ランキング54位
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ランキング20位
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円盤投(えんばんなげ)は、陸上競技の投擲競技に属する種目で、円盤を遠くに投げる能力を競う競技である。
陸上競技における正しい表記は円盤投であるが、学校教育や新聞記事など陸上競技関係者以外が多く関わる場面では円盤投げと表記されることもある。
● 起源
やり投と同じく、古代オリンピックから種目だったとされる。また、もう一つの起源としてネアンデルタール人のムスティエ文化の中でも円盤型の石が使用されていたことが確認されている。
● ルール
2.5メートルの円形の場所(サークル)から投げ、水平面34.92度の角度のライン内に入ったものだけが有効試技(良し)となり、ラインに触れる、またはサークル外(サークルの1.25mにあるライン前)に出る、もしくはラインの後ろからであっても投げた勢いを殺せずそのままサークルから出てしまうと無効試技(ファール)となる。
また、円盤投では落ちた地点にペグ(地面に突き刺し、選手・審判にどこに落ちたかをわからせる道具。数字が書かれている。)を使うこともある(特に高校・中学校の大会で多い)。
● 重さ
・一般男子:2キログラム
・一般女子:1キログラム
・高校男子:1.75キログラム(旧1.5キログラム)
・高校女子:1キログラム
・世界ジュニア規格男子:1.75キログラム
・中学男子:1.5キログラム(2012年度から1.5キログラムに変更された。それ以前は1キログラムで試技されていた。)
・中学女子:1キログラム
● 男子・記録
世界 74m35 ミコラス・アレクナ 2024年4月14日
アジア 69m32 エサン・ハダディ 2008年6月3日
日本 62m59 堤雄司 ALSOK群馬 2020年3月27日 国士舘大学競技会
学生 60m69 幸長慎一 四国大学院(M2) 2021年5月29日 徳島県チャレンジ記録会
Jr日本(1.75kg) 58m80 安藤夢 東海大学(2) 2016年6月6日 アジアジュニア
Jr日本(2.00kg) 54m92 安藤夢 東海大学(2) 2016年5月4日 東海大競技会
高校(1.5kg) 61m53 堤雄司 北海道札幌拓北高等学校(3) 2007年6月22日 北海道高校総体
高校(1.75kg) 58m38 山下航生 岐阜市立岐阜商業高等学校(3) 2018年10月20日 U20日本選手権
中学(1.0kg) 69m08 石山歩 福崎町立福崎東中学校(3) 2011年7月21日 中播地区中学総体
中学(1.5kg) 51m49 大谷勇翔 河南陸上クラブ(3) 2024年7月7日 大阪府中学通信
● 女子・記録
世界 76m80 ガブリエレ・ラインシュ 1988年7月9日
アジア 71m68 1992年3月14日
日本 60m72 郡菜々佳 サトウ食品新潟アルビレックスランニングクラブ 2024年8月3日 九州共立大学競技会
学生 59m03 郡菜々佳 九州共立大学(3) 2019年3月23日 九州共立大学競技会
Jr日本 55m53 齋藤真希 東京女子体育大学(2) 2020年10月25日 北九州カーニバル
高校 54m00 齋藤真希 山形県立鶴岡工業高等学校(3) 2019年3月29日 東海大種目別競技会
中学 44m57 齋藤真希 庄内町立余目中学校(3) 2015年10月10日 酒田市秋季記録会
● 男子・世界歴代10傑
1 74m35 ミコラス・アレクナ 2024年4月14日
2 74m08 ユルゲン・シュルト 1986年6月6日
3 73m88 ウィルギリウス・アレクナ 2000年8月3日
4 73m38 ゲルド・カンテル 2006年9月4日
5 71m86 ユーリ・ドゥムチェフ 1983年5月29日
2019年6月29日
クリスチャン・チェー スロベニア 2023年6月16日
8 71m84 2013年6月8日
9 71m70 2002年7月14日
10 71m50 ラルス・リーデル 1997年5月3日
● 女子・世界歴代10傑
1 76m80 ガブリエレ・ラインシュ 1988年7月9日
2 74m56 1984年8月26日
イルケ・ヴィルダ 1989年7月23日
4 74m08 ディアナ・ガンスキー 1987年7月20日
5 73m36 1984年8月17日
6 73m28 1984年9月8日
7 73m22 ツベタンカ・フリストワ 1987年4月19日
8 73m10 1984年7月20日
9 73m09 ヤイメ・ペレス 2024年4月13日
10 72m92 マルティナ・ヘルマン 1987年8月20日
● 男子・日本歴代10傑
1 62m59 堤雄司 ALSOK群馬 2020年3月27日
2 62m52 幸長慎一 四国大学職 2023年4月8日
3 62m16 湯上剛輝 トヨタ自動車 2018年6月24日
4 60m22 川崎清貴 大昭和製紙 1979年4月22日
5 60m10 畑山茂雄 ゼンリン 2007年6月3日
6
59m95
北原博企
新潟医療福祉大学
2024年6月16日
7 58m53 米沢茂友樹 オリコ陸上部 2017年6月25日
8 58m36 知念豪 ゼンリン 2016年6月26日
9 58m08 山崎祐司 竜ヶ崎一高教 1986年4月12日
10 57m18 小林志郎 新潟日報社 2009年6月25日
● 女子・日本歴代10傑
1 60m72 郡菜々佳 サトウ食品新潟アルビレックスランニングクラブ 2024年8月3日
2 58m62 室伏由佳 ミズノ 2007年5月13日
3 58m47 齋藤真希 東海大学院 2024年3月30日
4 56m51 中西美代子 ミキハウス 2000年10月18日
5 56m08 北森郁子 添上高教 1987年6月13日
6 55m17 山口智子 呉市体育振興 2005年10月2日
7 54m46 辻川美乃利 筑波大学院 2019年5月1日
8 54m22 髙橋亜弓 筑波大学院 2012年9月12日
9 54m05 川口紅音 第一学院高等学校 2022年3月26日
10 53m67 池田理恵 原町高教 2001年4月22日
● 五輪・世界選手権における日本人入賞者
1936 第11回オリンピック競技大会(ベルリン) 中村コウ 4位 38m24
峰島秀 5位 37m35
1952 第15回オリンピック競技大会(ヘルシンキ) 吉野トヨ子 4位 43m81
・現在日本においては、男女ともに選手層の薄い種目の一つであるが、戦前のベルリンオリンピックでは、女子で中村コウが4位、峰島秀が5位と2名の入賞者を出し、ヘルシンキオリンピックでは吉野トヨ子が4位入賞したことがあるかつての日本女子投擲伝統の種目でもある。女子は1928年から日本記録として公認されている。 男子では、荒木紀一(中央大学)が唯一1964年東京オリンピック代表候補選手に選出されている。
「円盤投」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月14日21時(日本時間)現在での最新版を取得
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