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熊本市動植物園 (くまもとしどうしょくぶつえん)は、熊本県熊本市東区健軍にある、熊本市営の動物園・植物園。遊園地を併設している。
● 概要
植物園や遊園地を併設する憩いの場となっている。
1929年(昭和4年)、水前寺成趣園の東側の一角の約9,900㎡に「熊本動物園」として開園した。
その後、1969年(昭和44年)、「水辺動物園」の構想のもとで江津湖の湖畔に位置する現在地に移転した」とも呼ばれている。
1986年に開催された『緑と水の祭典第4回全国都市緑化くまもとフェア「グリーンピック'86」』において熊本動物園は「アニマル広場」としてパビリオンとなったが亡くなる。愛媛県からやってきた若い「モモコ」がカバ舎の跡を継いだ。
・ 2011年(平成23年) - 動植物園北側の散策路を駐車場に変える工事を実施。
・ 週末や行楽シーズンには駐車場が満車状態になり、ゴールデンウィークなどの大型連休ピーク時には、動植物園入口から国道57号(東バイパス)付近まで、約900 mの渋滞が発生していたため。整備後の駐車台数は、約1.6倍の1,394台に拡充。北側一帯で計1,029台分を確保。さらに、東側の1カ所と西側2カ所で計365台分を整備。総事業費は約3億2千万円(うち国補助1億5千万円)。駐車場整備の中心となる散策路は、水路や芝生のスペースがあり、熊本市は水路部分を残し、舗装も最低限にとどめて「可能な限り緑の空間を維持する」とした。
・ 2012年(平成24年)
・ 雄のアムールトラ「トモオ」が亡くなる。15歳11カ月で、人間でいえば70歳代だった。
・ ワオキツネザルの赤ちゃんが前年に続き2匹、アカカンガルーの赤ちゃんが2匹、シバヤギが3匹それぞれ新たに誕生した。
・ 前年度からの駐車場の拡張工事が終わり、土曜日・日曜日・祝日に限り、駐車場を有料化。軽・普通・中型自動車は1台1回200円、大型自動車(定員30名以上)は1,000円となっている。なお、平日の駐車料金は無料。
・ 2013年(平成25年) - 雄のユキヒョウ「マイケル」が亡くなる。12歳4カ月で、人間でいえば60 - 70歳程度だった。ユキヒョウの寿命は15年くらいで、同園のユキヒョウは雌のスピカ(7歳)だけとなった。
・1月29日に静岡市立日本平動物園よりアムールトラのメスで当時2歳の「チャチャ」が来園。
・ 2015年(平成27年)
・6月27日、ジャガー黒化個体のオスである「チャペ」が死亡。当時ジャガーの国内飼育個体最高齢である24歳であったため前年から衰えが目立ち、6月下旬から起立できなくなっていた。
・ 2016年(平成28年)
・ 4月 - 熊本地震発生により、液状化による地盤の隆起と沈下が園内全域で発生するなどの深刻な被害を受け、臨時休園。ライオンの雄1頭を九州自然動物公園アフリカンサファリへ、ユキヒョウの雌「スピカ」を大牟田市動物園へ、アムールトラのメス「チャチャ」を到津の森公園へ、ウンピョウの雄と雌のペアを福岡市動植物園へに緊急避難させた。なお地震直後「動物園からライオン放たれた」とのデマがTwitterで拡散され、後に動植物園への偽計業務妨害の疑いでデマ投稿者が逮捕された(詳細は「熊本地震 (2016年)デマ情報」を参照)。
・ 2017年(平成29年)
・ 2月25日 - 土曜・日曜・祝日に限り一部の営業を再開。植物ゾーン側入口(西門)が復旧されるまでの間は入場料を無料とした。
・ 2018年(平成30年)
・10月、預けられていた猛獣たちが帰還。
・ 12月22日 - 熊本地震からの復旧工事が完了し、全ての営業を再開。動物ゾーン側入口(正門)からの入園も可能になった。
・ 2019年(令和元年)
・雄のライオン「サン」が預けられていたアフリカンサファリから帰還した際に、共に譲渡されて来園したメスの「クリア」との間に3頭の子が5月9日に生まれる。7月21日に、オスの子が「レオ」、メスが「サニー」「ココ」と命名された。
・5月22日、ウンピョウの「イーナ」が死亡。14歳と高齢でもあり同年2月より肝炎の兆候があり治療中だった。
・ 2020年(令和2年)
・ 雄のウマグマ「コジロウ」が1月18日に亡くなる。35歳で、人間でいえば100歳に当たる長寿のため前年12月25日より衰弱し起立できなくなっていた。
・ 2月29日 - 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、この日より休園期間に入る。
・ 5月18日 - この日より入場制限を設けて遊園地とチンパンジー舎、レストランなどを除き部分再開。
・ 雌のオタリア「マイ」が5月19日に肺腫瘍により亡くなる。23歳で、人間でいえば70代後半に相当する高齢だった。
・ 6月1日 - この日より入場制限を一部緩和し、動物園区画を全面再開、遊園地をミラーハウスなどの一部施設を除き再開。
・雄のウンピョウ「ジュール」が6月6日に15歳で亡くなる。これにより同園に飼育されていたウンピョウはいなくなり、以降はライオンの展示に使用されている。
・前年に産まれたライオンの三つ子のうちメスの「ココ」とオスの「レオ」がアフリカンサファリへ移籍のため搬出。3頭のうち最も体格の小さいメスの「サニー」が残った。
・ 11月7日 - 漫画「ONE PIECE」のキャラクターであるトニートニー・チョッパーの像が正面入口前多目的広場に設置され、除幕式が行われた。同作のキャラクター像の設置は熊本県内では4例目。
・2021年(令和3年)
・12月8日 - 宮崎市フェニックス自然動物園からマサイキリンのメスの「コナツ」が到着。本園のオスの「秋平」に嫁入りするため無償譲渡された。
・2022年(令和4年)
・3月-11日に多摩動物公園からレッサーパンダのメス「シンファ」が到着。50年ぶりにレッサーパンダの飼育が再開された。13日には九十九島動植物園からオスのレッサーパンダ「かぼす」が到着。
・2023年(令和5年)
・6月1日に、レッサーパンダの「かぼす」と「シンファ」の間に第一子となる子供が1頭誕生した。同月23日に、子がメスであることと「杏香(あこ)」と命名したことを発表。
・6月に熊本大学大学院生命科学研究部老化・健康長寿学講座で研究用に飼育されていたハダカデバネズミ11頭とダマラランドデバネズミ4頭の家族がそれぞれ同講座の三浦恭子教授より譲渡され、同月6月30日より展示開始。ダマラランドデバネズミは国内の動物園では初の一般公開となる。
・8月20日に、ユキヒョウのメス「スピカ」が死亡したことが翌日21日に発表された。18歳の高齢でもあり、前年秋から血尿が出るなど腎機能の疾患の兆候があり治療中だったが8月中旬から体調の衰えが目立ち腎不全で死亡した。これによりユキヒョウは同園からいなくなった。
● 動植物園へ移動時のエピソード
竹田 斎(ひとし)元熊本動物園園長の著書から
「熊本市動植物園」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年1月25日23時(日本時間)現在での最新版を取得
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