニメに初出演した。中学3年生時の1968年からは、アニメ『巨人の星』で主人公の星飛雄馬役を担当。また海外ドラマでも6年近くレギュラーの出演をしていていた。声優デビューしてからも、1967年の加山雄三主演映画『続・何処へ』などで子役俳優として顔出し出演を続けていた。 『巨人の星』の放送終了後の高校3年生の頃、立ち止まって考えて、受験の時期ということもあり、それまでは親の敷いたレールの上を歩いてきたが、「果たして自分自身はこの仕事が好きなのか?」と自問していたという。子役から俳優への切り替えがうまくいかない先輩たちの前例も見て、少しずつ離れて芸能界を眺めてみたくなり、劇団ひまわりを退団して学業優先のためしばらく休業。ただしレギュラーではない単発での声優の仕事は不定期で行っていた。関東学院六浦高等学校から明治学院大学経済学部商学科へ進学し、その卒業時期に「一生の仕事は何をしよう」と考えて「やっぱりもう1回プロとして俳優の道を目指してみたい」と思い、1974年に東京俳優生活協同組合に所属した。1975年、『鋼鉄ジーグ』の司馬宙役で活動を再開。 1979年に『機動戦士ガンダム』でアムロ・レイ役を担当。作品自体の大ヒットと共に、それまで星飛雄馬の流れを継ぐ熱血キャラクターを演じることの多かった古谷にとって、内向的な主人公のアムロは大きなターニングポイントになった。1982年からは青二プロダクションに所属。1980年代・1990年代には、『ドラゴンボール』、『聖闘士星矢』、『美少女戦士セーラームーン』など社会現象を起こした多くの作品でレギュラーを務めた。

◎ 現在まで
2000年代以降はガンダム関係の番組を中心に、バラエティ番組に顔出しで出演する機会も増加した。2012年からは『名探偵コナン』で人気キャラクターの安室透役を担当しており、2022年には同作のスピンオフ作品『名探偵コナン ゼロの日常』で14年ぶりにテレビアニメの主役を演じる。 声優アワードにおいて、2008年(第2回)に富山敬賞を、2010年(第4回)にはシナジー賞を、2019年(第13回)には助演男優賞を受賞した。

● 人物
資格は普通自動車免許、大型二輪免許、四級アマチュア無線技士、一級小型船舶操縦士、二級海上特殊無線技士。 左利き。

◎ 役者としての特色
声種はテノール(F - F〈2オクターブ〉)。 声優としては、多数のアニメ、洋画、ゲーム、CDドラマに出演しており、ナレーション、ラジオのパーソナリティも務めるなど、幅広く活躍。 役柄としては大ヒット作の主人公、正義感が強いヒーロー的な役を演じる。 『巨人の星』では作中年齢に近い星飛雄馬を15歳の古谷が演じ、大きな反響を引き起こす。その後は、アムロ・レイ、ペガサス星矢など数々の男の子向けアニメでカッコいいヒーローを演じた。声色を変えて演じることは少ないが、声質は同じでも細かいニュアンスなどを変えながら演じ分けている。映画『ゲゲゲの鬼太郎 大海獣』にアカマタ役で出演した際には、それまで演じてきたキャラクターとは異なる陰険な声も使用した。 悪役を演じる機会は少ないが、アカマタのほかに『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』のミスター・ゾーン役、OVA『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』のフェフ役、『銀河英雄伝説』のアンドリュー・フォーク同盟軍准将役などを担当したことがある。また、『ハイスクール奇面組』では変人キャラクターの春曲鈍(はるまげ どん)、『GTO』では変態教師の勅使川原優と「ガンダムオタク」の白井木馬、『UG☆アルティメットガール』ではエロキャラクターのUFOマン、『京極夏彦 巷説百物語』や『魍魎の匣』では色物系のキャラクターも担当している。『ウインダリア』では、権力を得て善人から悪人に堕落する主人公イズーを演じた。 また、高橋留美子作品でも常連の声優のひとりで、自身が主演を務めた『1ポンドの福音』をはじめ『うる星やつら』、『犬夜叉』などアニメ化された高橋作品に数多く出演している。 任天堂のゲームキャラクター・マリオの声を、1990年代ごろまで各種アニメ、テレビCMで担当していた。 ナレーション業としては、『カーグラフィックTV』を1986年から担当している。『闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜』、『機動戦士ガンダム00』などのアニメ作品のナレーターを担当することも多い。 吹き替えではユン・ピョウの担当が知られ、大滝進矢と分け合う形となっている。

◎ 音楽
小学生の頃から、ウクレレをしており、中学1年生になった時に、入学祝いというんで両親にギターを買ってもらい、1人でギターを弾いていた。 中学2年生の時に、ジミ・ヘンドリックスに憧れ、中学3年生の時に同級生とロックバンドを組み、リードギターとボーカルを担当し、ギターに夢中になってミュージシャンになろうとしていた時期もあった。 大学時代に渡辺プロダクション経営の東京音楽学院に入学し、歌手デビューを目指していたという。 音楽面では、1977年に声優仲間とバンド「スラップスティック」を結成(古谷はドラムを担当)。キャニオンレコード(現:ポニーキャニオン)より『いじわるばあさん』のテーマ曲、『ぼくパタリロ』のエンディング曲『クックロビン音頭』などの他、11枚のアルバムを約10年の活動中にリリースした。その後解散したが、メンバーだった曽我部和恭、鈴置洋孝が2006年に相次いで死去したことに際し、追悼ライブを行っている。 ソロでもビクターレコード(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から、1980年『TORU Page1』、1981年『TORU Page2』、1982年『TORU Page3』、1983年『HEARTS』と4枚のアルバムをリリースした。アニメソングでも主演作の『ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説』の第二部にて、オープニングテーマを歌っている。また、2009年にはゲームソフト『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』の主題歌『集合 クライマックスヒーローズ』を担当した。この他、ヤムチャ(『ドラゴンボール』)、タキシード仮面(『美少女戦士セーラームーン』)、春日恭介(『きまぐれオレンジ☆ロード』)、坂本耕作(『ストップ ひばりくん』)、無限真人(『特装機兵ドルバック』)など、持ち役のキャラクターソングも多い。 2008年に自身名義としては初のCD(前述のアルバムはレコードの時代に制作され、現在に至るまで未CD化)ミニアルバムとなる『HEROES 〜to my treasure〜』を発表した。

◎ 仕事に対する姿勢
本人は自分の役作りについて、まずは情報収集であると語る。「キャラクターについて手に入る情報はすべて頭にインプットする」「キャラクター表を見て、同じポーズをとってみる(例:ヒーローであれば、目つきやポーズ)」といったようなことを自分の体にコピーしていくのだという。また、インプットした情報は忘れないように台本の余白ページに書き込み、他の役の設定もメモをしておき、自分の役との関係性をはっきりさせておくとのこと。 また、自身でこのセリフをこのトーンでこんな雰囲気でしゃべることは決めないようにしている。本人は「アフレコ現場で監督と話し合って作り上げていくものだから」と公言している。

● エピソード
自身の演じた役柄の中で熱血ヒーローの集大成は『聖闘士星矢』のペガサス星矢を挙げている。自身の年齢から、「これが恐らく僕の最後のヒーローになる」とも語っていた。 『巨人の星』に関しては元々原作漫画の大ファンであり、「まさか自分が星飛雄馬を演るとは思わなかったので驚いた」「飛雄馬の成長をずっと追いかけていく物語を、役者として3年半演じ続けたことはとても勉強になった」と語っている。 様々な媒体のインタビューで、今まで演じた最も好きなキャラクターは『きまぐれオレンジロード』の春日恭介と答えている。逆に、自分が演じた中で一番嫌いなキャラクターは、『銀河英雄伝説』のアンドリュー・フォーク准将とのこと。そして、一番自分の地に近いキャラクターは『ドラゴンボール』シリーズのヤムチャとのこと。 テレビアニメ『美少女戦士セーラームーン』シリーズでのタキシード仮面役は、「タキシード仮面は今までになかったオイシイ役」と評している。「今までやって来た主役は飛雄馬にしろ、星矢にしろ、ほとんどが底辺から這い上がってくるタイプでしたから。しかも皆サブキャラとかライバルとか、たまに出て来て一言二言だけのワキ役に人気をさらわれていましたし、そんなわけで、力一杯キザにやらせてもらっています」と放映当時にコメントしている。アフレコの際も非常に乗り気だったようで、第10話の「運転手は私だ」や、『セーラームーンR』のキャラクターである「月影の騎士(つきかげのナイト)」が去り際に残す俳句(川柳)など、台本にはなかったアドリブを随所に織り込んでいた。 『美少女戦士セーラームーン』シリーズで地場衛を演じていた頃、古谷に長女が誕生。これを祝う形で、テレビアニメ第53話では衛と主人公の月野うさぎが、一時的に赤ん坊を預かり保育に奮闘するというアニメオリジナルの話が製作された(当時、テレビアニメは原作に追いつくことを避けるため、「魔界樹編」としてオリジナルの展開が続いていた)。 『美少女戦士セーラームーン』の新シリーズの『美少女戦士セーラームーンCrystal』シリーズでは、地場衛/タキシード仮面役は野島健児が演じることになったが、健児の父親で同じく声優の野島昭生とはバンドを組んでいた仲であったことから縁を感じ、健児にエールを送っている。 実家は豆腐屋であった。「お父さんの家業は何?」と問われると、間髪入れず「豆腐屋です」と真面目に答える誠実さと清々しさが魅力だったと勝田久は語る。古谷は現在でこそ「好物は豆腐」と語るが、かつては「味がしないし、歯ごたえもない」として苦手だった。30歳を過ぎた頃から食べ物の好みが変わり、豆腐を「おいしい」と思えるようになったが、その頃には両親は店を畳んでいたため、それを残念に感じたという。 2009年1月27日に死去したという情報がサイバッチのメルマガで流れ、一時期ネット上は騒然となった。同年1月29日付けの公式サイトの更新で「他界したのは僕ではなく母(享年81)です」とのコメントが書き込まれ、事態は収束に向かった。 「NHK大河ドラマは毎年見ている。特に戦国時代モノが好き。できれば大河ドラマ・ナレーターをやってみたい」と述べている。 『UFO大戦争 戦え レッドタイガー』では当初レッドタイガーの声を演じていたが「声が若すぎてイメージに合わない」という理由から第4話で降板した。 2007年発売のスーパー戦隊Vシネマ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』では、スーパー戦隊30作目の記念として生み出されたキャラクター「アカレッド」の声を演じた。また、その4年後の2011年放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』でも放送前のCMナレーションと第2話に登場した謎の赤い戦士(後にアカレッドと判明)として声を演じるなど、スーパー戦隊シリーズにおける節目の作品に出演している。 『名探偵コナン』で演じている安室透はアムロ・レイと古谷に因んで名づけられている。古谷は大のコナンファンであり、劇場版第20作『純黒の悪夢』の公開を記念した赤井秀一役 の池田秀一とのインタビュー形式の対談で、キャラクター名に自身の本名が入っていることを嬉しく思う旨を原作者の青山剛昌に直接伝えたと語っている。 2016年3月にイスラエルのプーリームでコスプレイベントにゲスト出演した。

◎ 他声優絡み
若い頃は、自分と同様に数多くの熱いヒーローを担当していた神谷明に対して、ライバル意識を持っていたと自伝で明かしている。共演の多い声優には、男性では井上和彦、古川登志夫、鈴置洋孝、堀川りょう、女性では小山茉美、潘恵子、鶴ひろみ、渡辺菜生子などがいる。特に鶴とは、恋人・両思い・片思いなど恋愛の絡む役同士での共演が多い。 鶴との共演が多かったことに対し、古谷は「互いの声が合っていたのでは」との見解を示している。また「仕事がやりやすい」とも発言している(『きまぐれオレンジ☆ロード』キャストトークより)。『ドラゴンボール』でも古谷=ヤムチャ、鶴=ブルマと恋人役を共演していたが、話が進行していくうちブルマはベジータと結婚してしまう。古谷は『週刊少年ジャンプ』のパーティで作者である鳥山明に抗議したが「だってヤムチャは浮気者だから仕方ないでしょ」と鳥山に言われたという。 私生活では、NHK名古屋のFMドラマで知り合いになった声優の小山茉美と1976年に結婚し、1983年に離婚した。その後、同じく声優の間嶋里美と1985年に再婚し、現在は間嶋との間にもうけた一人娘の父親である。 古川とは互いの家を行き来するほど仲が良いという。また、鈴置も親友として知られた。この他にも、広い交友関係を持つ。歳が近い水島裕とは「トオル」、「ユウ」と呼び合う仲(実際は古谷の方が2歳年上)。『聖闘士星矢』で水島がシドとバドの2役に挑戦するのに悩んでいた時には「ユウならできるよ」と言って励ましたという。またカンフー映画の吹き替えにおいて、古谷は一時期ユン・ピョウ専属の吹き替えも担当していたため、サモ・ハン・キンポー専属の水島とは共演が多い。また同い年である井上とは「徹」、「和彦」と呼び合う仲。

◎ 趣味・声優以外との交友
『カーグラフィックTV』のナレーターを20年以上務めているが、古谷自身も20歳代の頃から自動車にこだわりを持っている。免許を取って初めて乗った車は父が乗っていたスカイライン1500DXとのこと。 声優業の他に、雑誌やインターネット上のコラムもいくつか連載している。自作でデータベースなどを開発するなど、マルチな才能を発揮し、パソコンの強者としても知られる。 徳永英明の熱烈なファンであり、古谷の主演作『ドラゴンクエスト』(アベル役)で、徳永が前期エンディングテーマ『夢を信じて』を担当することを知った際には、非常に感激したという。『夜のヒットスタジオSUPER』では、徳永が出演した際に古谷も出演していたことで対面を果たしている。

◎ パソコン
初めて購入したパソコンにヤマハのMSX CX-5を挙げており、MSXのプロデュース元であるアスキーの月刊誌『MSXマガジン』でも、1993年の同誌休刊まで連載を持っていた。パソコン通信時代から、ネットコミュニケーション上でファンと直接交流を取っている。前述した連載コラムの中にはパソコン関連のものもあり、声優としての古谷徹というよりは、パソコン通としての側面がクローズアップされている物もあり、かなり専門的な内容となっている。パソコンパーツ専門店であるドスパラの店頭イベントでも度々出演している。 ニフティサーブ全盛の時代は自身がアフレコの様子を毎回報告し、頻繁にオフ会を開催するなど、ファンサービスの域を超えた活動が人気となった。インターネット時代以降は自身のホームページやネットワークゲームなどを介し、長きに渡りファンと交流の場を設けている。 PS2ゲームの『機動戦士ガンダム』のネット対戦に参加したこともあるという。チャットも行い参加は告知していた。 しかしそれゆえに、自身の作品の抱負やプライベートな報告のみならず、キャスト降板の他、昔からの声優仲間である井上瑤、鈴置洋孝、戸谷公次、曽我部和恭らの訃報を相次いで報告せざるを得ない状況をも生んだ。特に井上と戸谷のケースは、古谷からの発表ではなく、ファンが噂を聞きつけて質問し、古谷が返答せざるを得なくなったものである。しかし、古谷は常に故人の所属事務所や遺族に事前に確認を取り、正式に訃報を伝える許可を貰ったうえで追悼コメントを出していた。 また、複数の作品で共演経験もある富沢美智恵が引退と報道された際 には、その報道を目にした1人として、自身と富沢の所属事務所である青二プロダクションに確認を取り、事実を把握。自身のウェブサイト上で発表し、引退報道が誤りであることをファンへと明らかにした。

◎ 聖闘士星矢
上記のように1986年放送のテレビアニメ『聖闘士星矢』では主人公・星矢を演じ、2003年のOVA『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』と2004年の映画『聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜』でも引き続き担当したが、2005年のOVA『聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編』からはキャストが一新され、星矢の担当声優も古谷から森田成一へ交代した。 これはオリジナルキャスト陣の声変わりが理由である。『十二宮編』はテレビシリーズ終了から13年ぶりの制作であり、長いブランクによるオリジナルキャスト陣の声質の変化がファンからも指摘されていた。原作者の車田正美は、古谷が演じる星矢にこだわりがあったため、古谷は残してそれ以外の声の変化が著しい出演者数名の交代を求めた。しかし、古谷は長年のチームワークを優先し、若手との共演を善しとせず拒んだため、やむなく古谷を含む全員が交代することになったという。 その後、2012年放送のテレビアニメ『聖闘士星矢Ω』で古谷は8年振りに星矢の声を担当。本人は「この年になってもう一度演じることになるとは思いもしなかった」と語っている。なお公式サイトでのコメントによると、(2006年に紫龍役の鈴置が死去したため)初代のメインキャストが全員揃うことが不可能となってしまい、キャスティングに関するこだわりはもうないという。また『Ω』の星矢は30歳前後の設定であり、旧作より十数年未来が舞台である。 役に対する入り込みは相当なもので、『聖闘士星矢』のオーディションの際、星矢と同じ格好(スリムのジーンズ、スニーカー、赤いTシャツの袖をまくり、赤いリストバンド)でアフレコに臨み、劇場版の舞台挨拶もこのコスプレで回った。

● ガンダム関連
『鋼鉄ジーグ』以降は熱血ヒーローを演じていたが、台詞を言う度に飛雄馬になっていることに自己嫌悪に陥っていたと語っている。25才の時に『機動戦士ガンダム』のアムロに出会う。オーバーな芝居を求められていた当時の子供向けアニメと違い、『ガンダム』は本当にリアルな芝居を求められており、第1声の台詞「ハロ今日も元気だね」は肩の力を抜いて自身が喋っている普通の声で演じ、古谷自身は、第1声でその役が決まると思っていると語っていた。この第1声でOKが取れた時「飛雄馬から解放された」と感じ、アニメがヒットした時は「これでプロの声優としてやっていける」と自信がついたと述べていた。 アムロを演じる上で、一年戦争の序盤と終盤での変化など微妙な変化や成長を見逃さないように気をつけているといい、『機動戦士Zガンダム』や『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』などの後の作品でも年齢による声のトーンを念頭に置いているという。 『Z』で再度アムロを演じた際は戦場に行きたくない、宇宙の感覚が怖いと口に出し、ベルトーチカ・イルマに尻を叩かれて渋々戦う姿を見て「カッコ悪いアムロだなあ」と思ったのが正直な感想だったといい、演じていて嫌だったと語っている。ガンダムでの理想の女性はチェーン・アギのような健気なタイプだといい、ベルトーチカのような踏み込んでくるタイプは苦手とのこと。2005年の劇場版『Ζガンダム』で再度この頃のアムロを演じた際、今度はアムロの心境や置かれている状況にきちんと納得しリアルに演じたいと考え、まずなぜアムロがベルトーチカに惹かれたのか考え「戦場で命を懸けて戦う男たちには拠り所が必要、あの頃のアムロにとってベルトーチカはそういう女性で必要な存在だった」と思い、またベルトーチカ役の川村万梨阿に「彼女を好きになりたいからハグさせてくれない?」と頼んだという。納得して収録に臨むことができ『Z』とは全く違う芝居になったと思っているという とストーリーが似ている」などの若干批判的なコメントを語った一方、「(主に女性層などを中心に)ファンの裾野を広げてくれたことには感謝している」ともコメントしている。 特にイベントではシャア・アズナブル役の池田秀一との共演機会が多く、その舞台裏の和気藹々とした様子は『ガンダムエース』誌上で漫画として描かれている。 『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』のイベントではゲスト出演してカガリ・ユラ・アスハ役の進藤尚美のストライクルージュと対戦、古谷は「アムロはやっぱり主役機」と言ってフリーダムガンダムを使用し「アムロ、フリーダムいきまーす」と言った。 ゲームなどにおけるアムロ役のアフレコのオファーがあった場合、過去の作品を観直して復習し、シチュエーションなども考慮して演技プランを練り、当日に臨むという。この点に関しては、池田秀一が過去の作品はあえて観ず、その時点の新鮮な気持ちで解釈したシャアの姿を演じるとしていることと好対照である。なお古谷は池田と対談した際に「(復習するために)テレビ放送時を見返す度に、当時の僕はアムロを大人っぽく表現していると感じる」と述べている。 「スーパーロボット大戦シリーズ」ではアムロが「フィン・ファンネル」と叫んでいるが、この台詞は原作では叫んでいない。音声付のシリーズ作品では、アムロが発する特殊セリフが新作ごとに追加されているため、音声付の作品にはほぼ毎回新録を行っている。また、同シリーズでは古谷が声を演じた『鋼鉄ジーグ』も登場することがあるが、ジーグはガンダムやシャアに対して「○○(ガンダム、もしくはシャア)、鋼鉄ジーグが相手だ」という声優繋がりの特殊セリフを喋ることがある。 バンダイとNTTが提供するネットワークゲーム『ガンダムネットワークオペレーション(GNO)』のプレーヤーとしても知られている。 バンダイ本社ビル内のエレベータにて、アムロの声で「上に、いきまーす」などの音声案内が設定されている。2005年に上映された劇場版『Ζガンダム』の舞台挨拶において、古谷本人としては主人公のカミーユ・ビダンを演じたかったとコメントし、それを受けた総監督の富野由悠季は「古谷はカミーユにしたくないからアムロにしました」とコメントしていた。 テーブルトークRPG(TRPG)を扱っていたメディアミックス誌『LOGOUT』にコラムを連載していた縁で、同誌上で機動戦士ガンダムを題材としたTRPGセッションへの参加を持ちかけられた際「いいですよ、でも僕シャアやりますからね」と発言。その後本当にシャア役でセッションに参加した。同席した他の参加者によれば、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の台詞を即興で多数引用し「アムロの声なのにちゃんとシャアしている」と皆を納得させたという。 かつて古谷がGNOなどのガンダム関連ネットワークゲームで所属していたチームには「久遠の蒼月」「久遠蒼月隊」などのチーム名がつけられていた。また、『UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE』では「BlueMoon」という隊に所属していた。2007年11月、テレビ神奈川の『saku saku』に出演。バンプレストの一番くじ「機動戦士ガンダム脱戦士編」のプロモーションで、バンプレスト広報のハッピー柿岡(ラッキー若山の子分)と共に屋根の上に登場。ハッピー柿岡が終始シャアマスクを装着して商品説明する中、古谷はフリップを持たされるなどしたが、ところどころ一番くじの景品をネタにセリフを言ってもらえた。古谷の出演に際して、スタジオ観覧者も異例の人数となった。

◎ ガンダム00への出演
2007年10月放送の『機動戦士ガンダム00』(以下『00』)にナレーションとして出演。テレビシリーズのガンダムにアムロ役以外で参加したのは初である。古谷はガンダムシリーズではアムロ以外の役は演らないという固い信念があり ずっと断り続けてきたが、2006年にアメリカで行われたアニメのイベントで古谷が『鋼の錬金術師』ファンだった縁で対話した監督・水島精二に「ナレーションならどうですか?」と交渉された。「ナレーションはキャラクターではない」ことと、池田秀一が『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でギルバート・デュランダル役で出演したことも出演の背景にあった。自身は「やるからにはファーストを越える」と語った(2007年のキャラホビ2007での古谷の発言にて)。 とは言え、『00』では結果として“蒼月昇”という別名を用い、リボンズ・アルマーク役としてキャラクターを演じている。蒼月は新人声優であるという触れ込みで、本放送中、古谷とは別人と扱われていた。雑誌のインタビューなどで蒼月として顔出し出演する際は、(サングラスを着用しただけの簡易なものではあるが)変装した上で登場していた。その後、放映終了後に行われたイベントにおいて、蒼月の正体が古谷であることが正式に公表された。同時にリボンズ役を別名義で演じていた理由について、「古谷徹の名が出ると、たとえ一言でも何か特別な役だと深読みされてしまうから」と言う水島監督の意向によると明かされている。この「蒼月昇」という名は、前述のオンラインゲーム『ガンダムネットワークオペレーション』で、古谷が隊長をしていた部隊名が「蒼月隊」だったことに由来する。この部隊名は、薄紫で甘い香りのする「ブルームーン」という古谷が最も好む薔薇にちなんで名づけられている。 劇場版『00』では別キャラクターであるE・A・レイ役でも出演しているが、こちらでは既に正体を明かしていた後の公開でもあり、古谷徹の名義で出演している。一方で、その後の作品でリボンズ(またはSDのリボーンズガンダム)を演じる際は引き続き「蒼月昇」名義を用いている。また『00』関連以外の作品では、2014年に公開されたアニメ映画劇場版『世界一初恋 横澤隆史の場合』出演時に初めて「蒼月昇」名義を用いている。 「蒼月昇」名義のTwitterアカウントが存在する。Twitterを始めた理由は「『世界一初恋』の感想を知りたかったから」とのこと。また、蒼月として始めたTwitterより少し遅れて古谷としてもTwitterを始めており、「蒼月昇くんがTwitterにはまってて、あまりに面白そうだったから始めることにしました」とコメントしている。どちらのアカウントでも、互いのことをツイートしたりする際、それぞれ別人としてツイートしている(蒼月側では古谷先輩、古谷側では蒼月くんと呼んでいる)ことが多い。

● 出演
太字はメインキャラクター。

◎ テレビアニメ


◎ 劇場アニメ


◎ OVA


◎ Webアニメ

・ 亡念のザムド(2008年、ヒルケン皇帝 / 影童子)
・ ガンダムビルドファイターズ バトローグ(2017年、アムロ・レイ、リボンズ・アルマーク)
・ 範馬刃牙(2021年 - 2023年、ナレーション) - 2シリーズ
・ スーパードラゴンボールヒーローズ プロモーションアニメ(2022年 - 2023年、ヤムチャ)

◎ ゲーム


◎ 吹き替え

○ 担当俳優

○ 映画

・ アフロ忍者(レジー・カーソン〈マーク・ヒックス〉)
・ いたずら小馬(ハリー〈イアン・バートン〉)
・ いつか見た青い空(少年)※テレビ朝日版
・ おもいでの夏(オシー〈ジェリー・ハウザー〉)※テレビ朝日版
・ カサブランカ(ヴィクトル・ラズロ〈ポール・ヘンリード〉)※N.E.M.版
・ 頑張れ グムスン(ハン・ジュンテ〈キム・テウ〉)
・ (サンイン〈キム・テウ〉)
・ グーニーズ(ブランドン・ウォルシュ〈ジョシュ・ブローリン〉)※TBS版(BD収録)
・ 荒野の決闘(ジェームズ・アープ)※テレビ朝日版(特別版DVD・BD収録)
・ 新・少林寺三十六房(フォン・サイヨ〈シャオ・ホウ〉)
・ ストーカー/狂気の罠(ウォルター〈ロブ・ロウ〉)
・ 動物と子供たちの詩(サミー・シェッカー〈マイルズ・チャピン〉)
・ ドラゴン・カンフー/龍虎八拳(シャオ・ロン〈ピーター・チャン〉)
・ ドリームシップ エピソード1/2(スパック)
・ ハーレー/憎しみの暴走(ハーレー〈ルー・ダイアモンド・フィリップス〉)
・ パシフィック・リムシリーズ(ニュートン・ガイズラー博士〈チャーリー・デイ〉)
 ・ パシフィック・リム
 ・ パシフィック・リム: アップライジング
・ ハンター(トミー〈レヴァー・バートン〉)※フジテレビ版
・ ベスト・キッド2(ダニエル〈ラルフ・マッチオ〉)※DVD版
・ 香港極道 野獣刑事(ロウ〈アンディ・ラウ〉)
・ マッドマックス/サンダードーム(スレイク〈トム・ジェニングス〉)※フジテレビ版(BD収録)
・ MIB メン・イン・バカ(捜査官ミラー〈J・ピーター・パーカー〉)
・ メンフィス・ベル(ラスカル〈ショーン・アスティン〉)※VHS版
・ ヤング・アインシュタイン(アルバート・アインシュタイン 〈ヤッホー・シリアス〉)
・ リオ・ブラボー(コロラド〈リッキー・ネルソン〉)※1977年テレビ朝日版
・ ローマに咲いた恋
○ ドラマ

・ 三国志 Three Kingdoms(劉禅)
・ 森林警備隊(マイク)
・ 地上最強の美女バイオニック・ジェミー3 12 「陰謀キャンパス大泥棒」(スタッブス〈ゲイリー・バートン〉)
・ ナイトシフト 真夜中の救命医(マイケル・ラゴーサ〈フレディ・ロドリゲス〉)
・ ナイトライダー シーズン2 14(ロン・プレスコット〈ウッティー・ブラウン〉)
・ 弁護士ジャッド
 ・ 「灰色の少女」(ロナルド〈マイケル・ラリン〉)
・ ファンタスティック・カップル(ビリー・パク〈〉)
・ フラグルロック
・ BULL / ブル 法廷を操る男(ベンジャミン・コロン〈フレディ・ロドリゲス〉)
・ レディプレジデント〜大物(パン・ミング)
・ 私たち結婚できるかな?(ナム・ドヒョン〈キム・ソンミン〉)
○ アニメ

・ 緊急指令レスキュー隊+4(キース)
・ 少年シンドバッド(シンドバッド)
・ マペット・ベイビーズ(スクーター)
・ スター・ウォーズ ドロイドの大冒険(ジョード・ダサット)※VHS版

◎ テレビドラマ

・ 隠密剣士第七部 忍法根来衆 第3話「忍法果し状」 - 第6話「根来忍法不動縄」(1964年) - 倉井田源一郎
・ ザ・ガードマン 第90話(1966年) - 身代金受け渡しの少年
・ 特別機動捜査隊 
 ・ 第655話「ある特捜記者」(1974年) - 高沢正昭
 ・ 第670回「空飛ぶ円盤」(1974年) - 隼人
 ・ 第762話「若き17才哀歌」(1976年) - 田口
・ 若い先生 第19話「二人だけの秘密」(1974年) - 荘司隆
・ 紀子・その愛(1976年)
・ 痛快あばれはっちゃく 第63話(1984年)
・ ニコニコ日記(2003年) - 特撮ヒーロー・ガイセイバーZの声
・ そこをなんとか(2012年) - 謎の弁護士の声
・ アオイホノオ(2014年) - 新見克也の声
・ 藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ シーズン2「鉄人をひろったよ」(2024年)

◎ 映画

・ サムライの子(1963年)マー坊
・ 大怪獣ガメラ(1965年)灯台付近の少年
・ 地獄の野良犬(1966年)岡村滋
・ 続・何処へ(1967年)三島吾郎
・ 湯けむり110番 いるかの大将(1972年)安井仁三
・ 猫ラーメン大将(2008年)大将の声

◎ 特撮


◎ ナレーション

・ カーグラフィックTV(テレビ朝日系列)
・ 日本版サバイバー 1stシリーズ(2002年4月 - 6月・TBS系列)
・ 競馬「凱旋門賞」(2006年10月2日、NHK総合・NHK BS1で放送)
・ 堺日和(関西テレビ・関西ローカル)
・ 世界の競馬「凱旋門賞」(2006年10月1日、NHK BS1で放送)
・ トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜(機動戦士ガンダムのアムロ・レイとして、影のナレーターで出演。2006年7月12日・7月19日、フジテレビ系列で放送)
・ 恋愛部活(日本テレビ系列)
・ 魍魎の匣(2007年12月22日公開)予告編
・ 着信御礼ケータイ大喜利(NHK総合)
・ クローズアップ現代+(火曜日)(NHK総合)
・ ヒロイン誕生ドラマチックな女たち(NHK総合 ドラマパート)
・ なごや観光ルートバス メーグル 車内アナウンス

◎ ラジオ

・ ENEOS (DIAMOND) SUPER STATION(FMヨコハマ))
 ・ 「あたらしい自由。」篇(井川遥・伊勢谷友介・剛力彩芽と共演)
 ・ 「スマホの悩み」篇(同上)
 ・ auひかり「つながる自由」篇(同上)
 ・ 「えらべる自由」篇(伊勢谷友介・剛力彩芽と共演)
 ・ auスマートバリュー「はじめる自由」篇(井川遥・伊勢谷友介と共演)
 ・ auスマートバリュー「家族もおトク」篇(剛力彩芽・加藤精三〈星一徹役・声〉と共演)
 ・ auスマートバリュー「入団記者会見」篇(剛力彩芽・井上真樹夫〈花形満役・声〉と共演)
 ・ auともコミ学割「はじめる自由」篇(剛力彩芽と共演)
 ・ auともコミ学割「星飛雄馬スマホを買う」篇(剛力彩芽・加藤精三〈星一徹役・声〉・白石冬美〈星明子役・声〉と共演)
 ・ au HOME SPOT CUBE「auのお店へ」篇(伊勢谷友介・白石冬美〈星明子役・声〉と共演)
 ・ auスマートパス「たのしむ自由」篇(井川遥・剛力彩芽と共演)
・ ケンタッキーフライドチキン ケンタ祭(ナレーション)
・ 花王 ピュア シャンプーリンス(ナレーション)
・ 大塚食品 シャーベ(ナレーション)
・ 資生堂 ラステア(ナレーション)
・ 小学館 「少年サンデー」タキシード銀編(TVCM/草薙銀次)
・ 新・ユーキャンの通信講座 OL1篇(客)※顔出し出演
・ スクウェア「チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜」
・ セイコーマートの店内コマーシャル・ラジオCM(缶コーヒー)
・ DSG ARENA石川県のパチンコ店(ナレーション)
・ 富山テレビ放送 全力!BBTキャンペーン(ビーちゃん役)
・ 永谷園スーパーマリオブラザーズふりかけ(マリオ役)
・ 日産自動車ホームページ(一部車種のプレゼンテーションのナレーション)
・ 日清食品 出前一丁(出前小僧〔劇画調〕)
・ 日清食品 日清のどん兵衛シリーズ「見える」篇(アムロ・レイ役)※アニマックス、BS11デジタルのみオンエア
 ・ 日清レンジSpa王・ミルクで作るクリームパスタシチュー風(牛乳型キャラクターの声)
・ 日本マクドナルド「プレミアムローストコーヒー(S)」(アムロ・レイ風のセリフでナレーション)
・ ハイパーセンターオサダ(店内放送用、星飛雄馬風のセリフでナレーション)
・ バンダイ「SDガンダム ガシャポンウォーズ」(アムロ・レイ)※シャア役の池田秀一と共にCMソングを担当
 ・「ガンダムバトルロワイヤル」(アムロ・レイ)
 ・「機動戦士ガンダムVol.1 -サイド7-」(2001年)※顔出し出演
 ・「機動戦士ガンダム ガンダムvs.Ζガンダム」(2004年) 榊原良子、飛田展男、矢尾一樹と共に
 ・「機動戦士ガンダム 戦場の絆」(アムロ・レイ役)
 ・「機動戦士ガンダム MS戦線0079」(キャッチフレーズ、タイトル読み)
 ・「ハイパーロードランナー」
 ・「聖闘士聖衣大系」(1988年の春季の一部)
・ バンダイ「甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女」(三池瞬)
・ バンダイ「ルインアーム」
・ PIA川口埼玉県のパチンコ店(ナレーション)
・ 双葉社 「異世界でもふもふなでなするためにがんばってます。」(ナレーション)
・ 北陸電力(ナレーション)
・ ほっかほっか亭 牛塩カルビと黒豚コロッケ弁当CM(ナレーション)
・ ボラギノール(一部バージョンでナレーション)
・ Yahoo JAPAN WEBCM 3.11企画 いま、わたしができること

◎ 朗読劇

・ 朗読劇 READING WORLDユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還『約束の果て』(2024年8月10日 - 11日、舞鶴市総合文化会館)

◎ その他コンテンツ

・ 星飛雄馬電卓(2012年、スマートフォン用アプリ)星飛雄馬 ※一部のAndroid搭載auスマートフォン(ISシリーズ)&auスマートパス会員専用アプリ
・ 声優・古谷徹の声で「日本国憲法」全文を聴こう(2018年、ニコニコ生放送)
・ JRAオリジナルムービー「騎乗戦士ガンダムJRA -BEYOND THE TURF-」
・ パチスロ『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(2019年、アムロ・レイ)
・ coemo「声優による読み聞かせシリーズ」(2022年)

● ディスコグラフィ


◎ シングル

  ビクター レーベル
1st   1982年?月?日   冬のSunshine Beach/感傷   K-208   -位
  アポロン レーベル
2nd   1991年2月5日   未来をめざして   APDA-38   -位



◎ アルバム

○ オリジナルアルバム

  ビクター レーベル
1st   1980年9月21日   PAGE 1   JBX-25001   全12曲 :※全作詞:たきのえいじ
・SIDE A SUNRISE AGAIN :作曲・編曲:若草恵 あの頃 :作曲・編曲:薗広昭 砂時計 :作曲:秦宜子/編曲:川上了 コスモス :作曲・編曲:馬飼野康二 今夜は帰さない :作曲・編曲:若草恵
・SIDE B 波のポエム(朗読) あした天気になあれ :作曲:伊藤薫/編曲:小笠原寛 風のポエム(朗読) 心のアルバム :作曲:伊藤薫/編曲:小笠原寛 もうすぐ帰ります :作曲・編曲:薗広昭 めぐり逢い :作曲:岩本正樹/編曲:川上了 華麗なるレース :作曲・編曲:馬飼野康二   -
2nd   1981年9月21日   PAGE 2 illusion   JBX-25002   全10曲 :※全作詞:たきのえいじ、全編曲:松井忠重
・SIDE A Prologue〜ロマンに針路を向けて :作曲:松井忠重 はねのついた靴 :作曲:松井忠重 ビーナス・イン・アメリカン :作曲:松井忠重 火星の散歩道 :作曲:岩本正樹 ダイナマイト・ジュピター :作曲:松井忠重
・SIDE B センチメンタル・イオ・ハーバー :作曲:水谷公生 水金地火木ロックンロール :作曲:水谷公生 愛はミステリー :作曲:岩本正樹 岐路 :作曲:水谷公生 モーニング・コール :作曲:水谷公生   -
3rd   1982年12月16日   SUNNY SIDE STREET   JBX-25007   全10曲 :※全作詞:杉山政美、全編曲:国吉良一
・SIDE A 冬のSunshine Beach :作曲:岩沢二弓 白いSilvia :作曲:岩沢二弓 短い会話 :作曲:佐瀬寿一 Green Salad Morning :作曲:岩本正樹 感傷 :作曲:岩本正樹
・SIDE B 246の蜃気楼 :作曲:佐瀬寿一 Sunrise(水平線) :作曲:佐瀬寿一 明日3時に原宿 :作曲:佐瀬寿一 Central Park :作曲:岩沢幸矢 愛より他に :作曲:岩沢幸矢   -
4th   1984年?月?日   HEARTS   JBX-25052   全9曲 :※全作詞:古谷徹、全編曲:岩本正樹&HOTLINE
・SIDE A 今再び :作曲:古谷徹 Love Call :作曲:岩本正樹 Turn On :作曲:矢部昭夫 Black Jack :作曲:渡部哲也 Digital Love :作曲:岩本正樹
・SIDE B 熱い日々(Good Days) :作曲:岩本正樹 Happiness :作曲:横田龍一郎 守るべきもの :作曲:矢部昭夫 Life〜Love Light :作曲:横田龍一郎   -


○ ミニアルバム

  avex mode レーベル
1st   2008年3月26日   HEROS 〜to my treasure〜   AVCA-26693   –
  avex pictures レーベル
2nd   2016年9月23日   THANKS♪ -感謝-   EYC1-11101   –



◎ 歌手参加楽曲

  1980年9月25日   メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行 テーマ音楽集2   古谷徹、小山茉美、矢萩知佳、矢萩佐優   「生まれる前の子供たち」   テレビアニメ『メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行』関連曲
  1986年11月21日   声優グラフィティー     古谷徹   「明日への願い」  
  1990年11月25日   声優グラフィティー Vol.2   「SUNRISE AGAIN」  
  1991年11月18日   KYUKYOKUCHOJIN "R" BOX   古谷徹他   「はっぴい・ぱらだいすの逆襲」  
  1996年1月25日   CDドラマコレクションズ 三國志DX6 ○超三國志満漢全席 放浪戦隊ブラザーファイブ     古谷徹   「燃えたつ炎のごとく」  
    1997年9月26日   アニカバー・声優大集合第2弾〜ダンシング・ユーロ・ボカン   「ゼンダマンの歌」   テレビアニメ『ゼンダマン』オープニングテーマ
  愛と感動のメモリアル・アニメ・ユーロビート   「あしたのジョー」
「宇宙戦艦ヤマト」
「ガッチャマンの歌」
「マジンガーZ」  
  2007年4月20日   復刻版TVアニメ・サウンドトラック ドラゴンクエスト-組曲ドラゴン伝説-   「未来をめざして」   テレビアニメ『ドラゴンクエスト』後期オープニングテーマ
    2012年12月12日     Platinum Voice〜届けたい歌がある〜   「レイニー ブルー」   徳永英明のカヴァー
  Platinum Voice All Stars   「少年時代」   井上陽水のカヴァー
  2020年11月19日   「ガンダムトライエイジ9周年記念9ポケットバインダーセット」封入特典CD GUNDAM TRYAGE MAIN THEME COLLECTION     古谷徹   「僕たちのトライエイジ」   カードゲーム『ガンダムトライエイジ』PV挿入歌



◎ キャラクターソング

  1981年
  6月?日   家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ 音楽編     フランツ(古谷徹)     「風と唄おう」     テレビアニメ『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』関連曲
  10月?日   家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ ドラマ編
  1983年
  7月?日   ストップ ひばりくん 音楽編   坂本耕作(古谷徹)   「変な恋 (NoNoNoNo)」   テレビアニメ『ストップ ひばりくん』挿入歌
  1984年
  ?月?日   特装機兵ドルバック 音楽篇II   無限真人(古谷徹)   「愛の予告」
「明日への願い」   テレビアニメ『特装機兵ドルバック』関連曲
  1月?日   ストップ ひばりくん SONG BOOK   坂本耕作(古谷徹)   「変な恋 (NoNoNoNo)」   テレビアニメ『ストップ ひばりくん』挿入歌
  1986年
  6月21日   ドラゴンボール ヒット曲集   ヤムチャ(古谷徹)   「ウルフハリケーン」   テレビアニメ『ドラゴンボール』関連曲
  1989年
  1月24日   きまぐれオレンジ☆ロード Loving Heart   春日恭介(古谷徹)   「BAYSIDE DANCER」   テレビアニメ『きまぐれオレンジ☆ロード』関連曲
  1990年
  7月21日   懐かしのアニメソング超CD未収録セット 〜作品別CDシングル豪華6枚組の巻〜   坂本耕作(古谷徹)   「変な恋 (NoNoNoNo)」   テレビアニメ『ストップ ひばりくん』挿入歌
  1991年
  1月24日   きまぐれオレンジ☆ロード ETERNAL COLLECTION SOUND COLOR BOX   春日恭介(古谷徹)   「BAYSIDE DANCER」   テレビアニメ『きまぐれオレンジ☆ロード』関連曲
  3月21日   聖闘士星矢 メモリアルBOX   ペガサス星矢(古谷徹)   「ペガサス幻想」   テレビアニメ『聖闘士星矢』関連曲
  1992年
    11月21日     美少女戦士セーラームーン 〜In Another Dream〜     地場衛(古谷徹)   「時を越えて…」     テレビアニメ『美少女戦士セーラームーン』関連曲
    月野うさぎ(三石琴乃)、地場衛(古谷徹)   「You're Just My Love」
  1993年
  6月1日   美少女戦士セーラームーンR 〜未来へ向かって〜   地場衛(古谷徹)   「抱きしめていたい」   テレビアニメ『美少女戦士セーラームーンR』関連曲
  1994年
  4月1日   ドラゴンボール/ドラゴンボールZ大全集   ヤムチャ(古谷徹)   「ウルフハリケーン」   テレビアニメ『ドラゴンボール』関連曲
  11月21日   ママレード・ボーイ Vol.5 ママレード・フェイス!〜ヴォーカルアルバム II〜   秋月茗子(山崎和佳奈)、名村慎一(古谷徹)   「永遠のペイヴメント」   テレビアニメ『ママレード・ボーイ』関連曲
  1999年
  6月1日   懐かしのミュージッククリップ㊾ ふしぎな島のフローネ   フランツ(古谷徹)   「風と唄おう」   テレビアニメ『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』関連曲
  6月23日   殿堂TWIN⑥ 特装機兵ドルバック〈音楽篇I〜II〉   無限真人(古谷徹)   「愛の予告」
「明日への願い」   テレビアニメ『特装機兵ドルバック』関連曲
  2002年
  11月21日   聖闘士星矢コンプリート・ソング コレクション   ペガサス星矢(古谷徹)   「ペガサス幻想」   テレビアニメ『聖闘士星矢』関連曲
  2003年
  5月21日   ママレード・ボーイ 全曲集   秋月茗子(山崎和佳奈)、名村慎一(古谷徹)   「永遠のペイヴメント」   テレビアニメ『ママレード・ボーイ』関連曲
  9月25日   ドラゴンボール 全曲集   ヤムチャ(古谷徹)   「ウルフハリケーン」   テレビアニメ『ドラゴンボール』関連曲
  2006年
  6月21日   聖闘士星矢 主題歌&BEST   ペガサス星矢(古谷徹)   「ペガサス幻想」   テレビアニメ『聖闘士星矢』関連曲
  2008年
  11月21日   聖闘士星矢 ETERNAL CD BOX   ペガサス星矢(古谷徹)   「ペガサス幻想」   テレビアニメ『聖闘士星矢』関連曲
  2013年
  12月25日   聖闘士星矢Ω Song Collection   ペガサス星矢(古谷徹)   「Spirit of Saint」   テレビアニメ『聖闘士星矢Ω』関連曲
  2016年
  2月24日   ワンピース ニッポン縦断 47クルーズALBUM “東”   サボ(古谷徹)   「River of Freedom」   テレビアニメ『ONE PIECE』関連曲
  8月24日   聖闘士星矢 SONG SELECTION   ペガサス星矢(古谷徹)   「ペガサス幻想」   テレビアニメ『聖闘士星矢』関連曲



● 執筆


◎ 著作

・ 『ヒーローの声 飛雄馬とアムロと僕の声優人生』(角川書店、2009年7月) - 初の著書。ガンダム秘話や演じた数々の主人公役についての回想。

◎ 連載コラム

・ 『南風クロスオン10m』 - アニメ系月刊誌『月刊OUT』にて連載したコラム。仕事や趣味などについて書いた。1993年8月号から開始し、同誌最終号の1995年5月号まで続いた。その後OUTを引き継いだ『Magazine MEGU』にて同じタイトルで継続したが、MEGUも休刊となり最終号の1997年5月号で終了した。

「古谷徹」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年4月28日6時(日本時間)現在での最新版を取得

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