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ノルディック複合(ノルディックふくごう)は、冬季スキー競技スポーツの一つ。クロスカントリースキーとスキージャンプという2つのノルディックスキー競技を組み合わせ総合成績を競う競技。ノルディックスキー・コンバインドとも言う。
● 歴史
◎ 起源
ノルディック複合は19世紀中頃にノルウェーで誕生した。
◇ クロスカントリースキー
:ジャンプで得た得点を1位の選手を基準としてポイントに比例したタイム差に換算し、ジャンプ1位からスタート、最初にゴールした選手またはチームが優勝となる。距離は個人が10km (ワールドカップでは5kmや15kmの場合もある)、団体は1人につき5km、団体スプリントは1人2.5kmを交互に行い1人計7.5km。
以前はジャンプを1人2本飛んでいたこともあり、ジャンプとクロスカントリーを2日に分けて行っていたが、現在は同じ日に行われている。また、かつては通常の個人種目 (ジャンプ2本+距離15km)とは別に、個人スプリント (ジャンプ1本+距離7.5km)も行われていたが、現在は個人種目としてジャンプ1本+距離10km (または5km・15km)に統合されている。
◎ マススタート方式
クロスカントリーを先に行い、全員同時に開始する。クロスカントリーでのタイム差を得点に換算し、2本飛んで得点の最も高い選手またはチームの優勝となる。クロスカントリーで最下位だった選手からスタートする。
個人では渡部暁斗が2014年ソチオリンピック個人ノーマルヒルで銀メダルとなり、20年ぶりとなる日本人選手のメダル獲得となった。2018年平昌オリンピックでは渡部暁斗が個人ノーマルヒルで2大会連続の銀メダルを獲得した。
2022年北京オリンピックではドイツのビンツェンツ・ガイガーが男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得する一方、複合団体では4番手として銀メダルを獲得した。国際オリンピック委員会(IOC)はジェンダー平等推進の一方で、大会開催のコスト面の懸念から選手数を抑えたい考えとされ、ドイツの公共放送ARDは女子種目の採用が認められなければ、男子種目の終わりを意味する可能性があると報じた。これに対しノルディックスキー複合の女子選手たちは2023年3月11日、ノルウェーのオスロで行われたワールドカップの最終戦で顔に口ひげやあごひげを描き、「男性になればオリンピックに出られるのか」という抗議の意を込めた格好でレースに臨んだ。
◎ 世界選手権
・ノルディックスキー世界選手権
・世界選手権ノルディック複合メダリスト一覧
◎ FIS主催のその他の大会
・ノルディック複合・ワールドカップ
・日本選手の個人総合上位成績一覧(10位まで)
年度 選手 順位
1990-1991 阿部雅司 7位
1992-1993 荻原健司 優勝
河野孝典 3位
阿部雅司 4位
1993-1994 荻原健司 優勝
河野孝典 2位
1994-1995 荻原健司 優勝
荻原次晴 4位
河野孝典 5位
阿部雅司 10位
1995-1996 荻原健司 2位
1996-1997 荻原健司 6位
1998-1999 荻原健司 7位
1999-2000 荻原健司 6位
2001-2002 高橋大斗 5位
2003-2004 高橋大斗 5位
2004-2005 高橋大斗 8位
2011-2012 渡部暁斗 2位
2012-2013 渡部暁斗 3位
2013-2014 渡部暁斗 3位
2014-2015 渡部暁斗 2位
2015-2016 渡部暁斗 2位
2016-2017 渡部暁斗 3位
2017-2018 渡部暁斗 優勝
・ノルディック複合・コンチネンタルカップ
・ノルディックスキージュニア世界選手権
・ジュニア世界選手権ノルディック複合メダリスト一覧
◎ 日本
・全日本スキー選手権大会ノルディック複合優勝者一覧
「ノルディック複合」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年4月26日19時(日本時間)現在での最新版を取得
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