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掛川カントリークラブ(かけがわカントリークラブ)は、日本のゴルフ場。旧名はミナミ菊川カントリークラブ(ミナミきくがわカントリークラブ)を経てミオス菊川カントリークラブ(ミオスきくがわカントリークラブ)。
運営会社は株式会社アコーディア・ゴルフ。公益財団法人日本ゴルフ協会正会員。関東ゴルフ連盟加盟。
● 概要
静岡県掛川市に立地する。設計者は安田幸吉である。ゴルフ場としての規模は18ホール、6927ヤード、パー72である、日本ゴルフ協会の正会員である。
● 沿革
1974年(昭和49年)10月10日、「ミナミ菊川カントリークラブ」として開場した。設立母体となったミナミ無線電機は、本業の家電量販店からホテルやスキー場などレジャー産業に進出しており、ミナミ菊川カントリークラブもその一環として設立された。ゴルフ場名の「ミナミ」もミナミ無線電機に因んでいる。1984年(昭和59年)には、第52回日本プロゴルフ選手権大会が開催された。
その後、設立母体がミナミ無線電機から同じく南學一族が経営している「ミオスグループ」となったことから、ミナミ菊川カントリークラブも「ミオス菊川カントリークラブ」に改称した。近隣には直営ホテル「パレスホテル掛川」を建設し、グループ会社のミオスホテルズが運営していた。その後、ミオス菊川カントリークラブは南學正英が率いるミオスにより長らく運営されてきた。しかし、2023年(令和5年)12月20日にミオスとアコーディア・ゴルフとの間で株式譲渡契約が締結され、2024年(令和6年)3月21日に引き渡されることになった。なお、ミオス菊川カントリークラブは単体では営業黒字だったとされており。
● 名称
ゴルフ場名には、旧名称の「ミナミ菊川」および「ミオス菊川」、双方とも「菊川」の文字が入っている。しかし、ゴルフ場の近辺には菊川の支流が複数流れているものの、菊川の本流からはかなり距離が離れている。また、ゴルフ場の所在地も、静岡県菊川市ではなく、その西に隣接する静岡県掛川市である。
あえて「菊川」の文字を入れたのは、ゴルフ場開設当時、所在地が合併前の小笠郡大東町であったことと、最寄のインターチェンジが東名高速道路の菊川インターチェンジだけだったため、交通アクセスの利便性やわかりやすさに配慮したためである。しかし、1988年(昭和63年)になると掛川駅に東海道新幹線が停車するようになり、1993年(平成5年)には東名高速道路に新たに掛川インターチェンジが設置され、掛川市方面からのアクセス道路が改善された(静岡県道38号掛川大東線参照)。菊川インターチェンジからゴルフ場への道のりと掛川インターチェンジからゴルフ場への道のりはほぼ等距離である。そのため、現在では菊川市中心部からの交通アクセスと、掛川市中心部からの交通アクセスとの間に、ほとんど差異はない。
● 交通アクセス
◇ 鉄道
:
・ 東海道新幹線:掛川駅
:
・ JR東海道線:掛川駅
:
・ 天竜浜名湖鉄道線:掛川駅
◇ バス
:
・ しずてつジャストライン掛川大東浜岡線「高瀬農業構造改善センター」停留所から徒歩約25分。(東海道新幹線・JR東海道線・天竜浜名湖鉄道線掛川駅から井崎経由大東支所/浜岡営業所行バスで約15分。)
◇ 道路
:
・ 東名高速道路:菊川インターチェンジ・掛川インターチェンジ
:
・ 新東名高速道路:島田金谷インターチェンジ・森掛川インターチェンジ
● 系列ホテル
かつてはパレスホテル掛川(静岡県掛川市)が系列ホテルであったが、現在はBBHホテルグループの傘下となっている。
「掛川カントリークラブ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月14日7時(日本時間)現在での最新版を取得
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