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東山温泉(ひがしやまおんせん)とは、福島県会津若松市にある温泉。
山形県の上山温泉、湯野浜温泉とともにかつて奥羽三楽郷と呼ばれた。
● 泉質
・ 硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉)
◎ 効能
・ リウマチ性疾患・運動器障害・慢性皮膚疾患など
※注 効能はその効果を万人に保証するものではない。
● 歴史
開湯は8世紀後半、または天平年間に行基によってなされたと伝えられる。伝承によると、三本足の烏に導かれて発見したという。江戸時代には会津藩の湯治場として栄え、会津若松の奥座敷として発展した。
会津民謡に登場する小原庄助ゆかりの温泉とされる。
● 温泉街
鶴ヶ城から南東に約3km、湯川(ゆがわ)沿いに温泉宿・ホテル計20軒以上が営業している。湯量は毎分1,500リットル。現在でも芸妓が活躍しており、「からり妓さん」として温泉街に花を添えている。
会津藩松平家の別荘から発祥した「新滝」、会津藩指定保養所の歴史を持つ「向瀧」、新撰組副長・土方歳三が戦傷を癒した源泉を持つ「不動滝」など、滝の付く名称の旅館が多い。
毎年8月13日頃から1週間程度、東山温泉盆踊りが実施される。
◎ 東山四大滝
温泉街付近の湯川には多くの滝があり、中でも以下の4つは“東山四大滝”と呼ばれる。
・ 雨降り滝
・ 原滝
・ 向滝
・ 伏見ヶ滝
◎ ホテル・旅館
・ 会津東山温泉 向瀧(明治6年創業・会津藩指定保養所)
・ くつろぎ宿 千代滝
・ くつろぎ宿 新滝
● 交通
・ 鉄道 - JR会津若松駅よりバス(会津乗合自動車)で約15分
・ 路線バス
・ 会津乗合自動車
・ 会津若松駅 - 東山温泉
・ まちなか周遊バス『ハイカラさん』・『あかべぇ』※会津若松駅発着
・ 会津乗合自動車・福島交通(4-11月の土・日祝日運行)
・ 新白河駅 - キョロロン村 - 下郷町役場 - 塔のへつり - 湯野上温泉駅 - 大内宿 - 芦ノ牧温泉 - 鶴ヶ城入口 - 会津武家屋敷(東山温泉) - 会津若松駅
・ 高速バス
・ 会津乗合自動車・福島交通・新常磐交通・JRバス東北
・ 上荒川・いわき駅 - 郡山駅 - 会津若松駅・東山温泉
・ 仙台空港 - 福島競馬場・福島駅東口 - 会津若松駅・東山温泉(御宿東鳳)
・ 仙台駅東口 - 会津若松駅・東山温泉(御宿東鳳)
・ 車 - 磐越道 会津若松ICより国道49号などを経由し約20分
「東山温泉」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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