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鷲羽山ハイランド(わしゅうざんハイランド)は、岡山県倉敷市下津井吹上にある遊園地。以前のキャッチコピーは「瀬戸大橋の見える遊園地」。現在は「ブラジリアンパーク・鷲羽山ハイランド」。
● 概要
1971年8月13日開業。当初はドライブイン形式であったが、徐々に遊具を設置。1986年に敷地を広げ、つくば万博より移設したスタンディングコースターなど4つのジェットコースターをはじめ各種絶叫マシーンも備えた遊園地としてリニューアル。1989年よりピエロのバルジアをはじめとしたブラジル人メンバーを導入。ブラジルメンバーは徐々に名物として定着していき、2006年よりブラジリアンパークとしてリニューアルするに到る。
正式名称は「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」だが、通常は「鷲羽山ハイランド」と称されることが殆どである。「ブラジリアン」という名の通りブラジルサンバショーが朝昼夜問わずに行われている。
入園券は、フリー券扱いになっており、年中無休で土・日・祝日はナイター割引もある。園内は見晴らしがよく、瀬戸内海および瀬戸大橋が眺望できる。数々の絶叫マシンと観覧車、バンジージャンプ、お化け屋敷、プール、アイススケートがあり、ホテルも隣接している泊まりがけ可能なレジャー施設となっている。
また、この遊園地にある「バックナンジャー」という後ろ向きに走るジェットコースターで、2001年に2人の人物が1050回、時間にして35時間30分もの間ジェットコースターに乗り続けるという記録を達成し、ギネスブックに掲載された。
園内にあるスカイサイクル(自転車型のライドに乗り、搭乗者が自力で漕いでレール上を進むアトラクション)は、地上16m(4階建てビルの高さに相当)の上空で自転車漕ぎを体験できることもあり、「世界一のスリルと展望」が楽しめると評されている。「世界一怖いアトラクション」と評されることもある。
岡山県民の間では、よく遊びに行くテーマパークの一つとして挙げられる。京阪神や中国四国地方からの遠足・修学旅行も多く、チボリ公園閉園後の岡山のランドマークとしての役割を担っている。
2014年4月より、吉本興業のお笑い芸人であるデニスがアミーゴ大使に就任。
● アトラクション
・ ジェットコースター
・ バックナンジャー/スタンディングコースター - バックナンジャーは後ろ向き、スタンディングコースターは立った状態で乗車し、時間帯を分け同じコースで走行する。1985年に開催された国際科学技術博覧会に存在したコースター「スタージェット」を移設し導入、その後1998年に「バックナンジャー」車両を追加導入。
・ バンジージャンプ
・ スカイサイクル
・ スリラーハウス キャバンクエスト
・ 大観覧車レインボーワープ
・ ジャンゴー
・ ふれあい動物
● 施設
・ レストラン・カフェ 4カ所
・ ショップ 2カ所
・ ゲームコーナー 2カ所
・ ボウリング場「ハイランドボウル」
● アクセス
岡山県倉敷市下津井吹上303−1
公共交通機関
JR西日本 本四備讃線児島駅から下電バス(下津井循環線「とこはい号」)に乗車、鷲羽山ハイランド遊園地前停留所下車。所要10分。
● 登場する作品
・ ウルトラマンA(第15話「夏の怪奇シリーズ 黒い蟹の呪い」に登場)
・ 西部警察 PART-III
・ 秘密のケンミンSHOW(県の中心で愛を叫ぶ 岡山県篇に登場)
・ モヤモヤさまぁ〜ず2(第235回倉敷・児島編にブラジルサンバチームが登場。謎のブラジル人と話題になる)
・ ショウくんのペラ1(第3回にモヤモヤさまぁ~ずに登場したブラジルサンバチームが登場)
・瀬戸はよいとこ花嫁観光船(1976年、松竹映画。監督:瀬川昌治。出演:フランキー堺、山城新伍、春川ますみ、夏夕介、村地弘美ほか)
「鷲羽山ハイランド」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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